第10話 「王子様の正体」
※あらすじに、けっこう意訳した解釈を追加しています。
リアル奈何(ないか)に会うために服を買いに来た微微(ウェイウェイ)。試着室から出てきた微微(ウェイウェイ)に、思わず見とれてしまうアルシーたち。
胸の谷間が強調されちゃう赤いワンピースにちょっとためらい、「もう少し清楚でお嬢様っぽい服を」とリクエストを出す微微(ウェイウェイ)。
結局、シャオリンが選んでくれたテロテロ素材の白い長そでブラウスに、淡い水色の花柄スカートに決めた微微(ウェイウェイ)。
なぜ急に今日新しい服を買うのか追求され、
「明日、大切な面接があるの。」
とごまかすも、一生を左右する大切な面接だからウソではない、と心の中で言い訳をする。
ハイヒールを履くと身長が175cmを超えてしまうことを気にして、ペタンコサンダルをチョイスする微微(ウェイウェイ)。
面接官より背が高くなると困るの?と聞かれるが「正解」と答えて意に介さない。(奈何(ないか)の背が低かったら困ると思う微微(ウェイウェイ)ですが、この時点で奈何(ないか)の容姿がどうであれ、とにかく自分を気に入ってもらうことを最優先にしていて、いつも内面重視だって言ってるのは伊達じゃないみたいです。)
そして翌日、前日に買った服を着て英検に臨む微微(ウェイウェイ)。(なんだかんだいいつつ、みんなオシャレしていて、その中でもワンピース着てるスースーが可愛い。)
英検を受けていても、奈何(ないか)のことばかりが気になってしまう微微(ウェイウェイ)は、早めに試験を終えて11時10分には答案用紙を提出して試験会場を後にする。スキップしだしちゃうんじゃないかってくらいウキウキして、奈何(ないか)の携帯番号を書いた紙を握りしめて待ち合わせ場所に向かう。
11時半。待ち合わせ場所にそれらしき人はいない。微微(ウェイウェイ)は、橋の下にいるシャオ・ナイを見つける。
この光景、前にもどこかで・・・
シャオ・ナイを待たせる人もいるんだと感心しながらも、シャオ・ナイがこっちを見てるのが気になり、同じ情報学部として挨拶をするべきか迷う微微(ウェイウェイ)。アタックしてると勘違いされないか心配しながらも、微微(ウェイウェイ)は橋の袂まで降りて「シャオ先輩、偶然ですね」とシャオ・ナイに挨拶する。しかし何も反応なし。
あー、やっぱ言うんじゃなかったと後悔していると、自分を無視したと思っていたシャオ・ナイがすれ違いざまに、
「偶然じゃない。君を待ってた。」
と一言。
驚き振り返り、シャオ・ナイと見つめ合う。
「私を・・・?」
(驚きしばらく放心)
「(えっ!もしかして)奈何(ないか)?」の問いかけに、
「そうだ」と返事をするシャオ・ナイ。
驚き後ずさる微微(ウェイウェイ)。動揺しながらもハイヒールじゃなくてほんとよかった、と思う。
奈何(ないか)とシャオ・ナイがまさか同じ人物だったなんて!
