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テレビっ子のひとり突っ込み

『命がけブライダル~宮廷密使の花嫁は暗殺者~』感想・概要紹介(ネタバレ注意)

2023-06-18 18:21:23 | 中国ドラマ


2022年 中国

◆おススメ度
★★★☆☆


◆キャスト
司小念(表向きは仕立屋の女将を装う凄腕の暗殺者):フー・ダンダン
晏無明(優しい町医者を装う朝廷の秘密組織・隠密隊の指揮官):ヤン・ゾー
宝児(小念の妹。腕の良い武器職人):シャオ・ランシン

◆感想・概要

ドラマレビューが滞り過ぎているので、書きやすそうなやつからサクサクーっとご紹介。

このドラマは全6話(ほんとは12分×18話なのかな?)なので長いドラマに疲れた時の箸休め的な感じで
見れちゃいます。そこがお勧め。
(まー、若干ほんとにこれでオワリ?って感じの結末ではありますが・・・。)


お話としては、街で偶然出会った二人が、お互いに恋心を抱いて結婚するも、実は二人はお互いに世間を欺く
別の顔がありそれをそれぞれかくして新婚生活を始める・・・っていう。

あれー?どっかで見たな、これ。

綾瀬はるかと西島秀俊が出てた「奥様は取扱注意」?ブラピで言えば「Mr.&Mrs. スミス」?
でも最近やってた「忍者に結婚は難しい」が雰囲気的には近いかなー?

ただ、この夫婦が終始ラブラブなのが、他のこの設定のドラマと違って見ていてほのぼのします。


◇◇

ヒロインは花陵市に仕立て屋を開業したばかりの女将司小念(ししょうねん)。けれど、彼女の本業は凄腕の
暗殺者。

そして男主人公は花陵市で町医者を営む晏無明(あんむめい)。けれども、実は彼も極秘で朝廷の裏の仕事を
行う秘密組織・隠密隊の指揮官。

二人は、(おそらく裏の仕事を遂行中に)とある妓楼で出会います。

追われていた司小念は、ある客室に逃げ込み無理矢理そこにいた客にかくまってもらいます。
そして、もちろんそこに上客としていたのが晏無明。



(当時、お見合いや親、親戚なんかの紹介なんかで出会うのが一般的な男女が、いきなりこんな自分の寝所に
入ってこられて、しかも相手が美人だったりしたら、ドキドキしちゃって好きになっちゃう・・・?)

なんとなく空気を察して匿ってくれた晏無明の優しさに一目ぼれしちゃう司小念。

彼が医者だと知り、ゴハンを届けたり、雪が降る中、傘を届けるために寒い中待ってたり。
そんな彼女の一途さに絆されて、心を許しちゃう晏無明。

裏家業を持つ二人は、堅気の相手を騙すことになることを気にしつつも結婚することに。


オープニングでは、優しい雰囲気の晏無明が、意外と非情な一面を見せるこんな場面だったり、




木(竹)の上で、悠長に酒を飲んでた司小念が(「永遠の桃花」のヤン・ミーのオマージュかな?)




(ってか、全然飲めてないような気が・・・)

次の瞬間、任務対象の腕を切り落としてたり・・・



って、なかなか衝撃的でグロい場面が登場しますが、二人のほんとのお仕事のインパクトさを表現したかったため
みたいで、ここ以降、あんまりそんな場面は出て来ません。

で、そんな二人は順調に愛を育み、


(時代劇のドキドキシーンの鉄板、手取り足取り弓を引く)

途中、婚礼衣装と一緒に同じ箱で小念の任務対象者の切り落とした腕を無明のところに送り付けてしまったり、
無明の極秘指令書を小念に渡す婚姻書(?)に挟んで見られそうになったりと、ニアミスはありましたが、なんとか
二人は無事に婚礼の日を迎えます。

しかし、婚礼当日もお互いに緊急指令が・・・。

指令のために結婚式に遅れた二人は、途中のいい感じに人目を避けられる楼閣のようなところ(家の敷地内かも?)で、
急いで婚礼衣装にお着替え。



お互いに相手が遅れてくれてたりしないかなー、なんて思ってるところ、人の気配に気づいて無明が裏側の様子を
うかがうと、そこには偶然小念が。



なんでこんなとこで着替えてんだっていう疑問は・・・自分に疚しいところがあるからかいっぱいいっぱいで気づ
かずに、とりあえず運命を感じるとともに場をごまかすためにもなんとなく盛り上がってそのまま寝所へ直行。





色々すっとばしてるけど、貴族じゃないし親もいないしでそこまで気にしないのか、床入り・・・

ほっとしてラブシーン突入かと思いきや、ここでまた一コメディー。





お互いに脱いだり触られたりしたら身に着けている武器や暗器なんかがバレちゃう!ってことで、ありえない感じ
なんだけど、すごく脱ぎにくい服だからとかなんとか言って、一旦それぞれ反対側の廊下に出て、とにかく見られちゃ
いけないものを脱ぎ捨てます。(笑)

そんなこんなでなんとかごまかし、二人は晴れて夫婦に。

新婚生活がスタートしてからも、なにかと身バレしそうになりながら、どうにか取り繕いつつラブラブ生活を満喫
する二人。

しかし、お互い相手に秘密を抱えたままでいたくないと、組織を抜けることを考え出します。

しかし、お互い相手に秘密を抱えたままでいたくないと、組織を抜けることを考え出します。

そんなある日、敵国に長年捕らえられていた太子が都に戻ってくることに。

そしてそんな二人に、ある任務が同時に下されます。

晏無明には、太子が無事に入城するまで護衛せよとの指令。そして小念には、その太子を暗殺せよとの指令が。


暗殺任務とはいえ、これまで悪を成敗するという矜持を持って任務を行っていた小念は、太子の暗殺は自分の信念
に反すると、上官に断ります。

しかし、仮面を被りいかにもワケアリな感じの小念の上官は、小念が望む引退と引き換えに暗殺を受けさせます。


一方、敵国に捕らえられていた太子を護衛して入城させることは、現朝廷への謀反になりかねないのではないかと
(現皇帝は太子の弟にあたり、太子が敵国に捕らわれていなければ太子が皇帝になっていたはずとかそんな理由で?)
太子の護衛任務を渋る無明。


しかし、結局二人ともお互いの知らぬところでお互いに相反する任務を引き受けちゃいます。

そんなことも知らずにある日、無明と小念はお互い仕事で遅くなるからと言って、裏の任務に向かいます。

太子を警護するに当たり、とある山荘に太子を匿う小念。

小念も、ある山荘で太子が警護されているという情報を得て対象者である太子の元に向かう小念。

しかしそれは罠であり、太子のいるとされる寝台にいたのはただの藁人形。

そこに仮面付けた無明が現れ、面紗をつけた刺客が小念とも知らずに襲い掛かります。



(これも中国ドラマあるあるですが、今回の無明の思ったより広範囲が隠れる仮面はともかく、女子がつけるこんな
シースルーの面紗なんて一発で顔分かるでしょう、しかも目はばっちり出てるし・・・けど誰かは分からない設定
っていうね・・・。まぁ、この場合は薄暗いからってことなんでしょうが。)

で、暗い中闘うわけですが、意外にも二人の腕は互角。そして相打ちに。



そんなところで小念は逃げ帰ります。無明も深追いはせず、ただ愛する小念の元へ帰ろうと、バレないように傷の
手当をして家に。その傷を負わせたのが、他の誰でもない小念だとも知らずに。

後ろめたさを隠して家に帰る二人ですが、誰が怪我したわけでもないのに庭に落ちていた血の付いた布を無明が
見つけてしまうところからちょっとずつほころびが出始めちゃいます。

少しずつ、小念を疑い始める無明。

そして、太子を襲う際に小念が使った、宝児が作った暗器を無明の書斎で見つけてしまう小念。

その暗器に気づいた小念を見て、無明も確信を持ちます。


お互いの真の姿を知った二人は、壮絶な戦いを繰り広げますが、傍から見たらもの凄い勢いの夫婦喧嘩?

けど、よくよく考えたら二人は今回の暗殺任務で敵対してるわけではありますが、それは組織を抜けるために
しぶしぶ引き受けたもの。それも、平穏な結婚生活を送るために・・・。

ってことで、まーどんな感じで決着がついたか忘れましたが、結局はラブラブ夫婦に戻る二人。

けれども、裏家業の後始末をどうしようかってことになって、ふと、小念の酒壺を見てそれが無明が以前、上官
から贈られた貴重で珍しいお酒の入っていたものと同じものではないかと言い出す文房。

そう、実は無明の率いる隠密隊に指令を出す侯爵と、小念の暗殺組織の上官が同一人物だったのです。

二人はそこに隠された太子の思惑に気づき・・・。

◇◇

短いわりに、コメディ&サスペンス&ラブを上手いこと取り入れていてうまいこと纏まってはいましたが、ラスト
はちょっと、これでほんとにオワリ?感はありました。
(人気があったら続編作ろうとしてたのかな?)

ヒロインは、「贅婿」で川に落ちた主人公を助けてピータン屋になった伝説の芸妓(?)みたいな感じの人役やってた
方。ちょっと滝沢沙織っぽい感じの美人さんです。

で、無明役のヤン・ゾーですが、なんかどっかで見かけた脇役感(二番手感?)のある人だなって思ってたら、なんと
「パラレル・ラブ~オレ様御曹司を社長にします!~」で、けっこうサイコ感のあるヒロインの元カレ役やってた
人。わりとパッとしない線の細い感じの人だと思ってたのに、印象が全然違う・・・。



ほんと、サクッと紹介しようと思いつつちょっと長々書いちゃいましたが、それほど思い入れのある作品ではあり
ません。






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『逢君天子~Meet You あなたに逢えて~』感想・概要紹介(ネタバレ注意)

2023-03-29 23:54:04 | 中国ドラマ

2021年 中国


◆おススメ度
★★★☆☆

◆キャスト
沈跳跳(ヒロイン、沈夢君に成りすまして林家に嫁ぐ):チュ・リーラン
林青蘭(林家の次期当主、20歳くらいだけど知能は10歳ほど):ホァン・ティエンチー
趙沢瑞(林家の使用人):コン・キーリー
李巧児(林青蘭の侍女):リン・チーイー

◆感想・概要

中国ドラマでは異例の全12話完結作品。
恋の特効薬」のように、ストーリーが途中で終わっててシーズン2へ続く、みたいなこともありません。
なので、サクサクーっと気軽に見られる作品です。


ほんとにざっくりな概要。

子供の頃、博打と酒好きで見た目落ちぶれた感じなのに実は名医だったていう養父に拾われたヒロイン、沈跳跳は、
10年後なかなかの美人さんに育ちます。

そんな沈跳跳がひょんなことから10歳の知能しか持たない林青蘭と偽装結婚させられ、そこで思わぬ陰謀に巻き込まれ
ながらもラブロマンスも繰り広げていくっていうお話。


10歳の知能しか持たないけど、体は大人って言う林青蘭、実は悪いやつらにダマされてそういう薬を飲まされたせいで
知能が10歳くらいになってしまったっていう、逆名探偵コナン設定というか、「恋恋江湖~運命の愛の見つけ方~」の
ちょっとしたパクリ設定な感じも否めませんが、内容的にはもうちょいライト。

主人公の林青蘭は、「なんてイケメン!!」みたいな設定ではありますが、正直微妙なところ。



なんかみたことあるようなないような顔なんだけど誰だっけ・・・って探してたら、なんと!「永遠の桃花」に出てくる
チャン・ビンビン演じる離鏡の付き人的な子役だった火麒麟くん!!!



