日本一ごはんがすすむ「肉玉そば」
北千住駅西口の歓楽街の一角、老舗居酒屋「千住の永見」と「立呑処 天七」の間の細い路地で深夜4時過ぎまで営業する最後の砦「元祖おかず系ラーメン 肉玉そば おとど 北千住店」へ。コチラは『日本一ごはんがすすむラーメン』をコンセプトに、北松戸総本店をはじめ直営店としては北千住、亀有、葛西に店舗を展開している。
また新宿、新小岩、横浜市綱島、大阪府岸和田市にもFC店がある。今回訪れた北千住店は2021年7月19日にオープン。「博多らーめん 濱田屋 北千住店」の跡地に入居した。両店の運営会社は同じなのでブランドチェンジという形になるだろうか。店舗はある。店内はカウンター5席に加え、4人がけテーブル2卓の計13席。
麺メニューは「肉玉そば」を筆頭に、塩肉玉そば、旨辛肉玉そば、背脂そば、肉玉つけ麺、肉玉まぜそば、旨辛肉玉まぜそばをラインナップする。呑んだシメ需要なのか「つけ麺」以外はハーフサイズも用意。それぞれ肉増し、白だし味玉、大型海苔、ネギ増量、生卵、背脂、魚粉、旨辛玉、メンマを追加トッピング可能だ。
なおラーメンを注文すると「ごはん」が無料で提供され、しかも「おかわり自由」というから嬉しい。いや、嬉しいを通り越して危険だ。ほかミニサイズのスタミナ丼、旨辛スタミナ丼、焼肉丼、旨辛焼肉丼といった飯モノや、おとど餃子、ツマミ類もあり一杯飲ることも出来る。今回は「肉玉そば 全部のせ(1500円)」を注文。
ニンニクとライスの有無を聞かれたので、両方「有り」でオーダーした。また毎週月曜日は「おとどの日」で、トッピングの焼肉を無料で1.5倍増しに出来るサービスがあるのでお願いすることに。着丼までは8分ほど。茶濁したスープは鶏＋豚＋牛の三獣を使った濃厚なもの。ほのかに獣臭を感じる力強い飲み口に仕上がっている。
そこに中西食品のタピオカ粉入り中太麺を合わせている。ムッチリして歯が食い込むような食感の麺で、スープとの相性も悪くない。食べ越えも十分だ。そして豚バラ肉は玉ネギと一緒に炒めてあり、特製ダレと胡椒が絡み飯とベストマッチ。丼央の生卵は麺や肉に絡めるのも良いが、レンゲで慎重に掬い飯に乗せるのもオツだ。
そして大判の海苔には「おとど」の屋号と漢字もプリントされており目立つこと。厚みがあってスープに浸して食べてもグズグズにならぬのが嬉しい。ほか黄身ネットリの味玉、メンマ、ナルト、ニンニク、ネギが乗る。卓上には黒胡椒と一味があるのでお好みで。飯も麺も美味しく完食。スタミナ満点の一杯、夏のスタミナ源に丁度良い。
<店舗データ>
【店名】 元祖おかず系ラーメン 肉玉そば おとど 北千住店
【住所】 東京都足立区千住2-62
【最寄】 JR常磐線「北千住駅」徒歩2分
