昼間は暖かいですが、私が帰宅する頃はまだ結構寒いです
体調を崩される生徒さんもおりますので、皆さんもお気をつけ下さいね
東大院講師が塾内テストの結果を受けてコメントしていますので
ぜひ大学入試に興味のある方はそちらもご覧下さい
今日は昨日の続きです
子どもの友達選びに親が干渉するのは難しいですね
しかし、思春期の子ども達にとって親以上に影響力を持つ友達
その友達を本人がどう選ぶのか?
という本人の見る目や考え方に働きかける事は出来ます
お子さんにどんな人に育って欲しいのか?
という所からひも解いて考えて行くわけです
様々な考えや意見があると思うのですが、書ききれませんので
一つに絞って書きます
頑張る人の傍にいる事、つまり頑張る影響を受ける事
が総合的に考えて良い影響を受ける、という部分に着目しましょう
頑張る人とは、基本的にポジティブだと思います
辛い事があった時、悲しい事があった時、困難な状況になった時
それぞれの場面で、真剣に受け取りながらポジティブに対応できる資質を
持った人の傍にいる事は、何においても有利です
しかし、お子さんに
『○○君はいつも頑張っていて偉いね~』
などのような言葉を口にしていても、お子さんに良い影響はないでしょう
”お子さんを褒める”という事が大切だと思います
他の誰かを褒めるのではなく、お子さんを褒めるんです
『宿題終わったの?頑張ったね!』
『今日は部活遅くまで頑張ったね、偉いよ!』
など、生活の様々な場面で『頑張ってるね!』と認めて褒める
勉強やスポーツや生活の中で、いつも『頑張ってるね!偉いよ!』と
声をかけてみて下さい
自己肯定感を持つと、お子さん自身がもっと頑張ろう!と走り出します
走り始めると、おのずと友達も頑張る仲間になっていきます
当教室での生徒さん達の会話をご紹介します
学校での定期テストの結果を話し合っていました
A『数学、何点だった?おれ、80点超えちゃったもんね~!』
B『じゃ、英語何点だった?俺は英語は80点超えたよ』
A『いやいや、数学の方が難しいでしょ』
B『英語は勝ったし!』
A『じゃ、数学は負けを認めるんでしょ?』(笑
B『英語は負けを認めるんだろ?』(笑
笑いながら2人とも楽しそうに会話をしていました
塾に通う生徒さんにとって、講師は身近な大人の存在です
学習指導と言う立場だけでなく、”先輩”としての影響力も持っています
ポジティブで明朗な講師陣がかけるアドバイスは
学習の枠の中だけではありません
本気で頑張った先に何があるのか?を実践で見せてくれている訳です
ご家庭で自己肯定感を育む事、良い環境を与える事など
友達選びに口を挟むのではなく
こうした促しが摩擦を起こさず、良い結果を得られると思います
お子さんを褒める事に負の要素は何もありませんが
ただ、気をつけたいのは
何でも褒めれば言いという訳でもないという事です
頑張っていない事を褒めてしまうと、”勘違い”をしてしまうので
そこは気をつけたいですね
しかし、基本的には褒めて伸ばす事の方が良い結果になり
頑張る人に追いつけ追い越せの精神が
友達を見る目に繋がるのだと考えています