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テレビっ子のひとり突っ込み

『シンデレラはオンライン中!』 第8話 あらすじネタバレ感想

2020-09-28 01:50:15 | ┗ シンデレラはオンライン中!
第8話 「突然のオフライン」

ヤン君に、ノートに書いた一笑奈何(いっしょうないか)を見られてしまう。「返しなさい」という微微(ウェイウェイ)だが、ヤン君に
「先生、ほんとに気が多いよね。前にシャオ・ナイの話をした時も今と同じ表情だった。」
と言われてしまう。(ヤン君、なかなか鋭いね。)

一方、ゲーム内では夫婦対抗戦のトーナメント戦(?)の予選が始まる。(予選はリーグ戦形式っぽい。)初戦は妖妖ペアじゃないといいなーと思う微微(ウェイウェイ)でしたが、結局心配した通りになってしまう。対峙して気まずい4人。奈何(ないか)と微微(びび)がどう戦うか話していると、真水無香と小雨妖妖が棄権してあっけなく不戦勝・・・。

2戦目は、戦天下と蝶夢(ちょうむ)ペア。余裕で勝利する奈何(ないか)と微微(びび)ペアだが、元々ギルドマスターだった蝶夢(ちょうむ)は、微微(びび)とは古い付き合いで、対戦後に誘われて少し話をする。
ゲーム上のパートナーである戦天下とは、リアルでも彼氏であり、それでギルドマスターを譲ったこと。小雨青青の件は真相を突き止めたから謝りたいとのこと。小雨青青は自分が始末するから微微(びび)にもギルドに戻ってほしいと誘われるが、微微(びび)は、期末試験のことなどを理由にギルドへの復帰の誘いを断る。

そして、グループ内(帝都風雲サーバ内の?)決勝戦の日。奈何(ないか)と微微(びび)の決勝戦の相手は、予選でも戦った、戦天下と蝶夢(ちょうむ)ペア。
しかし、時間が迫っても二人が現れない。と、二人が夫婦の縁を切ったとのお知らせが。
妮妮(にに)の話では、小雨青青が原因で戦天下と蝶夢(ちょうむ)が離縁したとのこと。蝶夢(ちょうむ)には、連絡しても繋がらず、小雨一族はトラブルの元だと苦々しく話す妮妮(にに)。

奈何(ないか)と微微(びび)ペアは、不戦勝でグループ内優勝し、全区のトーナメントに進むも難なく勝ち進んでとうとう決勝戦へと進む。
優勝したらおごれよ、と冷やかす愚公たちをよそに、
「明日の夜は接待で少し遅れるが、7時半までにはいくよ」
と、微微(びび)と約束を交わす奈何(ないか)。

カフェでお茶をする微微(ウェイウェイ)たち。アルシーが、持ち込んだノートPCでメールチェックしていると、真億テクノからインターン採用の通知が。でも、他の3人には届かず、不安がるアルシーと、真億テクノの採用基準が不明だと、ひとしきりガヤガヤする女子たち。(この辺は、愚公たちのいつものケンカの対比ですね。)
インターン実習の服が足りないから服を買いに行かなきゃというアルシーと、それに便乗して自分たちも服を買おうとテンションの上がるシャオリンとスースー。微微(ウェイウェイ)のことも誘うが、興味ないからいかないという微微(ウェイウェイ)。そんな去年の服じゃ美女ランキングから外されるわよ、というシャオリンの一言から、話題は掲示板の美女ランキングの話に。最近では危険指数というランキング、浮気しそう、的なランキングで微微(ウェイウェイ)が1位だと。微微(ウェイウェイ)の機嫌を損ね、「掲示板をハッキングしたい」とまで言わせてしまう。

気晴らしに買い物に行こうと誘うが、8時から決勝戦があると言って断る微微(ウェイウェイ)を、「まだ5時だし、値段交渉が得意でしょ」といって最終的に甘え作戦で買い物に連れ出すシャオリンたち。

微微(ウェイウェイ)たちが買い物を終え、ご飯を食べようとお店に向かうと、ちょうど接待を終えたシャオ・ナイたちがお店から出てくるところに遭遇する。
接待相手を見送り、車に乗り込むところで微微(ウェイウェイ)を振り返り微笑むシャオ・ナイ。
「今、私を見てたよね」とはしゃぐ微微(ウェイウェイ)。(シャオ・ナイとよく遭遇することに罪悪感を抱いたり、自分を見てたとテンション上がったり、乙女心は複雑です・・・。)

一方、車内のシャオ・ナイと愚公。愚公も微微(ウェイウェイ)たちがいたことに気づいていた様子で、最近微微(ウェイウェイ)とよく会うことに恋愛運が上がったかもと喜ぶ。
「もしかして縁があるのかな。」
と嬉しそうに言う愚公に、ポーカーフェイスを崩さず
「あったところでお前には関係ない。」
と、言い放つシャオ・ナイ。(ですよねー、その縁はシャオ・ナイのものだし、むしろシャオ・ナイが微微(ウェイウェイ)に遭遇するよう仕向けているからシャオ・ナイと一緒にいる愚公も会っちゃうだけだし)
それでもめげずに、愚公が浮かれて話していると、対向車線を割ってトラックが突っ込んでくるのが見え、ライトの光に一早く異変を感じたシャオ・ナイが対向車を除けるためにハンドルを切るも事故を免れず、シャオ・ナイが救急搬送される。

部屋に帰って、急いでゲームにログインする微微(ウェイウェイ)。時計を見るとちょうど7時半。
見物人も集まって、微微(ウェイウェイ)に応援メッセージをくれる。

試合開始15前になっても現れない奈何(ないか)に、微微(ウェイウェイ)も不安になってくる。
課金して応援に来てくれていた見物人たちからのメッセージも「戦天下と蝶夢(ちょうむ)みたいにペア解消になるんじゃ?」とか「またフラれた?」とか、だんだんと、誹謗中傷を帯びてくる。

それでも信じて待つ微微(ウェイウェイ)だったが、現実は容赦なく、一笑奈何(いっしょうないか)が現れなかったため奈何(ないか)と微微(ウェイウェイ)は棄権となり、優勝を逃してしまう。
シャオ・ナイに試合の待ち合わせをすっぽかされ、連絡もない状態に絶望し、落ち込む微微(ウェイウェイ)。

そしてもう一人、シャオ・ナイを事故に巻き込んでしまい、責任を感じながら絶望感に打ちひしがれる愚公。
ハオ・メイと猿子酒(えんししゅ)も駆け付け、シャオ・ナイの処置が終わるのを待つ。

その頃、小雨一族は微微(ウェイウェイ)たちが棄権したことに喜び、一笑奈何(いっしょうないか)に捨てられたと嘲笑する。
また、アルシーを蘆葦微微(ろい・びび)と勘違いする真水無香に話を聞いた小雨妖妖が、微微(びび)が真水無香の会社の面接を受けた話をし、それを聞いて、小雨青青たちは、今度蘆葦微微(ろい・びび)(アルシー)を見に行ってやろうと盛り上がる。

呆然自失の状態で、何をやっても心ここにあらずの状態の微微(ウェイウェイ)。一笑奈何(いっしょうないか)が言った待ち合わせの約束の言葉を思い出してみたり、大学のバスケットコートでバスケをしているのが一笑奈何(いっしょうないか)の姿に見えたり。奈何(ないか)への恋心は思ってたよりも重症だったみたいです。

先日の買い物の際に、「朝のジョギングだってよくサボるし、水汲みだって」と微微(ウェイウェイ)に言われて反省したのか、珍しく4人でジョギングをする微微(ウェイウェイ)とルームメイトたち。我を忘れたかのように黙々とひたすら走る微微(ウェイウェイ)に、どうしたのかと話すシャオリンたち。
「きっと問題はゲームよ。最近ログインしてない。」と核心をついた発言をするスースーに、「試験が近いからよ。」とさほど心配もしていない様子のアルシー。「奨学金がかかっているからね。奨学金がもらえないと英検の問題集も買えない。」と。(さらりと、微微(ウェイウェイ)が意外と苦学生であることの説明です。)とりあえず付き合いきれないと、微微(ウェイウェイ)を置いて3人は学食に。

病院のベッドで意識を取り戻すシャオ・ナイ。どれだけ心配してたかを訴える3人と、一先ず安心するシャオ・ナイの両親。車の運転は気を付けないとという母親に、立ち上がり、運転をしていたのは自分だと、僕の責任だと謝る愚公。不慮の事故なんだからと愚公も気遣う両親。(中国ドラマに出てくる親としては異例のいい人さです。)

両親が病室を出た後、すぐに時間を気にするシャオ・ナイ。ハオ・メイに午後5時だと言われ、「倩女に入って微微(びび)に連絡を取ってくれ」とお願いするシャオ・ナイでした。



(第8話感想)

慶大の寮の場面に移る際に映し出される外観、でかすぎるんだけど・・・。さすが中国。。

7話くらいからシャオ・ナイと微微(ウェイウェイ)との交流不足にやや欲求不満気味になりますが、この8話での事故る直前のシャオ・ナイと愚公の会話で「(縁が)あったとてお前には関係ない」って場面がたまらなく好きです・・・。見ていてめっちゃニヤニヤしちゃうセリフですよねー。愚公も結果的にはシャオ・ナイの手のひらの上で転がされているようなものです。

病院で目覚めた後のシャオ・ナイ、愚公、ハオ・メイの会話に、250=バカっていうフレーズが出てくるのですが、
全く何のことか分からず、ちょっと調べてみました。
まず、中国語では250は漢字で「二百五」らしい。(ちなみに205は「二百零五」。)
そして、250とう数字は、あほ、とか間抜け、とか人を罵る悪い言葉として使われるため、普段は使用されないらしい。
(なので、中国には250ccのバイクもないとか。)

で、なぜ250がバカを指すのか語源を調べると、諸説あるようですが、私がなるほど、と思った3つを紹介。
①銀500両の半分説
昔、銀500両を「一封」と言った。
従って250両は「半封」〔バンフェン〕ということになり、これが同じ発音の
「半瘋」〔バンフェン〕【半気違い】に置き換えられ、馬鹿、間抜けを意味するようになったそう。


②銭500文の半分説
昔、銭500文を一吊と言った。250文は「一吊」の半分なので「半吊子」。
「半吊子」は、おっちょこちょい、いいかげんな人、ちゃらんぽらんな人と言う意味の中国の熟語。


③「蘇秦」の暗殺者の賞金説
中国の戦国時代に殺された六国の大臣「蘇秦」の暗殺者を探すために、秘策を巡らした斉王が「蘇秦」をスパイだったと偽り、
城門に「蘇秦」の首をさらして次のような通告をした。

『蘇秦を成敗してくれた勇者に、賞金として黄金一千両を授けるので名乗り出るように』

と。
これを見たある男たち4人が、自分こそが蘇秦を成敗したものだと名乗り出た。
名乗り出た男たちに「お前たちが蘇秦を成敗してくれた愛国者か?」と 斉王が聞くと、
「はい、そうです。」
と答える4人の男たち。
「賞金は一千両しかないぞ。(一人分しかないぞ)」
という斉王に、
「大丈夫です。私たち四人で二百五十両ずつ分けます。」
と答えた4人は、極刑に処せられた。

その象徴である「二百五十」が間抜けな意味になったというもの。

→多分、この4人が間抜けな理由が二つあって、
まず、斉王の罠にも気付かず賞金欲しさに(自分たちが暗殺者であると)名乗り出てしまったこと。
そして、二つ目は、おそらくこの人たちは本当の暗殺者ではなく、「様子を伺って誰も名乗りでないようなら、
せっかくの賞金だし俺がもらおう」と思って名乗り出てみたら、うっかり同じこと考えた男たちが4人いたんじゃないだろうか。
そして、こういう浅知恵で悪だくみする人たちは、往々にして空気を読んで臨機応変に言い訳したりするのだけは
うまかったりするので、自分以外の3人も、同じように嘘をついて名乗り出ていることを察したのではないかと。
なので、自分が勇者として認められて賞金一人占めできる確率よりも、嘘がバレて王を欺いた罪で殺される方が
確率としては高いわけだし、誰かが言った「二百五十両ずつ分ける」案に同調したのだろう。
結果、やってもいない罪でむざむざと殺されてしまったと。

