大分発・北海道一周 自走車中泊 夫婦旅(大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイ)・・・24日目です。
2019-9-21(土)

北海道上川郡当麻町にある
『道の駅 とうま 』で24日目の朝を迎えました。
天気は晴れ 気温6℃
ここは北海道の真ん中にある道の駅と言われています。

いつものように朝4時に目が覚めたものの寒いので車の中の寝袋でまったりしていた私。
そろそろ夜が明けたかな、と思った時間、突然室内に響く嫁の声。
『ちょっと月が凄いことになってるよ。
見て見て!
オレンジ色に輝いているよ。
カメラ、カメラ。
急がんと消えてしまうよ』
慌てて布団袋から飛び出し、カメラを持って外に出たものの月の姿は無し?
『え? 月は? オレンジ色の月は?』
『そこにあるじゃん、そこよ、そこ!』
『だって・・あれは』
そう!
察しのいい皆さんはもう気づいていると思います。
私の撮った写真がこれです。

オレンジ色の光を放つ街灯。
寝ぼけ眼で見ると月に見えないことは・・うーん厳しいかぁ(笑)
歯を磨いてくると言って車から出て数分。
嫁が慌てて帰ってきました。
『ちょっと向こうの山に朝霧が立ち込めてるよ。カメラ、カメラ。急がんと消えてしまうよ。今度は本当だから』
『今度は、本当だから』・・この言葉が面白くて笑ってしまいました。
分かってるって。
面白い景色や不思議な景色をカメラに収めさせようと教えてくれてる優しさは充分に感じているけど。
どこか天然なんだよね(笑)
見ると幻想的な風景。
畑の向うにある建物がまるで蜃気楼のように揺らいで見えました。
本当だった(笑)

トイレで歯を磨いていた男性に話しかけました。
『黒岳の方は行かれましたか?
もし紅葉のことについて情報を知っていたら教えていただきたいのですが』
『私もよく知らないのですが、どちらから来られたんですか?』
『大分県の臼杵です』『え!私も大分です、竹田ですよ』
こんな事があるんですね。
世間は狭いものです。
それから30分ほど話しましたがこの方は昨年はバイクで北海道を1周したので、今回は車を買って1人で1周する予定だということです。
北海道に来て1週間目。
行き先は決めていなくて気分次第と言っていました。
私と同じ匂いがしました(笑)
さぁ、出発です。
目的地は
『大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイ』
しばらく車を走らせるとはるか向こうに大雪山連峰が見えてきました。

初雪の知らせがあったのが数日前。
楽しみです。

途中で見た看板。
クマの顔が可愛すぎて怖くありません。
逆に会いたくなっちゃいますね。

ロープウェイ乗り場に到着。

駐車場にはすでに車がたくさん停めていました。

ロープウェイは出たばかりです。

こんな手書きで書いてましたよ。
天気は晴れ。
温度5℃
視界は良好のようです。

チケットを買います。
大人1人ロープウェイとリフトの往復=3000円
2人で6000円 お高い!

次は9時30分に乗ります。

ロープウェイの影を見てもらえると分かるのですがかなり高いです、

ロープウェイを降りて少し歩いて次はリフトです。
安全バーのようなものはありません。
揺れると場所によっては怖いです。
ここはまだ低いので雪がまだらに見えます。

ところどころに紅葉も見えますが、目を見張るような色づきはありません。
ではこれから色づいていくのかというとそうでもなさそうです。

スタッフの方に聞くと、今年は一桁の気温が少なかったので(北海道も暖かかった)葉っぱの色が紅葉する前に雪が降ってきた。
つまり夏から冬に一気に変わったので葉っぱが色づく秋がなかった。
ということなんです。
『今が紅葉の最盛期なのではないだろうか』
と言っていました。
ロープウェイから見た真っ赤な紅葉を観に、再挑戦しようと思ったのですが・・・悩みますね。

といっても、紅葉だけが山の楽しみ方ではありません。
初冠雪の山並みが青い空と白い雲に映えます。

誰かが作った雪だるま。

ここは黒岳7合目ロッジ。
ここから先は名前を書いて頂上を目指します。

といっても私たちではありません、念のため(笑)

私たちは滅多に見ない雪で子供のように遊びます。

9月に雪に触れるなんて生まれて初めての経験です。

もしも周りに誰もいなかったら。
一人で雪合戦をする自信は間違いなくあります(笑)

さていい加減遊んでので再びリフトに乗ってロープウェイ乗り場まで帰りこれから昼食です。
その前に靴が汚れていたら洗えますよ。

私が頼んだのは『黒岳テッペンカレー』
冬季限定の看板メニューの再現です。
じゃらん、一押しの一品です。
味は?
黒岳の味でした・・そんなことは無い(笑)

名残惜しかったのですが雪のない場所まで降りてきました。
ここから4分のところに滝があるので移動します。
『銀河の滝』と『流星の滝』です。

細く繊細な白糸のように優美な姿で流れ落ちる「銀河の滝」、太い1本の滝となって力強く流れ落ちる「流星の滝」
雄滝、雌滝ともいわれています。
残念ながら流星の滝は逆光がすごくて上手く撮れませんでした。
ざんねん。

これで今日の観光は終わり。
今夜お世話になる道の駅に車を停め、明日の行き先を決める会議の開催です(笑)
なかなか決まりません。
仕方がないので明日の朝は温泉に入ってそれから決めることにしました。
天気予報は雨。
日本一周を目指して北海道を走っている自転車の彼は大変だろうなぁ。
頑張れ!
2019-9-21(土)

