東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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恵まれた自習環境を活用する

2015-04-24 08:56:40 | 学習法について

先日は授業後に東大講師と話し合っていました

学習法についてです

学年によってカラーがあるというのは不思議なのですが、この小さな教室でもカラーがあります

今年の中学・高校3年生はどちらも落ち着いていて頑張り屋さんの多い学年です

頑張り屋さんだからこそ自習時間をより有効に使って欲しいと言うのが講師の意見でした

自分の経験を振り返り

「僕が受験生だった時、ちょっとした質問をするのに20分も並んで聞きに行かなくてはならなかった」

と話してくれました

大学受験生にとて1日1日がより大切で短い物になっていきます

ですから「時間を上手に使い無駄なく過ごす」事を意識しなくてはなりません

だからと言って睡眠時間を削り続ければ様々な弊害がでてきます

入試まで体力が持たないのでは本末転倒

健康に過ごしながら実力を上げる学習時間を確保するにはどうすればいいのか?

その答えが「自習時間をより質の高いものにする学習」なのだと言っていました

「この教室は恵まれた環境にあるから十二分に活用して欲しい」と続きます

当教室の学生講師は全員国立大学の中でもトップクラスです

それでも高校生が成績を上げようと思った時は「自習の質」にこだわらなくてはいけません

正しい知識を教わる事が大前提ですが、教わってからがより大切なのです

教わった知識を使い何十題と問題を解き、しっかり定着させアウトプットをスムーズにする

そうした流れが習慣になっていないと全ては右から左でしょう

短い時間でも質の高い自習が出来ている生徒さんもいますし

長時間かけて一つの事を理解する生徒さんもいます

スタイルの差はありますが、自習から学び取ろうと言う姿勢は素晴らしいですね

この日、東大講師はこんな風に話を締めくくってくれました

「家で自習する時と、この教室で自習する時の内容は変えた方が良い。この教室では”自分1人では解けないかもしれない”と

おもう難易度の問題に挑戦し、考えすぎずに質問に来る事。わからない問題に10分以上費やすのは時間の無駄ですね。

講師がせっかく傍にいるのだからどんどん利用して目標に近づく質の良い自習をして欲しい。

逆に家では簡単な問題の反復練習をしたり、暗記をしたりして1人で出来る学習に切り替える。

そうやって自習の質を上げ、時間を有効に使わなくてはもったいないです。」

 

いかがでしょう?当教室の講師陣の話に私はいつも納得させられます

私も学生時代にこんな講師陣と巡り会えていたら良かったな・・・とつい思ってしまいます

この教室が自習に恵まれている理由がおわかり頂けたと思います

 

もう一つの恵まれた環境はeトレです

自分で自分をテストするシステム教材で普段あまり手の着かない教科の学習も可能になりました

理数系進学希望の多い3年生ですが、やはり国語が手薄になりがちです

ある3年生はeトレで古典や漢文を授業後にやってから帰っています

物理をやっている生徒さん、英語の単元復習に活用している生徒さんもいます

高2の生徒さん達ですが、英単語の暗記にもこのeトレを使っています

教材もあるのですが、「単語の復習教材」として非常に役立っています

 

来月に控えた移転先では更に自習スペースを充実させ、生徒さん達の目標に近づこうと考えています

みんな一緒に頑張りましょう!!

 

 


成績が伸びない時

2015-03-24 10:58:58 | 学習法について

学校・塾に通い、自習もしているという生徒さんでも成績が伸びない時があります

原因は様々ですし、個人的に問題がある場合もあるでしょう

なので今日の話が皆さんのお悩みに当てはまるかは定かではなく一つの考えとして

読んで下さいね

 

最初に書いたようにすべき事をしているのに成績が上がらないという場合ですが

大枠に3つに分けて考える事ができます

1、本人が勉強を嫌いになっている

2、正しく理解できていない(指導する人との相性が悪い)

3、自習が適格でない

この3つの中で考えていきます

 

1については様々な要因があるでしょう

嫌いになる要員は殆どの場合「叱られる」という第三者から受ける影響によるもの

勉強は叱られる為にするのではありませんが、なかなか理解できなかったり

良い結果が出せない事で指導する人や親御さんがつい怒ってしまう・・・

やりたい事を出来ないまま勉強だけに縛り付けられ、本人が自由を奪われていると感じるなど

逆にゲームなどにはまり過ぎてしまい勉強が嫌いになる事も珍しくないでしょう

 

2の要因は少ないですね

学校の先生は時代とともに子どもとの関わり方も変わってきました

”熱血先生”なんて古い時代の象徴とも言えるくらいです

理解するまで熱心に指導してくれる指導者が減った事も事実でしょう

 

3は複雑です

本当に理解できたかどうか定かではないですし、自習に関わってくれる指導者は殆どいません

学校から宿題が出ていても、解答付きで渡され自分で答え合わせをしてから提出となる公立中学は今や普通です

答えを移すだけの作業になっている状態ですね

塾からの宿題は答え付きなんて聞いた事がありませんが、宿題の量を増やしても減らしてもご家庭からご意見を頂く事が

多いですし、やってこない生徒さんがいることもあります

そんな宿題ですが、その宿題だけで理解が定着したかどうかは個人差があります

 