個人的には③の説がウィット富んだお話でけっこう好きです。


ちなみに、買い物などのときに、どうしても250と発音しなければならないときは、両百五というのが良いらしいです。


ちょっとドラマの話から脱線してしまいましたが、このドラマの「どういうこと?」って思わせる部分がけっこう好きです。
結局調べちゃって、ちょっとだけ中国のことを知れるいい機会になるなっていう。それもこれも、シャオ・ナイの知性と性格によるものなのでますます好きになっちゃいます。

車の運転のシーンが出てくるので、いつか言いたいと思っていたことをついでに。
韓国とか中国には住めないかもと思う理由の一つに、左ハンドルだっていうのがあります。
韓国ドラマを見るようになるまで、韓国に全く興味がなかったので韓国が左ハンドルだって知らなかったのは当然なんですが、中国も車が右側通行、左ハンドルって知らなかったので、中国ドラマ見て知ってびっくりしました。
そりゃーBMWもアウディとかも、日本に売るより中国市場に参入した方が楽だろうなー。ドラマにめっちゃでてくるハズだわ。

今回もシャオ・ナイ成分がなかなかに不足する回でした。
しかし、病院で思わせぶりに愚公たちが膝から崩れ落ちるシーンはなんなんだろ?一応、シャオ・ナイが目覚めた後に、手術したわけでもないのに医者が首を横に振った意味が分からない、って言い訳してますが・・・。しかも、ドラマの中でもドラマに出てるようなちょい大げさな演技的演出。ほんと謎。

さて、約束をすっぽかしたことになってしまったシャオ・ナイが微微(ウェイウェイ)を気にして終わっちゃいましたが、どうやって微微(ウェイウェイ)の心を取り戻すのか。



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『君は僕の談判官』 あらすじ・感想2(ネタバレ注意)

2020-09-26 23:14:01 | ┗ 君は僕の談判官

(つづきです。こっちは主に感想)
2018年 中国

◆キャスト
トン・ウェイ:ヤン・ミー
シエ・シャオフェイ:ファン・ズータオ
チン・ティエンユー:ディラン・クォ
シエ・シャオティエン:ライ・イー
シャン・ビーチェン:ジュー・シューダン

ヒロインは「永遠の桃花~三生三世~」「扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~」に出てたヤン・ミー。

主演は元EXOのファン・ズータオ。このドラマで知りました。私が見に行った2015年味スタのa-nationにも出てたのかなーって調べてみたら、残念ながらその1週間くらい前にEXO脱退してました。

そして、ファン・ズータオの弟役に、ヤン・ミードラマでお馴染みのライ・イー。出てきたときには、お、今回は主演のお兄ちゃん役か、って思ったら弟役。あれ?そんな年齢だっけ?って思ってちょっと調べたらやっぱライ・イーの方が3コくらい年上でした。

そしてそして、トン・ウェイに思いを寄せるチン・ティエンユーを一途に思う後輩シャン・ビーチェン役にジュー・シューダン。「永遠の桃花」で、めちゃめちゃ嫌な女役の玄女を演じてましたが、「スウィート・ドリィームズ」では、初めこそ邪魔なヒロインのライバルでしたが、最終的には他の同僚とくっついていい人になる役。そして今回は最初っから最後までめっちゃ健気でいい娘役だったので、きっとここで好感度上がって、そろそろヒロインを演じる日も近いんじゃないでしょうか。

あとは、シャオフェイに思いを寄せるチェンシーを好きなヤン・シャオ役に、「マイ・サンシャイン」でイーチェンの同僚弁護士役だった趙楚侖(この人
名前読めない。チャオ・チュールンて書いてたり、ジャオ・チューグァンて書いてたり?)。この方、「花千骨」とか「扶揺」とか、ちょいちょい見かけるんですが、「マイ・サンシャイン」以外可哀そうなくらいやな人の役。「マイ・サンシャイン」はけっこう出番の多い主要メンバーに入ってたけど、人物相関に絡んでこないので紹介されない。そういった意味だと、「扶揺」では相関に絡んでる役だったのに、「扶揺」自体に登場人物多すぎて、紹介としてはスポットが当たらないっていうね。まぁ、私的にも推しメンにはならない人なので仕方ないか。

あ、あともう一人。シャオフェイの親友でレストラン経営してるルオ・ビン(リー・ドンホン)も、「永遠の桃花」で夜華の叔父さん役やってた人だね。


◆感想
このドラマ、ちょっと主人公たちの置かれた環境が自分と違いすぎるためか、中国人との気質の違いのためなのか、何かとストレスのたまるドラマです。
主人公のシャオフェイが堪え性がなくすぐキレちゃうのもそうだし、(まぁ、今まで何不自由なく暮らしてきた富豪からいきなり庶民になった格差を表現するためとは思いますが)やり手の談判官であるはずのトン・ウェイが、私生活のことになるとなかなかにコミュニケーション能力が低下する。(家族に好印象を持つよう恋人を紹介できないし、恋人の父親との関係もうまいこと解決できないし・・)
まー、でも若いうちの間違った決断は、何度でもやり直しがきくし、取り返しのつかないものはない、っていうのが主題のひとつなんでしょうか。

そして、中国ドラマで往々にして多いのが、友達の余計な発言。シャオフェイの親友だって言ってるルオ・ビンは、シャオフェイはトン・ウェイしか愛せないって言ってるのに常にチェンシーとの間を取り持とうと余計なことをしてくるし、トン・ウェイの親友っていうシャンシャンも、トン・ウェイが絶対に好きになることはないっていうのにティエンユーをグイグイ勧めてきて、挙句、酔ったエロい日本人に絡まれたところをシャオフェイに助けられたくせに、シャオフェイがチェンシーと抱き合ってたとか、嘘の証言をするし。
実際、この二人がいなかったら、このドラマ半分くらいの話数でスッキリできる気がする。
だいたい、シャオフェイが苦境に立たされる原因の5割は、チェンシーがシャオフェイを好きな気持ちを諦めずにそれを周りが察知して嫌がらせをしたり、シャオフェイとくっつけようとしたりするせいだったりするし。ヤン・ミーほどじゃないけど、チェンシー役の女優さん、実年齢がファン・ズータオより5歳年上で、化粧も濃いからなんかときどきオバサンに見えちゃのもちょっと・・・って感じで最後まで好きになれなかった。

また、ちょっと思ったのが、中国での職業に対する差別的な考えが酷くない?っていうこと。レストランの配達員て、そんなに恥ずかしい仕事なのか?ウーバーイーツ全否定?
昔、中華料理店で中国人と一緒にバイトしてた時に、中国人の友達に皿洗いの当番が回ってきたので知らせに行ったら、「中国では皿洗いは一番身分が低い人のやる仕事。だからほんとはやりたくない。」ってブツブツ言っていた。(まぁ、なんだかんだ割り当てられた仕事をするんだから悪い子ではなかったけども)むしろ、面倒な客相手に接客をやりたくなかった私は「日本では、職業に貴賤はない、って言葉があって、どんな職業も尊重されるものだよ」って言って代わってあげたんだけど、ちょっとそういう文化の違いにびっくりました。(まぁ、日本でも皿洗いは何もできない下っ端がやる作業って認識はあるけど、それでも下積みっていう感じだし、忙しいレストランとかでは、食器洗い専門の人がいて、誰かがす代わりにやっても同じクウォリティで仕事はできないようなノウハウがあったりもするよね。)それがまだ根強く残ってるんだなー。
日本のドラマでは、ちょっと前の瀬戸康史あたりがチャラいけどそれでいてある種のプライドも持った感じで配達員の役、やってそうだよね。

このドラマの解せないことのもう一つが、登場人物の名前の法則性。
主人公のシャオフェイの父親がティエンヨウで、その弟である叔父の名前がティエンチョン。なるほど父親の兄弟の名前はティエン〇〇シリーズかと思いきやトン・ウェイに想いを寄せる弁護士の名前が、ティエンユー。
で、シャオフェイに弟のシャオティエンときて、チェンシーに想い寄せる科万(コーワン)の社長の名前がヤン・シャオ。
漢字だと全く違う文字なのかも知れないけど、カタカナ字幕だけ追っていると、なかなか登場人物の名前が覚えきれない・・・。

あとは、キスシーン。シャオフェイからトン・ウェイに対する、いちゃいちゃしながらのデコチューがけっこう多いんだけども、口と口とのキスが2回しかなかったような?しかも接触時間がめっちゃ短い。えってくらいの。キスシーンが好きですごく見たいってわけではないんだけど、なんかそこに注目しちゃうくらい不自然になかった。ファン・ズータオがまだアイドルに片足突っ込んでて、ファン離れが心配で嫌がったんだろうか?(若かりし宮崎あおいがNANA2の出演を断ったように)考えすぎ?ただただ、デコチューが流行ってるだけ?

それから疑問点が一つ。
シャンシャンが臨月間際に、バスルームで転んじゃってそのまま亡くなっちゃうところ。そんな派手な転び方じゃなかった気がするけど、この時期に転んじゃうとそんな簡単に死んじゃうものなの?そしてそして、自分ですぐに救急車呼んでたっぽいのになぜトン・ウェイは、「あのときあと5分早く駆けつけられてたら、シャオフェイに止められてなかったらシャンシャンは死んでなかったかも」っていう発想になるのか?ニューヨークから上海まで飛行機で15、6時間かかるんじゃないの?とっくに病院に運ばれてたはずなのに、トン・ウェイがちょっと早く着いたからって、最後の時をもう少し長く一緒に過ごせたくらいで、命は左右されなかったでしょ。
ついでに、シャンシャンの彼がなぜちょうど亡くなった後に来たのかが謎。今朝、式場予約したのにって、式場予約してる暇あったらもっと早く駆けつけられただろうに、なぜこのタイミングなのか?病院に運ばれた直後には誰も連絡してあげなかったってこと?トン・ウェイも、ニューヨークで飛行機待つ間とかに連絡してやれよ、って感じです。

あと、最後ちょっとあっさり終わりすぎ?私的にはもうちょいラブラブ感に浸って終わってほしかった。
だいたい、ハワイに行く必要ってあったのだろうか?ハワイを一緒に生きる決断をする地にして、最後にまたそこで終わるっていううまいことまとめてるけど、きっと旅行会社がスポンサーに入ってて、その旅行会社がこのドラマ制作中に推してたのがハワイ旅行だったんでしょう。ドラマがうまいこと跳ねれば聖地巡礼じゃないけど、行きたくなるしね。とりあえずこのドラマ見てもハワイに行きたいとは思えなかったけど。もうちょいちゃんとしたアロハシャツ着るとか、ムームー的なものでもいいから真剣に現地の衣装着て、フラダンスをちょっと踊るくらいして欲しかったなー。(なんとなくですが。)

一番よかったのは、ビーチェンの存在。ビーチェンがティエンユーに近づけば近づくほど感じる安心感。しかも、どこまでもいい子だし。
いい子度合いでは、ティエンティエンが無事に付き合えた彼もそう。この二人は素直で人格と情緒が安定していて、ほんとに見ていて癒される。

でもまぁ、ちょっと冗長的な部分が多くて長すぎる感はあったけど、ちゃんと期待を裏切らない相手となんだかんだ困難を乗り越えてハッピーエンドで終わったので全体的にはよかったかな。

あ、あと1コ忘れてたけど、「談判官」って何だろうって思ってたら、企業同士の提携とか行う際に橋渡し役的な、交渉をする職業みたいです。
あー、そういえば「交渉人」とかいうドラマあったなーって思ったけど、日本で言う交渉人は、警察側からみた犯人との交渉をする人でしたね。なんだろ?日本で言うとコンサルタントとかがそれに当たるのかなー?それとも企業弁護士かな?でもそれティエンユーの仕事だしね。ここ10年くらいの間にできた中国の新しい隙間産業だろうか?よく分かりません。
と思って調べたら、このドラマで作られた架空の職業でした・・・。


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『君は僕の談判官』 あらすじ・感想1(ネタバレ注意)

