門仲で啜る「ちばき屋」譲りの和風ラーメン
地下鉄「門前仲町駅」1番出口から歩いて4分ほど。富岡八幡宮参道の東側で1996年から営業する「支那そば 晴弘(はるこう)」へ。こちらは葛西「ちばき屋」の暖簾分け。旨い麺メニューに加え、ツマミメニューと酒も充実。カウンターとテーブル席が混在していて、ゆっくりと呑めるアットホームな雰囲気も魅力である。
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支那そばは醤油、塩、味噌、ごまだれ、鰹風味をラインナップ。また、つけ麺も醤油とごまだれの2種を提供していて、それぞれワンタンや焼豚、骨付焼豚、半熟煮玉子などを追加トッピング出来る。ツマミ類もザーサイや高菜、ピータンから、砂肝オイル漬け、牛すじ柔煮までソソる一品が並ぶ。黒豚一口餃子(10個450円)も旨そうだ。
酒はビールやサワーに加え、焼酎は芋、米、黒糖、麦を。また日本酒、紹興酒、ワイン、ウイスキー、泡盛と多彩だが、特に芋焼酎が充実。海童や元老院から不二才まで20以上の銘柄が並んでいる。まずは「砂肝オイル漬け(450円)」で生ビール(550円)をグイと飲ってから「骨付焼豚そば(1200円)」をオーダーした。
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ほどなくして、大きめの丼にたっぷりとスープが注がれた一杯が到着した。丸鶏、モミジ、ゲンコツなどの動物系出汁に、角の無い醤油のカエシ。良質な背脂が浮かんだ醤油清湯である。そこに少し固めの極細縮れ麺が悠々と泳ぐ。出汁の旨味でレンゲも箸も止まらない。こりゃ、飽きずにずっと飲んでいられるスープだ。
そしてカイワレの下には、子供の拳ほどのサイズで八角のきいた角煮がゴロンと入っている。骨付焼豚とあるが、骨は無し。脂身はプルプル、赤身はホロホロで絶品である。これに加えてチャーシューも1枚ついてくるのでボリュームたっぷりだ。スープまで美味しく完食した。次回は人気の「海老わんたんそば」も啜ってみたい。
<店舗データ>
【店名】 支那そば 晴弘(はるこう)
【住所】 東京都江東区富岡1-21-9
【最寄】 東京メトロ東西線「門前仲町」徒歩4分