ちょっとびっくり。

ってことであらすじ追いながらの感想の紹介いきます。

◇◇

このドラマ、ちょっと斬新なのがヒロインの登場の仕方。



なんと、傷ついた娘が木に引っかかっているっていう・・・。こんなの見たことない。



最初の登場人物が太った小汚いオッサンだし、なんか木にひっかかってる子がいるし、妖怪の話?とか思って出だしで
すでに挫折しそうに・・・。

で、このオッサン(沈千秋)は博打好きの酔っぱらいなんですが、実は天才的名医だったらしく、けがをした娘を放って
はおけず、連れ帰って治療し、沈跳跳という名前をつけてそのまま育てることになります。


10年後、健康的で見た目の良い娘に成長した沈跳跳は、街で薬を売っているときに輩的な金持ちの役人の息子に絡まれ
ている娘を助け、ちょーっと助け具合がエスカレートして追いかけられ逃げているうちに屋根の上でバトルに。



そんな中、屋根の下には謎の貴公子とそれを分かりやすく狙ってるっていう矢。



重量感ある相手に飛び掛かられた・・・ってところで屋根をぶち破って落下。

二人の落下の音に驚き狙いを外す刺客。



そして、お約束のヒロインを抱き留めてくるくる回ってときめきキュン。



けれどもそこから特にロマンスが始まるでもなく、次の場面ではすでに役所的なところに引き渡されたのか、沈跳跳は
牢屋の中。

ただ、その前に沈跳跳がつけている首飾りを目ざとく見つけていた趙沢瑞。(謎の貴公子林青蘭の付き人として付いて
きてた人。)



沈跳跳が捕まった牢に彼女を訪ねてやってきます。

沈跳跳がつけていた首飾りは、実は林家というその辺一帯の地主で名家の息子、林青蘭との婚約の証だったっていう。



首飾りをどこで手に入れたかと問われ、師匠が賭場で手に入れたんじゃない?的な感じでちょっとテキトーに答えます
が、視聴者はここでだいたい「あー、あの木に引っかかってたワケありの子が実は・・・」って、うすうす感づいちゃい
ます。

けど、当然趙沢瑞はそんな思いには至らず、元々誰のものかっていうより今お前のモノだっていうのが重要だといって、
沈跳跳に行方が分からなかった林青蘭の許婚、沈夢君に1年間だけなりすまして林青蘭と結婚しないかと持ち掛けます。
そうすれば1000両やるぞと。

(その首飾りを買い取って、もっと自分の息のかかった娘を許婚として仕立て上げた方がいいんじゃないかって思うん
ですが、まー、それだと話が進まないんですね・・・。)

師匠の沈千秋の借金のこともあって、沈跳跳は林青蘭と結婚することに。


(結婚の前に、一応林家を仕切ってる林青蘭の祖母に挨拶するんですが、そのおばあさんに沈夢君の母親の若い頃に
よく似ていると言われたりして、やっぱり・・・ってうすうすがだんだんと確信に変わっていきます。)

で、おばあさんへの挨拶も終わって、ようやく林青蘭登場。



林青蘭が、屋根から落っこちた時に受け止めてくれたイケメン貴公子だったことに感動する沈跳跳。



ですが、すぐにやっぱり林青蘭がマヌケなおバカだってことが分かってがっかりしながらも、お金のために1年間我慢
しようと結婚生活が始まります。



結婚式が進む中、なんだかワケアリ顔なお二人。



一人はもちろんこの人、趙沢瑞。沈跳跳を林青蘭の元へ送り込んだ張本人です。
そしてもう一人は、林青蘭の侍女、李巧児。
そんな二人の様子なんて知るところのない、無邪気な笑顔の林青蘭。

で、やっぱりかって感じで、式が終わって寝所で待つ沈跳跳のところにやってくる李巧児。



なぜか沈跳跳が趙沢瑞に雇われた詐欺師だと知っているうえに、自分は林青蘭と長い付き合いで屋敷の中でも地位が
上だと言わんばかりにマウント取ってきて沈跳跳を牽制してきます。

けど、沈跳跳が沈夢君ではないと暴露しようとしないところを見ると、趙沢瑞と繋がっているのかあるいは弱みを
握られているのか・・・ってとこです。


けれども、林青蘭とともにやってきた林青蘭の祖母にお前は今いらないんだと厳しく叱られてしまいます。ここで、
李巧児が林青蘭に恋慕の情を持っていて、さらにそれを祖母に知られているってなんとなく分かります。


そして、とうとう床入りか・・・10歳児の頭の林青蘭とどうなる・・・?
と思ってると、契りの盃に睡眠薬っぽいものを入れちゃう沈跳跳。師匠が作った薬なんだとか。



で、何も知らずにそれを飲んだ林青蘭はあっという間に眠っちゃうんですが、しばらくして起きた林青蘭は一時的に
正気に戻っていて・・・。


林青蘭の頭の病気は、実は林家の勢力と覇権を狙う勢力方なんかが複雑に絡み合った人々に陥れられ毒を盛られたのが
原因てことが判明していきます。

そこから、ちょっと破天荒で正義感の強い沈跳跳と、沈跳跳の薬によってときどき正気に戻ったりまた10歳児になったり
っていう林青蘭との波瀾万丈の結婚生活が始まります。

まー、なんと言ってもラブコメですから、林青蘭が刺客に狙われたり、そうかと思いきや沈跳跳までも命を狙われて
いたり、危ないところを二人で乗り越え、過去の陰謀を暴くため林青蘭が正気に戻りつつある秘密を二人で共有しつつ
力を合わせたりしていくうちにやっぱり恋が芽生えちゃったりして、っていうお約束の展開。


林青蘭を狙うのが趙沢瑞だけじゃなかったり、子供の沈夢君と母親を狙っていた勢力も出てきたりして状況が色々複雑
になりつつも、意外にちゃんと12話で終わります。


まー、最後は趙沢瑞の愛人だった女とさらなる影の黒幕の存在がチラつかされて、続編もアリな感じでは終わるんですが。



◇◇

とりあえず、色々ツッコミどころの多いドラマではありました。

林青蘭役のホァン・ティエンチー、冒頭でも言いましたが、イケメン・・・???て感じ。ただまー、若いので肌さえ
キレイなら可愛いでなんとかなる。
こっから先は演技力的なもので生き抜いていくんでしょう。アホな子のターンでの笑顔の表情が絶妙な感じです。


このドラマ、ちょいちょい設定の甘いところがあって、ちょーっとずつ気になります。

まず物語の一番の核心となっている林青蘭がマヌケだって言われている部分。

これが幼児退行して10歳くらいの童心に戻ったのか、9年の記憶喪失になっただけなのか、脳が破壊されて10歳頃の知能
になったのかって言うのが設定として良く分からない。

1年前に林青蘭が(薬を盛られて)倒れ、そこから奇跡の復活を遂げた際に祖母が林青蘭に今何歳か聞いたのに対し、10歳
って答えてたり、林青蘭は幼い頃から文武に秀で、10歳頃はもうちょい大人な印象があるのになんかものすごく邪気の
ない顔で笑う素直な子だったりと、この辺の設定がどうもしっくりこない。


沈跳跳が林青蘭と結婚するきっかけとなった物語のキーにもなっている翡翠の首飾り。
コレ、最終的にはやっぱり沈夢君の母親が沈夢君に託したものだったんですが、なんと!中に黒幕を示すメモが!!
って・・・どうみてもプラ〇〇ック素材・・・。



最後、色々罪が暴かれてもう後がないっていう趙沢瑞が、ちょっとだけ油断した林青蘭に切りかかったところをかばって
死んでいく李巧児なんですが、彼女を抱きかかえて涙を流す林青蘭に全然納得がいかない。





だって、なんならこの女が色んな元凶だったりするワケで・・・。
こういうところがちょっとハッピーエンドといいつつも中国ドラマの若干もやもやして終わるところだなーと。
(ちなみに、李巧児役のリン・チーイー(林芷伊)って女優さん、なんかみたことあるような顔なんだけど思い出せない。
ネットで検索しても、EXILEのAKIRAと結婚したリン・チーリンしか出てこない・・・。)


それからちょっと気になったのは、最後までキスシーンがなかった気がする。
チュ・リーランかホァン・ティエンチーどっちかがまだキスNGなのか・・・。
ホァン・ティエンチー、2004/2/17生まれらしいので、このドラマ撮影時は16か17歳くらい?うーん、確かに「鳳囚凰」
の時のソン・ウェイロンよりもさらに若いな・・・。

そんな感じです。



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『もっともステキなこと』感想・概要

2023-01-11 23:57:17 | 中国ドラマ


2019年 中国


◆おススメ度
★★★★☆


◆キャスト
イエ・シューウェイ(腕のいいバイオリン職人):ライリー
ベイ・アルドゥオ(ヒロイン、声優のタマゴ):チャオ・ルースー
ローティエン(アルドゥオの友人):チャン・ジョンミン
ユー・ション(テレビ番組制作会社社長):ユエン・ハオ
リーズー(アルドゥオの親友、番組ディレクター):グラティチュード・タイ

◆感想

1年ちょっとくらい前に見たドラマです。
チャオ・ルースードラマもめっちゃ溜まってきちゃったので、とりあえずこれもサクッとご紹介。

もはや最速でラブコメの女王の地位を確立しつつあるチャオ・ルースーがヒロイン。チャオ・ルースーにはなんとなく
そぐわないタイトルな気もしましたが、とりあえずさらっと見やすくそれでいてちゃんときゅん度もあるドラマです。

ライリーがねー、初めましてだったんですが、けっこうハマっちゃいました。(やや昔のhyde似で(笑)。)


ざっくりと概要をご紹介。

◇◇

ヒロインのベイ・アルドゥオは、日本のアニメ・マンガが大好きで、日本に行って声優になるのが夢だという(ちょっと
特異な?)女の子。中国のメイド喫茶的なお店でバイトしながら日本語と声優の勉強もしつつ日本に行くためのお金を
貯めています。

男主人公のイエ・シューウェイは、イケメンかつ腕のいいバイオリン職人。(奏者としてもけっこうな腕前。)その業界
内では割と有名で注文も絶えない様子。そしてお金持ち。

アルドゥオは、幼馴染で姉妹のように仲の良い友人リーズーと一緒に暮らしていますが、ある日リーズーが勤める会社
で自身が制作する恋愛リアリティ番組「恋愛真っ最中」に急な欠員が出てしまい、リーズーは急遽代役としてアルドゥオ
に依頼。