2020-09-26 20:05:55 | ┗ 君は僕の談判官
2018年 中国

◆おススメ度
★★★☆☆

ヤン・ミーの現代ドラマも見てみようと見始めたものです。
元々は「私のキライな翻訳官」のあらすじだけ見て、ざっくり
「第一印象最悪な出会いをした相手のせいで職かなんか失って、その後近しい関係者として再開して好きになっちゃうようなドラマ」
っていう印象だけ持って、しばらく見てなかったんだけど、そういえばあのドラマ見てみよう、と思い立って見たのが始まりでした。でも見て見たら、あれ?
初対面がそれほど最悪でもない?って思って気づいたら、全く持って別のドラマでしたっていう・・・。
(今度こそざっくりしたあらすじにしようって思ったのに長くなったので、2回に分けます。)

◆あらすじ
100年前にアメリカに渡った中国の富豪一族(華僑)の長男のシエ・シャオフェイは、自分の決められた人生に生きる意味を見出せず、また、寝たきりで植物状態の母親を
助けることもできない無力感の中で自暴自棄になり、放蕩息子を演じていた。

そんな中、シエ・シャオフェイは一族の悲願である100年目の中国帰還プロジェクトの提携候補の企業である科万(コーワン)との交渉を任され、ニューヨークから
上海へと渡る。そこで、交渉時の協力機関であるCAEAの談判官トン・ウェイと出会う。

ある日、シエ・シャオフェイは、自分の車の前に飛び出してきたところで倒れてしまった老人を、病院に搬送する。老人の意識が戻らないまま、老人の家族に
責められるシエ・シャオフェイ。自分は轢いていないと主張するも、
誰も信じてくれない中、トン・ウェイだけが信じると言ってくれ、そこからシャオフェイはトン・ウェイに急速に惹かれていく。自分に見向きもしないトン・ウェイを
あの手この手で振り向かせようとするシャオフェイ。
年下で顧客で生意気なシャオフェイに興味もなかったトン・ウェイもまた、シャオフェイの母親の故郷に対する夢を聞いたことがきっかけで、シャオフェイに
次第に惹かれていき、二人はいつしか恋仲となる。

しかし、CAEAには、顧客と交際してはいけないという鉄の掟があった。
顧客との交際がバレればクビになってしまうと分かっていながら、こっそり交際を続けるトン・ウェイとシャオフェイだったが、ある時CAEA支部長に呼び出され、
別れて仕事を続けるか、交際を続けて会社を辞めるかの選択を迫られてしまう。
幼い頃に不正の嫌疑をかけられ自殺した両親を持つトン・ウェイは、仕事で出世し、CAEAに関わるある人物に会いいつの日か父親の無実証明するという夢があった。
トン・ウェイは、葛藤の末シャオフェイとの別れを決意する。

そうした中、科万(コーワン)との3度目の交渉の日、提携の条件として突き付けられたのは、科万(コーワン)の会長の娘であり、科万(コーワン)側のプロジェクトの
責任者であるチェンシーとシャオフェイとの結婚だった。
条件を聞いてトン・ウェイが動揺する中、自分を捨てたトン・ウェイへの仕返しとして、チェンシーとの結婚を承諾しながらも生涯愛するのはトン・ウェイだけだと
宣言してしまうシャオフェイ。

CAEAの上層部にクライアントとの交際がバレてしまったトン・ウェイは、それでも支部長の尽力により、一時的な停職処分となる。
自分の母親とトン・ウェイを重ね、自分たちの未来が明るいものではないことを悟ったシャオフェイは、トン・ウェイを諦めるため、最後の思い出作りにトン・ウェイを
無理やりハワイ旅行へと連れていく。

無理やりハワイに連れてこられ、怒るトン・ウェイだが、シャオフェイの決意を聞かされ、3日間だけ幸せな恋人として過ごすという提案を受け入れる。
3日後の永遠の別れを前提に、楽しい時を過ごす二人だったが、別れの決意とは裏腹に、お互いを想う気持ちが大きくなっていく二人。
離れたくない気持ちを確かめ合った二人は、シエグループに立ち向かう決意をする。
                       
二人がそんな決意をした矢先、グループ会長へと下克上を狙うシャオフェイの叔父に唆された義理の弟シャオティエンの水面下での協力の元、会長の所持数を上回る株を
手に入れた叔父が、シャオフェイの父であるティエンヨウから会長の座を剥奪し、シャオフェイとティエンヨウの財産が凍結されてしまう。ティエンヨウはショックのため
発作で倒れ、トン・ウェイの勧めで、反発していた父親を見舞ったシャオフェイは、父のティエンヨウからある人物を探すよう託される。それは、シエグループの
謎の株主の一人であり、シャオフェイとティエンヨウそしてその株主の株を合わせれば、叔父の持ち株数を上回り、逆転も可能だという。

無一文になったシャオフェイは、トン・ウェイの家に居候するも、シャオフェイとトン・ウェイの交際は自分たちの得にならないと考えるトン・ウェイの叔父夫婦に冷遇される。

金も稼げず恋人に養ってもらうのは男の恥だとしてシャオフェイはトン・ウェイの従妹ティエンティエンの助けを借りてトン・ウェイの家を出、仕事を探すが、すでに著名な
企業には科万(コーワン)の手が回り全て不採用。
一方、トン・ウェイもまた、CAEAの大口クライアントであるシエグループの会長と敵対するシャオフェイの恋人であることはCAEAの社員として許されないと、シャオフェイ
との別れを迫られるが、シャオフェイと別れることはできないと、CAEAを辞めてしまう。

ティエンティエンに借りた金も底を尽きたシャオフェイは、ティエンティエンにまたも助けを求めるが、ティエンティエンは手ごろな安いアパートを探しシャオフェイに紹介する。
そこは、シャオフェイの恋敵でもあるチン・ティエンユーの後輩、シャン・ビーチェンの住むシェアハウスだった。
ティエンユーを恋い慕うビーチェンは、トン・ウェイの恋人ならばとシャオフェイとのルームシェアを了解する。
                       
就職先探しに四苦八苦するシャオフェイは、ビーチェンの手助けにより、ある外食レストランの部長として採用の連絡を受けたシャオフェイは、喜び勇んでレストランを訪ねるが、
部長とは名ばかりのデリバリー要員だった。
屈辱的な扱いに、軽く失望を覚えるシャオフェイだが、愛する恋人のためと頑張る。
ある日、配達先で倒れている老婦人のために救急車を呼んだシャオフェイは、後日、TV局のレポーターを連れて訪ねてきた老婦人のおかげで、本当の意味でのレストランでの
部長職を得ることに成功する。

そんな中、自分に対抗するために株主を探していることを知る叔父は、会社が面倒を見ている母親の医療費を継続して支払う代わりに、シャオフェイの持つ株を手放すよう、
交換条件で脅す。
母親を人質に取られたシャオフェイは、株を手放そうとするが、トン・ウェイに止められる。そして、高額なシャオフェイの母親の医療費を負担するために、トン・ウェイは
両親との思い出の詰まった家を売りに出し、
シャオフェイの住むシャアハウスで同居を始める。

家も売り、CAEAを辞めたトン・ウェイは、大学時代からの友人ティエンユーからの求めに応じて、ティエンユーの法律事務所で顧問として働き始める。
大きな企業のM&A後の内紛を両者winwinの関係でまとめたトン・ウェイは、TV番組からの取材を受け、その反響のためCAEAから復職を求められる。

復職に応じたトン・ウェイの元に、トン・ウェイがずっと会いたいと願っていた、両親の死の真相を知る人物である理事のツァイに会える唯一の機会である総会への招待状が届く。
トン・ウェイは喜びと期待を胸にツァイ理事長に会いに行くが、トン・ウェイに知らされたのは父が実際に不正に関わっていたという事実と、父の後を追って母親までが
自害したという事実だった。

大きなショックを受け、生きる希望を失ったトン・ウェイは、心を閉ざし、部屋に引きこもってしまうが、シャオフェイ、ビーチェンと、親友のシャンシャン、叔父夫婦の呼びかけに
少しずつ心を開いていく。

トン・ウェイに尽くし、今できる限りのことを精一杯頑張るシャオフェイの元に、ずっと探していた株主が見つかったとの情報がもたらされる。シャオフェイが早速会いに行くと
、探していた相手は、CAEAのツァイ理事長だった。

親友の娘だったトン・ウェイのために、親代わりとして何でもしてあげたいが、ビジネスとしては力になれないと断られてしまうシャオフェイ。
しかし、後日、互いに内緒で、別々に相手のためのお願いをしにツァイ理事長の元を訪ねたシャオフェイとトン・ウェイに、ツァイ理事長は根負けし、力になることを約束する。
                       
そして、ツァイ理事長の協力の元、トン・ウェイと二人、ニューヨークに戻ったシャオフェイは、ついに叔父の手からシエグループを奪還することに成功する。
トン・ウェイは憧れだったCAEA本部で働き始め、シャオフェイはシエグループの会長の座に収まり、ついにハッピーエンドを迎えたかのように思えた二人だったが、シャオフェイと
トン・ウェイの結婚を快く思わない
シャオフェイの父ティエンヨウは、一族の会議のために集まったトン・ウェイに二人きりで話がしたいと申し出、頃合いを見計らってトン・ウェイが逆上したせいで心臓発作を
起こしたかのような演技でトン・ウェイを陥れ、
シャオフェイと別れさせようと画策する。

トン・ウェイのおかげですでに父との和解ができていたシャオフェイは、父を疑うこともなく信じてしまう。自分を信じてくれないシャオフェイに不信感を持って抗議する
トン・ウェイを持て余すシャオフェイ。

そんな中、トン・ウェイの元に、臨月を迎える親友のシャンシャンから助けを求める電話が入る。
今すぐシャンシャンのために上海に戻るというトン・ウェイに、今上海に戻ったら逃げたと見做され、自分たちの結婚に不利になると考えるシャオフェイは、何とかトン・ウェイを
止めようとするが、ケンカになり、頭に血が上ったシャオフェイはつい、「シャンシャンなんて軽薄な女は悲惨な最期を迎えて当然だ!」と口走ってしまう。
その言葉に逆上するトン・ウェイ。そこに、今度はシャオフェイの母親が危篤との知らせの電話が。
シャオフェイは、トン・ウェイを義弟のシャオティエンに任せ、病院へと急ぐ。残されたトン・ウェイは、シャオティエンに懇願し、シャンシャンの待つ上海へと急ぐ。

トン・ウェイが急いで帰るのも空しく、トン・ウェイが病院に着いてしばらくしてシャンシャンはお腹の子と共に亡くなってしまう。

また、時同じくしてシャオフェイの母親も亡くなってしまう。母親を亡くし、ショックを抱えて帰宅するシャオフェイ。トン・ウェイが上海に帰国したことを知ると、
愛する人を二人同時に失ってしまったと嘆き悲しむ
シャオフェイ。

上海で、親の勧めを断れずに、会社の重役で大学の先輩でもあるヤン・シャオとの結婚を3日後に控えるチェンシーの元に、シャオフェイの親友ルオ・ビンから
シャオフェイの母親が亡くなってシャオフェイと連絡がつかなくなったとの知らせが入る。
シャオフェイへの気持ちを断ち切れないでいたチェンシーは、ヤン・シャオとの結婚の約束を反故にし、ニューヨークのシャオフェイの元へ駆けつける。

酒浸りで急性アルコール中毒寸前だったシャオフェイは、目覚めると、父親にチェンシーがシャオフェイのために結婚を破談にして駆けつけたこと、結婚破談により、
科万(コーワン)の会長から勘当されたこと、また母親が亡くなったというのにトン・ウェイからの連絡は一切ないどころか、トン・ウェイがティエンユーが購入した
トン・ウェイの元の家で一緒に暮らしていることなどを聞かされる。

トン・ウェイの近況を聞き失望したシャオフェイは、父親からの強要もあり、チェンシーの恩に報いるために彼女と婚約をすることに。

当初の目的であった、シエグループ100周年目の中国帰還プロジェクトの発表のため、上海に戻るシャオフェイ。
プロジェクトの記念式典のプロデュースをCAEAに依頼するが、トン・ウェイは長期休暇中だと知らされる。
トン・ウェイへの想いを諦め切れていないシャオフェイは、トン・ウェイの元へ会いに行くが、シャンシャンが亡くなった原因の一つはシャオフェイが自分を引き留めた
せいだと思うトン・ウェイは、シャオフェイの謝罪と愛情を簡単に受け入れることができず、拒絶してしまう。

