当教室は中学生のクラス別授業が複数あります
英語は3クラスありますが、それは習熟度別と言うよりお子さん達の希望曜日で殆ど分けられているのですが
火曜日、つまり今日の英語クラスは一歩抜き出て学年では一番進んでいるクラスです
単語力も正確
文法もよく理解し、単元を理解しながら進めています
学校での成績は問題も無く、前回の定期考査では85~99点と一見なんの問題も感じさせません
しかし、シルバーウイークに実施した都立過去問では、思ったほどの点数を出せなかった事で
入試力はまだついていない、という事がわかりますね
順調に英語をマスターしつつ、来年は入試力を磨く学習という事になります
他のクラスはどうかと言うと、英語が苦手でこの塾に来た生徒さんも今は得意教科として意欲的に学習しています
今日は昨日のクラスのお話から中学生の英語学習の大切さを書いていきます
火曜日のクラス授業は一斉授業です
しかし、それ以外のクラスは指導は個別で行っていますので
1年生と2年生が同じクラスの中に居ます
授業は単語テストからはじまります
この単語テストは学校の教科書に沿って作られている物で
単語だけでなく、下に新出単語を使った一文があります
その一文も覚えてくる事が課題となっています
全員がその単語テストをしてから今日の学習に入ります
学習は単元別となっていて、それぞれ別の単元を学習していますが
時々、1、2年生合同の問題を解く時があります
昨日は「代名詞の疑問文・否定文」を合同で行いました
同じ単元でも、子ども達の理解の仕方はそれぞれです
目的格・主格などで覚える生徒さんも居ますし、それはあまり気にせず「意味」で理解している子もいます
この代名詞はなれてしまえば難しい事はないのですが、その慣れるまでの個人差は結構広いと感じます
「理解はしていても、つかいこなせない」という事が多々あり
学校での学習だけでは使いこなすと言う所に到達する前にテストが行われるというパターンになります
3年生になってもよくやってしまいがちなのが
3単元のsの付け忘れや、冠詞、そしてこの代名詞のような気がします
なので2年生も昨日は代名詞の単元を1年生と一緒にプリントで行ったのですが、やはり・・・
1年生の方が先に終わるという現実に焦っていました^^;
合同で行ったと言いましたが、1名そこに加わる事の出来ない生徒さんもいました
その生徒さんはまた別の問題を解いています
英語があまり好きではないようで、単語も覚えて来てくれません
capなどの短い単語は覚えていますが、computerのように長くなると書く事も読む事もできません
今、学校で「What do you+一般動詞」を学習しているそうなのですが、そもそも一般動詞がなんなのか?
と考えた事も無いようでした
いま、出来ていない事が問題なのではなく
この生徒さんの問題点は、考えようとしない事が問題です
わからない問題や単語があっても、調べようともしない事
一般動詞?わからない・・と教えてくれるのを待っている事です
開いている教材には、よく使われる一般動詞という欄があり7.8個の単語が書かれています
play use know have
これらがなぜ一般動詞と言われるのか?
学校で教わっていない?そんなことはないですね
一度聞いただけで覚えられる生徒の方が少ないと思います
ですが、今の子ども達はノートを執る事をしません
「忘れたらまたきけばいい」という考えでしょうか?
中学での英語を本当に理解して学んでおくと高校での英語でそこまで困る事はありません
大下座ですが、高校1年の間はこれといって英語文法を特に学ばなくても困る事は無いでしょう
中学英語を本当に理解していれば・・です
そして「自分で考える・調べる」という習慣の大切さを中学の間に知っておく事
教えてくれるまで待っている
忘れたらまた聞けば良い
その発想がどこまでも通用しない事を速い段階で気がついて欲しいですね
塾ですから当然教えます
しかし、入試会場にまで入って行かれる訳ではないのですから
「自分で考える」必要性に気付き、その事を教え、学ぶのも塾に通うメリットのように思います