一方、リーズーの所属する番組制作会社の社長であるユー・ションもまた、自分の親せきでもあるイエ・シューウェイに
代役を懇願。


※承諾してくれるまでここを動かないと言って寝袋を敷きだすユー・ション。

気が乗らないアルドゥオとイエ・シューウェイでしたが、二人のお願いをしぶしぶ承諾し偽装カップルとして番組に出演
することに。

全く仲良く見えない二人でしたが、もともとがクールで無表情、無口なイエ・シューウェイがそれっぽいことを口にする
だけでなぜか甘い囁きに聞こえ、第一回放送は成功に終わります。
そのおかげか、この企画が2回目以降も続くことに。

けれどもアルドゥオ的にイエ・シューウェイに対し許せない出来事があり、リーズーのお願いも拒否。
実は二人は一度ある声優オーディションでの出来事がきっかけで敵対する仲に。今回は偶然の再会だったのです。

けれど、それがアルドゥオの誤解だったことが分かり、アルドゥオはイエ・シューウェイに謝罪し、番組出演も続く
ことに。

二人の誤解は解けたものの、相変わらずクールで冷たいイエ・シューウェイに反発するアルドゥオ。番組の放送が好評
になるにつれ、バイオリン職人というイケメンなイエ・シューウェイとアルドゥオカップルも有名になって行きますが、
それに反して、見せかけラブラブカップルな二人の実際の仲はというと冷え切ったもの。

そんな二人に、偽装カップル疑惑が持ち上がっちゃいます。

ヤラセ発覚を心配したリーズーとユー・ションは、二人の仲の良さを世間に見せつけるために同居を提案。
またもや二人はしぶしぶ従うことに。

そうして、やたらでかいイエ・シューウェイの家に同居することになったアルドゥオ。

そんな二人の偽装同棲生活を暴こうと人気YouTuberが押しかけ、ハラハラしながらも二人で対応したり、



アルドゥオを慕う男の友人ロー・ティエンの出現により自分でも気づかないうちにシューウェイがロー・ティエンに嫉妬
して張り合ったり、



イエ・シューウェイの両親が急に訪ねてきて、彼女としてアルドゥオが気に入られたり


※シューウェイの母親役の女優さん、今回は優しいお母さん役です。

って、色々過ごしているうちに、クールで感情を出さないシューウェイに色々と変化が表れます。
(ここのちょーっとずつイエ・シューウェイがアルドゥオを好きになっていく感じが見ていて微笑ましい。)


けれど、夢に向かって一直線かつ恋心に鈍感なアルドゥオは、そんなシューウェイの気持ちにも、もちろんロー・ティエン
の気持ちにも全く気づきません。



そんなアルドゥオにさすがのシューウェイもけっこう男気を見せたりするところも見所。


そうやってアルドゥオの恋心もだんだん育って行くんですが、ようやく両想いになったところでドラマに良くありがちな
留学のチャンス到来。(このパターン、めちゃめちゃ多いよね。)

夢もシューウェイも諦めたくないアルドゥオと、彼女と離れたくないけど彼女の夢を応援したいシューウェイと、二人の
恋の行方は・・・。


◇◇

ってな感じで、全然面白さを伝えられないあらすじ紹介でしたが。
けっこうこのドラマ、ところどころ首をひねる部分がたくさんあって、微妙って酷評してる人たちもけっこういるみたい
ですが、そんなところも全部ひっくるめて私は好きでした。面白かった。

ドラマ自体は微妙という人たちも絶賛するライリーにハマっちゃって、何回か好きな部分をリピしちゃいました。
リピしてるとちょっと見えてくる、シューウェイを演じる難しさ。

彼のキャラはめっちゃ独特で、今までの俺様御曹司やツンデレ系お金持ちイケメンともちょっと違って。

バイオリン職人ていう職人気質と芸術家気質を持ち合わせた、育ちのいい金持ちツンデレイケメン。
とにかく一つ一つの動作がけっこうゆっくりで、優雅さも魅せなきゃいけないっていう、大変そうな役どころ。
そんなシューウェイを演じきってて、私はライリーすごいなーって思いました。

ちなみに、ライリーは台湾のアイドルグループSpeXialの元メンバーで、イー・ボーチェンと同じグループでアイドル
やってたみたいです。
(NewSから山P抜けた感じなんじゃ・・・?)


ちなみに、色々ツッコミどころもご紹介。

まず、謎の日本推し。
ヒロインは、日本のアニメや漫画が大好き。(うんうん、ここまではよくある設定。)
そして、ゆくゆくはそんなアニメの声優になりたいと思っている。(はいはい、好きが高じて、ですね。)
なので、日本に留学して日本で本格的に声優の勉強して日本で声優になりたいと思ってる・・・って、ここでちょっと
なぜに!?って感じです。



中国でも日本のアニメとか流行ってきてるんだから中国人向けに放送(配信?)するアニメの吹き替え声優目指した方が
現実的じゃない?大好きなものを中国に広めるっていう一旦も担えるわけだし。(そこはオタク気質に忠実で、自分の
やりたいことだけを追求したいってことなんだろうか。)

日本のアニメや漫画が好きで日本に留学したいっていう気持ちも分かるけど、日本で中国人が日本語で声優やるって
言うのはかなり無理があるような・・・。日本人でも声優になるの難しいっていうのに。

まー、でもそういう日本の事情までは分かんないから実現の難しそうな夢を抱えて努力してるってことでいいのか。



ヒロインは、ほんとに日本が好きみたいで、メイド喫茶的なお店でバイトしてるし、そこでちょっとした日本語も
話していて、かつ、大学の友人に日本語を教えてあげたりもしてます。
さらに、ヒロインのバイト先ではハロウィン(だっけ?)かなんかでコスプレイベント開催したり。


(これはトイレに隠れてるシーンだけど)


(こんな感じにしたかった?)

イエ・シューウェイが風邪ひいたときには、二人でワンピースの最新アニメを観たり。




そんなに日本を持ち上げて持ち上げて最後の最後にアルドゥオが留学した先の日本での出来事と日本人の描写がめっちゃ
微妙・・・。


ネタバレですが、ドラマのほんとにラスト。

紆余曲折ありつつ念願叶って日本に留学したアルドゥオ。
けど、思うように勉強がはかどってない様子。(日本語がまだまだかなりカタコト。)同僚にも彼のことを聞かれては寂しそう。
そんな時に、ミュージシャン志望っぽい日本人男性に声をかけられます。

   

ミュージシャン目指すにはオッサン過ぎないか?
いや、もちろん何歳でもいいとは思うんだけども。プロの方かも知れないし、趣味でやってる人かも知れないし。
けど、現実的にギター担いでる人って若者の方が多くない?こんな感じの人、なかなか見ないような・・・。


さらにこの人、このちょっと前のシーンで雨宿りに来たおじいさんに親切にしているアルドゥオを隠し撮りしてるシーン
が。
おじいさんが実は有名な人で・・・みたいな展開があるかと思いきやそうでもなく、その行為がアルドゥオに気づかれて
警戒されるわけでも怖がらせるわけでもない。ただただアルドゥオを気に入っちゃった日本人の行動を表現してるの?


まーでも、頼る人が誰もいない外国に来て、紳士的にだったとしても知らない男の人に声かけられるって、若い女子に
とってはちょっとコワいよねー。

そこに彼が登場っていうのはかなりほっとするし感動はすると思う。
これが韓国ドラマだったら、声をかけてきた男の誘いをアルドゥオが断った時点で男が豹変してめっちゃコワい目にあって
危機一髪ってところに、本命彼氏登場、みたいな過剰演出になってたかもなので、そうならないのだけはちょっとよかった
かも・・・?




そしてアルドゥオの日本のバイト先。
浮世絵風の絵が貼られてたり、必死に日本らしさを出そうとしてるセット。



そこに、ハート形のお皿で料理を出すって・・・。



小道具さん?ちょっと台無しなのでは。。
まー、なくはないとは思うけど、ドラマ標準としてここで変な個性出さなくてよくない?
ここはフツウに和風なお皿であって欲しかった。



後は以前にも別の記事でご紹介した付け合わせのパンが食パンていうね。



中国ではほんとにあるのか?給食でしかみたことないけど。

ちょっと、お!っと思ったのが、シューウェイが使ってるペン。



これ、お馴染みのマッキーじゃない?

ちょっと全部紹介しきれないのでこの辺で。

ちなみに、アルドゥオの姉的存在の幼馴染で親友のリーズーと、実はシューウェイの一個年上の甥っ子っていう複雑な
血縁関係のユー・ションとのカップルの恋が時々危ういながらもいい感じに進んでいくんだろうって楽しんでたのに、
最後の最後に成立ならず!で、ちょっとショックでした。



ここで、ユエン・ハオに同情的関心を寄せちゃったのでした。





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『扶揺~伝説の皇后~』感想・概要紹介①

2022-12-29 18:54:45 | 中国ドラマ


2018年 中国

◆おススメ度
★★★★★


◆キャスト
扶揺(フーヤオ):ヤン・ミー
長孫無極(ちょうそんむきょく):イーサン・ルアン
燕驚塵(えんきょうじん):ホアン・ヨウミン
裴瑗(はいえん):リー・イーシャオ
宋越(そうえつ):ライ・イー
江楓(こうふう):ガオ・ハンユー
戦北野(せんほくや):ガオ・ウェイグァン
雅蘭珠(がらんじゅ):チャン・ヤーチン
小七(しょうしち):ジャン・ロン


◆感想

ヤン・ミー主演ドラマです。
3年くらい前に見たドラマですが、これも、私の中で★5評価な作品。

なんていうか、日本のマンガの「どろろ」とか「魍魎戦記MADARA」(MADARA自体も「どろろ」がモチーフになってるみたいだけど。)
みたいな、失われていた自分のルーツを探して旅に出る、そして1つ進むごとに失われていた(封印されていた)力を取り戻し、
謎が解けて黒幕にもちょっとずつ近づいていく、っていうようなお話で、なんかそういうところは馴染みがあって面白かった。

男主演はイーサン・ルアン。
彼の代表作は台湾ドラマの「ハートに命中100%」。韓国でリメイクされた「運命のように君を愛してる」のオリジナル版。
まー、その作品自体はまた別の機会に。

最初はねー、イーサン・ルアンが全然タイプじゃないのでこれから全66話もヤン・ミーと彼のカップルを見続けていけるのか
けっこう不安でしたが、「永遠の桃花」のマーク・チャオみたいに、だんだんイケメンに見えてきて、しまいにはけっこう役
としての彼に恋煩い気味な感じになっちゃうほど、見終わった後のロスが激しかった。(このねー、ロスが激しければ激しいほど、
なかなか感想が書けなかったりします。)ほんと、彼もまた、私の中では最高の雰囲気イケメンのうちの一人です。


ストーリー紹介ですが・・・

ざっくりといいつつ紹介しちゃうと、ほんとその⑩くらいまで行っちゃいそうな気が・・・・。
悩みつつ、ちょっと書いてみます。


◇◇

物語の舞台設定は五洲大陸っていうところ。太淵、天煞(てんさつ)、璇璣(せんき)は天権国に統領され、扶風海の向こう側に
穹蒼がある。(天権国っていうのが、人間界で一番権力を持った国で、穹蒼はその4つの国を統治するちょっとした仙界みたい
な国?)

