ここ2、3年の年末年始のルーティンとして、元旦にダンナの弟君とその友人君が家に来てくれるようになったので、
年末はもう休みに入ったら不眠不休で取り合えず、
・玄関からリビングまでの大掃除
・そしてお正月向けのおもてなしに向けた買い出し(食材やら鏡餅やらしめ飾りなんか)
・で、1年の間にゴミ屋敷と化していたリビングの掃除が中途半端に終わらず、
・一時中断して年越しそばを食べ、ちょっと休憩して
・(SixTONESの配信動画見て一緒にカウントダウン)また掃除→力尽きて寝て、
・元旦、起きたら最後の手段の残ったものを段ボールに突っ込んでリビングの隣の和室に放り込んで襖を閉めて
・床、最後の締めの掃除機かけて、コタツテーブルの上をアルコール除菌で最後の仕上げして体裁だけ整えて
⇒お客様を迎える・・・
っていうのを繰り返してちょっともやもやした年末年始を過ごしてます。
そして、1日はたらふくみんなでお酒飲んで、おせち食べたりちょーっとだけ作ったお料理出したり、高いお肉
焼いて食べたりして、ゲームして遊んで、めーっちゃ疲れて、
2日と3日はどこにも出かけず、ただただ箱根駅伝だけ見てちょっとお昼寝したらもう夕方になっている・・・
っていう。
で、今年も箱根駅伝見ました。
地元にいた時は、家族が箱根駅伝見てたので一緒になんとなく見てる感じでしたが、東京行ったら現地で応援
しようって言うのが夢でした。
けど実際来てみるとねー、だいたい大学生くらいの時は正月は帰省、みたいな?(笑)
誰も誘う人がいなくて行けないし、一回当時付き合ってた彼氏を誘ってみたけど、「こんな寒い中、わざわざ
人が多いところに見に行っても一瞬で駆け抜けていって終わるよ?テレビで見た方がいいでしょ。」って言わ
れて諦めた。
そもそも、箱根駅伝に興味のない人よりは見てるって感じで、そんなにガッツリは見てないしそこまで本気で
応援もしてないしねー。(選手の名前とか顔とかも覚えるようなほどではない。)
でも、箱根駅伝見てるとたまに泣きそうなドラマがあったりして面白い。
今年は青学の子が1位でゴールするとき投げキッスしてるのを見た気がして「ん?」と思ったけども。
とりあえず、青山学院、ぶっちぎりで総合優勝ですごかった。清々しい優勝でした。
しかもまた大会新記録とか。
箱根駅伝見てる人も多いので、みんな知っているとは思いますが繰り上げスタートのルールがちょっと切ない。
往路については、だいたい1位の選手と10分くらい差がついちゃうと中継所からの繰り上げスタートになって
しまって、いわゆる
「襷が繋がらない」
っていう事象になっちゃう。
(中継所ごとに決まった時間差が設定されているらしい。)
けっこう大々的に交通規制するので仕方ないとは思うんですが、
中継所まであと数メートル、ってところで走ってきた選手が襷を渡すためにかけてた襷を外して手に持ち替えて
次の人に渡そうとしたところで時間切れになって、次の選手が別の襷をかけて繰り上げスタートの銃声とともに
走りだし、走ってきた選手が誰もいなくなった中継所に倒れこんで泣き崩れる・・・とか。
昔はけっこう大事(おおごと)だった感じだったような気がしてたけど
ほんと、ここ10年くらいかな?すごくない?青学を筆頭に、なんかどんどん区間新とか大会新とか毎年記録更新
しちゃって、昔は関東学生連合とかって学校としては出場できなかったけど予選会ではそこそこ早かった選手たち
の寄せ集めチームと1、2校くらいしか襷が繋がらない事象起こしてなかった気がしてたけど、最近もうバタバタ
と一斉スタートの学校が多くなっちゃって。
スタートからゴールまで自分の学校の襷で走ってる学校、めっちゃ少なくなってない???
ちょっと笑っちゃうくらい。
青学、すごいよねー。
原監督も。
青山学院大学って、自分が大学受験するときは特に箱根駅伝のイメージカラーはついてなくて、でも、名前だけで
スマートな憧れな感じのイメージではあった。
一応、青山学院大学の赤本持ってたけど、そこに青山学院の特徴を紹介する学生の声みたいなのが載っていて、
その中に
「貧富の差が激しい」
っていうのがあって、ちょっとそれを見て無理だと思った。(いや、自分が絶対「貧」になっちゃうと思って。)
東京に出てきて2、3年目の時に深夜のドキュメンタリー何気なく見てたら、
「昔は素人女子大生がAVに出るって言ったら1本のギャラが100万~200万行く子もいたけど、最近は地方から出て
来て、憧れだけで選んで入った大学でお金持ちの友人たちの遊びについていけなくて、友達と遊ぶためのお金を
稼ぐためにAV出る子がすごく増えちゃって、相場が1本20万くらいに下がった」
とかいうのをテレビでやってて、青学の紹介思い出してまじでコワいと思ったことがあります。
そんな感じで(かなり話が逸れてもはや繋がってない気もしますが・・)元々イメージよかった青学ですが、昨今
ではこの箱根の度に、駅伝やりたい!大学駅伝に関わりたい、一緒に練習したい、駅伝のスター選手に会いたい!
っていう人たちのかなりいい大学の宣伝になっているんじゃないだろうか。
そうすると、たくさん人が集まって選手の層も厚くなるし、OBからの寄付金も集まってさらに設備投資できるし
ますます強くなっちゃうよねー。
で、最新のスポーツ科学に基づいた練習方法とか、トリッキーな作戦取り入れちゃう余裕が出たりとか?
なんか、襷のつながらないたくさんの学校が、デジタル化や変化の激しい社会についていけずに倒産しちゃう
会社みたいで、箱根駅伝に日本の縮図をみたような気がしてちょっとだけやりきれない気持ちになっちゃいました。
ちなみに、今年は100回大会ってことで、通常箱根駅伝は関東学生選抜駅伝大会(そんな名前だっけ?)って感じの
首都圏の大学しか出場できなかったのが、100回を記念して全国の大学が出場できるようになったって聞いたので
聞いたことのない大学とかでてくるのかなーってちょっと楽しみにしてましたが、結局首都圏以外の大学の出場は
0でした。
青学の宣伝効果の理論で行くと、確かに地方の大学は駅伝に投資できるほどお金もないし、そんな偶然いい選手が
集まってくるとかないよねー。