そんな微微(ウェイウェイ)に
「検定早かったな。また、待たせるかと。」
とマイペースに声をかけるシャオ・ナイ。(まぁ、この言葉も、自分がほんとに奈何(ないか)だってことを証明するために奈何(ないか)しか知らない話をしてるのかもですが。)
そこで、それが決勝戦のことを言っていると分かり、ほんとに奈何(ないか)なんだなと納得する微微(ウェイウェイ)。
「じゃあ食事に行こう」
とシャオ・ナイに言われついていことするも、やっぱりまだちょっと信じられない微微(ウェイウェイ)は、「まさか別の奈何(ないか)が現れたりしないわよね」と思わずあたりを見回してしまう。シャオ・ナイが奈何(ないか)だなんて現実味がない、と。
魚料理のお店で食事をすることになった二人。店主が魚を丸ごと煮込んだ大きな器のスープを持ってくると、右手で親指を立て、その親指を2度折り曲げる動作で店主にお礼を伝えるシャオ・ナイ。
微微(ウェイウェイ)にスープを取り分けてあげながら、
「店主は言葉が不自由だが、料理は抜群だ」
と話す。
子供の頃、ここか学食が食事をする場所だったとか、スープが薬膳スープだっていう話になり、事故に遭って父がここの魚の頭を自分に半月食べさせたとか、話がそれとなく父親が大学の教授だっていう方向に進むとそれに答えるように
「教授の授業は私も履修しています」
と微微(ウェイウェイ)。
眠くない?というシャオ・ナイに、授業は少し専門的だけど考古学に関する話しは面白いとフォローするも、
「面白くはないだろ、俺も履修していた」
とシャオ・ナイに言われてしまう。
俺も履修していた、っていう言葉で思い出したのか、
「一度、先輩と席が隣に」
と微微(ウェイウェイ)が話すと、
「知ってる」
と何食わぬ顔で答えるシャオ・ナイ。(ですよねー。わざわざ微微(ウェイウェイ)の履修スケジュール調べて、わざと隣に座ったんだし。)
そんな回答に裏があったことなど疑いもせず、男神は凡人なんて気にも留めないハズなのに、なぜ私のことなんて憶えてるんだろうとそっちの意味で訝しむ微微(ウェイウェイ)。
会話がなくなって少し気まずいながらも、「彼の両親はインテリだし食事中は会話厳禁だったのかも。余計なおしゃべりは危険だわ。食事に集中しよう。」とすでによそわれたスープが無くなったことにも気づかずにレンゲでエアスープを掬っては口に持っていく動作を繰り返す微微(ウェイウェイ)。
その様子に気づいてすかさずスープを注ぎ足してくれるシャオ・ナイ。
店主が焼きそばっぽい料理とチャーハンっぽい料理を持ってきて、微微(ウェイウェイ)に「たくさん食べて」って感じのジェスチャーをする。
微微(ウェイウェイ)は、シャオ・ナイの動作を思い出し、見よう見まねで店主に向かって親指を立ててGOOD的な動作をして見せるが、店主は困惑顔。シャオ・ナイは、こうやるんだよ、っていうような感じで親指を2度折る動作をやって見せる。微微(ウェイウェイ)も真似して店主に向かって親指を2度折る動作を見せると、店主は満足げな顔で戻っていく。
二人、見つめ合ってしばらく(ありがとう)の動作を交互に繰り返し、微笑みあう。微微(ウェイウェイ)の様子に、すごく嬉しそうなシャオ・ナイ。
すると、シャオ・ナイに一本の電話が。
シャオ・ナイの電話の着信音が女山賊の曲だと気づく微微(ウェイウェイ)。女山賊が懐かしいの?