(まず、この世界観に慣れるまでがけっこう大変。国の名前もなかなか覚えられないのに、最初の舞台となる太淵国には、玄元派
っていう門派があって、さらにそこが玄正部とか、玄幽部とかあって覚えるまではカオス・・・。)

千百年前、帝非天が戦争を起こした時に、穹蒼の長老が玄霊真葉(魔力を持った不思議アイテム、みたいな?)で五洲を救ったが、
帝非天の血が五色石となり、時を待って一度反乱を起こそうとしている。(今は穹蒼で封印されているような状態?そしてこれは
知る人ぞ知る、トップシークレットかつ、伝説的な秘密みたいです。)


太淵で育った少女・扶揺(フーヤオ)は、自分のルーツを何も知らずに玄元派で奴婢として働いています。

一方、天権国の皇太子である長孫無極は、天権国が統治する三州の国の問題を片付けるために、身分を隠して太淵国にやって
きます。



二人はお互いのことを何も知らずに太淵国で出会います。
同じ玄元派でありながら玄正部から差別を受ける玄幽部という制度などに疑問を持ち、自分の境遇から抜け出そうともがく扶揺
に興味を持ち、何かと絡んでくる長孫無極。そして、初めはそれを煙たく思う扶揺(フーヤオ)っていうよくあるパターン。

ある日、扶揺(フーヤオ)は、自分が五色石の持ち主であることを知らされ、封印を解くために旅立つことになります。

偶然扶揺(フーヤオ)のピンチに遭遇してしまう長孫無極は、毎度毎度彼女のことが放っておけず、身を挺して助けたり助けられ
たりするうちに、よくあるパターンで二人は恋に落ちていきます。



しかし実は、長孫無極にはもう一つ五色石を持つ者を見つけるという極秘任務があり、それぞれの使命を持って旅を続けるうちに、
お互いの正体を知った二人に待ち受けるのは・・・。



◇◇

全体的には、五洲大陸っていうところを一つ一つ旅していくっていうお話です。
訪れる国、一つ一つに問題があり、図らずも長孫無極と扶揺(フーヤオ)は、その問題を片付けながらそれがそれぞれが抱えていた
謎を解き明かす鍵が提示されたり、またさらなる謎が生まれたり、そういいつつ二人の距離が縮まったりしてドキドキしたりって
いう壮大なファンタジーというか、謎解きアクションというか。

まー、若干ロード・オブ・ザ・リング的側面もあったりして、なかなか見ごたえのある重厚な作品だと思います。

次からちょーっとずつ、もうちょっと詳細な紹介をしていきます。

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『旦那様はドナー2』感想・概要紹介

2022-12-26 23:59:54 | 中国ドラマ

◆おススメ度
★★★☆☆


◆キャスト
リン・イージョウ(エリート実業家):シュイ・カイチョン
シャー・リン(人気女優):シモナ・ワン
チュー・イエン(シャー・リンの友人で先輩人気俳優):イー・ボーチェン(イアン・イー)
ウェン・リ(リン・イージョウの秘書):ホアン・チェン・シュオ
ジア・フェ(シャー・リンの親友で脚本家):リウ・チアシー
フー・ウェイニン(リン・イージョウに恨みを持つ謎の男):リー・チンティエン
ルワン・モン/ シャオヨウ:ホー・チェンイエン


◆感想・概要

旦那様はドナー』の続編?です。

ちょっと今年1年で日本でのシュイ・カイチョンの評価がめっちゃ上がったのか、色んな主演ドラマが日本配信されて、溜まって
きちゃったので、約1年前にみたやつですが、とにかくさらっと紹介。


「旦那様はドナー」のパラレルワールド的世界のお話。(多分)
(確か、「旦那様はドナー」のヒロインだったシャー・リンの「私たちは世界が違っても同じ人を愛する運命」的なナレーションで
始まってたし?)

だったら分かりやすく、1と2での決定的な分岐点みたいなのを作って欲しかったなー。まぁ、もう1作目を世に出した後の企画だった
のかも知れないけども。

このドラマ、原題は「奈何BOSS要娶我」。(ボスはなぜ私と結婚したか?みたいな雰囲気かな。)
邦題付けた人が、2作目の製作決定とその内容を知らずにつけちゃったんだろうねー。
2では、旦那様は全くドナーでもなんでもありません。(まぁ、1でも結果的に違ったんだけども・・・。)


さらっとあらすじをご紹介。

ヒロインのシャー・リンは、そこそこ人気の女優。
前作「旦那様はドナー」でシャー・リンの先輩俳優だったチュー・イエンは、今作では友人。さらにはエリート実業家リン・イージョウ
とは天敵、といった間柄。(実は親友だった二人がなぜ仲違いしたのかっていうエピソードが物語のオチ的に最後に紹介されます。)

シャー・リンはチュー・イエンと一緒に参加したパーティで、ライバル女優のジェン・バオフイと遭遇。ドレスやアクセサリーに難癖
をつけたり、面と向かってシャー・リンの現在の女優としての立ち位置的なことに口撃してくる彼女に、シャー・リンも負けじと応戦。

怒ったジェン・バオフイは、シャー・リンにグラスに入ったソーダ水を浴びせようとしますが、瞬時に悟ったシャー・リンはすぐに避け
ます。で、そこにたまたま居合わせたリン・イージョウがそれを被ることに。。。

みんなが群れをなして集まるリン・イージョウに、特に特別な感情もなかったシャー・リンは、顔色を変えて慌てて謝るジェン・バオフイ
の様子を見て思わず笑ってしまいますが、その時にネクタイを直すリン・イージョウの癖を見て、とある仮面舞踏会で一目惚れした相手
を思い出します。



リン・イージョウが、その相手だったのではないかと思ったシャー・リンは、リン・イージョウの後を追いかけ、彼に問い詰めますが、
ツレない態度で返されてしまいます。



さらに、男子トイレの前でそんなやり取りしていた様子を盗撮され、SNSにアップされてしまったシャー・リン。ちょうど人気のドラマ
で悪女を演じていたのがマイナス要素となり、アジア女性の結婚したい男No.1と称されるリン・イージョウを誘惑した女と、たちまち
スキャンダルの的に。

シャー・リンは、なんとか共同声明文を出してもらえないかとマネージャとともにリン・イージョウにお願いに行きますが、自身の会社
で起きた問題への対応に追われているリン・イージョウ側にさんざん待たされた挙句門前払いに。

諦められないシャー・リンは、友人のジア・フェとリン・イージョウのスケジュールを調べ上げ、フェンシングで息抜きをする彼の元へ
強引に乗りこんだ挙句、フェンシング勝負を挑み、共同声明のお願いをします。シャー・リンの勢いと熱意に負けたリン・イージョウは、
シャー・リンの要求を飲み、急遽共同会見をすることに。

実は、この会見は前作同様、シャー・リンに一目惚れしたリン・イージョウが長い年月をかけて画策したもので、彼はその場で釈明
どころか記者の前で何も言えないシャー・リンをよそに、婚約会見をしてしまいます。





そうして強引にシャー・リンと契約婚約にこぎつけたリン・イージョウ。

公にシャー・リンの婚約者という立場を手に入れたリン・イージョウは、ここから怒涛の攻め態勢に入ります。
二人で密着ドキュメンタリー番組に出演したり、撮影現場に現れたり、一緒に住む提案をして無理矢理彼女の家に住み着き始めたり。

リン・イージョウに、これっぽっちの興味もなかったシャー・リンですが、綿密に練られたリン・イージョウの作戦にどんどん間合い
を詰められ、結局リン・イージョウに落ちちゃうシャー・リン。


そうやって、二人は思ったよりも割と早めに本当に結婚しちゃいますが、今回はシャー・リン側のマネージャの裏切りがあったり、
リン・イージョウに恨みを持って暗躍するフー・ウェイニンという謎の男が現れたり、前作とは逆にシャー・リンが記憶喪失になった
り、色々あって、でもまー、大筋は前作と一緒です。
最後の最後、一作目の回想シーンを巻きでシャー・リンが夢に見るシーンがあって、それが前世なのかもう一人の自分て設定なのか
詳細は不明ですが、どうあっても二人は結ばれる運命にあるんだわと納得してオワリ、みたいな。

一作目を見た勢いで、わりとサクサク見れました。

確かに、冒頭で言い訳のように出てきた「私たちは世界が違っても同じ人を愛する運命」っていうパラレルワールド感を楽しむもの
って思えばそんな感じで楽しめるラブコメです。


まー、ただ、一作目と続けてみると、シュイ・カイチョンもシモナ・ワンもさらに痩せた感じ。シュイ・カイチョンはどっちかって
いうと精悍さがでたのかな?シャー・リンの友人のジア・フェは友近感が増した気がする。

イー・ボーチェンとホアン・チェン・シュオは、ちょっとだけ肌がきれいになってました。(でも相変わらず好きな顔ではない・・・。)

今回のゲスト俳優(?)リー・チンティエン。「あなたのお気に入りになります」ではイケメンな2番手俳優だった彼が今作では悪役として
登場。「あなたのお気にいりになります」からは想像つかないキモイ人になっててびっくりします。



とにかく、さらっと見れるラブコメです。

特に4話目の終盤、撮影現場を見学に行った帰りに強引にシャー・リンの家に上がり込むことに成功したリン・イージョウが、シャー・リン
に迫ってちょーっとだけ甘い雰囲気でいい感じになってたところ、



突然シャー・リンの友人ジア・フェがやってきて、冷蔵庫前に隠れるよう押しやられるリン・イージョウ。



そして、そこにジア・フェと付き合いそうな雰囲気になりつつあるけど、ちょっとジア・フェを怒らせちゃったっぽいリン・イージョウの
秘書ウェン・リがジア・フェを探す目的でシャー・リンの家に訪ねてきたために、ソファの裏に隠れるジア・フェ。

そして、暑さにやられたから水をくれと、ウェン・リまでもがシャー・リンの家に上がり込んでくる。



机の上に、なぜか二つ用意された飲み物があることを観察していると、またもやチャイムが。



今度は、リン・イージョウの宿敵、チュー・イエン。

ソファの裏にいるジア・フェを見つけて、とっさに自分もそこに身を隠すウェン・リ。



さらに迷惑そうにしているシャー・リンをよそにさらりと家に入ってきちゃうチュー・イエン。

チュー・イエンとともにリビングに戻ると、なぜかいなくなっているウェン・リ。テーブルの上には二つの飲みかけのジュースが。
気まずい雰囲気の中、チュー・イエンに飲み物をくれと言われて冷蔵庫のところに行くシャー・リン。チュー・イエンにシャー・リンの
家の飲み物なんかあげたくないリン・イージョウは、冷蔵庫を開けさせまいと意地悪をしちゃって、なんかイチャイチャしてる気配を察知
して見に来ちゃったチュー・イエンにリン・イージョウがいたことがバレ、ついでにジア・フェとウェン・リが隠れてたこともバレちゃう
っていうシーン。






なんか分かんないけど、このシーンがめっちゃ好きで、何回もリピートして見ちゃいました(笑)。

あとは、結婚式での誓いのキス。ベールを上げるんじゃなくて、自分もベールの中に入っちゃうっていうリン・イージョウのワイルドさ。
ちょっとドキッとしました。



それから、シャー・リンと共演するチュー・イエンに嫉妬して、リン・イージョウがキスシーンの撮影を見学に来ちゃうシーン。



ぎりぎりでほんとのキスをしてない様子に満足げなリン・イージョウですが、ほんとにこんなことあるんだろうか??