北海道上川郡当麻町にある
『道の駅 とうま 』で24日目の朝を迎えました。
天気は晴れ 気温6℃
ここは北海道の真ん中にある道の駅と言われています。

いつものように朝4時に目が覚めたものの寒いので車の中の寝袋でまったりしていた私。
そろそろ夜が明けたかな、と思った時間、突然室内に響く嫁の声。
『ちょっと月が凄いことになってるよ。
見て見て!
オレンジ色に輝いているよ。
カメラ、カメラ。
急がんと消えてしまうよ』
慌てて布団袋から飛び出し、カメラを持って外に出たものの月の姿は無し?
『え? 月は? オレンジ色の月は?』
『そこにあるじゃん、そこよ、そこ!』
『だって・・あれは』
そう!
察しのいい皆さんはもう気づいていると思います。
私の撮った写真がこれです。

オレンジ色の光を放つ街灯。
寝ぼけ眼で見ると月に見えないことは・・うーん厳しいかぁ(笑)
歯を磨いてくると言って車から出て数分。
嫁が慌てて帰ってきました。
『ちょっと向こうの山に朝霧が立ち込めてるよ。カメラ、カメラ。急がんと消えてしまうよ。今度は本当だから』
『今度は、本当だから』・・この言葉が面白くて笑ってしまいました。
分かってるって。
面白い景色や不思議な景色をカメラに収めさせようと教えてくれてる優しさは充分に感じているけど。
どこか天然なんだよね(笑)
見ると幻想的な風景。
畑の向うにある建物がまるで蜃気楼のように揺らいで見えました。
本当だった(笑)

トイレで歯を磨いていた男性に話しかけました。
『黒岳の方は行かれましたか?
もし紅葉のことについて情報を知っていたら教えていただきたいのですが』
『私もよく知らないのですが、どちらから来られたんですか?』
『大分県の臼杵です』『え!私も大分です、竹田ですよ』
こんな事があるんですね。
世間は狭いものです。
それから30分ほど話しましたがこの方は昨年はバイクで北海道を1周したので、今回は車を買って1人で1周する予定だということです。
北海道に来て1週間目。
行き先は決めていなくて気分次第と言っていました。
私と同じ匂いがしました(笑)
さぁ、出発です。
目的地は
『大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイ』
しばらく車を走らせるとはるか向こうに大雪山連峰が見えてきました。

初雪の知らせがあったのが数日前。
楽しみです。

途中で見た看板。
クマの顔が可愛すぎて怖くありません。
逆に会いたくなっちゃいますね。

ロープウェイ乗り場に到着。

駐車場にはすでに車がたくさん停めていました。

ロープウェイは出たばかりです。

こんな手書きで書いてましたよ。
天気は晴れ。
温度5℃
視界は良好のようです。

チケットを買います。
大人1人ロープウェイとリフトの往復=3000円
2人で6000円 お高い!

次は9時30分に乗ります。

ロープウェイの影を見てもらえると分かるのですがかなり高いです、

ロープウェイを降りて少し歩いて次はリフトです。
安全バーのようなものはありません。
揺れると場所によっては怖いです。
ここはまだ低いので雪がまだらに見えます。

ところどころに紅葉も見えますが、目を見張るような色づきはありません。
ではこれから色づいていくのかというとそうでもなさそうです。

スタッフの方に聞くと、今年は一桁の気温が少なかったので(北海道も暖かかった)葉っぱの色が紅葉する前に雪が降ってきた。
つまり夏から冬に一気に変わったので葉っぱが色づく秋がなかった。
ということなんです。
『今が紅葉の最盛期なのではないだろうか』
と言っていました。
ロープウェイから見た真っ赤な紅葉を観に、再挑戦しようと思ったのですが・・・悩みますね。

といっても、紅葉だけが山の楽しみ方ではありません。
初冠雪の山並みが青い空と白い雲に映えます。

誰かが作った雪だるま。

ここは黒岳7合目ロッジ。
ここから先は名前を書いて頂上を目指します。

といっても私たちではありません、念のため(笑)

私たちは滅多に見ない雪で子供のように遊びます。

9月に雪に触れるなんて生まれて初めての経験です。

もしも周りに誰もいなかったら。
一人で雪合戦をする自信は間違いなくあります(笑)

さていい加減遊んでので再びリフトに乗ってロープウェイ乗り場まで帰りこれから昼食です。
その前に靴が汚れていたら洗えますよ。

私が頼んだのは『黒岳テッペンカレー』
冬季限定の看板メニューの再現です。
じゃらん、一押しの一品です。
味は?
黒岳の味でした・・そんなことは無い(笑)

名残惜しかったのですが雪のない場所まで降りてきました。
ここから4分のところに滝があるので移動します。
『銀河の滝』と『流星の滝』です。

細く繊細な白糸のように優美な姿で流れ落ちる「銀河の滝」、太い1本の滝となって力強く流れ落ちる「流星の滝」
雄滝、雌滝ともいわれています。
残念ながら流星の滝は逆光がすごくて上手く撮れませんでした。
ざんねん。

これで今日の観光は終わり。
今夜お世話になる道の駅に車を停め、明日の行き先を決める会議の開催です(笑)
なかなか決まりません。
仕方がないので明日の朝は温泉に入ってそれから決めることにしました。
天気予報は雨。
日本一周を目指して北海道を走っている自転車の彼は大変だろうなぁ。
頑張れ!