2022-6-25 第23節(アウェー)ロアッソ熊本 青く染まったゴール裏 九州ダービー 勝利!!

2022-06-26 23:51:52 | 大分トリニータ
アウェー熊本「えがお健康スタジアム」
ホームでは熊本に負けている大分。
勝しかない大事な大事な1戦です。
中川が先制ゴールを決めたものの熊本に追いつかれた後半、決勝ゴールを決めた直後の新太の顔です。
良い顔をしています。
これです! この顔が観たかった!


さぁ、そんな第23節アウェー熊本戦!
始まります!!

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午後2~3時には駐車場に止めた車の周りが見えないほどの雷を伴った豪雨でした。
開門直前、何かを予感させるようにピタリと降り止んだ「えがお健康スタジアム」


「おーちゃん」と「くまモン」と一緒にパチリ!


アウェーの入り口から階段を上ると可愛いキャラクターが迎えてくれました。



この日の圧倒的ニータンは全部で「7体」


もの凄い豪雨に一時は諦めかけましたが、保護者の皆さんと話してスタジアム内に連れていくことにしました。


万が一、雨が降っても大丈夫なようにビニールやカッパを着ての応援です(笑)
まるで「テルテル坊主」のようにも観えます。


「(圧倒的ニータンの)保護者の(皆さんの)後押しをしようと思い作りました」
と弾幕を作ってくれたのはT・Oさん。
この日の試合に間に合うようにとおそらく睡眠時間を削ってくれたのだと思います。

「T・Oさん、本当にありがとうございます」


圧倒的ニータンの保護者の皆さんと可愛い「ノアたん」とでパチリ。



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「試合開始」



ゴール裏を埋め尽くしたまるでホームのようなトリサポの数。
1500人?  2000人?  もしかしてそれ以上か?
大分はロングボールを多用し長沢に当て、そこを起点に攻撃を組み立てていく。



ダブルボランチは保田と弓場。
保田(17歳)はJリーグ初スタメン。


「23分」
試合が動いた。
左サイドから藤本がクロスを上げる。
中央の長沢が走りDF2人を引き付ける。
その後ろで待ち受ける中川。



頭で叩きつけたボールはGKの左のネットに突き刺さった。


GK、1歩も動けず。


試合前から手を叩き声を出し仲間を鼓舞してきた中川。



闘志をボールに乗せたナイスゴール!!


中川が吠えた。


天皇杯から感じていた勝利への執念。
その執念が開花した。
     
「中川選手 今季初ゴールおめでとうございます!」



その直後、仲間を鼓舞する長沢の姿があった。



「今までとは違う」

漠然としながらも高揚した気持ちを抑えられなかった。
もう1点、もう1点。
心の中で何度もつぶやいた。


「30分」
思わず「やられた」と覚悟した熊本のミドルシュート。
クロスバーに助けられたが心臓が止まったかと思った(笑)


「35分」に熊本に同点にされたもののあまり焦りは感じなかった。

「44分」には新太の目の覚めるようなミドルシュート。
しかしこれは惜しくもクロスバー。
後半に向けてワクワクは高まるばかりだった。

    
「後半開始」



大分はラインを高く取りプレスを強めていく。
次の1点をどちらが先に取るのか。
緊迫した時間が続く。


「57分」
再び試合が動いた。
高木からのロングボールを長沢がうまく足元に落とし、上夷が前線にパス。
裏を狙った新太が


相手DFに囲まれながら


GKの位置を確認し


右足を振り抜いた。


蹴った瞬間、ゴールを確信したのかガッツポーズの新太。
先制ゴールの中川が真っ先に祝福に駆け付けた。


大分ゴール裏に向かって大きく右手を上げた。



「どうだ!」と言わんばかりに胸を張る新太らしいポーズ。
これぞ新太。

「今日のヒーローになれ!!」



大きな声で吠えた!!