一方、ティエンユーを諦め、会社のボスの紹介で知り合った男性との結婚を決めたビーチェン。ティエンユーに、交際相手の両親に会いに行くという理由で休暇を申請し、
片思いを終わりにするとの手紙を出す。
ティエンユーは動揺し、トン・ウェイにビーチェンを引き留めてもらうようお願いするが、失敗する。ビーチェンを失ってしまうことを実感し、ようやく自分の
ビーチェンに対する思いに気づいたティエンユーは、空港へと向かい、ビーチェンに素直な気持ちを伝えるのだった。

トン・ウェイを休暇から無理やり復帰させ、記念式典の担当をさせるシャオフェイ。
ビーチェンとの結婚の報告にCAEAを訪れたティエンユーがトン・ウェイと抱擁を交わしている場面を目撃し、二人が結婚するものと勘違いしてしまう。

シャオフェイの勘違いを知ったティエンユーは、二人の誤解を解くために一肌脱ごうと、シャオフェイに会いに行く。
トン・ウェイがティエンユーと関係なかったこと、シャンシャンが自分の母親と同じ日に亡くなっていたことを知ったシャオフェイは、もう一度トン・ウェイとの間の
誤解を解きに行く。

婚約発表を控えるシャオフェイの様子から、シャオフェイの心は自分にはないのではないかと疑いを持つチェンシーは、シャオフェイを二人の思い出の山に誘い、
「ここから頂上まで競争して、あなたが勝ったら婚約を破棄してもいいわ」と持ち掛ける。
それを聞いて振り返りもせずに全速力で石段を駆け上がっていくシャオフェイの後姿を見て、絶望するチェンシー。
さらに、頂上手前で諦めたようにチェンシーに勝ちを譲るシャオフェイに、私との結婚は彼からの施しだったと悟るチェンシーは、身を引く決意をし、姿を消す。

チェンシー不在で記念式典は始まり、シャオフェイの父ティエンヨウは、会社が利益を求める意義は、家族の幸せが原点だったと、息子であるシャオフェイが愛する
トン・ウェイの仲を自分の偽装工作によって壊し、シャオフェイとチェンシーに愛のない結婚を強いたことを反省していると、それもこれもチェンシーのおかげで
気づかされたと語りだす。

トン・ウェイとの間に何の障害もなくなったシャオフェイは、改めてトン・ウェイに会いに行くが、ここにはいないと知らされる。ティエンティエンに、
置手紙を見せてもらったシャオフェイは、二人の思い出の地、ハワイへ急ぎ旅立つ。

ハワイの地で再会したシャオフェイは、トン・ウェイに改めてプロポーズするのだった。


『君は僕の談判官』 あらすじ・感想2(ネタバレ注意)へ
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『シンデレラはオンライン中!』 第7話 あらすじネタバレ感想

2020-09-24 00:54:27 | ┗ シンデレラはオンライン中!
第7話 「恋のときめき」

いよいよ夫婦対抗戦に参加する奈何(ないか)と微微(びび)。
最終ステージのクエスト名は「神雕侠侶」で、今まで誰もクリアした人がいないらしい。

クエストの挑戦するとすぐに離れ離れになってしまう二人。暗闇の中に落ちてしまった微微(びび)が途方に暮れて不安になっていると、奈何(ないか)からメッセージが来て、チャットはできるのかと喜ぶ微微(ウェイウェイ)。(吊り橋効果的なやつ?)

公式サイトにもヒントが載ってない上に、クエストの紹介も簡略すぎると嘆く微微(ウェイウェイ)
奈何(ないか)に「どんな?」と聞かれ、思わず素直に
「夫婦の心が通じ合えばクリアだって」
と答えてしまい、その意味を改めて考えて恥ずかしさで悶絶する微微(ウェイウェイ)。

でもなんだかんだ、微微(びび)が暗闇で待つ間、愛の力かなんかで難題をクリアして探しに来てくれたのは奈何(ないか)でした。(断崖絶壁の見えない石段を登るとことか、このチャレンジにもし失敗したら、レベル0になるぞ、とか脅されても瞬時に決断して前に進む、ってところが心が通じ合う(愛の力)ってことなのかな?)
「神雕侠侶」のクエストをクリアした、初の夫婦となり、ゲーム内のユーザに賞賛される奈何(ないか)と微微(びび)。
すると、今まで真水無香に捨てられたと噂の多かった微微(びび)に対する評価が、何度も奈何(ないか)と偉業を成し遂げたことにより、少しずつ変化の兆しを見せる。(むしろ、真水無香が捨てられたんじゃないか、とか。)

クエストクリアの報酬は、背中に乗っかって飛べる鳳凰。
微微(びび)と一笑奈何(いっしょうないか)は、鳳凰に乗って、しばし空の旅へ。(よく分かりませんが、神雕侠侶っていう言葉の意味がこの光景を表している言葉らしい。)
「ギルドを抜けたのか?」と一笑奈何(いっしょうないか)に問われ、微微(びび)は、ギルドを抜けたいきさつを話す。(というか回想シーン)

‐‐‐‐‐
ギルドマスターの戦天下に呼び出され、小雨青青のボスをなぜ横取りしたのかと、ギルド仲間が集まる中で糾弾される微微(びび)。
いつの間にか、小雨青青が同じギルドに加わっており、戦天下に近づいて仲良くなったとのこと。
身に覚えがないと答える微微(びび)に
「彼女が気に食わないのは分かるが、私情を挟まないでくれ」
という戦天下。「あなたとは違うわ」と皮肉を返すが、第三者の戦天下と話してても埒があかないと、小雨青青に出てきて説明して、と呼びかける。それでも一向に姿を現さない小雨青青。出てこないなら全体チャットで聞いて、見ていた人に証言してもらう、と微微(びび)が脅すと、慌てて小雨青青が登場する。「私が倒せなかったボスをあなたたちが倒しただけ。それを戦天下が誤解したのね。」と言い訳する。

濡れ衣を着せたことを微微(びび)が追求しようとするが、戦天下ははぐらかし、真水無香の輿入れの日に、微微(びび)が売っていた薬は、ギルドの薬剤で作ったもので、本来は無断で売買するのは禁止だと難癖をつける。ギルドの倉庫の薬剤をほとんど集めたのは私なのになぜ文句を言われなきゃいけないのかと反論する微微(びび)。

怒りが収まらない微微(びび)は、小雨青青に謝らないならもうボスを倒させない、私が全部横取りしてやるからと、強く言うと、小雨妖妖の他の取り巻きたちが来て、微微(びび)を責める。それを見ても誰も微微(びび)を庇うこともしないギルド仲間を見て、「もう私の知っているギルドじゃなくなった」といって、ギルドを抜けてしまう。
‐‐‐‐‐


(一通り、ギルドを抜けたいきさつの説明のための回想シーンが終わり)

「構わない。一緒にいられる。」
と一笑奈何(いっしょうないか)。(もう、付き合って3ヶ月くらいの一番ラブラブな時期の恋人同士の会話のようです。)
「世をさすらう禁断のペアって感じね。」
「正式に君を娶ったはずだが?」
「ユーモアがないわね」
「名目は大事だ」
と、しばし言葉遊びのような会話を楽しむ微微(びび)と奈何(ないか)。

寮の部屋で、ゲーム中の会話の余韻を楽しんでいると、ルームメイトのシャオリンに
「今のあんたってまるで、恋愛中みたい」
と、鋭い一言を言われてしまう。

場面変わって、真億テクノのリー部長と面談する愚公(ぐこう)。
給与や福利厚生の面での待遇の良さをチラつかせ、愚公(ぐこう)を引き抜こうとするが、応じない愚公に、愚公の自尊心と劣等感を引っ張り出してシャオ・ナイと比べ持ち上げ、心理戦で仲違いさせて会社を抜けさせようとするリー部長。
最終的に、「大学生が集まって企業したところで、人脈も経験もない。我が社なら奇跡を創造できる。」といって、破格の給料を提示してくる。

ちょっと、見てる側はどきどきしちゃいますが、実際はすべてシャオ・ナイの手のひらの上の出来事、って感じです。
アプリの商談として会社訪問したのも、引き抜き作戦にハマりそうな雰囲気を出して愚公を面談に行かせたのも、目先のスマホアプリではなくもっと先のこと(PCゲームである新倩女幽魂の開発)を狙っての時間稼ぎの作戦のようです。

そして、視聴者が思っているよりも、4人の結束は固いよう。
「でも、俺が引き抜かれないか心配じゃないか?」
と問う愚公に、
「お前を引き抜くには条件が低すぎる。」
って。もう、微微(ウェイウェイ)じゃないけど腰が砕けちゃいそうなセリフ。人たらしなシャオ・ナイです。

会社の内装デザインが出来上がってきたことで、テンションが上がる4人。受付にとびきり可愛い女の子を雇ってくれというハオ・メイの提案を「無理だな」と一蹴するシャオ・ナイ。引き抜いた凄腕のプログラマーの一人が、女性恐怖症だからだとか。(まぁ、会社にフツウに女子なんて雇っちゃったら、みんなシャオ・ナイを好きになっちゃって、社内の人間関係も、この先を見据えた微微(ウェイウェイ)との関係もおかしなことになっちゃいそうだし、女子を雇わない理由を女性恐怖症のプログラマーだとして体よく使っているんでしょう。きっと。)

一方、家庭教師先のヤン君にねだられて、仕方なくゲームをしているところを見せてあげる微微(ウェイウェイ)。
ちょうど一笑奈何(いっしょうないか)にボス戦に誘われて行ってみると、そこにはボスと戦う小雨青青たちが。
満を持してボスを横取りすると、報酬には、レアなダイヤモンド。(レアアイテムが出たときは全体に周知されるらしい。福引の当たりみたいに。)

倩女幽魂に興味を持ったヤン君にしばらくゲームをやらせていると、小雨青青が全体チャットでボスを横取りされたと微微(ウェイウェイ)を非難する。ダイヤを渡せと。
そこへ、"ご飯不要"のアカウントを持つ誰かによる「ボスを横取りしたのは小雨青青の方だ」との書き込みと、ボス戦で実際に小雨青青がボスを横取りしている動画をアップ。全てを察した微微(ウェイウェイ)は、全体チャットで初の反論。
「口を閉ざしてきたのは、分かってくれてると信じてたから。でもこれほどの誹謗中傷は悲しい。」
(これで、微微(びび)に好意的になって来ていた噂好きユーザーにとどめの訴えをする、というわけです。)

小雨青青問題が落着したところで、仲間内に"ご飯不要"は誰のアカウント?と聞く微微(びび)。
微微(ウェイウェイ)の想定通り、愚公たちのアカウントで、動画については何度も小雨青青のボスを横取りし、小雨青青が怒って仕返しにボスを横取りしに来るのを待ち受け、そこを録画していたものだとか。ちょっと汚いやり方じゃない?と言われるのを恐れてか、先手を打って「全部三男の指示だ」と告げ口する愚公たちだが、それを聞いた微微(ウェイウェイ)は、
「さすが奈何(ないか)ね」
と返答するのでした。



(7話感想)

クエスト名として出てくる「神雕侠侶(しんちょうきょうりょ)」は、ドラマにもなってますが、中国の有名な武侠小説らしいです。この中に出てくる、苦難を乗り越えて結ばれるカップルが中国では知らない人がいないくらい有名だとか。そうなんですね。日本で言うと・・・うーん、いい例えが思い浮かびません。

このドラマによく出てくる"男神"て言葉。中国で割と新しめの言葉らしく、男の人が自分の中のアイドル的存在の憧れの人に「僕の女神様ー!」みたいな感じで呼んだりする、「女神」の男バージョンのことを言うらしい。カリスマ、とかアイドルとか、神とか、好き、憧れ、尊敬、みたいな意味が色々詰まった感じだろうか?
でも、ちょっと分からないのが、ウェイウェイがゲームでチャットやってるときに、一笑奈何(いっしょうないか)に呼びかける時の言葉。日本語訳では「奈何」って訳されてるけど、チャット上の表記では"大神"って記載されてるし、発音も"ダイシン"て言ってるように聞こえるこの言葉はいったい何だろう?夫婦が夫に尊敬の念を込めて呼びかける時の呼び方なのかな?