成績を順調に伸ばす事は意外と難しいな・・・と感じられたのではないでしょうか

さらに難しくしている要因があります

ゆとり教育からの移行で学習内容は急激に難易度を上げた事です

難易度が上がるという事はそれまでの取組みでは対応できませんが、事実対応していく意識を持っているのは

意外と低学年のご家庭に多いと言う感触を持っています

肝心な学年のご家庭はゆとりの名残か、意外とのんびりしている気がします

のんびりしているのが悪いとは思いませんが、時代に着いていかれていないと言えば良いのでしょうか

難易度と学習量が合っていない事、その事に気がついていないという事もあります

 

しっかり教わる→アウトプットするという流れが確立されていないと

学年が上がるにつれ成績は伸びにくくなっていきます

学年が上がれば上がるほど、指導者の質も問われますが

自習の仕方がより的確になっていかなくては結果を出す事が出来ません

自習こそ良質の問題を選び、自分にあったレベルからのアウトプットをしていく事が

勉強を楽しみながら続けていかれる方法だと思います

 

学校の成績が平均点前後の生徒さんはこの自習の取組み次第でどんどん伸びていきますから

自習を見直してみてください!

 

*当教室では自習に対する新しい取組みを検討中です

eトレを使った学習法を明日は生徒さん達に実際に挑戦してもらう予定になっていますので

その様子を近いうちにご報告したいと思います

 

 

 

 


新中3の学習

2015-01-15 13:40:37 | 学習法について

今年3年生になる生徒さんは

来月から1.2年の総復習をし、春には3年生の学習に移りたい所です

得意教科を伸ばし、不得意教科を強化していくには

3年生なってからでは少々不安な部分があります

 

入試教科の中で、得意教科が1つあったとしても

不得意教科が2つあったらどうなるでしょう?

入試は総合得点ですからそれでは志望校に届かないという事になりますね

また、内申が3割程度だとしても取れるものは全てとっておきたい所です

 

最近の入試倍率から見える傾向は

2極化が進んでいる事

低い高校では一般校より専門校に人気がある事

自校作成中堅校の人気が落ちている事

などがわかります

偏差値55以下の普通校は退学者が多く、将来性が見込めないと親御さんが

判断されているということでしょう

中堅校では、もう少し努力して上を目指そうと言うご家庭が多いのだと思います

大学全入時代とはいえ、やはり名の知れた大学を目指す土台となる高校受験で

各ご家庭の考えの違いが出てきます

 

新3年生はまず復習です3年の学習が始まってから復習するのでは

お子さんの負担が大きいですし、効率的ではありません

学年末テストに備えながらしっかり復習をしましょう

この時、お子さんの理解度より少し難易度を高めにして復習すると良いと思います

そして、難易度をあげた事により解けない問題が出て来た事で

素直に基礎を復習する気持ちがお子さんにも出て来るでしょう

こうした学習の積み重ねで、基礎学習がいかに大切かをお子さん自身が自覚する事が

今後の学習に活きていきます

 

中3になる前のこの復習する時間は高校受験の土台として一番大切です

今後の計画がスムースに進んでいくかもこの時期に鍵があると思います

特に、数学・英語は普段の学習から入試を意識した学習に変えていく必要があるでしょう

そして、理科・社会は暗記を習慣付ける事です

国語は普段から日記をつけたり、新聞を読むなどした方が後々に活きてきます

 

新中3生は入試に向けた計画を立てるベストチャンスです

一緒に始めましょう!!

 


計画生のある学習

2014-10-24 09:22:54 | 学習法について

普段から計画をねった学習をしているならそれだけでも成績が低いという事は無いでしょう

2学期制の中学ではやっと最初の成績表が出され、親御さんも考えるところがあったと思います

 

成績表を見て、ただ反省を促すのは次の成績に良い影響を与えるでしょうか?

促された反省をお子さんは今後にいかせるでしょうか?

 

学習計画を立てる上で今日は少し違った視点から考えてみましょう

 

高校受験生にとって今回の成績が意味するものは大きく

冬に実施される定期考査で結果が大きく変わる事はありません

内申獲得に向けて努力する必要はありますが、ここからはそこに比重を置いてもさほど変わらない

考えると、入試当日に向けた学習に全力を尽くす方が良いというのが私の考えです

この時期になっても、内申に力を入れようとするのは”二兎を追うものは1兎も得ず”になりかねません

親にとっての計画生はこうしたところにも現れると思います

 

では受験学年になる前の生徒さん達はどのように計画を立てたら良いでしょう?

