北浦和の絶品「永福町大勝軒インスパイア」
JR京浜東北線・北浦和駅東口から徒歩2分。平和通り商店街に佇む「中華蕎麦 金魚」へ。オープンは2009年6月。永福町大勝軒出身者に師事し習得したと言う煮干の効いた一杯を提供している。なお姉妹店には、上尾出身のハライチ・岩井勇気さんも通っていたという東大宮の豚骨系「らーめん正直者」があり、両店とも人気である。
メニューはつけ蕎麦と中華蕎麦の2軸で、チャーシューやワンタンを加えることが出来る。また、麺量は並150g、中225g、平日ランチタイムのみ大300gまで同料金で選択可能だ。店内のPOPには『ワンタンメンとチャーシューつけ蕎麦がおススメ』とあるが、今回は合わせワザで「チャーシューワンタンメン」を中盛りでオーダーした。
大きな丼になみなみ注がれたスープは、煮干と鰹節、豚ガラから旨みを凝縮した逸品だ。煮干はガツンと香るが勝ちすぎない。永福町大勝軒系はラードがスープを覆いアツアツなのが特徴だが、金魚はラードは抑え目。老若男女が飲みやすい優しい味に仕上げられている。モッチモチの中太縮れ麺との相性も抜群だ。
チャーシューはバラとロースが各3枚ずつ。スープを濁さぬ配慮か、どちらも脂少な目で旨い。ワンタンは餡が小さい分、皮の食感を楽しめる。ちなみに「金魚」の店名は、スープにワンタンが泳ぐ様が金魚に見える事が由来だそうだ。最後は丼底の柚子皮がフワッと香りサッパリと完食。丁寧な仕事が光る一杯、ぜひお試しを。
<店舗データ>
【店名】 中華蕎麦 金魚
【住所】 埼玉県さいたま市浦和区北浦和3-8-13
【最寄】 JR京浜東北線「北浦和駅」東口徒歩1分
