今朝のニュースから。
女子レスリングで金メダル２つ。63kg級はこの10年間無敵の伊調馨選手。48kg級は、最初で最後のオリンピックという31歳小原日登美選手。小原選手はオリンピックにはない51kg級では、世界選手権6回優勝もした選手だそうですが、上の55ｋｇ級に吉田沙保里選手がいて、下の48ｋｇ級には妹さんが選手でいて、オリンピック出場の機会がないまま、一度は引退し、妹さんのコーチをしていたそうです。妹さんの結婚引退を期に、選手として復帰し、体中に故障を抱えながらの、快挙です。
同じ階級にずば抜けた選手がいると、強くてもなかなかオリンピックには出られません。伊調馨選手にしても、はじめは55kg級でその階級に吉田沙保里選手がいたため、63kg級に転向して無敵になったとのこと。開会式の旗手は金メダルを取れないというジンクスがあるそうですが、あえて旗手を勤めた吉田選手にも、もちろん金メダルが期待されます。
自閉症の被告に求刑を上回る期間の懲役の判決（朝日新聞）。理由は反省の様子が見られないことと、自閉症の方を受け入れる施設が社会に不十分なので、可能な限り長期間刑務所で過ごした方がよいからとのこと。コミュニケーションが取りにくい自閉症の方の反省の度合いを、どうやって判断したのかも疑問ですが。もちろん通常の社会生活が難しい方で、またトラブルを起こすことを予想しての判決なのでしょうけど、社会に施設や補助が不備であるのは本人の責任ではないのに、それを理由に刑期を延ばすとは。自閉症の方を受け入れる施設が刑務所しかないなんて、日本の社会がその程度のものならば、悲しいことです。
今日は、今朝の気温が少し低かったからか、区内の多くの耳鼻科や小児科の先生がお盆休みに入ったからか、患者さんが多かったです。昼休みも一昨日より短かったため遠くまで散歩することはあきらめ、隣のローソンのアイスカフェラテを飲みながら、近くの徳生公園でのんびりしました。公園の周囲には大きなマンションがたくさんあり、これが当院に来てくれる子供たちの家ですが、、今日も公園にほとんど人がいません。
広い公園の中に、たった一組だけお父さんと虫取りをしている子供たちがいるのと、池の向こう側にひとりの外人さんがすわっているだけでした。そこに、どこかの施設の方たちでしょうか、車いすで連れて来てもらった方たちがいらっしゃいました。中にひとり、何か不満を訴えたいのでしょうか、ときどき大声を出す方がいましたが、子供たちはそんなことは全く気にせずに、虫取りに夢中になっています。この街には、いろいろな人が共に生活し、その中心に子供たちがいる、わたしがこの街が好きな理由です。
