白鬚東アパートに苫小牧「とん助」姉妹店が
東武スカイツリー線の鐘ヶ淵駅から西へ歩いて5分ほど。墨堤通り沿いに全長1.2kmに渡り連なる防災団地「白髭東アパート」の一角に2021年7月23日にオープンした「麺屋白鬚」へ。この場所には元々、中華やエスニックが味わえる「リトルアジア」が入居していたが、2021年に西浅草に移転。その跡に入居した形だ。
この「麺屋白鬚」だが、北海道苫小牧にある人気店「とん助」の姉妹店とのこと。ネオン輝く店内は、カウンター9席と2人がけテーブル1卓の計11席。麺メニューは味噌、醤油、塩の3種のラーメンに加え、辛さを9段階から選べる「辛みそ味噌らーめん」や、あっさり系、濃厚な「とん塩らーめん」もラインナップ。
また月替わりで限定メニューも用意している。今月はニンニクと挽肉にフワトロ卵を絡めたピリ辛の「スタミナらーめん」とのこと。ほか、北海道名物「ざんぎ」や揚げ餃子、チャーマヨ丼といったサイドメニューも提供している。今回は「味噌らーめん(800円)」に味玉(100円)をトッピングして注文することに。
アツアツでサラっとした飲み口のスープは豚骨と香味野菜を炊いて、白味噌ベースのタレを加えたもの。味噌と野菜のほどよい甘味が食欲をそそる。そこに森住製麺の黄色がかった中太縮れ麺を合わせている。コシがあってスープとの相性は抜群だ。チャーシューは赤身と脂身のバランスが良い豚バラ肉が1枚。
ほか、歯応えがあり独特な味付けのメンマ、シャキシャキのモヤシ、黄身ネットリの味玉、大判の海苔、刻みネギ、白胡麻がトッピングされる。卓上には白胡椒と黒胡椒、一味があるのでお好みで。丼全体、脂は強すぎず、まろやかな味わいなので啜りやすい一杯だった。今度来た時はザンギでサッポロ赤星を飲りたいな。
<店舗データ>
【店名】 麺屋白鬚
【住所】 東京都墨田区堤通2-7-31
【最寄】 東武スカイツリー線「鐘ヶ淵駅」徒歩5分