って、そんな感じです。
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『ロマンスは結婚のあとで』感想・概要紹介(ネタバレ注意!)

2022-12-21 23:52:20 | 中国ドラマ


2021年 中国

◆おススメ度
★★★☆☆


◆キャスト
イン・スーチェン(俺様CEO):ワン・ズーチー
グー・シーシー(新人デザイナー):ワン・ユーウェン
モー・ズーシン(シーシーの幼馴染):イー・ボーチェン
シャン・コー(スーチェンの友人):リー・ジュンチェン
ムー・ルオナー(シャン・コーの有能な補佐):ヤン・ユエ
アレックス(有名人気デザイナー):ジー・チェン
リン・シアオヤー(シーシーの親友で共同経営者):チェン・イーシン(SNH48の元メンバー)

◆感想・概要紹介

ちょっと見終わったドラマがかなり溜まってきちゃったので、今年、残り少なくなってきましたが、さくさくーっと紹介して
行きたいと思います。



小学校の国語の時間に、よく"題名読み"っていうことをやらせられていた。

まだ中身を知らないうちにまずはタイトルを読んで、そこからどういう物語かっていうのを想像して、それから物語を読んで
想像していたものと比較してどうだったか。作者がタイトルに込めた思いは?っていうのを考えるって言う授業。

ドラマ見る時にはよくこのことを思い出します。

ちなみにこのドラマ、題名読みすると

「ロマンスは結婚のあとで」ってことは、結婚前にロマンスがないってことだから、よくある契約結婚から始まるラブコメかな
っていうのが分かります。

そうなると後は決まったようなもの。

お金持ちだけど、心がない、情がない仕事至上主義の男主人公がいて、ひょんなことから出会ったヒロインと何かしら利害が
一致して契約結婚をする。

女性にも結婚にも興味のない男主人公は、ヒロインのひたむきさややさしさ、逆に自分への無関心さや他の男との関係なんかを
見ていくうちにヒロインに惹かれてしまう。



一方のヒロインも、弱みを握られて渋々契約結婚したものの、一緒にいる時間が長くなるうちに最初は大嫌いだった男主人公の
弱さなんかも見えてきてだんだん情が湧いて好きになっちゃう。(ここに良くあるのが胸筋好き設定と男主人公のはだけた胸や
うっかり触った胸筋がけっこうすごくてドキドキしちゃう、っていうものとかも。)

ちょっとしたトラブルや危機的状況に置かれたことがきっかけで二人はお互いの気持ちに気づき、いつしかラブラブな本物の
夫婦になるが、そんな折、ヒロインのライバル悪女に意地悪されたり、男主人公の恋のライバルに助けられたり、嫉妬したり
されたり紆余曲折ありつつ、いい感じのところで契約結婚の契約書類が出てきちゃって危機的状況に陥ってしまう。

そんなこんなで色々あるけど、最終的にはハッピーエンド、みたいな?


今回、そんな感じのタイトル読みしたわけですが、全く持ってその通りのよくあるありきたりなお話でしたが、けっこうサクサク
見れてなんかわかんけど思ったよりは面白かったです。
(仕事で疲れているときに見てたので、見ていて疲れるライバルとの競争や親からの圧力的、主人公同士の心のすれ違い、みたいな
試練部分がサラッとしてたからかも?)




ヒロインは「尚芸館の五つ星~プリンスとのナイショの恋~」で男装ヒロインやってたワン・ユーウェン。この方、日本人女優
の石野陽子とか秋吉久美子系テイストなお顔の女優さんです。「尚芸館の五つ星」では男装してたからか、ぱっと見て美人さん
って感じの女優さんではないな、なんて思ってたけど、こっちの作品では見ているうちにどんどん愛着がわいてきてちゃんと女性
らしさのある可愛い女性に見えました。

男主演のワン・ズーチー、「鳳星の姫」でもワン・ユーウェンと共演してた方。ヒロインとは恋愛感情としては絡んでこない、
2番手俳優さんとして出演してましたが、悪女にダマされてドツボにハマっていく見ていてイライラする将軍役で、全く好感持て
ない人って感じで引き気味に見てたので、最初はあんまりリンクしてませんでしたが、(同じ人と気づいてなかった・・・。)
とりあえず、こっちの作品の役の方が好感度は高いです。

ときどき角度によっては亀梨にちょっと似てたり、そして時には津田寛治にも見えたりする不思議な方です。ちょーっとメイク
が濃いかなーっていう印象も。(その辺も亀梨っぽくはある。でもハマらない・・・)

まー、でもハマっちゃうほどのイケメンていう感じではないです。私的に。


ヒロインの見守り男子的2番手君のイー・ボーチェン。今回もまたヒロインに恋してフラれちゃう役。
作中では毎回イケメンと呼ばれてるけど、何回見てもタイプではないのでほんとにイケメンなのか疑問。。。(けどちょっと鈴鹿
央士に似てるような。)
旦那様はドナー」、「旦那様はドナー2」、「一夜の花嫁~pirates of destiny~」って、見るたびにちょっとずつ肌の調子が
良くなっていってる気がします。
(それまではアイドル生活で働かされ過ぎて肌が荒れてたけど俳優業にシフトして寝る時間ができたのか、単純にスキンケアに
気を遣うようになったのか・・・。)


◇◇

まー、似たような作品は多いですが、同じ系統のドラマとちょっと違ってサクサク見易いなってところをご紹介。

まずは、ヒロインの職業。駆け出しのデザイナーです。
ここは、ディリラバとホアン・ジンユーが出てる「ラブ・デザイナー」と一緒で、無名デザイナーをお金持ってて販路を持ってる
男役が助けるって構図はちょっと似てますが、こっちのヒロイン・シーシーの方が最初っから才能あるって大物にお墨付き貰ってて、
分かりやすくポンポン出世していくので展開早くて楽に見られます。(まぁ、話数も短いんだけども。)

男主役のイン・スーチェンは、大手のショッピングモールやショッピングサイトを手掛ける会社のCEO。
彼は、人気デザイナーのアレックスと専属契約を結ぶために色々な手段を模索。その一つとして、彼のデザインしたウェディング
ドレスを手に入れるため、秘書が用意したリストの中からなんとなく選んだネットショップを展開する無名のデザイナーにSNSで
購入を依頼。

その相手がヒロインのシーシー。

もちろん、入手の当てもないシーシーでしたが、報酬に釣られて二つ返事でOKしちゃいます。
共同経営者で、売れないモデルとしても活躍するシアオヤーの伝手でアレックスのパーティーに潜入したシーシーは、そこで自分
の顧客とも知らずにイン・スーチェンに出会います。



一方、イン・スーチェンもそうとは知らずにアレックスに気に入られたシーシーを利用するために、正規の入場チケットを持たない
シーシーを助ける代わりに一晩婚約者のフリをする契約を持ち掛けます。

そうしてスーチェンの画策によりアレックスにより気に入られたシーシーのおかげで、その偽婚約者であるスーチェンはうまいこと
アレックスとの事業提携の話をする場を貰えることに。

パーティーでは、お決まりのハプニングキスなんかもあったりしますが、



まー、でもなんだかんだシーシーにとっては、嘘をついてアレックスに取り入り、かつ自分を罠にはめて利用するスーチェンの第一印象は最悪。

スーチェンにとっても、契約にさえこぎつけられればシーシーは用なしに。


翌日、アレックスとうまいこと事業提携の話が進んだスーチェン。アレックスは、自身がデザインするウェディングドレスについて
スーチェンの会社と独占販売の契約を結びます。

しかし、そうとは知らずにSNS上で契約した顧客(実はスーチェン)のためにウェディングドレスを購入できないかとアレックスを
訪ねるシーシー。

当然、契約のことがありアレックスに断られてしまうシーシー。アレックスは、ウェディングドレスが欲しいならスーチェンに
お願いすればいいと言いますが、一夜限りの偽りの関係だった二人のこと、当然お願いできるような仲ではありません。

そこで、シーシーは機転を利かせ、スーチェンにプロポーズされたためにサプライズでドレスを着たい、という嘘を吐いちゃいます。

二人の嘘を知らないアレックスは、それならばと、試作品として自分が以前作ったものであればとシーシーに譲ってあげることに。


後日、事業提携発表の場にやってきたアレックスは、大勢の記者がいる前でシーシーにウェディングドレスを譲ったことを話し、
スーチェンに婚約のお祝いを述べちゃいます。

そうやって後に引けなくなってしまったスーチェン。
シーシーと結婚の契約を交わすことに。



そうやって二人は、お互いにお互いを良く思わないまま、嘘を取り繕うための契約結婚生活を始めることに・・・。


◇◇

どうせ契約結婚して、一緒に生活するうちに愛が芽生えちゃうんだろ?って、やや斜に構えながら見始めた本作でしたが、意外と
色々意表を突いたドキドキする流れで面白く感じました。

嫌々結婚する割に、二人はスーチェンの祖母も同居するスーチェンの実家に住んでたりして、このおばあちゃんが意外と二人に
とってのいいエッセンスになってたりします。
御曹司の家族は貧乏な嫁との結婚に反対するものとばかり思っていましたが、これが第一の心地よい裏切られ感。


で、お金や地位よりもプライドや自分で努力して得ることを何より望むシーシーの姿に、次第に惹かれていくスーチェンなんですが、
自分の気持ちに気づくのも割と早めで、その気持ちに素直になるのも思ったよりも早い、っていうのがこのドラマのいいところ。

まー、でも私のあまり好きじゃないタイプのイー・ボーチェン演じるモー・ズーシンがちょーっと邪魔で少しだけストレスでした。
彼とは幼馴染で、再会からのめっちゃ好きなマンガの覆面作者、みたいなサブストーリーがあるんですけど、ちょっとサブストーリー
にするにはもったいない感じもあります。(「彼女はキレイだった」のパクリ感はややありますが。)


(こんなシーンとかね。)

スーチェンの友人かつクズ御曹司シャン・コーと、ムー・ルオナーとの恋愛っていうサイドストーリーもあるんですが、こっちには
全く興味なくて倍速で飛ばしちゃいました・・・。

ちなみに、ムー・ルオナー役の女優さん、どっかで見た顔だなーって思ってて、「シークレットハウス」のマネージャーかなーって
思ってたら、「恋した彼女は宇宙人」に出てたヒロインのライバルの方だったみたい。(見分けがつかない・・・。)

