2016年 韓国
◆おススメ度
★★★☆☆
◆キャスト
ウン・ハウォン(物語のヒロイン、貧乏だけど正義感の強い勤労少女):パク・ソダム
カン・ジウン(ハヌルグループ会長の孫):チョン・イル
カン・ヒョンミン(ハヌルグループ会長の孫):アン・ジェヒョン
カン・ソウ(ハヌルグループ会長の孫、人気歌手):イ・ジョンシン
イ・ユンソン(ハヌルグループ会長秘書):チェ・ミンソン
パク・ヘジ(カン・ヒョンミンの幼馴染でジウンの友人):ソン・ナウン
◆感想・概要
ヒロインやってるパク・ソダムちゃんが剛力彩芽似な感じで可愛い(髪型的なもの?)、韓国でありがちのお金持ち
と貧乏少女のお話です。
今までシンデレラって邦題付けられたドラマって、ただただ庶民(または貧乏な)のヒロインが玉の輿に乗っかる、
って要素だけの話が多かったですが、このドラマは原題もそのまま「シンデレラと4人の騎士」らしく、さすが
に原題からシンデレラってついてる(日本人が勝手につけたタイトルじゃない)だけにシンデレラ要素をかなり
満たしてます。
ざっと思いつくシンデレラ要素とこのストーリーの合致点。
①ヒロインが勤労女子。
②父親の再婚による継母とその連れ子の姉がいて、虐げられている。
③お金持ちの御曹司(王子様)と出会って恋に落ちる。
④身分違いの恋と諦め一時は家に帰るも、彼が迎えに来る。
まー、ちょっと③・④部分はかなり端折ってますが、だいたいそんな感じ。
ただし、ちょっと王子様のお家事情がかなり複雑で、恋をするだけでなくそれを解決するのが今回のシンデレラの
お仕事とテーマ。
概要の紹介です。
◇◇
ヒロインのウン・ハウォンは、正義感が強く礼儀にこだわる女子高生。
幼い頃に母親を火事で亡くし、現在は父親の再婚相手の継母とその連れ子の義姉(同学年)と同居している。
ハウォンの父親は家族3人を養うため長距離トラックの運転手をしており、ほとんど家に帰らず、その隙に乗じて
継母と義姉はハウォンを虐げている。(ハウォンのゴハンはないし、ベランダ(物置?)を部屋にしている。けど、
ヒロインは礼儀を重んじるっていう設定なので、理不尽でも親や年上に逆らえない?)
※屋上部屋と同じようにベランダにちょっとしたプレハズ置いて部屋にしてるってことかな?
ハウォンには亡き母親の意思を継いで教育大学入学するという夢があり、高校卒業を間近に控え、入学金をかせぐ
ためにアルバイトを掛け持ちする毎日。
一方、ハヌルグループの会長カン・ジョンドゥには3人の息子がいたが早世し、それぞれの息子が残した孫をハヌル
の家と呼ばれる邸宅に引き取って生活させていた。
ハヌルグループの孫は全部で3人。
一人目はカン・ヒョンミン(アン・ジェヒョン演)。
派手な遊び人で、度々ネットを騒がせる。(遊び仲間と飲んでるか、家でゲームしてるかの描写ばかりで、
実際に仕事をしてるのか不明。)会長に引き取られたのが一番早く、従兄たちの中では長男的立ち位置。
自分がハヌルの後継者だと自負していてプライドが高い。
二人目はカン・ジウン(チョン・イル演)。
自身が生まれる前に、庶民の母親と父がカン・ジョンドゥによって引き離されたため、シングルマザーの母親
の元育てられていた。1年前に祖父によって、ハヌルの家に連れてこられたが、ハヌルへの反発が強い。母親は
ある事故によって亡くなっている。
三人目はカン・ソウ(イ・ジョンシン演)。
ハヌルに関心がなく、自身はシンガーソングライターとしてアイドル的人気を誇っている。
(で、ここであれ?4人の騎士って言っときながら3人しかいないことに気づくんですが、4人目は会長秘書のイ・
ユンソンみたい。)
ひょうひょうとして可愛い感じだったのに、なんか仏頂面のオッサンみたいに・・・。)
ある日、友人とクラブで遊んでいたヒョンミンは、そこにピザの配達に来たハウォンに興味を持ちます。
ピザのデリバリーを頼んでおきながら、「希望欄に「『配達は美人を希望』としたのにブサイクが来た」と難癖を
つけた客は、ピザを床にバラまいた挙句、代金を踏み倒そうとします。
困っただろう配達少女に、自分が代わりに代金を支払うことで救いの手を差し伸べようとするヒョンミンですが、
当のハウォンは予想だにしない行動に。
なんと、テコンドー師範だった母直伝の飛び蹴りで、輩(やから)的客たちに正義の鉄槌。
思いがけない配達少女の姿につい見とれてしまうヒョンミン。(ここで一目惚れしたっぽく見える。)
二人目のカン・ジウンとの出会いはハウォンが母親の命日に納骨堂へ行ったときのこと。
ハウォンにとって衝撃的なことに、いつもの場所に母親の遺骨がない。
急いで係員を捕まえてきいてみると、5年間利用料を滞納していたために倉庫に移動したとのこと。
ハウォンは、母親の遺骨が倉庫に追いやられたことと父親が母の利用料を払っていないということに二重のショック
を受けちゃいます。
ジウンとの出会いは、そんな係員とのやりとりで取り込んでいる中、サラッと終わっちゃってなんかちょっとした
違和感が残ります。
(クレジットがアン・ジェヒョンよりもチョン・イルの方が上なので最終的にジウンとカップルになるんだと予想
できるものの、なんか出会いが印象的じゃないので肩透かしを食らったよう。一応、その前に誰か分からないフル
フェイスのライダーとしての出会いもあったっちゃあったんですが・・・。)
そんな時、カン・ジョンドゥ(ヒョンミンたちの祖父)の何度目かの結婚式が開かれることに。
◇◇
(疲れたので続きは次回で・・・)
まー、確かにチョン・イルもイケメンなんですけども、とにかくアン・ジェヒョンがかっこいい。
まだ若い!って感じで顎も尖ってる。(いや、尖ってたり尖ってなかったり?)
とにかく前半はアン・ジェヒョンが主に前面でヒロインに関わって来るので、もうこのままアン・ジェヒョンルート
に行ったりしないかなーなんて思っちゃうんですが、なぜかやっぱり既定路線のチョン・イルに惹かれて行っちゃう
ヒロインちゃんです。
で、ちょっとびっくりなのが、「流れ星」で理性的で安定職業の弁護士先生をやってたイ・ジョンシンが、こっちでは
気ままな三男坊かつアイドルっていう役柄で登場します。
ちょっと可愛い路線で驚きました。
イ・ジョンシンは去年の作品「流れ星」で知ったので、この作品の彼は若いって印象でしたが・・・
さらにびっくりなのが、会長秘書役のチェ・ミンソン。会長秘書兼、ハヌルの執事的存在で、ハヌルの家で暮らすみんな
の頼れるアニキ的存在。
常に無表情なこの方、どっかでみたんだけど思い出せない・・・って調べたら、まさかの!「パスタ」で私がけっこう
気に入ってたネモ君!!!
「パスタ」は2010年の作品で、こっちは2016年の作品なので、役でそう見せてるのもあるんだけどもう、ちょっと、
オッサン感入っちゃってて・・・。
まー、そんなとこでも楽しみながら見た作品です。
(次回に続く)