真億テクノが愚公(ぐこう)を引き抜こうと、社長がリー部長と思われる相手と電話しているのを聞いて、
「本当にユー・バンシャンたちを会社に?」
と、モン・イーランが社長に詰め寄る場面で、ようやくバンシャン愚公(ぐこう)の本名(フルネーム)がユー・バンシャンだって言うことが判明。(でも、猿子酒(えんししゅ)についてはまだ不明。多分。)

ヤン君の家庭教師先で、ちらっと夕飯の手伝い(?)をするウェイウェイですが、サラダかなんかにヤクルト入れててちょっとびっくり・・。(しかも何の料理なのかめっちゃ気になる。個人的には、ポテトサラダのようなものの作りかけをイメージしてます。)サラダのドレッシングにヨーグルトをいれるようなもの??とりあえず、学食の場面とか、寮の部屋の場面とか、ヤクルトがめっちゃ出てくるけどドラマのスポンサーなんだろうか?ちょっとこの回の料理にヤクルト使うのと、机の上にたくさん並んでるヤクルトは不自然かなと。
そういえば、中国ドラマ、韓国ドラマを見るようになって初めて、中国とか韓国でもヤクルトがけっこう飲まれてるのを知ってびっくりしました。

ちなみに、韓国ではヤクルトにストローを刺して飲むのが主流みたいですが、(サイズも少し大きめのが出てくることが多い)中国ではフツウにフタをはがして飲むのが一般的っぽいです。(あくまで何本かドラマを見てのことです。)


6話でかなりシャオ・ナイが微微(ウェイウェイ)にリアルで近づこうと行動に出ていたため、第7話ではそういった接触がない分ちょっと物足りなさを感じますが、ここは、微微(ウェイウェイ)が奈何(ないか)により、心を通わせていく回なので、仕方なく我慢、て感じです。

シンデレラはオンライン中! 第8話 あらすじネタバレ感想へ
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『ダイヤモンドの恋人』あらすじ・感想 3(ネタバレ注意)

2020-09-21 13:27:40 | ┗ ダイヤモンドの恋人
2015年 中国

「第3話~5話あらすじ」

デザイン部で頑張ろうと、足りない知識を補うため日々残業するドゥオ。
そんな姿を見て、少しドゥオを見直すシャオ・リャン。
いつもの残業後、台風のトラブルのため帰れなくなったドゥオは、たまたま居合わせたシャオ・リャンの許しを得て、復旧までの間社長室に居座る。そこで、次の広告の企画書を見つけ中を見てしまったことでシャオ・リャンを怒らせるが、ドラマ仕立ての広告を作り、ダイジェスト版と完全版を組み合わせて様々な媒体で流すことを提案し、シャオ・リャンを感心させる。

社長のシャオ・リャン自ら出演者となり、ガオ・ウェンとのショート恋愛ドラマ広告を制作することになり、企画発案者としてドゥオも制作チームに抜擢される。喜び、イーミンに報告するドゥオだが、ドゥオとシャオ・リャンの距離が近づくのを快く思わないイーミンは、嫉妬心から電話口でついドゥオに怒鳴ってしまう。

才能もない未経験者がどんなに頑張ろうとデザインの仕事は無理だと、ドゥオに冷たく当たるリウ・スーユエン。
ドゥオが撮影現場でリウ・スーユエンに怒られてる場面を見かけ、思わず声をかけ企画についての話を持ち出し、「君の才能に期待している」と優しい言葉をかけてしまうシャオ・リャン。
それを聞いてますます不機嫌になるスーユエンは、ガオ・ウェンから衣装についての質問をされるが、自分はジュエリーデザイナーで衣装は担当外だと言ってガオ・ウェンを怒らせてしまう。ガオ・ウェンを怒らせてしまったスーユエンのために、ドゥオがフォローに入るが、そのためにガオ・ウェンに気に入られてしまい、ますますスーユエンとの溝が深まる。

撮影機材が倒れ、シャオ・リャンをかばってケガをしたドゥオは病院に運ばれる。
イーミンは、ドゥオと仲直りしようと、撮影現場近くまで訪れ、ドゥオに電話するが、電話に出たのはシャオ・リャンだった。ドゥオがケガをして病院に運ばれたことを聞き、急いで病院に駆けつけるイーミンだが、意識を失ったドゥオのそばについているシャオ・リャンの姿を見ると、そのまま病室を出ていく。

ドゥオの意識が戻り、自分を助けた目的は何なのかを問いただすシャオ・リャンに、「世の中には、見返りを求めないこともある」と話すドゥオ。

イーミンは、シャオ・リャンが帰った後、夜にこっそり病室を訪ね、ドゥオとどうにか仲直りする。

翌日、撮影現場では、ガオ・ウェンがストーリー上キスシーンが不自然だとして監督とケンカして控室に戻ってしまう。
まさか仕事は放棄しないだろうと、撮影に使うジュエリーを控室に届けるスーユエンだが、ヒステリーを起こしたガオ・ウェンがテーブルの上のものを払いのけ、ジュエリーが紛失してしまう。
撮影現場を飛び出したガオ・ウェンは、追いかけてくるマスコミを避け、たまたま停車していたイーミンの車に飛び乗ってしまう。
ガオ・ウェンに乗り込まれたイーミンは、訳が分からないながらも何かを察して、ガオ・ウェンのお気に召すまま、1日気晴らしに付き合ってあげる。


キスシーンを残してガオ・ウェンが去ってしまった撮影現場では、ドゥオが監督に呼ばれ、ガオ・ウェンと体形が近いからと、キスシーンの代役を任されることに。何度も失敗しながらも、シャオ・リャンに励まされて気を取り直したドゥオは、撮影のためにシャオ・リャンとキスをする。

翌日、ガオ・ウェンが戻ってきた現場で、紛失したジュエリーが問題となり、スーユエンが犯人扱いされる。そこに社長のシャオ・リャンがやってきて、会社の規定通り退職を通告する。
ドゥオだけがスーユエンの潔白を主張し、紛失したジュエリー探しの手伝いをする。控室の監視映像を確認し、ジュエリーがガオ・ウェンのバッグの中に入ってしまっていたことを突き止め、それをイーミンの車から無事見つけ出す。
ジュエリーが見つかったにも関わらず、スーユエンの退職は免れないだろうというシャオ・リャンに、社員の気持ちや希望も考えてくれと苦言を呈するドゥオ。
ドゥオの発言を受け入れ、会議の場でスーユエンを退職処分にするという副社長のヅーリャンに、今回の件は不問に処すと言って、退職処分を撤回させるシャオ・リャン。すると、社内での社長の好感度が上がり、社員が笑顔で挨拶をしてくるようになり、気を良くするシャオ・リャン。

一方、イーミンとの息抜き場面をマスコミに撮られ、それを揉み消すためにシャオ・リャンとの偽装熱愛報道を早めようというガオ・ウェンの要求を受け入れ、記者会見を開くシャオ・リャン。
シャオ・リャンとの距離が縮まって来ていると思っていたドゥオは、その会見の場を見てひどく落ち込む。壁際で沈んだ様子のドゥオを見て、思わずダンスに誘ってしまうシャオ・リャン。浮かない顔をしている理由を尋ね、「好きだからです」と告白され、驚く。


シャオ・リャンは、会見パーティが終わった会場で「私は身の程知らずにも、違う世界に住む社長に気付いてほしくて努力を重ねてきました」と告白するドゥオの言葉を反芻する。
そこに現れたガオ・ウェンと、会見の感想を話しながら「恋愛も契約よね。純愛なんてあるのかしら」と言うガオ・ウェンに「ある」と発言してしまうシャオ・リャン。

翌朝、傷ついたドゥオを出社させたくないイーミンは、ドゥオの服を全て洗濯し、ドゥオが出社できないようにしてしまう。イーミンの小細工もむなしく、ドゥオが出社してないことを知ったシャオ・リャンはドゥオが気になって仕方がない。3日目にとうとう怒ってスーユエンを通してドゥオを会社に呼び出す。
シャオ・リャンに呼び出されたドゥオは、退職願を提出するが、「理由があいまいだ」などという理由で突き返されてしまう。(もう、シャオ・リャンがドゥオを好きになってしまっているのは明白です。)ドゥオはイーミンに、あなたの作戦は失敗だったと報告するが、退職願が受理されてドゥオがシャオ・リャンから離れることを望むイーミンは、「ヤツの心を掴みたいなら言う通りに書き直して提出しろ」と、ドゥオが辞めさせられる方向に持っていこうとする。しかし、作戦は逆効果で、シャオ・リャンがドゥオを退職させたくない気持ちがドゥオにも伝わってしまい、ドゥオは喜び、イーミンを恋愛の先生と仰ぐ。

翌日、出社しているドゥオを見て、満足げなシャオ・リャン。
ふらりと社長室にやってきたガオ・ウェンは、ドゥオの目が気になるシャオ・リャンにすぐに追い返されてしまうが、社内で仕事をするドゥオを見つけ、強引に食事に連れていく。

一方、バイト生活をするスーユエンの彼は、自分に難癖をつけて騒ぎ立てた客が忘れていった限定品のブランドバッグを持ち帰り、スーユエンにプレゼントだと言って渡す。
翌日、持ち主の客がやってきて、バッグを盗まれたと言ってまた騒ぎ立てる。

ドゥオは、ガオ・ウェンに有名人が集まるパーティに誘われたと言って、喜んでイーミンに自慢しに行くが、シャオ・リャンにドゥオを近づけたくないイーミンは、ガオ・ウェンとドゥオが仲良くなるのも好ましく思わず、恋敵の嫌がらせだとドゥオに怒る。
イーミンの忠告も聞かずに、パーティに出席するドゥオ。ガオ・ウェンと一緒に現れたシャオ・リャンを見て表情を曇らせる。
そうとも知らずに、ドゥオをシャオ・リャンに紹介するガオ・ウェン。

ドゥオが落ち込んで一人酒を飲んでいると、シャオ・リャンがやってきて、ガオ・ウェンと仲良くなったことについて問い質す。そして、「意図的に私に近づく女は嫌いだ」とまで言われてしまう。
落ち込んだドゥオは、さらにお酒を飲み酔いつぶれ、ホテルの玄関まで来ると、タクシーと間違えてシャオ・リャンの車の後部座席に乗り込み寝入ってしまう・・・。





(3話~5話 感想)
ドゥオが気になるイーミンは、仕事終わってからドゥオの会社に来て差し入れしたり仕事を手伝ったりしていますが、会社ってこんな簡単に部外者が入れるもの?ってちょっと疑問が・・・。セキュリティ甘すぎないか?