電話の相手はシャオ・ナイのルームメイト、バンシャンとヨンホウ。バスケの送別試合のウォーミングアップをしようとのこと。
試合までまだ時間がある、用事があると言って渋るシャオ・ナイに、何してるんだとヨンホウが問いかけると、
「デートだ。」
と答えるシャオ・ナイ。
意表を突いた答えに驚き、思わずお茶にむせそうになる微微(ウェイウェイ)。
シャオ・ナイの答えを聞き、彼女を連れて来いと言うバンシャンに、彼女に聞いてみると言って
「バスケの送別試合をみる?」
と微微(ウェイウェイ)に聞くシャオ・ナイ。
さっきのシャオ・ナイの返答の衝撃にやられている微微(ウェイウェイ)は、うなずくだけで精一杯。
「家へ車を取りに行く」
と言って、微微(ウェイウェイ)をお店の前で待たせ、しばらくして自転車で戻ってくるシャオ・ナイ。
その姿を見た微微(ウェイウェイ)は、思わず(白馬もいいけど"自転車の王子様"もステキ)と思ってしまう。
「乗って」
というシャオ・ナイに、
「体育館まで一緒に行くのはまずくないですか?人に見られたら・・・誤解されます。」
と答える微微(ウェイウェイ)。
「誤解?」
と聞くシャオ・ナイに、
「私たちがまるで・・・こんな関係だと」
と言って、少し照れながら手でハートマークを作って見せる微微(ウェイウェイ)。
「そんな関係だろ。」
と、何食わぬ顔で答えるシャオ・ナイ。
(きゃー!なにそれ!!って感じです。初めて会った時から蘆葦微微(ろい・びび)と微微(ウェイウェイ)が同一人物だと知ってるシャオ・ナイの中では、ゲームの中の自分も、シャオ・ナイとしての自分も一緒だと思っているんでしょうか。そして、決勝戦をすっぽかされたショックで何日もゲームにログインできず、何度も繰り返し女山賊の動画を見て涙する微微(ウェイウェイ)を図書館でこっそり見て、自分(奈何(ないか))への気持ちを確信したからって自信満々な感じのシャオ・ナイです。)
「えっと・・・」
シャオ・ナイの返答に驚き困惑する微微(ウェイウェイ)。
(いつのまにそんな関係になった?)思わずシャオ・ナイから顔を背け、恥ずかしさと気まずさと困惑が入り混じった顔で自問自答が始まる。
当然そうなりたいと思ってはいたけど、大切なのはプロセスだと。でも、奈何(ないか)とどうにかなりたいと思ってここに来たのは事実だし、三次元版奈何(ないか)がそう言ってくれてるんだったら拒むのは大損なんじゃないだろうかと。
そう思う微微(ウェイウェイ)だが、シャオ・ナイにこの先も振り回されてばかりはよくないんじゃ?とも思いつつ、拒むべきか受け入れるべきか悩む微微(ウェイウェイ)。
結局、歩いたほうが人に見られるし、顔をはっきり見られる前に自転車で通り過ぎた方がいい、という言い訳のもと、自転車に乗る決心をする微微(ウェイウェイ)。
風でなびくスカートのすそを気にしている微微(ウェイウェイ)に気づいたシャオ・ナイは、途中売店に立ち寄り、お菓子と飲み物を買い「持っててくれ」と微微(ウェイウェイ)に渡す。スカートを抑える重石にするための買い物だったようです。さりげない気遣い。
でも、シャオ・ナイが買い物する間、人に見られてやっぱり男神と一緒にいると人目をひいてしまう、と改めて自覚した微微(ウェイウェイ)。
そう思いつつも、ちょっとした上り坂で「つかまって」と気を遣ってくれるシャオ・ナイに、(私も勇気を出すべきね。シャオ・ナイだから何?彼は彼。私にとって彼は(奈何(ないか))であることに変わりない。私の好きな(奈何(ないか))よ。)と、ちょっとずつシャオ・ナイと(奈何(ないか))が同一人物だということを受け入れ、男神シャオ・ナイと向き合うことを決意する微微(ウェイウェイ)。