シーシーの親友のシアオヤーもどっかで見たなーってずっと思ってたら、「私の隣人は不眠症」のヒロインでした。(こっちは
ちょっとスッキリ。)



私は先にラブコメの主演となる二人を知って、そこの関係については安心してからドラマを楽しみたいタイプですが、(マンガだと
そうでもないんだけども)主人公とライバル君、ヒロインがどっちとくっつくのか楽しみたいタイプの人はそういった意味でも楽しい
ドラマかもです。
(まー、でもタイトルでネタバレしてるよね・・。)




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『プラチナの恋人たち』感想・概要紹介

2022-10-25 23:41:43 | 中国ドラマ

2021年 中国

◆おススメ度
★★★☆☆


◆キャスト
ユー・トゥー(宇宙航空研究員、ジンジンの高校の同級生):ヤン・ヤン
チャオ・ジンジン(ヒロイン、人気女優):ディリラバ
スー・イエ(ジンジンの元カレ):ジー・シャオビン
シア・チン(ユー・トゥーの元カノ、高校の同級生):ジン・チェン
チェン・シュエ(ジンジンの親友、女優):ウー・チェン
ペイペイ(ジンジンの従妹):ジョンホー・フイズー


◆感想・概要

私が中国ドラマにハマるきっかけになったイケメン俳優ヤン・ヤンと、同じように好きな女優さんのディリラバが主演の作品
です。(そして、このブログを再開するきっかけになったのも、「シンデレラはオンライン中!」の作品紹介がしたかったから
ってことだったんですが、ちょっとそっちの更新は止まっちゃってます・・・。)

ヤン・ヤンの現代ドラマはこれが4本目ですが、この作品含めそのうち3本がゲーマー的な役柄・・・。
もう、そういうイメージがついちゃってるんだろうか。ただただ日本に配信されてるのがそういう系なだけ??



原作はグーマン。
シンデレラ3部作って言われてる「お昼12時のシンデレラ」、「マイ・サンシャイン」「シンデレラはオンライン中!」と
同じ作者の方の作品です。機会があったら他の作品も読んでみたい。


※上海にもベイブリッジみたいなものがあるってことを初めて知りました。

新し目なドラマなので、詳細なあらすじ紹介は差し控えさせていただきますが、ざっくりと。
(多少、ネタバレしちゃうので、気になる方はご注意を。)


ヒロインは人気女優のチャオ・ジンジン(ディリラバ)。
彼女は高校の時に、イケメンかつ秀才の同級生、ユー・トゥー(ヤン・ヤン)に告白してフラれたっていう苦い思い出がある。
そして未だにそのことを引きずりつつ、未練がある節も・・・。

あるとき、彼女がイメージキャラクターを務めるゲームをプレイする動画が、ネットに拡散されてしまいます。そして、それ
だけならよかったものの、問題はイメージキャラクターにもかかわらず、ジンジンのアカウントと思われるプレイヤーが下手
クソだったこと。

ジンジンは非難の的となりますが、使い慣れないキャラでプレイしたためと苦しい言い訳をし、ゲーム会社のエキシビション
マッチで腕前を披露するという話でなんとか炎上を鎮めます。


そして、ジンジンのためにマネージャーの夫を先生としたゲームの強化訓練プログラムが組まれることに。
しかし、なかなかにゲームの才能がないジンジン。訓練に対するやる気もイマイチ。

そんな中、高校の時にユー・トゥーとこっそりお近づきになるために取得していたサブアカにユー・トゥーから誤ってゲーム
のパーティへの招待が来ちゃいます。(高校時代、ユー・トゥーにフラれたにも関わらず諦めきれず、サブアカでユー・トゥー
が良く使う宇宙関連の掲示板で友達申請していたものだったことが後に明らかになります。)

驚きつつも嬉しくなってすぐに誘いに乗るジンジン。

ジンジンの下手くそさ加減にユー・トゥーやその友人たちはあきれつつも、声の主が女子だと知ると、歓迎してくれ、その後も
度々誘ってくれるようになります。(ユー・トゥーは無表情で無関心な様子ですが。)


そして、男主人公であるユー・トゥーは、中国宇宙航空研究所に勤める職員。高校時代から成績優秀でかつ宇宙が好きだった
ユー・トゥーは、夢をかなえた形で宇宙航空開発の仕事に就きますが、好きだけでは家族を支えていくことができないという
現実に直面し、転職を考えます。

現在は、辞職を申し出たユー・トゥーに考え直す期間として長期休暇が与えられ、ユー・トゥーとしては迷いながらも転職の
準備を進めているといったところ。

そんなユー・トゥーが、自身が研究している宇宙航空技術を応用した空気清浄機を開発し、商品化したという話を聞きつけた
ジンジンは、早速その空気清浄機を購入し、ゲームの合間の会話の中でその空気清浄機が壊れたといった体でなんとか自宅に
ユー・トゥーを呼び出すことに成功します。

そんなジンジンの策略で再会した二人。

ゲーム上でも少しずつ仲良くなっていたところに付けこみ、ジンジンはプロ級にゲームが上手く、そして現在休職中でヒマだ
というユー・トゥーに、ゲームのコーチを依頼します。

そうやって再会したばかりの二人はさらに急接近。

高校時代から変わっていないユー・トゥーに、またまたときめいちゃうジンジンと、高校時代の自分が感じていた印象とは
違い、意外にも努力家で素直で善良なジンジンに惹かれていくユー・トゥー。

しかし、激務な上に安月給である宇宙航空研究所の仕事と自分の立場に悩むユー・トゥーは・・・。



◇◇


簡単に言うと、元同級生だった現在は女優のヒロインと高校時代の夢を叶えつつも将来性に悩む宇宙航空研究員の男主人公が
ゲームを通して再会し惹かれ合っていくっていうラブストーリーです。

前半はひたすらゲームの話が多く、ちょい「マスター・オブ・スキル」色がちょっと濃い目。



けど、後半は「下町ロケット」と、宇宙にはいかない「宇宙兄弟」な雰囲気で、ラブコメ色がちょっと半減。けど、日本の
ドラマのラブコメを一切排除した「下町ロケット」的な職人や技術者たちのひたすら働く男たちの苦悩と奮闘の日々、って
いう感じが詳細に描かれている訳ではないので、そこと比べちゃうとやや中途半端感が否めない。

そこは、中国の宇宙開発系技術を外に出せない、っていう事情があるのかも?けど、それでいて、中国の宇宙開発事業はかなり
進んでいるっていうところは押し出したい、みたいな?

事実、中国は2019年に世界初の月面裏側着陸に成功していて、ほんと、技術革新がヤバいことになっています。

そういった中国の宇宙開発事情を知っていてこの作品を見ると、「嫦娥」(中国の無人探査機の名前)とか、「玉兎号」(中国の
月面探査車の名前)とか出てくるので、ちょっと「おっ!」って感じでやや楽しくなったりもします。


まー、でもやっぱメインはヤン・ヤンとディリラバのイチャラブっぷりなので、後半それが少なくなってくるとちょーっと
失速感があって、なんか一応ドラマとしては一仕事終えた宇宙航空研究所の人たちとそれを支える伴侶たち、って感じで感動的
な感じで終えているけど、見てる側としては若干求めていたものとは違うかなーって気もしました。

なので、途中まではすごく面白いと思ってみてたのに、終わってみると面白い作品だった印象が薄れてました。


気になった点、いくつか。

まず、ちょっと驚いたのが日本だと公務員て高給取りなイメージがあるけど(私が庶民だからだろうか)中国ではそうでもない
らしいっていうところ。

特に、宇宙航空研究所が安月給っていうのがちょっとイメージつかない。ユー・トゥー自体が高学歴かつその中でも優秀って
ことで、本来であれば一流企業、もしくは第一線で活躍する証券マンとしてもっとお金を稼げていたはず、なのでそれと比べ
たら、ってことなんだろうか?あくまでも。

それとも、ユー・トゥーがそういった収入面に悩んでいたのが、今現在から7年か10年くらい前の話であって、そっから飛躍的
に中国っていう国が進化しているので現在の話として見てはいけないのかな?

とにかく、崇高な夢を実現させたにも関わらず、収入面や仕事に拘束される時間、そして過労による体への影響とか、それらを
考えた時に果たして愛する人への責任も果たせるのかっていうところに悩む姿はかなりリアルに描かれていて良かった。
(まわりのみんなの何気ない一言がグサグサとユー・トゥーに突き刺さって、けどみんなそれに気づいていないっていうのが
見ていてツライっていうね・・・。)


そして、どーでもいいけどこのボートに乗るシーン。



ライフジャケットが「YAMAHA」!!!
え?なんでヤマハ?って思ったけど、ヤマハってオートバイ→発動機→モーターボート→ボートグッズ、ってことでライフ
ジャケットかーって、納得。

手広くやってるんだねー。(むしろテニスラケットとかの方がどっからそうなったのか分からないかも。)


そして、「恋愛できない僕のカノジョ」に引き続き、こんなとこにも出てました。「マイサンシャイン」でイーチェンが落と
した財布に入ってたモーションの写真を見てモーションに財布を渡したスーパーの警備員さん役やってた俳優さん(笑)。



あとは、すーごくちょっとしか出演してないけど、ジンジンの親友の女優役でウー・チェンが出てました。
私の妖怪彼氏」の時に比べたら、なんかめっちゃ大人になった感。


ユー・トゥーの元カノ役で、ジン・チェンが出てます。「女医明妃伝」ではめっちゃムカつく悪女をこなし、「萌妃の寵愛絵巻
でコミカルなヒロインをやってた女優さん。

彼女のせいでちょっとしたドロドロな展開になるかと思いきや、そうでもなかった。スー・トゥーが清廉な男子役なので、そう
いう打算で近づいてくる女子に惑わされないっていうのが理由のひとつかと思うんだけど、だったらなんで付き合っちゃったん
だろう?わざわざジンジンを振って。その辺の言い訳エピソードがちょっと欲しかったなー。

さらに、ジン・チェンとディリラバとの絡みもなかった。(スケジュールが合わなかったのか、共演NGだったのか・・・なんて
勘ぐっちゃいます。)

それから、ジンジンの元彼役で「2度目のロマンス」でチャン・ハンの親友で共同経営者役で出てたジー・シャオビンが出てます。
「2度目のロマンス」では、けっこう2番目くらいに好きでしたが、今回はちょっとだけやな役。

彼のせいでちょっとしたドロドロ展開になるかと思いきや、そうでもなかった(笑)。
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『99%のカノジョ』感想・概要紹介

2022-10-02 23:43:01 | 中国ドラマ


2019年 中国

◆おススメ度
★★★☆☆

◆キャスト
シェン・イー(化粧品会社のCEO):チャオ・イーチン
モン・フイ(メイクアップアーティスト):リー・ジャーチー
スイ・アン(シェン・イーの親友で整形医):ファン・ジーシン
ウェイ・レイ(シェン・イーの元カノでモデル):ホー・メイシュエン
タオ(モン・フイの親友で臨床心理士):プー・タオ
ジアン・ジアン(シェン・イーの秘書):スー・ゾーリン
シュー・シンヤオ(化粧品会社の副社長):チョン・ムーシュエン
シア・イエン(顔に傷のある女子社員):ワン・ユー

◆感想・概要紹介

最近、「霓裳(げいしょう)」を見てるのでリー・ジャーチーつながりで思い出したこの作品を先にご紹介。

このドラマは確か、「待って、私の青春」からそんなに間を置かずに見たやつだったかなと。「待って、私の青春」の
主演と同じ二人が主演しているドラマです。


恋愛できない僕のカノジョ」の感想にもちょっと書きましたが、このドラマはヒロインが耐えきれないほどのストレス
を感じてしまうによって別人格が出てきてしまうって言うのが他のドラマとちょっと違うところ。


もしかしたら、中国でもけっこうこういうストレスからくる精神障害?(鬱って言うのだけじゃなく)が社会問題になってて
それでドラマでもよく取り上げられるほど無視できない状態になっちゃってるのかなーと。

ただ、大人になって何かしらストレスを受けてそれが障害として出てきてしまうっていう原因が、子供の頃のトラウマに
起因するっていうのがあんまり日本には浸透していない考えかも?