そしてそして、第4話にして、撮影の代役のためではありますが、ようやくティファニー・タン(ドゥオ)とRAIN(シャオ・リャン)のキスシーンです。
シャオ・リャンは、キスシーンの代役として現れたドゥオに最初は驚きますが、結局は励ましたりして無事にキスシーンを終えます。こっから二人の恋がちょっとずつ始まっていくんじゃないかって、期待させる場面です。

ガオ・ウェンの息抜きの1日が終わってイーミンと別れるシーン。イーミンが持っているミニオンらしきぬいぐるみにモザイク。そして、イーミンに服を全て洗濯され、パジャマ姿のドゥオのハローキティらしきパジャマの柄にもモザイク。これは中国、韓国ドラマあるあるの一つ、何かのキャラクターにモザイクがかかっている現象です。お得意のコピー商品だからなのか、ドラマが国外に出たときの著作権問題なのかよくわかりませんが、けっこう多くて気になっちゃいます。が、逆に透けて見えるモザイクから、何が隠れているのかを見つけ出すのも楽しみ方の一つかもしれません。

色々な人がドゥオの行く手を阻む場面が描かれるドラマですが(イーミンも嫉妬心からドゥオとシャオ・リャンの仲を邪魔しようとするし)ガオ・ウェンだけが、「純粋で性格のいい子だもの」って言ってドゥオに好印象を持ってくれるのが唯一の救いです。


(全くどーでもいい個人的なことですが、「シンデレラはオンライン中」のあらすじが全部終わってないのにこのドラマのレビューも始めちゃって、たまたま主人公が似たような名前のせいで、間違って書いていないかとても心配です・・・)



『ダイヤモンドの恋人』あらすじ・感想 4(ネタバレ注意)へ
『ダイヤモンドの恋人』あらすじ・感想 2(ネタバレ注意)へ
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『ダイヤモンドの恋人』あらすじ・感想 2(ネタバレ注意)

2020-09-20 11:47:47 | ┗ ダイヤモンドの恋人
2015年 中国

「第1話~2話あらすじ」

ミー・メイリーは、自分の人生は「みにくいアヒルの子」だと信じて日々頑張る、広告会社に勤める太った女の子。
広告会社では、企画だけは採用されるも、その後の会議にも呼ばれないなどのパワハラや容姿が醜いなどとのセクハラなど、不当な扱いを受けている。

ある日、ミー・メイリーが憧れる宝石会社の社長、シャオ・リャンが来社。
メイリーを不当に扱う部長が許せないシャオ・リャンは、メイリーが着せられた着ぐるみを脱ぐ際に敗れてしまったズボンの裂け目を隠すように自分の上着を脱いでかばってあげ、さらに、帰り際、落ち込む彼女をみかけ、優しい言葉をかけてあげ、明日のパーティで会おうと言って去る。

翌日、パーティに出かけたメイリーは、部長に意地悪をされ、パーティの終了時間を開始時間として知らされていたことを知る。
と、そこになぜか泥酔したシャオ・リャンが、メイリーにもたれかかってくる。半分意識を失ったシャオ・リャンを見て、宿泊させた方がよさそうだと判断したメイリーは、ホテルに部屋を取ってシャオ・リャンを部屋まで送る。
ようやくベッドまで連れてくると、メイリーを元恋人と勘違いしたシャオ・リャンがメイリーにキスをしようとしたところで寝落ち。
シャオ・リャンに乗っかられたままメイリーも寝てしまう。

翌朝、目覚めたシャオ・リャンは、横にメイリーが寝ていることと、自分がバスローブ姿なことに驚き、自分がなぜ裸になったのかをメイリーに問いただす。
メイリーは、泥酔していたシャオ・リャンを介抱してあげたことなどをうまく説明できず、シャオ・リャンが夜中に吐いてしまい、汚れた服を脱がせて着替えさせたことを伝える。
他に何かしたかと問われ、キスされそうになったことを思わずつぶやいてしまったメイリーに、「私にキスしたのか!」と強い口調で聞かれ、思わずうなずいてしまったメイリー。
借りた上着を返そうとするも、メイリーが触った上着を汚いものを触るかのようにつまんで床に投げ捨て、「計算高い女は嫌いだ。二度と顔を見せるな」と激怒してしまう。

メイリーは失意のまま、遅れて出社するも、企画を部長に横取りされたことで部長と言い争いとなり、そのまま解雇されてしまう。

さらに落ち込んで歩く帰り道、歩道のヘリで足を踏み外し、転んだメイリー。車道に散らばった私物を拾い集めていると、そこに1台のワゴンが突っ込んできて、驚いて立ち上がったメイリーはそのまま車に惹かれてしまう。フロントガラスに顔面から衝突した状態で交通事故に遭ったメイリーは、生死をさまよう大手術と、顔の整形を余儀なくされる。
メイリーの交通事故現場をニアミスで通りがかっていたシャオ・リャンが乗った車。なぜか運転手していた秘書が警察に呼ばれ事情聴取。幸い、非がないことが実証されたが、なぜか手術費用を匿名で負担してあげようというシャオ・リャン。

そうしてなんとか助かったメイリーは、数か月後、幼馴染で親友のイーミンの支えもあり、リハビリと食事療法で健康的に痩せた体と、整形手術のおかげで美しくなった顔を手に入れる。

包帯を取ったメイリーの顔に一目ぼれしたイーミンは、心の奥底に昔からあったメイリーへの思いをこの時から少しずつ自覚し始める。

美しく変身したメイリーに以前の明るさを取り戻してもらおうと、メイリーを飲みに連れ出すイーミン。メイリーとのツーショットを彼女に誤解され、彼女を追いかけるためにメイリーを置いて店を出てしまう。
仕方なく一人待つメイリーだが、しつこい男に絡まれ、困っているところをたまたま居合わせたシャオ・リャンに助けられてしまう。

一方、シャオ・リャンが勧める社内の改革を疎ましく思う副社長一派に、業績悪化を糾弾され、3ヶ月で売り上げ2割伸ばせなければ社長を辞任すると宣言するシャオ・リャン。
メイリーが勤めていた広告会社L社は、シャオ・リャンの宝石会社から企画を依頼されるも、ことごとく却下されてしまう。
困った部長は、メイリーに復職を依頼するため、メイリーの家へ。家の前で整形したメイリーと出くわすが、整形を知られたくないメイリーは、メイリーの同居人だと嘘をつく。

部長が訪ねてくることに恐怖を感じるメイリーは、イーミンの家に転がり込み、同居を始める。メイリーのせいで結果的に彼女と別れることになったイーミンは、どうにかしてメイリーを追い出そうとするが、結局は、なし崩し的に同居を許してしまう。

カスみたいな企画案しか出してこない広告会社に会社の売り上げのための企画を任せておけず、自らガオ・ウェンを広告塔にし、偽装恋人になる契約思いつくシャオ・リャン。
契約料空欄にした契約書で、ガオ・ウェンとの契約を結ぶ。

メイリーは、ミー・ドゥオと名前を変え、心機一転で新しい生活を始める。
どうしてもシャオ・リャンのことが忘れられないドゥオは、シャオ・リャンの会社に自分で企画案を売り込みに行くが、勇気を出して振返って企画書を提示するも、そこにいたのは副社長のヅーリャンで、企画書はヅーリャンに渡ってしまう。

シャオ・リャンとガオ・ウェンの熱愛報道を知り、一時はこの世の終わりと落ち込むドゥオだったが、誤報だったことが分かると、気を持ち直してシャオ・リャンの会社の社長秘書の面接に出かける。しかし、派手な服装をシャオ・リャンに指摘され、会社にお飾りはいらないと厳しい言葉を浴びせられる。
やけ酒をあおり泥酔したドゥオは、隣にいたイーミンをシャオ・リャンの幻覚に重ねキスしてしまう。動揺するイーミンだが、酔って全く覚えていないドゥオは、翌日、会社からの採用の電話に、飛び上がって喜び、嬉々として出社する。
ただ、なぜかデザイン部のアシスタントに配属されるドゥオ。デザイン部は、副社長であるヅーリャンの直属であり、ドゥオはヅーリャンに採用されたのだった。

それでもシャオ・リャンに少しでも近づこうと、用事を作って社長室に行くドゥオだが、シャオ・リャンに、計算づくで自分に近づく水商売の女と勘違いされ、有能な社員以外はいらない、自分から会社を辞めろと拒絶されてしまう。



(1・2話 感想)
「宝石界の野心家」っていうキャッチコピーが微妙なシャオ・リャン。
ちょっと、RAINがイケメン扱いされているのがどうにも解せないんだけども、見てるうちにイケメンに見えてきちゃうのが不思議。でも、RAINのドラマはちょいちょい制作側もそれをネタにして、「よくみると変な顔だろ」ってセリフが入ってたりします。やっぱりそゆこと?

そして、冒頭で太ったメイリーに対し、好意的な態度を見せるシャオ・リャンですが、ホテルで目覚めてから態度が急変するのが解せない。
なんとなく、太った女性に対しても偏見がない風な感じを見せつけときながら、自分が泥酔して歩くのもままならない状態であったはずなのに、そこを顧みることもせず、ただただ自分に近づくためのメイリーの策略と思い込んでしまうってどうなの?
翌日、ホテルの従業員に真相を聞き、メイリーを誤解してたと反省し、彼女を探すも事故に遭っていたことを知り、その語の消息が分からないことがずーっと心のしこりとして残ってしまうとかいう展開かなーとか思ってたけど全くそんなこともなかった。
でも、まぁ、シャオ・リャンが人としてまだ未熟だっていうのを表現してるのかな。

このドラマ、ほとんど予備知識がないまま見始めたので、親友役としてルオ・ジンが出ていて驚いた。しかも、なんとなくイメージ的にいつもなら黄明(ホアン・ミン)がやるような役?で、日本でいうと宮迫っぽい三枚目、的な。
ルオ・ジンは王女未央の皇子役しか知らなかったので、テンション高くて三枚目な役を演じているのにちょっと驚きました。個人的にはちょっと暑苦しくて苦手。

あと、このドラマ最大の謎ですが、事故で顔面ぐしゃぐしゃになってやむを得ず整形したのに、それをヒロインが最大の秘密にしている意味が分からない。それも、事故前は太っているのがコンプレックスではあっても、顔がブスってわけではなかったろうに。シャオ・リャンに、あのときのホテルの朝のメイリーっていうことがバレたくない、っていうことだろうか。

そしてそして、サプライズキャストの2人目、ディリラバ登場にびっくり。でも、今までみたディリラバってば、イケてないっていう設定の役が多かったので、今回は逆にディリラバのイメージにぴったりの役でした。(まぁ、イメージよりもわがままではあるけど。)
私が特に好きな中国人女優3人の内、2人が揃って出演しているドラマとか贅沢すぎて鼻血出そうだわ。(ちなみに、あと一人はアンジェラベイビーです。)

主人公が、割と一途な愛を示すストーリーが多いのが特徴の韓国・中国ドラマ。主人公やヒロインにはたくさんの恋敵が現れますが、自分の好きな人以外にはけっこう冷酷で見向きもしないってところが見てる側のストレス解消にもなったりするんですが、たまにある、妹ポジションの女をどうしてもうまくあしらえない男や、途中で運命の相手を間違えちゃって、一回他の相手と付き合っちゃうようなドラマが好きではないんですが・・・・このドラマはどうも後者のようです・・。

とにかく、早くシャオ・リャンとハッピーエンドになることを望んでいる私にとって、イーミンの存在がかなり微妙。同居とか、うっかりキスとか。(ドゥオが全く覚えていないっていうのがせめてもの救い。)しかも、ハッピーエンドに向けて頑張るヒロインに、早くあきらめろと怒鳴り散らすとか。日本人の嫌いなうるさい中国人の典型じゃない?この辺がけっこうストレスです。

でも、こんなに近い距離の役柄で、体もかなりくっつけるし、それを68話分も撮影してたら、生理的に受け入れられない人でなければ好きなっちゃうだろうなーってちょっと思いました。


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『ダイヤモンドの恋人』あらすじ・感想 1(ネタバレ注意)へ
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『ダイヤモンドの恋人』あらすじ・感想 1(ネタバレ注意)

2020-09-20 02:03:36 | ┗ ダイヤモンドの恋人
2015年 中国

◆おススメ度
★★★☆☆

「王女未央」の流れで見ました。
タイトルは何度か見かけてはいたけど、扉絵っていうのか、U-NEXTとかAmazonプライムとかのおススメとしてちっちゃく表示されたタイトル付きの画像が、なんだか昔のドラマっぽく見えていたので、ティファニー・タンのドラマだなんて気づかないでスルーしてた。

U-NEXTの詳細一覧のキャスト・スタッフのところから、各キャストの他の出演作が表示できる機能を知って、ティファニー・タンの他の出演作を見ていてようやく気付いた作品。
そういえば、中国ドラマガイド的な雑誌見てた時に、整形した女の子がどうのって小さめの紹介が載ってた気がして、昔、米倉涼子が出てた「整形美人」ってドラマ思い出しながら軽い気持ちで見始めたら、米倉涼子じゃなく、むしろ「リバウンド」ってドラマの特殊メイクの相武紗季を思い出すドラマだった。
しかも、そのティファニー・タン(だろうと思う太った人)の憧れの人が「僕には愛しすぎる彼女」に出てたRAIN。それで興味を持ち始めて見てみたら、なんとティファニー・タンの幼馴染で親友役として、ルオ・ジンが出てる!!しかも、「王女未央」の1年前の作品だって。

え?って感じです。ティファニー・タンを好きになって、結婚してることが判明した時に、結婚相手を検索したら(ルオ・ジンを知らなかったので)ちょっとオッサンぽい人とのツーショットが出てきて、誰これ?え、何で??みたいな感じだったけど、「王女未央」みたらなんとなく納得してたのに・・・。
(ちなみに、うっかり見始めたら全68話って。「マイ・サンシャイン」の倍以上あるんですけど・・・。)