そうはいっても勇気を出すのは時と場合による。微微(ウェイウェイ)は、(シャオ・ナイのファンたちが数多くいる)体育館の大衆の前に彼と現れるのは"勇気"ではなく"無謀"だなと思い、体育館脇の駐輪場に着くと、待ってて、と言って自転車を停めるシャオ・ナイに、「ルームメイトと観戦するから」と言って、足早にシャオ・ナイのもとを去る。
一人取り残されたシャオ・ナイは、微微(ウェイウェイ)の走り去る後姿を見ながら苦笑いを浮かべる。
微微(ウェイウェイ)は、体育館の観覧席で待つルームメイトたちところへ。
さっそく情報通のアルシーが、今日の体育館にどんだけ美女が勢ぞろいしているかを微微(ウェイウェイ)に伝えると、話はまたも去年のミスコンの話へ。モン・イーランは写真を加工しすぎだったの、微微(ウェイウェイ)の写真がひどすぎて、もっといい写真を選ぶんだっただの・・・
すぐそばにモン・イーランがいるのにおかまいなしのアルシーたちに、見かねた微微(ウェイウェイ)は、シャオ・ナイが売店で買ってくれたお菓子や飲み物を差し入れだと言って差し出し、話を逸らすことに成功。
「面接に受かったからおやつでお祝い?」
「面接はどうだった?」
スースーとアルシーに聞かれ
「失敗したと思ったのに意外な結果だった。」
と答える微微(ウェイウェイ)。
「受かれば結果オーライよ。」
というアルシーに、思わずこみ上げそうになる笑いを我慢する微微(ウェイウェイ)。
「今日はシャオ・ナイ男神が来るって」
と、教えてくれるアルシーに同調したふりをして、嬉しそうにはしゃぐフリをしつつ(そりゃそうよ、彼からの差し入れだもの)と得意げにニヤニヤしてしまう。
微微(ウェイウェイ)がオレンジジュースを飲んでクールダウンしていると、微微(ウェイウェイ)を探しにシャオ・ナイが体育館に登場。
モン・イーランを始め、シャオ・ナイに気づいた女子たちが一斉に立ち上がる。中にはいち早くシャオ・ナイに駈け寄る人たちも。
そんな女子たちに取り囲まれながらもキョロキョロと微微(ウェイウェイ)を探すシャオ・ナイ。
こっちを見るシャオ・ナイに、思わずアルシーの持ってたナッツの袋で顔を隠す微微(ウェイウェイ)だが、瞬時に思い直して顔を上げ、しばしシャオ・ナイと見つめ合う。
そこへシャオ・ナイを探しに来るバンシャンとヨンホウ(と、シャオリンの彼)。
「どこだ?デートの相手さ。」
と茶化して聞くバンシャンに、
「逃げられた。怖いと。」
と答えるシャオ・ナイ。
「着替えてくる。」と言って、微微(ウェイウェイ)をチラ見してから体育館を出ていく。
シャオ・ナイの視線の延長線上(シャオ・ナイから見て微微(ウェイウェイ)の斜め後ろ)にいるモン・イーランの横にいたナナが、「彼、あなたをみてたわよ」と無責任にモン・イーランを持ち上げる。「大勢いるのにあり得ないでしょ」と口では否定しつつ、伯父さんの会社で会って覚えてたんだわと言われて期待感大のモン・イーラン。
「シャオ・ナイは誰を見てたのかな」
とスースーもシャオ・ナイの視線を話題に。
モン・イーランでしょとひとしきりその話題で盛り上がるアルシーたちに、堪えきれず、
「真相はたった一つ。彼が見てたのは・・・私よ。」
と、嬉しそうに話す微微(ウェイウェイ)だが、アルシーたちに一笑されてしまう。
一方、ロッカールームで着替えるシャオ・ナイたちも、
こっちでも、シャオ・ナイが誰を見ていたかが話題に。
ミス慶大だろ。いや、学部の花もいたぞと盛り上がるルームメイトたちに、
「お前たちには関係ない」
と、微微(ウェイウェイ)を気遣ってかクールな発言のシャオ・ナイ。
