復活を遂げた、煮干し嫌いが作った煮干し麺
濃厚煮干麺で人気を博し、界隈の勤め人の支持を得てきた「月と鼈」。元々はマッカーサー通りの近くで営業をしていたが、建物のオーナーの都合で2016年9月に「移転先未定」のまま閉店。3か月の時を経て、以前より新橋駅に近づく形で復活を遂げたのである。今度のお店は桜田公園そばの路地にある。
こちらの看板メニューはつけ麺だが、中華そばも負けていないので、どちらも試してみて頂きたい。元々は煮干しが苦手だったというご主人が「美味しいと思えるスープ」を目指して作った一杯。スープを寝かせる事で臭みとエグ味を抑え、さらに煮干しオイルを加えて、煮干しの旨味だけを感じられるよう仕上げてある。
白い切縦丼に漆黒のスープが映える。色は濃いが塩辛さはないのでご安心を。むしろ醤油風味が立つことでスッキリした飲み口になっている。そこに合わせるのはカネジン食品の中細ストレート麺。チャーシューも味玉も、しっかりと下味が付けられていて旨い。駅に近くなったので、ついつい通ってしまいそうだ。
<店舗データ>
【店名】 煮干麺 新橋 月と鼈(すっぽん)
【住所】 東京都港区新橋3-14-6
【最寄】 JR東海道線「新橋駅」烏森口徒歩4分
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