ティファニー・タンとルオ・ジンの結婚について、日本語でささっと検索できる限りでは、「王女未央」での共演がきっかけで2018年に結婚てなってるんだけども、その1年前に、すでに共演してるじゃん。しかも68話分も。
なぜ、公表されてる交際のきっかけが「ダイヤモンドの恋人」じゃなく「王女未央」なの???(いや、はっきりとした撮影時期はわからないんだけども)
って思ったところで、まずは、あらすじを紹介。

あ、ちなみに、今更ですが、このドラマ自体は中国ドラマで、RAINは韓国の人です。「愛の有効期限」のノ・ミヌみたいに、ゲスト主演してます。当時は、これがRAINの中国ドラマ初主演だって、けっこう騒がれていたみたいです。それも踏まえて・・・。

そして、長くなりそうなので何度かに分けてあらすじ紹介していきます。

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『シンデレラはオンライン中!』 第6話 あらすじネタバレ感想

2020-09-19 17:33:12 | ┗ シンデレラはオンライン中!
第6話 「以心伝心のハート」

図書館で、夜一人勉強している微微(ウェイウェイ)。(たまに、寮の部屋は消灯してみんな寝てるのに微微(ウェイウェイ)だけゲームしてたりっていう場面があったので、ルームメイトに気遣って図書館にいるっていう設定なのでしょう。ノートPCをわざわざ持ち込んでいるあたり、動画のことが気になって仕方ないみたいです。)
勉強の方は一段落したのか、気になってゲームにログインすると、動画が完成している様子。早速、動画を確認する微微(ウェイウェイ)。

図書館は、少しずつ人が帰って閑散とした雰囲気に。そんな中、微微(ウェイウェイ)をこっそり見守る不審な男・・・シャオ・ナイです。
微微(ウェイウェイ)の後方に席を取り、こっそり背中からの様子を見ていたかと思えば、書棚の陰から本を一冊抜いて視界を作っては前方から微微(ウェイウェイ)の様子を伺う。
そうとも知らずに動画を見進め、女山賊が楽師に殺されちゃうシーンで思わず泣きそうな微微(ウェイウェイ)。微微(ウェイウェイ)が作った、女山賊を殺した後、楽師が崖から飛び降りるという筋書きは、女山賊の死後、楽師は約束されていた将来を投げ出し、世捨て人として湖のほとりで女山賊の面影を追いながら一人箏を弾き続けて生き続けるというストーリーに書き換えられており、その結末に感動してつい泣いてしまう。そして一笑奈何(いっしょうないか)は天才だと改めて感心する。

そんな様子を書架の陰からこっそり覗いて満足げな笑みを浮かべるシャオ・ナイ。
微微(ウェイウェイ)は、深呼吸をして落ち着きを取り戻し、とても面白かったと奈何にメッセージを送る。そして、変えた結末にどんな意味が込められているのか知りたい微微(ウェイウェイ)は、遠回しに理由を聞くが、尺の長さをかせぐためなどと、そっけない返答ではぐらかされてしまう。(きっと、考古学の講義の時に自分に関心を示してくれなかった微微(ウェイウェイ)に、少し意地悪をしているのかも。泣いている微微(ウェイウェイ)を見て満足げな顔をしていたことから、女山賊を微微(ウェイウェイ)に見立てて、自分だったらどうするかを考えて作ったに違いないのに。)

奈何に頼まれて動画を投稿した後も、「楽師はなぜ山賊を殺したの?」と聞いてみるも、「筋書きを考えたのは君だ」と言われてしまう。
最後に、「あなたなら山賊を殺す?」と聞かれたシャオ・ナイは、一瞬フリーズしてしまうがすぐに「俺は楽師ではない。殺さないよ」と返答。
核心を突いた答えは聞き出せなかったものの、最後にちょっときゅんとさせられる返信をもらえた微微(ウェイウェイ)は少し満足し、ようやく閉館間際の図書館の様子に気づき、帰ることに。
そして、図書館から帰る微微(ウェイウェイ)の背中をそっと見送るシャオ・ナイ。

一方、倩女幽魂に少しハマってきた様子のアルシー。レベルもちょっと上がって、初回の村では一番のベテランになった様子。(通常は第二の村とか街に行くのに、ここでは自分が一番の達人だから居心地がいいからと先に進まないみたいです。)
そんな歓天喜地が肩で風を切って歩いていると、でかいモンスター2匹に絡まれている男(ツァオ・グァンのキャラ)を発見。(さっきまで、歓天喜地がいるサーバーを探すのに悪戦苦闘してたみたいですが、無事に見つけて登録できたみたいです。)すぐに助けようとするが、自分のスキルでは敵わないと判断し、すぐさま微微(ウェイウェイ)に助けを求め、操作を代わってもらう。そうして、難なく男を救助した歓天喜地。その姿に見とれつつ、歓天喜地を微微(ウェイウェイ)と思い込んでいるツァオ・グァンは、歓天喜地に弟子入りをする。これに、アルシーは有頂天になって喜ぶ。

微微(ウェイウェイ)たちが投稿した動画は、すぐに得票数1位を獲得。このままいけば優勝確実と喜ぶ微微(ウェイウェイ)の元に、真水無香の依頼を受けたギルド友達の妮妮(にに)から、大金と引き換えに動画コンテストを辞退してくれないかとの連絡が来る。数10万のはした金で辞退するのはお断りだと、半分冗談で返す微微(ウェイウェイ)に、「数10万のはした金」発言を真に受けて、お金持ちだったのねと驚く妮妮(にに)。そして、真水無香と小雨妖妖がリアルでも恋人同士であり、微微(ウェイウェイ)と同じ帝都に住んでいるという情報が何気なくもたらされる。


ボス戦を一緒に戦う約束をしてた微微(ビビ)は、奈何と落ち合い、さりげなく奈何たちも帝都在住なのかを聞いてみる。(真水無香の時には興味のかけらもなかったのに、リアル奈何については気になる様子。)
愚公(ぐこう)たちも集まって、またも愉快に仲間割れしてじゃれていると、動画コンテストの結果発表が。
「女盗賊の略奪愛」が想定通り優勝する。そして(なぜか)優勝賞品の「虹色の衣」がペアで贈呈される。微微(ビビ)と一緒に「虹色の衣」をペアで着てくれる奈何だが、衣が緑に変わる前に元の装備に戻してしまう。緑の帽子は妻が不倫中の意味だからかと納得する微微(ビビ)と、せっかくのペアルックを着ないのかとからかう莫扎他(ぼさった)たちに、「心が通じ合っていたらそれで十分だ」とまたもや照れもせずにイケメン発言する奈何。気恥ずかしくなって、散歩してくると立ち去る微微(ビビ)に、苦笑いする奈何。(「逃げたな」っていう奈何の心の声が聞こえるようです。)

消灯後の寮の部屋で一人PCを前に、奈何に言われた言葉を反芻する微微(ウェイウェイ)。
「一笑奈何(いっしょうないか)と会ったの?」と聞いてきた妮妮(にに)の言葉を思い出し、一笑奈何(いっしょうないか)に写真の交換や会いたいと求められたときの可能性を考えてしまう。真水無香の時とは明らかに違う気持ちを一笑奈何(いっしょうないか)に抱いていることに気づいてしまうが、奈何がそういう浮ついた出会いを求めてる人じゃないことも知っている微微(ウェイウェイ)は、ゲームをやめてしまったら関係がそれきりになってしまうことを思うと、寂しい気持ちになってしまう。

場面変わって、鼻栓しながら靴下を洗うハオ・メイ。(どーしても、彼らの靴下がクサイアピールをしたいんですね、演出側は・・)ハオ・メイは靴下を洗う係で、他の二人は部屋の掃除をする係のようです。そこに、シャオリンの彼氏がやってきて、何事かと聞く。(なんのために登場してるのか微妙なシャオリンの彼ですが、シャオ・ナイには敬語で、他の3人にはタメ口(あくまでも日本語訳がってことですが)なので、どんだけシャオ・ナイが偉そうか、っていうことを伝えるための登場なのでしょう。)
そして、急に4人が初対面する過去の回想シーンに。ここで、ようやくシャオ・ナイがなぜ三男と呼ばれているかの謎を説明してくれます。(生まれ順では末っ子になるシャオ・ナイが、実力で決めようといってPCを取り出し、みんなと対戦し圧勝。そしてシャオ・ナイが長男になるかと思いきや、「室長はなにかと面倒だ」という理由で三男になったという経緯があるみたいです。)
今になってそのことを思い出し、嘆く3人。「挑発して冷静さを奪うやり口だ」と。

そこに、真億テクノのゲーム開発部のリー部長の秘書だと名乗る女性から、愚公(ぐこう)に電話がかかってくる。
真億テクノの真意を探るべく、色々な憶測を話し合うも、結局のところ、真億のヒット作が、零細企業の開発者を全員を引き抜き、元々零細企業が開発していたゲームと似たゲームを作らせたものだったという経緯から、愚公(ぐこう)たちを引き抜く作戦だろうということで落ち着く。
会う約束はしてないから、今度電話が来たら断るという愚公(ぐこう)に、「なぜ断る?いい機会じゃないか」というシャオ・ナイ。頭???の愚公。
「不敵な笑みを浮かべる時は、相手を陥れる時だ」と、ハオ・メイ。

そっから、気分を変えて学食へ行くことに。三男(シャオ・ナイ)が行くところに女が集まるから俺たちも気が抜けない、と言って、わざわざ着替える3人。呆れた目で見るシャオ・ナイでしたが、どこで調べた情報なのか、シャオ・ナイが行きたがったのはいつもと違う、微微(ウェイウェイ)行きつけの学食。男神降臨とばかりにざわつく女子たちに、浮足立つ3人。それをよそ眼に落ち着いた態度を崩さずも目で微微(ウェイウェイ)を探すシャオ・ナイ。

シャオ・ナイに気づいて、テンションが上がるアルシー。冷静に見えておかしなテンションになっている微微(ウェイウェイ)。隣の列に並んだシャオ・ナイを見て、「男神と同じメニューを食べる」と、おかしな決心をする。アルシーがこっそりシャオ・ナイの横顔を盗撮していると、シャオ・ナイが急に微微(ウェイウェイ)の方を見てきたので、慌てて取り繕うアルシーと微微(ウェイウェイ)。その反応を見て、少し満足げなシャオ・ナイ。

シャオ・ナイの列はどんどん進み、逆に微微(ウェイウェイ)たちの列はなかなか進まず、とうとうシャオ・ナイと同じタイミングで注文となる。シャオ・ナイと同じメニューにしようにも、先にシャオ・ナイの注文が聞けなかった微微(ウェイウェイ)は、「スペアリブ」をオーダー。と、同時にシャオ・ナイも「スペアリブ」と。
シャオ・ナイは、スペアリブが一人分しか残ってないことを告げられ、微微(ウェイウェイ)に譲って別のメニューをオーダーするが、シャオ・ナイとオーダーの発言が被った感動に浸ってた微微(ウェイウェイ)も、慌てて別の料理を注文する。

すると、空気をよまないハオ・メイが、後ろから割り込んでスペアリブを注文。そしてここで、学食で働くKOとハオ・メイの初対面。ハオ・メイを見て、やさしげに微笑む給仕係の男(KO)。そして、ハオ・メイの皿だけ肉大盛。

一方、ツァオ・グァンにシャオ・ナイが好きだと言ってから、やたらシャオ・ナイに会う機会が増えたと気まずく罪悪感を感じる微微(ウェイウェイ)。(会えばテンションおかしくなっちゃうくらい憧れてるのに、なんか矛盾と違和感を感じちゃいますが、実際に好きか、って言われると、好きなのは一笑奈何(いっしょうないか)だっていうことなのでしょう。)

そして、部屋に戻って一笑奈何(いっしょうないか)と夫婦対抗戦の話を進める微微(ウェイウェイ)。
そんな感じで第6話が終わり。



(6話感想)

6話はツァオ・グァンの場面から始まります。予想通り、ツァオ・グァンはゲーム初心者のよう。微微(ウェイウェイ)のものと信じているIDを頼りに、数あるサーバから微微(ウェイウェイ)のいるサーバを探しているみたいですが・・・そんなことってできるの?サーバも選んでないうちに、他人のIDの検索とかって・・・。(PCでやるゲームは艦これしかやったことないので分かりませんがちょっとした疑問だったので・・)片っ端からID登録して、そっから検索するしかないのかな?