その頃、微微(ウェイウェイ)はアルシーにある気になる一言を言われる。
「あんたと男神は、公認の一番あり得ないカップルよ。」
「一番あり得ないって何?」
アルシーによると、掲示板でも話題で校内で有名なフリーの男女で(勝手に妄想カップリングしても)一番似合わない組み合わせだと。
かたや水墨画のように清らかで雅、方や艶やかな油絵。世俗を超越した仙人と世にもてはやされる花、っていうことらしい。
私はそんなに脂っぽくない、と油絵にかけて言った微微(ウェイウェイ)に、「お寒いこと」とアルシーが茶化す。
微微(ウェイウェイ)は少しムキになって、「二人とも専攻は同じだわ。ITコンビと呼んで。」と言うと、アルシーたちにダサい呼び名ねと、ますます笑われてしまう。(確かにダサい・・・)
じゃあ、釣り合う人はいるわけ?と問う微微(ウェイウェイ)に、「いないわよ。誰でも文句言うでしょ。」と答えるアルシーに「それが本音よ」と微微(ウェイウェイ)はやや納得した顔。
と、そこに試合メンバーが入場し、体育館は歓声とともに一気に熱が上がる様子。
「シャオ・ナイはみんなのアイドルね。」
「バスケより、水泳が得意らしいけど、水泳の試合はどんな感じなんだろ。」
というアルシー、スースーの言葉に、思わず水着姿のシャオ・ナイを想像してしまい、一人興奮して思わずスースーに「いやらしい」と言って恥ずかしさを誤魔化す微微(ウェイウェイ)。
そうこうしているうちに試合が始まり、主にシャオ・ナイの活躍により、情報学部のリードで前半終了。
後半はベンチスタートのシャオ・ナイ。
その様子に、シャオリンが話す。「ダージョン(シャオリンの彼)が言ってた。先輩(シャオ・ナイ)は後半出ないと。」送別試合だから全員出ないといけないし、先輩が最近事故に遭ったみたいだと。だから長時間運動できないのだと。
それを聞いて、思わず「忘れてたわ。でもなぜ試合に?」と言ってしまう微微(ウェイウェイ)に、「忘れてたって?」と訝し気にアルシーに聞かれるが「なんでもない」と言葉を濁す。
急に心配になった微微(ウェイウェイ)がベンチのシャオ・ナイに目を向けると、汗を拭いたシャオ・ナイが立ち上がり歩き出す。ゴールリングの裏を通り、観客席の方へ歩いてくるシャオ・ナイ。シャオ・ナイが自分たちの方へ向かって歩いてくることに気づいた客席の女子たちが沸く。さっきからさんざんナナに煽られているモン・イーランも思わず期待に目を輝かせる。
唯一、シャオ・ナイの意図に気づいているはずの微微(ウェイウェイ)は、信じられない光景に呆然としたまま。
いよいよ自分に向かって歩いてくるシャオ・ナイを見て、動揺を隠しきれず、深呼吸するがそんなのでは間に合わず、そうこうしているうちにシャオ・ナイが微微(ウェイウェイ)の席に到着。微微(ウェイウェイ)の席の背もたれに手をかけ、しゃがんで微微(ウェイウェイ)に話しかける。
「打ち上げで、夜、ネットは無理だ。明日は何を?」
「自習を」
一言返すのが精いっぱいの微微(ウェイウェイ)。
「わかった。俺も一緒にやる。」
「じゃ、場所を取ってる。」
少し落ち着いてきてそう返す微微(ウェイウェイ)。
シャオナイは、微微(ウェイウェイ)の横3人に、「席を詰めてくれるか?」とお願いし、緊張と驚きのまま席を詰めてシャオ・ナイの座る場所を空ける4人。
男神に話しかけられたことと、微微(ウェイウェイ)のすぐ横にいる男神に緊張し、背筋を伸ばしたまま固まってしまうルームメイトの3人。
(10話はここまで)
(10話感想)
とうとう、リアル奈何(ないか)とご対面して、奈何の正体を知る盛り上がりの場面です!