そういえば、私が占い師匠とのセッション受ける際に、ときどきストレスのことを相談してキネシオロジーっていう筋肉
反射テストのストレス診断と、ストレスリリースをしてもらったりするんですが、その原因が子供の頃に(大人からみると
ほんとちょっとしたことですが)傷ついたことが原因となって、それが本人も気づかないうちに今でもストレスになってる
っていうものがよくあります。

日本では、対症療法(とりあえず休養するとか)しかあまり注目されてない気がしますが、意外に中国では進んでいてこう
いったストレスの原因からちゃんと解明して取り除いていこうっていう感じなのかなと思っちゃいました。


ざっくりあらすじです。

◇◇

ヒロインのモン・フイ(リー・ジャーチー)は、メイクアップアーティスト。

冒頭、テレビ業界にしてもちょっと行き過ぎたパンクっぽいメイクと服装である番組のメイク担当としての面接を受ける
モン・フイ。
履歴書には、派手な経歴(でも聞いたことのない海外留学先での学校名)と有名人との交友関係。そして自信満々な上から
な態度。
面接官たちは、すっかり彼女の雰囲気に飲まれ、即採用。

けれどもコレ、実は彼女が極度のストレス状態に陥って出てきた別人格(になり切ってる?)状態だったことが分かります。

そんな彼女は素の状態に戻った際に、バスに乗っていてある男性と出会います。
彼は、ドラマのもう一人の主人公シェン・イー(チャオ・イーチン)。なにやら仕事っぽい電話をしながらバスに乗り込んだ
シェン・イーは乗車賃を払うよう言われ、自分の真ん前に座っていた見ず知らずの女性モン・フイにカード(交通系IC?)
がないから代わりに乗車賃を払ってくれるようお願いします。

モン・フイは、シェン・イーに乗車賃2元を渡そうとしますが電話中の彼の目に入りません。仕方なくシェン・イーの代わり
に現金で乗車賃2元を支払いますが、それを見たシェン・イーは、なぜ現金で払うんだと怒ります。



同じでしょ、というモン・フイに、乗車賃は、現金なら2元、でもカードなら1.8元だと。



シェン・イーはその場でSNSのIDを交換してモン・フイに電子マネーでお金を支払いますが、シェン・イーがモン・フイに
支払った金額は1.8元。

ムッとするモン・フイですが、シェン・イーの勢いに負け何も言い返せないまま別れます。
(その後モン・フイは、すぐにシェン・イーのIDを削除。)

そんな感じで最悪とは言わないまでも、あまり良くない印象の出会いをした二人。


で、このシェン・イーですが、とある化粧品会社のCEO。

彼の目的は、傷跡を隠すファンデーションを作ること。普段はケチで、無駄なものに一銭も払いたくないっていう彼ですが
ファンデーションの開発費だけには赤字になろうと投資を惜しみません。

後で分かりますが、彼は幼少期によく上級生にイジメられていましたが、そんな時になぐさめてくれていた初恋の女の子
がいます。
カバンがボロいといっては中身をぶちまけられてイジメられ、先生にチクったと言ってはまたイジメられ・・・。
女の子は、そんな彼に自分の古い方(といってもけっこう新しく見える)カバンをあげます。
けれど、そんないかにもって感じのピンクのカバンを背負ってた幼いシェン・イーは、またそれがイジメのネタとなり
絡まれます。

そんな時、女の子が現れそんな彼を助けようと果敢に上級生に食って掛かり、標的が女の子に移っちゃいます。

今までなすがままにされてるだけだったシェン・イーは、女の子を守ろうと側に落ちていた先がとがった鉄の棒を手に勇気
を出してイジメグループに立ち向かいます。(なんでそんな棒が整備されてるっぽい校庭に落ちてんのか謎ですが。)



で、キレた子供のお約束、周りを見ずにとりあえず凶器を振り回す。

そんな彼を危ないと思って後ろから止めようとした女の子。運悪く、シェン・イーの振り回した棒の先が女の子の顔に。

そうして彼は、よりによって初恋の女の子の顔に一生消えない傷を作ってしまったっていう・・・。


大人になった彼は、今でも傷跡に悩んでいるだろう彼女を想って、彼女を探し出そうとするとともに、傷跡まで隠せる
ファンデーション開発を続けているのでした。





そして、もちろんシェン・イーの探す彼女とはモン・フイです。

彼女は、シェン・イーが思い描いているような傷跡を気にして今でも顔を隠しながらくよくよ生きているような弱い女性
ではありません。

おそらく彼女もシェン・イーと出発点は同じだったのでしょうが、メイクアップアーティストとなり、すでに傷跡を隠せる
技術を身に着けていました。(笑)



で、お約束のようにそんな二人が出会ってお互いそうとは知らずに恋に落ちていく・・・っていうお話なんですが、その
きっかけが、冒頭でちょっと触れた彼女のストレス障害と、それによって引き起こされる別人格になりきってしまうって
いう彼女の病気。

モン・フイが面接を受けたある番組とは、シェン・イーがスポンサーとして出資する番組。
そこで二人は2度目の出会いを果たします。

そこで、モン・フイが受け持ったモデルのウェイ・レイに、彼女の整形鼻を心配しモン・フイは医者に診てもらうよう
進言しますが、それがウェイ・レイの癪に障り逆にモン・フイの経歴詐称を暴いてしまいます。

それがきっかけで、別人格なりきりスイッチが入ってしまったモン・フイ。
なんと、彼女はシェン・イーの恋人っていう設定の人になり切っちゃいます。



そっからシェン・イーのモン・フイに振り回され生活が始まっちゃうって言う、なんか設定がちょっと斬新なラブコメ
です。


ただ、見てるこっち側としてはシェン・イーとモン・フイが子供の頃の因縁の相手だっていうのは一目瞭然なんですが、
シェン・イーとしては、それを疑いつつもなかなか決定打が見つからず、特定するに至るのに時間がかかります。


その原因が・・・

①まずは、シェン・イーが子供の頃から名前を変えているために、モン・フイ側から気づかれていないこと。

②子供の頃、モン・フイは何度かシェン・イーに会って優しくしたりして、名前を教えてくれなかったこと。

③校内で会った彼女は、よく見るとシェン・イーたちが着ている制服(ジャージ)ではなく私服を着ているんですが、その
ことに思い当たらずシェン・イーは同じ小学校に通ってた女の子を探していること。
(ネタバレになっちゃいますが、実はシェン・イーが通ってた学校の先生の娘だったっていう・・・。)


そうやって、あるときはシェン・イーの恋人、またある時はシェン・イーの会社の社長、そしてある時はスイ・アンの
恋人、そしてシェン・イーの血のつながらない義妹っていう設定に付き合いながらも、会社を経営して顔に傷を負わせて
しまった女の子を探すシェン・イー。

そこに、シェン・イーも知らなかったシェン・イーに無条件で常に優しくしてくれる親友スイ・アンの過去のことも
あったりして・・・。


◇◇

まー、ちょっと後半残り4話くらいになって見続けるのがめんどくさくなってきたりしましたが、まぁまぁ面白かった
です。


ただ、このドラマのチャオ・イーチンは、働く男性的な?大人なCEO感を出すためにちょっと大人っぽさを演出してるん
だろうけども・・・仕事モードの時の前髪が変。なんか、韓国ドラマもそうだけど、仕事モードになった時の髪型が好き
じゃない主人公ってよくいます。そんな感じで、全体的にチャオ・イーチンの髪型があんまり好きじゃない感じだった。

そういった面からみると、「お隣の彼は疫病神」のチャオ・イーチンの方が可愛い感じでよかったなー。まー、確かに
そっちは経営者として全体をみてるって感じではなく、開発に没頭する研究者感が出てて大人っぽさはそれほど必要ない
役だったんだけども・・・。


後は、シェン・イーの親友役のスイ・アンが、中国版チ・チャンウクって感じでけっこうイケメンさんです。
夢幻の桃花」で、東華帝君のお付きの人として出演してますが、そっちは俳優陣が豪華すぎてちょっと埋もれちゃって
たので、こっちでフォローしときます。



シェン・イーの父親に呼び出されるモン・フイ。
日本料理屋さんに呼び出されたっぽいんですが・・・テーブル長っ!!
冷静に考えると、これ、居酒屋の宴会用テーブルなんだろうけど、こんな斬新な使い方初めて見た。
話、聞こえる??
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『夢幻の桃花~三生三世枕上書~』感想・概要紹介③

2022-09-24 23:56:17 | 中国ドラマ
2018年 中国

◆おススメ度
★★★★☆

◆キャスト
白鳳九(はくほうきゅう):ディリラバ
東華帝君(とうかていくん):ガオ・ウェイグァン
姬蘅(きこう):リウ・ユエフェイ
燕魔君・燕池悟(えんちご):リウ・ルイリン
折顔(せつがん):バロン・チェン
蘇陌葉:ディラン・クォ
葉青緹(ようせいてい):シュー・シャオイン
重霖(ちょうりん)東華帝君の侍従:ファン・ジーシン
連宋(れんそう):リー・ドンホン
司命星君:ローレンス・ワン
白真:ホアン・ジュンジエ
玄魔君・聶初寅(じょうしょいん):ダイ・シャンユー
成玉(せいぎょく):(ユエン・ユーシュエン)
知鶴(ちかく):ワン・イーフェイ
赤魔君・煦暘(くよう):ジン・ザーハオ


◆感想・概要紹介

(前回②からの続きです。)

◇◇
修為(神仙系ドラマでよく出てくる魂の力的なやつ。神通力のもとになるようなもの?)を使い果たし気味で倒れた東華帝君。
その修為を取り戻すために、人間界へ修練に行くことに。

そを知った白鳳九は人間に転生した東華帝君(宋玄仁)の様子を見に行きますが、ダメだって言われてたのについつい戦場で
窮地に陥る宋玄仁(東華帝君)を助けちゃいます。

宋玄仁(東華帝君)が助かったのを見届けて姿を消す白鳳九ですが、宋玄仁は戦場で助けられた小九と名乗った兵士(白鳳九)を
自分の右腕である大将軍の葉青緹に探すよう命じます。しかし、兵士という兵士を片っ端から探してもみつかりません。(まー
ほんとの姿は神仙ですからね・・。)


そんな中白鳳九は、自分が宋玄仁(東華帝君)を戦場で助けたことによって、本来は瀕死の重傷を負った宋玄仁を助けた周夢溪と
いう名の女人に恋するハズだった運命が狂ってしまったということを知り、どうにかその東華帝君に課せられた情劫の相手、
周夢溪を探して東華帝君の情劫を成立させようとまたも人間界に来ちゃいます。



えっ!?これ、男装してたの?っていうのが後で判明する白鳳九の男装する姿。もう、男に見せようっていう気、なくない?