今回、ようやく5話で微微(ウェイウェイ)が考えたストーリーの動画が出来上がります。5話でのストーリー紹介の時は、バーチャル世界で人が演じていましたが、今回は微微(ウェイウェイ)が完全にこっちの世界から動画を見ている。ので、ほんとにドラマのために精巧な動画が作成されてるっぽいです。ゲーム会社を経営するシャオ・ナイが作った動画だけあって、精巧な作りになっている。5話でストーリー追ってた時よりも婚儀の場面が華やかになっているし。このドラマ、ゲームの作りこみがけっこうすごいんだけど、中国内で何かコラボとかしてるゲームとかあるんだろうか。

そして、図書館のストーカーシャオ・ナイ。やってることが、履修票調べてる時から、もう完全にストーカーです。好感度の高いイケメンは、何をやっても許されます。(これがツァオ・グァンだったら、もう、キモくて恐怖で見てられなかったでしょう。サイコサスペンスになっちゃいます。)

図書館にもう誰もいないと報告する微微(ウェイウェイ)に、シャオ・ナイは「他にもう一人」と回答する場面にドキドキしちゃいますが、ほんとに別の人が現れて、結局何事もなく帰るウェイウェイでしたが、本当はここでシャオ・ナイはちょっとだけバレてもいいかなって気持ちになったんじゃないでしょうか。まぁ、考古学の講義で隣に座った時から少しその気持ちはあったんでしょう。

妮妮(にに)に、動画コンテストの辞退を打診されて、数10万のはした金発言をするウェイウェイですが、中国ドラマで出てくる例えば10万は、10万元で日本円でだいたい150万円くらいです。
なので、150万円をはした金って言ってしまう微微(ウェイウェイ)は、確かにめっちゃお金持ちに見えるでしょう。(中国じゃ、さらに150万円くらいの価値が日本よりちょい高めみたいだし。)でも、お金持ちでもなんでもない人間からしたら、それをはした金って言って嘘をつくにはけっこう抵抗のある額だと思うので、ここは微微(ウェイウェイ)が冗談で言ってるんだと解釈できるんじゃないかと思います。とりあえず、一笑奈何(いっしょうないか)が感動的に作り上げてくれた動画は、お金に換えられない価値があるってことでしょう。
余談ですが、注意しなきゃなのが、これが台湾ドラマだと、10万元(ニュー台湾ドル)で(全体的に正確にはドラマの制作時期にもよったりしますが)33~36万円くらい。そして、韓国ドラマだと、10万は10万ウォンで日本円だと9000円くらい(面倒なので、だいたい10分の1にして円つければよいかと。)になります。見てるドラマによって、円換算が違うのでたまに混乱しちゃいます。

動画コンテストの優勝賞品「虹色の衣」を着た一笑奈何(いっしょうないか)が、衣の色が緑に変わる前にまた着替えちゃうって場面ですが、緑の帽子を被るのが嫌だったんだろうって話、ちょっと調べてみました。
そして分かったことですが、中国では男の人が被っちゃいけない帽子のタブー色が2色あって、1つは白で、これは人が亡くなったときに被るものだからダメなのだとか。そしてもう一つは緑で、これは自分の妻、恋人が不倫、浮気してるっていう意味なんだそう。実際に浮気された人がその色の帽子を被ってアピールする、とかではなく、慣用句として緑の帽子を被せられた、とかっていうと、妻に不倫された、浮気された、いっていう意味になるそう。(昔、不倫してた女の人が、夫が長い外出をする際に、夫に緑の帽子を被せ、浮気相手への合図にしたとかっていうのが由来らしいです。)

そして学食での出会い。ここでようやく、チャン・ビンビン(KO)の登場です。チャン・ビンビンはこのドラマで初めて見て、そんなに好きな俳優さんではなかったけど、「逆転のシンデレラ」→「永遠の桃花」って見てかなり好きになりました。急成長してる、いや、すごい勢いで人気が出てる感じの俳優さんです。

ちょっとずつリアル微微(ウェイウェイ)に近づいていくシャオ・ナイですが、これからどうなるのか、ドキドキ感が高まってくところです!!

(しかし、「あらすじ」っていっときながら、むしろ詳細筋追ってることに気づいて気持ち粗くしてみましたが、まだまだ長いな・・・)


シンデレラはオンライン中! 第7話 あらすじネタバレ感想へ
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『不滅の恋人』

2020-09-16 02:11:28 | 韓国ドラマ

2018年 韓国

◆おススメ度
★★★★☆

◆あらすじ・感想(ネタバレ注意)
去年NHKでやってたので見てたドラマ。
前のオクニョも気になってたけど、気づいたら何話も進んでたので諦めてたら、ちょうど新しいのが始まったので、満を持して見始めた。

と言っても、テレビで放送中のドラマは続きが1週間気になってしまうので、基本的に何話か録画がたまってからしか見ない私。このドラマも6話くらいまで溜まってからみたんだけども・・・。
1話目は、いわゆる「フリ」の部分と、主要登場人物の紹介と相関関係を説明するようなエピソードが主で、あまり面白くない。タイトルに「恋人」って入ってるのにそんな関係っぽい人がどこにも出ないなーって思ってたら、最後の最後でようやく主人公二人が再開して抱き合うシーンで終わる。

で、本格的な話は2話目から。(ドラマによくある手法の、1話目で主人公が困難な状況に追い込まれていて、回想としてなぜそういう状態になってしまったかを振り返り、物語中盤くらいから1話目の場面が出てきてそっから現在進行形になるようなやつ。)
1話目があまり面白くなかったので、2話目以降見るのをちょっとためらったけど、ヒマだったので一応チャレンジしたら止まらなくなって、あっとゆうまに溜まってた録画分がなくなった。
仕方なく、次の放送回を待ってると、なんと大型台風の特番ニュースで休み!(NHKってけっこう簡単に番組構成変わるのね。)で、もう何年か振りにTSUTAYAに走っちゃいました。

前置きが長くなりましたが、だいぶ忘れちゃったけど、あらすじと感想。
ざっくりとした話としては、身分を隠したユン・シユン演じるウンソン大君(イ・フィ)と権力闘争や派閥争いに関与しない潔癖な高官(大堤学)の娘でチン・セヨン演じるジャヒョンが街でバッタリ出会い、次第に惹かれあい恋に落ち、二人を待ち受ける困難に立ち向かうっていう話。この二人が"不滅の恋人"ってことみたいです。
ただ、そこに野心家で母親に疎まれて育った、ウンソン大君の兄であるチニャン大君(イ・ガン)が絡んできて二人の運命の邪魔をしてくる。
イ・フィとジャヒョンの間に、少しづつ恋が芽生え始めた頃に、イ・ガンもジャヒョンを見初めてしまいます。
イ・ガンは、王座を巡っても、恋においても邪魔な弟を陥れて罪を着せ、弟の処遇をかさにジャヒョンに関係を迫ってきたり。けれども、絶対的不利な立場に追いやられながらも、不屈の闘志で這い上がってくるイ・フィ。
多少、報われない愛情を抱えたイ・ガンの不憫さも描きながらも全体的には勧善懲悪な感じのドラマに仕上がってる感じです。
基本的には兄と弟の戦いを軸に、女真族の王女ルシゲのイ・フィに対する報われない恋だとか、そのルシゲに恋するイ・フィの側近のキトゥクの切なさとか、憎めないキャラではあるけど基本使えないジャヒョンの兄と侍女クッタンとの関係とか、周辺人物の人間関係も割と作りこまれた感じに描かれてたりします。あ、あと、ジャヒョンの親友面してた野心家のナギョムが、イ・ガンに嫁いだ後、イ・ガンに愛してもらえずそれをジャヒョンにぶつけていたぶるとことかも。

長い歴史物の韓国・中国ドラマにありがちなのが、権力闘争がようやく解決すると、最終回は今までの回想シーンを多く取り入れて、主人公とヒロインの恋仲のその後はけっこうフワっとした感じで淡白に終わったりするパターンなんだけど、(撮影が予定より長引きすぎて、演者のスケジュールがなくなったりすんのかな?)このドラマはけっこうその辺もちゃんと回収して、ハッピーな部分をちゃんと描き切って終わる感じがとても好きです。まぁ、やたら長い、ってドラマじゃないからできたのかも知れないけど。でも私としてはそこが好印象でした。

◆キャスト
ウンソン大君:ユン・シユン
ジャヒョン:チン・セヨン
チニャン大君:チュ・サンウク
クッタン:ムン・ジイン

主演のユン・シユンは、製パン王キム・タックに出てた人です。(どう考えてもキムタク意識してつけてるタイトルな気がするけど、でかい製パン会社を経営する社長とパン作りに天才的な才能を発揮する愛人の子が面倒なゴタゴタを乗り越えてパン屋になる話?)いくつになってもベビーフェイスで可愛い。
あと、ルシゲは、「魔女宝鑑~ホジュン、若き日の恋~」でユン・シユンと共演してたヒロインかなと思ったけど、全然違う人でした。(興味ない人だと、韓国人女優の見分けがつかない・・・)

ヒロイン役のチン・セヨンは、オクニョにも出てる、若手ながらすでに時代劇の女王とか呼ばれてるらしい女優さんです。他の韓国ドラマ見てると、チン・セヨンの顔はすごく特徴的で分かりやすくはあるはずなんだけど、たくさんドラマ見た後に振返ったときには、パク・ミニョンとちょっとごっちゃになります・・・。(あくまでも私的にってことです。)

チニャン大君役のチュ・サンウクは、「ずる賢いバツイチの恋」を見た後だと、やや好意的にみれるかも?

このドラマで割と好きなキャラ、クッタンですが、この役を演じてるムン・ジインには「僕が見つけたシンデレラ」で再会できて嬉しかったです。

母親役のキム・ミギョン。韓国ドラマで誰が出てる作品を一番いっぱい見たかって聞かれたら、キム・ミギョンがもしれない。最近見た、「彼女の私生活」にも安定の母親役で出てたし。色んなドラマで母親役やってます。

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「太田伯山 第21夜」

2020-09-13 10:49:06 | バラエティー
今年の春のコロナ自粛の際に、春ドラマの開始が悉く遅れ、一時期、放送しているテレビ番組の9割が再放送か、昔の放送分の総集編、特別編、みたいな時期があって、元々みてた番組の放送時間とかも変わったりして、ちょうどトルネも壊れ気味だったので一旦日本のテレビを全くみなくなった時期があった。
というか、今もほとんど見ていない。

それでも、TVerとかで毎週欠かさず見続けてるのが「家事ヤロウ!」と「太田伯山」。(逆に、TVerで配信してくれない人気の番組は見なくなっちゃった。)

今回の「太田伯山」は、ファーストサマーウイカがゲストでした。

ファーストサマーウイカを初めて見たのはどの番組だったか忘れちゃったけど、とりあえず嫌いではない。
ワイドナショーにも呼ばれるようになって出世したなと思ってたら、関西圏でみたテレビでは冠番組持ってた。(めっちゃ大阪のオバチャンって感じの人になってたけども。上沼恵美子ポジションを狙ってるのかも?)

ずっと、彼女の名前が謎だったけど、この番組見てたらようやく謎が解けた。
太田が
「ウイカって本名なんだってね」
って聞いてくれたから。(たまにはいいこと聞いてくれるな。)

ファーストサマーウイカは、初夏の生まれで、それで両親が「初夏」と書いて「ういか」という読みの名前にしたらしい。
それで、23歳の遅咲きアイドルデビューする際に、名前にインパクト持たせようと、ういかの前に同じ意味を持つファーストサマーをくっつけたみたい。
なるほどー。目からウロコでした。

動機としては、ムロツヨシと一緒だね。
(ムロツヨシも、名前にインパクト持たせようと、誰もまだいないなと思ってフルネームをカタカナ表記にしたけど、全くの同年代俳優でオダギリジョーがいたっていう話。調べたら、誕生日も1ヶ月と違わないし、活動期間も同じ年から始まってた。)
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