長かったー!!待ちに待った、って感じですね。
いつも前髪のおろし方が絶妙にダサいなと思う微微(ウェイウェイ)も、この回はなんかやたら可愛い。(ってか、こっからリアルな恋を知って可愛くなっていく感じなのか。)
ヤン・ヤンの公式プロフィールでの身長は180cmなんだけど、なんかこのドラマ見ていてもそんなに背が高いように見えないなーって思ってたら、微微(ウェイウェイ)が自分の身長が高いのを気にするシーンがあって妙に納得。周りの人たちがみんなおっきいから相対的には高く見えないってだけだったのかーと。
割と、中国ドラマあるあるです。イケメン俳優さんたちはみんな高身長ってやつ・・・。
今回はほんと、最初っから最後まで、見てるだけで、想像するだけでめっちゃドキドキする場面が目白押し。全体通してこんなにドキドキするの、この回だけじゃないだろうか。
まずは、好きになったことを自覚したばかりのリアル奈何(ないか)に会いに行くだけでもドキドキ感がハンパないと思うのに、それが憧れのシャオ・ナイだったなんて、もう心臓壊れちゃいそうです。そして初対面で気まずいまま食事に行くだなんて私だったら耐えられない・・・。もう、なくなったスープを掬って食べ続ける動作を無意識にやっちゃうあたりにめっちゃ表現されてると思います。
あと、ハートマークの関係に「そんな関係だろ?」っていうシャオ・ナイ。くぅー!!!ここも何回見ても飽きない場面。何その告白!!ズルいっ!!!でも好きっ!みたいな。
その後の微妙な表情の微微(ウェイウェイ)。なかなかいい演技力だなと。この、嬉し恥ずかしっていう行き場のない感情と、それをすぐそばにいるシャオ・ナイに気付かれたくなくて後ろ向いて、よく分からない手の動き。(コナン君かい!?って感じの。)なんか、めっちゃわかるーって言っちゃいそうな。すごく好きなシーンです。
いたずらっぽく、後ろからのぞくシャオ・ナイの表情も。
それから自転車。正直、自転車の王子様にはちょっとハマらなかったけど、実際に自転車乗るときのドキドキ感を想像すると恐ろしい・・。
単純に、二人乗りがちょっとコワくてドキドキするし、こんな初対面の憧れの人の自転車の後ろに乗って、どこつかまっていいか分からなくて足の置き場も定まらないし、そんな状態で単純に、好きな人の背中がすぐそばにあるっていう、ほんっとに、もういろんな意味でドキドキするだろうなって。
そしてそして、自転車乗ってるときに、微微(ウェイウェイ)のスカートに気づくシャオ・ナイの顔を斜め下からのアングルで映した顔がたまらなくかっこいい・・・。
最後は、ほんとこの場面の最後にシャオ・ナイが自分に向かって歩いてくるシーン。もう、ほんと、緊張と恥ずかしさで耐えられない。見てるだけで、口元覆い隠しながらキャーって叫んじゃいそうになっちゃいます。
後は、解釈がよく分からないとこ。
ルームメイトたちに、面接の結果を聞かれて、「失敗したと思ったのに意外な結果だった。」と答える微微(ウェイウェイ)ですが、いったいどの辺が微微(ウェイウェイ)的に失敗だったんだろう・・・?謎。優等生で常に落ち着いてると自負している微微(ウェイウェイ)には、シャオ・ナイの登場に驚きすぎていつもの自分らしく振舞えなかったってところが失敗なのか?
奈何(ないか)との待ち合わせ場所で、橋の下のシャオ・ナイに気付くシーン。「この光景、前にもどこかで・・・」って、あの奈何(ないか)が微微(びび)に求婚するシーンの再現ですよ。そこまで計算してシャオ・ナイってばこの場所を指定したのか!すごいな・・・。
でも、視聴者に匂わせるだけで、微微(ウェイウェイ)は気づいていない。。。(んだよね、多分。)
ただ、シャオ・ナイがいる方の川べりの手すりは木でできたいい感じの柵なんだけど、微微(ウェイウェイ)が立ってる橋の欄干、サビサビがひどくてついつい気になっちゃいます。
シャオ・ナイたちが着替えるロッカールーム。
愚公が、「顔がいいだけじゃなく、体もいいのか」って言っているけど、このシーンはヤン・ヤンファンへのサービスショット?
あと、急に微微(ウェイウェイ)の妄想として登場する上半身裸のヤン・ヤンの水着姿と。
でも、中国人俳優のいい体って、ソフトマッチョって感じだよね。個人的には、韓国人俳優の細マッチョ系が好きです。そこはやっぱ、20代で兵役行くからっていう違いなのかな?
とにかくとにかくようやく二人の出会いが実現して、これから恋の本番がいよいよ始まるっていう、盛りだくさんな第10話でした。
次の11話もけっこうリピートシーン多めです。
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