ノムが来た!!
やっぱり来たか(笑)



確信はないが何かしているのは間違いない(笑)


救いの神「司」が来た。



新太、ノムの悪さから無事に生還(違っていたらノムさんゴメン)

       
「新太 選手 決勝ゴール おめでとうございます!」




「85分」
新太が足を攣る司と交代。

     
「アデショナルタイム 5分」


「91分」
三竿が足を攣り倒れこむ。


残り「4分」

「三竿は大丈夫だろうか?」


「93分」
朝陽のスパイクが脱げた。


残り「2分」


とはいうものの前節残り1分で同点弾を喰らっている。
同じ過ちはできない。


朝陽が投げたボールの先にいるのは背番号「3」の三竿。
ここは最前線!
なぜここに?
いつからFWに(笑)


そんなことを考える間もなく相手ボールに喰らいつく三竿。


アデショナルタイムも残りわずか。

数分前まで足が吊っていたのだ。
疲れもあるし、連戦の蓄積疲労もある。
それでもDFにプレスをかけるため全力で走る。


そして猛ダッシュで自陣に帰る。
寡黙な男がプレーで魅せた闘志。
目頭が熱くなった。


主審の長い笛。


勝った!!
長い長いアデショナナルタイムが終わった。


選手、監督、スタッフ全員の「輪」ができた。



高木と司が三竿の元に駆け寄りねぎらう。


息詰まる緊張感から解き放たれた選手。


勝負の顔からは想像できないほどの穏やかな表情になる。


呉屋と朝陽の笑顔。


先制ゴールの中川と決勝ゴールの新太の3人で踊る高木。


三竿も加わった。


保田も加わった。


三竿のプレーに震えた。


「しゃか」には笑った。


北斗のくしゃくしゃな笑顔が好きだ。


高木がニータンを相手になにかを始めた(笑)


もしかすると「ドジョウ掬い」か(笑)


いやいやニータンのジャンプが低いと言ってるみたい(笑)
それはかわいそう(笑)


この日感じたことが一つ。
「元J1チーム」という目に見えない鎖を全員で断ち切った、そんな気がした。
カッコよく、ボールを回してスマートに勝つ。
それも良いかもしれない。



でも今求めているのはそれではない。


カッコ悪くても良い。
泥臭く、体を張って、ボールに喰らいつき、全員でゴールを奪う。


その姿に感動し心を突き動かされた。


試合後。
圧倒的ニータン7体の保護者の皆さんと「勝ち点3」
雨の中を様々な葛藤の中、連れてきていただいたことに感謝です。
「ありがとうございました」


そしてこの日、声をかけていただいたのはこの熊本が初のアウェーという鹿児島から参戦の母娘さん。
娘さんが野嶽を応援しているようでまだホームに行ったことはないそうです。
ホームでお会いしましょう。
これからもよろしくお願いします。


ほとんどいなくなったスタジアムを後にし、駐車場まで帰る途中「榎社長」とお会いし、勝利のエールを交わしました。
「お疲れさまでした」
「おーちゃん」を乗せた台車をお手伝いいただいたWさんありがとうございました。


選手と共に掴み取った「勝ち点3」
それは最後の最後まで一瞬たりとも気の抜けない90分でした。
1つ勝つことの難しさ。



それでももう一度自分たちの場所「J1」に戻りたい。


この笑顔と共に。


今日も最高の1日でした。


「えがお健康スタジアム」から笑顔で帰りました。

試合前日が嫁の誕生日。
そして試合当日が仲間の誕生日でした。
トリニータからいただいたかけがえのないプレゼント。
忘れられない1日になりました。
「本当にありがとうございました」

    
頑張ろう 大分トリニータ!!
頑張ろう 大分サポーター!!


最後に

挨拶に来ていただいた皆さん
声をかけていただいた皆さん
雨の中圧倒的ニータンを連れてきていただいた皆さん
待機列を確保していただいた皆さん
弾幕を作っていただいたT・Oさん

「ありがとうございました」

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