さっそく話題の王道家「直伝」ブランドの新店
北総線の大町駅と松飛台駅のほぼ中間点、やや大町寄り。さくら通り沿い、松戸南郵便局の目の前に2021年11月23日にオープンした「王道家直伝 との丸家」へ。こちらは今は取手市に本店を置く家系の名店「王道家」グループの新店舗。オープンから3日間ラーメン無料という派手なプロモーションに気合のほどが伺える。
明るく活気ある店内は、厨房を囲むように28席を配置。夜9時の訪問にも関わらず、店内は15人待ちの盛況ぶりだ。麺メニューは家系の「ラーメン」と、つけ麺、油そばの3軸。有料でチャーシューや野菜、ネギ、味玉といったトッピングを追加していくスタイルだ。燻製玉子、キムチ、岩ノリ、王道家ならではの目玉焼きなんて変わり種も。
また、ネギ類だけでも万能ネギ、薬味ネギ、玉ネギ、白髪ネギ、そして和風スパイスの「白ネギ」と辛味噌の「赤ネギ」と種類豊富なのが嬉しい。一方、飯モノにはライス、目玉丼、TKGに加え、チャーシューや玉子、キムチをまぶした丼などを用意。さらに「無限ニンニク」「無限しょうが」など卓上トッピングのテイクアウト販売もある。
今回は「チャーシューメン 3枚(850円)」に味玉(100円)を加え、ライス(100円)もつけて注文。麺の固さ、味の濃さ、油の量は全て「普通」でお願いした。並び始めから40分で着丼。豚骨ベースのスープは思いのほかサラっとした飲み口で、王道家系の中はライトな方か。醤油も先行するが、本店に比べ少し円みあるチューニングに。
やや万人受けを狙った感じだろうか。そして「直伝」特製という自社製の麺は平打ちの中太で、啜りやすい長さに整えられている。モッチリとしてコシもあり良い。チャーシューは噛み応えのある大判の豚肩ロース肉が3枚。スモークされ麺ともライスとも相性は抜群だ。黄身ネットリの味玉は、やや塩味が強めで個人的には疲れる味付け。
ほか、厚みある海苔、しっかりと風味の残ったホウレン草、刻みネギが乗る。そして卓上には豊富な薬味が。ニンニクだけで無香臭、グリーン、無限、フライドと4種あり、さらにマヨネーズ、酢、粗挽き唐辛子、ラーメンコショウも。ライスに無限ニンニク+マヨで恍惚のエンディング。王道家のライト系、美味しゅうございました。
<店舗データ>
【店名】 家系ラーメン 王道家直伝 との丸家
【住所】 千葉県松戸市松飛台534-4
【最寄】 北総鉄道「大町駅」徒歩8分