11月もあっという間に過ぎ、いよいよ師走に入りますね
受験生にとっては追い込みです
インフルエンザで学校が休校になっているところもあるようですので
気をつけて過ごして欲しいと思います
毎週テストの日を設けてアウトプットする習慣を定期考査が終わると同時に実施しています
昨日はそれとは別に授業後にタイムトライアルを行いました
数学で6〜10分を設定し、スピードと正確性を鍛えるために小テストを繰り返しました
短い時間を設定することで、弱点や気づきがあります
都立入試大問1の計算問題にどれくらいの時間をかけ、どの程度の正答率なのか
時間を意識しながら計算をすると言うことに慣れていくための取り組みです
どの程度のスピードなら計算ミスをせずに答えられるかを自分で把握しておくと
当日の緊張感の中でもある程度計画性を持って実践することもできますし
自分の弱点を誰よりも自分が把握しておくことで対策もできるわけです
10分弱のテストを繰り返していくと、正答率の下がってくる生徒、タイムアウトする生徒など
それぞれで、みんな弱点が違うだけで弱点のない子はいないと言うことがわかります
都立入試まで考えても残り3ヶ月を切っているのですから
この3ヶ月弱を悔いなく過ごしてもらうために、提供できる全てのことは実施していきます
受験生と毎年こうした年末を過ごしているとやはり小学生時代の過ごし方の大切さを
しみじみと感じます
追い込み時期にあれもこれもと数え切れないくらい乗り越えなくてはならない項目があると
大変を通り越して開き直る場合もありますし投げやりになる場合もあるでしょう
だからと言って余裕を持たせすぎれば気を抜いたり真摯な姿勢が保てなかったりといった問題も出てくるかもしれません
また、1教科にこだわればおろそかになる教科も出て来てバランスを崩すこともありますね
教科は違っても学ぶ器を強く大きく育てておくのが小学生
その小学生時代の過ごし方が新指導によって変化する過度期に来ています
私は小学生時代の学び、学ぶ姿勢の作り方といった部分に強く重要性を感じているので
小学生を対象とした学童教室を塾と併設させました
単純に学童として捉えていらっしゃる方もいるかと思いますが
この教室に通われる小学生さん達が、いずれ中学受験を視野に入れた時準備が整っている状態にして
背中を押してあげたいと思っています
今回、算数教室を開講するにあたり
こうした私の考えに賛同してくれている数学博士とも言うべき先生が直接指導に当たってくれることになったのは
本当に素晴らしいことです
大学時代は当教室にて講師を務めてくれていましたが
社会人になってからこうして再度指導する仕事を引き受けてくれました
中学受験では最難関を総なめにした彼の実力は凡人の私に無縁の世界を見せてくれました
もっと早くこうした指導者に巡り会えていたら・・と相当数の親御さんが思うでしょう
腰の低い、人間味のある数学博士と学ぶことの楽しさを見るけることができるでしょう
受験期に膨大なツケを払うより、小学生時代から着実にクリアしていくことの方がよほど難しいことだと思いますが
それでも小学生時代の大切さを実感せざるを得ません
追い込みに入った受験生を身近に感じながら、日々の学習をこなしている小学生さん達がいる教室
お子さん達が受験生になった時、この教室に通っていて良かったと思ってもらいたいです