「J1昇格支援金」チラシ配り・・津久見にて

2012-06-05 11:34:46 | 大分トリニータ

大分トリニータ「J1昇格支援金」について


支援金活動において皆様から頂いたご意見やご要望について


6月3日(日) PM4時

「J1昇格支援金」のチラシ配りに参加した。

仕事上、一日に百人以上の人と関わっているが
プライベートはまったくの「人見知り」

初めて会った人に話しかけるなんてとんでもない。
何と言って声をかけていいのかさえまったくわからない。

朝からずっと緊張している。

午前中の仕事をすませ、奥様を迎えに一旦自宅へ。

車の中でも声をかける練習をする。

午後4時津久見マルショク前に集合。

大分FCの人が2人、ま○ろさん、奥様、私の5人で正面に陣取る。


ま○ろさんは手馴れたもの、みるみるチラシが減っていく。

「私が一番緊張するわぁ」等と言っていた奥様は
「お前はプロか」と思うほどの手際の良さ。

一方私はといえば声はかけれないしチラシは受け取って
貰えないしと散々。

仕方が無いので「お願いしまーす」と声を出すだけに徹する。笑

最初に寄付をしてくれたのはおばちゃん。(失礼)

マルショクの中に入りかけて出てきた。
「トリニータは応援しよんけん」とお金を出してくれた。

今まで知り合いの人しかお願いしたことは無かったが
見ず知らずの人からこうして寄付してもらうと
本当にうれしい。

マルショクの中の自動ドアの向こうに行っても
その人の後姿を目で追っていた。

だいたいだが8割くらいの人がチラシを受け取ってくれた。
やっぱり田舎のほうが受け取ってくれる割合が
大分市なんかより多いのかなとふと思った。

そういえば誰一人「トリニータっちなんな?」と聞く人がいなかった。

それだけ「トリニータ」という名前が大分県民に浸透しているって事
なんだろう。

あっという間の1時間だった。

その中で何人かの人に言われたことばがある。

「募金箱はないんかい?」

「5千円じゃねえといけんのかい?」

「少しでも払えば私達のタリニータっち思うんじゃねえんかい?」

「私達パートは自給680円で、8時間働いてやっと5000円ちょっとで。」

「こんなに厳しい世の中にお金を何と思っちょんのかい」

もちろん「頑張って」という言葉も多々あった。

夕方のスーパーに買い物に来ている女性は
1円でも10円でも安いものを・・・と思って来ているのだ。

そこに1口5000円の寄付を・・といってもなかなか
同意してもらうのは難しい事だと思う。



わたしの差し出したチラシを無視したおばちゃん。

「負けたくせに」ときつい一言。

隣にいたま○ろさんが「すいません、今度、勝ちますから・・」と
言ったとたん

そのおばちゃん振り返って「ニコ」っと笑った。

ああ、この人はトリニータが好きなんだ。

好きという表現こそ違え私達と同じトリサポなんだ。


一瞬凍りかけた心がま○ろさんの一言で暖かいものに変わった。

「ことばをかける」ということの大事さを改めて思い知った。

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私の中で未だに「J1支援金」というモノに対する
釈然としない気持ちがある。

ただ結果がどうなろうと傍観者だけにはなりたくない。。

何もしないで批判する・・そんな立場にだけはなりたくない。

そんな想いでチラシ配りに参加させて貰った。

トリサポではない、普段聞けない一般の方の生の声を聞かせてもらった。


ま○ろさん、ありがとうございました。
又、ぜひ誘ってください。
仕事でないかぎり参加いたします。

大分FCのお2人さん、いろいろ失礼な事を言いましたが
これもトリニータを思えばこそです。
これに懲りずに機会があれば又ご一緒させてください。







私たちにいろんな助言をしてくれたみなさんありがとうございました。


◆大分トリニータJ1昇格支援金受付額 

6月3日(日)現在

    17,202,771円 











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