昔 大きな夢を見なくてはいけないと言われた事がある。
言われた時は、よく分からなかった。「夢はいつも見ているよ」とも思っていた。
最近、ようやく意味が分かって来た。
若い時、30代位までは、努力が実る年代だ。その時に目指した事、つまり、夢がその「人なり」となる。
だから「大きな夢」を見るべきだ。到達可能点である。
もちろん荒唐無稽な夢でなく、また、ただの外挿予測的な夢でもない。
向かって努力できる事で最大のものだ。
本日、受診であった。今月から新しい医師となった。レジデント上がりの若い若い女医であった。
ジッと目を見て話していて、私は、何者にもなれない歳であると知った。
若い頃は、何者でもないが何者かに成れる。
歳を取ると、何者にも成れない。悲しいがそれが現実だ。歴史?かな。