私が思うのはまず「生活習慣から」です

現代っ子の習慣で外せないのは「ネットや携帯」といったIT関連の常用です

以前、何かのコラムで読んだのですが、あのスティーブ・ジョブス氏は

自分のお子さん達にそうしたものを殆ど使用させなかったのだそうです

彼は精通しているからこそ、依存症になりやすい事も知っていて

夜更かしから不眠症へ、集中力の欠如現実社会からの逃避などの弊害から

お子さん達を守ったのでしょう

(余談になりますが、私の娘にも携帯を持たせていました

しかし、彼女は受験期に自分から「解約して欲しい」と言って来たんです

鳴り止まないメールやライン、返事をしなくてはならない状態が集中力を切らせてしまう事が

辛いと言っていました

私は直に解約をし、受験が終わるまで彼女は携帯の無い生活を送ったのですが

そのおかげか、今でも携帯に対する執着は無く、無ければ無いで済んでしまいます

大学受験と違い、子ども達はまだセーブの仕方を心得ていません、携帯を持たせている事が本当に良い事なのか?

携帯を巡るトラブルのあるご家庭においてはもう一度検討してみる価値があると思います)

 

計画を立てるとき、こうした生活習慣の見直しから行わなければならないのですが

大概の場合、こうした事は後回しにされ、何の教科を何時間・・・などの方が先攻しがちです

受験に向けた計画を立てる前に、こうした習慣の見直しと定着が必要なのです

では、生活習慣を受験に向けて整えていくにあたり、どの程度の時間が必要か?

と考えると・・・個人差はあるにせよ、中学に入ったら意識して生活習慣を整えていくくらいの

意識を持った方が良いでしょう

 

小学生よりも中学生は遥かに夜更かしが多くなります

休日の前日に遅くまで起きている事はあるかもしれませんが、やはり翌日の支度をして

10時、11時くらいには寝る習慣が欲しいですね

定期テスト前になると遅くまで勉強しているという生徒さんを多く見かけますが

それで効果があるのは暗記科目くらいですし、そうして得た知識は直に忘れられてしまうので

長い目で見ても効果は薄いです

 

そうした生活習慣が身に付いていて初めて学習計画が活きていきます

大学受験に向けてはまた違った対策をしなくてはならないと思いますが、高校受験に向けては

そうした事から始めていく事が賢明です

 

毎年、受験生と過ごしていますが、受験生には特に教室に来て自習するように促しています

それは、こうした意味も含まれているんです

教室で自習することで集中力が養われますし、余計な事に気が散る心配もありません

塾で自習する習慣があると無いとでは結果は明らかに変わってきます

受験学年になるまでに、中学生にはそうした習慣をつけられるようにご家庭からの声がけがあるといいですね

 


英語の自習はどうやるのか

2014-09-19 11:27:52 | 学習法について

英語の学習法は実に様々ですよね

また、低年齢からの英語学習に対しても賛否両論です

他県では低学年のうちから教材を配布し授業に組み込んでいるところもありますし

海外の一流大学を経て世界で活躍される方の中には低年齢からの英語教育に反対される方もいらっしゃいます

 

「英会話」と「日本の英語」は全く異なるものと私も感じます

ですが、日本で進学して行く以上「日本の英語」を無視する事が出来ないのが現状です

私は低学年からの英語学習に賛成派です

ただ、日本英語と英会話のどちらも平行して進める事が理想だと思っています

とは言っても、小学低学年に

「主語の後は動詞がきます・・・」なんて解説は無意味でしょう

5文型がわかる低学年なんてちょっと怖いですよね

 

これら英語を学ぶ上で取り巻く問題が見えて来たところで

英語の自習をどうやる事が伸びるのか?となるのですが

先ほども書いたように日本での進学をしたいのなら日本英語を学習するしかありません

日本英語がどういう仕組み、順番で理解するように組み立てられているのかを考えると

「単語」をまず覚えて「文法」を覚えるという順番が見えてきますよね

実は私立中学ではこうした順番を覆し「耳で覚える英語」を試みている学校が多いように思います

しかし学校の外はまだ「文法英語」をしていることから進学する上ではあまり有利な学習方法とは思えないところもあります

なのでやはり学習方法としては

「単語の暗記」から「文法の暗記」という流れになってくるのでしょう

ただ、「単語の暗記」はネイティヴな発音を聞き正しく覚えて欲しいというのが

これからの日本英語にもあります

スペルだけを覚えるのではなく、ネイティヴな発音で覚える事

なぜこれが大切になって来るかというと

「リスニングでのテスト」という部分があるからです

英語検定を始めマーク式の試験が実施されていますが、マーク式テストを受ける時

単語のスペルを一字一句覚えておくよりも、正しい発音でその意味が分かっているかの方が重要だと思いませんか?

しかし、マーク式のテスト対策だけでは入試は突破できませんから記述もしっかり学習しましょうということになる

先ほど低学年からの英語学習に賛成だと書きましたが、理由はここにあります

低学年はこの発音という部分を学ぶのに適しています

「絶対音感」はある年齢を境にどんなに努力しても身に付く事はないとされていますね

それと同じでネイティヴな発音が素直に記憶されるのも低年齢のうちだと言われています

 

低学年、中学生、高校生とそれぞれにお勧めの教材がありますが

それに関してここでの発言は控えます

 

当教室ではお子さん一人一人にあった優良な教材を選び使用しています

またお子さんの弱点となっている部分をいち早く見つけ、学習法を提案しています

塾での授業だけでなく、自習の仕方を提案し見守るのも私たちの仕事です

英語が入試の弱点にならないようにする為に今から出来る事はたくさんありますね