けれど、どこから探していいかも分からずとりあえず酒楼に行ってみると、ちょうどそこに承虞国の隣国である崇安国からの
公主(姫)の輿入りの一行が通りがかります。


実はこの公主、崖から(人間界へと)落ちて記憶を失ったところをたまたま見つけた聶初寅(じょうしょいん)に助けられ、聶初寅
のことを命の恩人だと思って疑わない姬蘅(きこう)だったりします。

東華帝君はその昔、魔尊である緲落(びょうらく)を封じるために鎖魂玉(っていう謎の石。魔石?とにかく力を倍増させるよう
な石)を使っていたが、色々あって砕け散ってしまう。しかし、鎖魂玉は時が経つと自然とまた集まって元の形に戻りその力も
再生されるというもの。聶初寅(じょうしょいん)はそれが人間界に落ち、現在は承虞国の秘宝として王家に祀られているという
噂を聞き、鎖魂玉を緲落(びょうらく)の復活に利用しようと人間界に探しに来たのだった。

そして、聶初寅は姬蘅(きこう)に楚苑(そえん)という名を与え、さらに崇安国の王に取り入り、自分を国師に、そして楚苑(姬蘅)
を王の養女とすることで公女として承虞国に輿入りさせ、承虞国の秘宝を探る役割をさせるよう仕向けたのでした。


そうやって、何も知らずに東華帝君(宋玄仁)に二度目の輿入りを果たす姬蘅(楚苑)。(あ、一度目は失踪したから正式には輿入れ
してないか。)
(てっきり、またこっから白鳳九が成り行きで宋玄仁の側室になって、王妃である楚苑(姬蘅)に対し、嫉妬したり悶々とする生活
が始まったりするのかなーとか思うんですが・・・。)


騒ぎを聞きつけ、群衆に混ざってその輿入れを見物する白鳳九。戦場で見かけた将軍(葉青緹)を見つけ、彼と友人になって王宮
に入れば周夢溪を探せるんじゃないかと考えます。

と、そこに宋玄仁と陰で敵対する義兄の宋元応が差し向けた刺客が一行を襲い、急襲を受ける葉将軍に声をかけて注意を促し、
葉将軍の恩人となった白鳳九は、思惑通り王宮に行き、王である宋玄仁とのお目通りが叶います。


※記憶を失っているので、白鳳九とすれ違っても気づかない姬蘅。

葉将軍も命じられていた小九(白鳳九)を探し出すことができ、宋玄仁も恩人に無事に会うことができ、小九(白鳳九)は戦での働き
の褒美として、王宮の侍衛をおねだりします。

こうして王宮に残り、葉青緹の友となり、彼の助けを借りて当初の目的であった王宮の宮女になったハズの周夢溪を探しますが、
すでに亡くなっていることが判明しちゃいます。

そんな中、葉青緹と夜お酒を飲み過ぎて酔っぱらい、一人フラフラ王宮内を歩いていた白鳳九は足元を這う蛇に驚き、同じく夜に
散歩をしていた宋玄仁の一行と鉢合わせし、思わず宋玄仁に抱き着いて一緒に池に落っこちちゃいます。



で、なぜか池に落ちた際に男装が解けた(違いはよく分かりませんが)白鳳九に、一目惚れしてしまう宋玄仁(東華帝君)。



王を池に突き落とした刺客を探す侍衛たちと、一目惚れした美女を探そうとする宋玄仁。

周夢溪の死を知り、宋玄仁(東華帝君)が自分を好きになってしまったことを知った白鳳九は、こうなったら白鳳九が周夢溪の代わ
りに宋玄仁(東華帝君)の情劫の相手になるしかないと司命星君に言われ、男装を解いて宋玄仁(東華帝君)の前に現れ自分があの夜
池に落ちた女子であり、小九として男の姿をしていたことをカミングアウトします。

これに、宋玄仁はもちろん、男であるはずなのになぜか小九(白鳳九)にときめいてしまうことに悩んでいた葉青緹も驚きます。

宋玄仁はすぐに白鳳九に九美人という位を与え、妃とし、それでなんだかもう8割方うまくいったような気になりますが、ここから、
宋玄仁(東華帝君)とともに、白鳳九と、さらには葉青緹にとっても愛の苦が始まっちゃいます。


東華帝君が好きでたまらず、宋玄仁の妃になり、東華帝君と同じ顔をした人間界の東華帝君、宋玄仁に愛の言葉を囁かれてついつい
幸せ気分に浸りそうになる白鳳九ですが、司命星君に「宋玄仁は実際には東華帝君ではないし、東華帝君の情劫のためにも決して
その愛を受け入れてはならない」と言われ、苦しむ白鳳九。

宋玄仁に何度素性を聞かれても答えることができないし、(実際家も両親も青丘っていう人間界ではないところにいる訳だし)愛の
契りを結ぶこともできないしで、好きな相手に応えることができない上に、相手を自分が苦しめているっていう罪悪感に悩まされ
ます。

宋玄仁も、なぜか自分のことを何も答えてくれず、かつ、口づけ以上のことをしようとするといつもそれとなくかわされてしまい、
寝込んでうなされては「帝君」と自分ではない(自分なんですけどね)他の男の名を呼ぶ白鳳九に苦しみます。

さらに、葉青緹も自分の白鳳九に対する気持ちに気づいて苦しんだり・・・。


一方で、王妃として送り込まれた楚苑(姬蘅)は、どうにかして宋玄仁の心を掴み、王家の秘宝を探ろうとしますが、宋玄仁は白鳳九
にメロメロなので、全く上手くいきません。

ちなみにこの楚苑(姬蘅)は、聶初寅の恩に報いようと諜報的なことをしていますが、意外にも根はいい人で、一線を越える(白鳳九
を陥れたり暗殺しようとしたりっていう・・)ようなことはしません。
ただ、侍女として送り込まれた凌香は、完全に聶初寅の駒であり何でもありです。(ちなみに、聶初寅に閩酥(びんそ)の顔であった
方が何かと姬蘅を操りやすいだろうと、妖術ですでに消滅してしまった姬蘅の侍衛であった閩酥(びんそ)の顔に変えられています。)

結局なんだかんだで色々やってみたけど、楚苑(姬蘅)たちの策略は失敗(白鳳九によってすべて暴かれ)し、最終的に、宋玄仁の失脚
を目論む宋元応とそこを上手く突いた聶初寅が手を組み、王陵の地下宮殿に祀られていた承虞国の国宝・霊璧石(鎖魂玉)は聶初寅
に奪われちゃいます。

白鳳九は、皇太后に嫌われたり、宋元応の策略で宋玄仁暗殺の濡れ衣を着せられて投獄されたり色々ありますが、そんな中宋玄仁は
白鳳九への愛をさらに深めていきます。(危うくその愛が深すぎて、白鳳九の心に誰がいようと白鳳九が幸せであればそれでいい、
みたいなもう何もかも受け入れてしまいそうになるくらい。)

宋玄仁(東華帝君)の愛の苦のために葉青緹と駆け落ちしようとして失敗したりと色々やってみますが、こちらも最終的に、王陵の
地下宮殿での戦いで自分たちを守るために命を落としてしまった葉青緹への罪悪感と悲しみにくれ、一人失踪した白鳳九は断崖絶壁
に佇み、一人涙するところを宋玄仁に探し出されてしまいますが、宋玄仁の目の前で別れを告げて飛び降りてしまうことによって、
無事に情劫の相手役を務める役割を果たします。

そうして、白鳳九を想ったまま傷つき亡くなった宋玄仁(東華帝君)は、天界の東華帝君として目覚めます。さらには人間界での記憶
はないていう設定。

(この辺、今までの神仙ドラマとちょっと違うような・・・。「霜花の姫」では人間界での修練時代の記憶から旭鳳と錦覓が意識し
合って最初に結ばれるってところに繋がってたし、「永遠の桃花」での白浅は記憶を消すっていう忘却水的なものを飲んで記憶を
失ってたような・・・。あれ?でも人間に転生したんじゃなく、記憶と仙力を封じられて人間界に落とされてただけだけ???)

情という感情がないハズの東華帝君は目覚めた時になぜか涙を流していて・・・。かつ、なぜか脳裏にちらつく女子の姿とそれに
そっくりな白鳳九が気になるようになって・・・。


◇◇

(また長くなったのでここまで。次回に続く。ようやく20話ちょい・・・)


天君(天界の王)よりもずーっと年上の東華帝君は、神仙たちの中でもさらに(人間でいう)仙人の域っていうところに達していて、
もう、感情も欲求もない、っていう設定なんですが、白鳳九と恋に落ちた後そういう欲求的なところをどう描いていくんだろう
なって疑問に思っていたんですが、一回人間に転生することでちょっと自然なシフトが行われます。



ついつい、白鳳九とエロいことしそうになる夢を見ちゃう宋玄仁な場面。



けど、夢オチに終わっちゃいます。

序盤で色んな美女たちが、毎夜東華帝君の寝所に忍び込んでいたけど、東華帝君は全く興味がなく布団ごと外に捨てていた、みた
いなエピソードが語られ、東華帝君には性的欲求がないみたいに描かれていたんですが、宋玄仁に転生することによって、白鳳九
との恋に落ち、妃とすることで当然床入りを望むんだけれども、うまいことかわされ続け、かわされ続けるほど切望するように
なるっていう自然な流れ。

そしてその宋玄仁を一回経ることで、東華帝君に戻ったときに同じことを繰り返すとけっこうフツウな感じだった。

まー、でもそもそも神仙くらいの域に達すると、そういう人間と同じような行為をしなくても何らかの力によって子供作れそう
なんだけどねー。
「永遠の桃花」では、夜華は金蓮から生まれたっていう話だったし、白浅との時だって仙力で衣を消したって言って白浅を戸惑い
恥ずかしがらせるっていう場面もあったし・・・。

さて次からは、白浅と夜華との婚姻を控えてるっていう設定の中で、今回も可愛くていい味出してくる白浅と夜華の子、阿離くんと
天界での白鳳九と東華帝君のラブコメがいよいよ始まります。

(④へ続く・・・)

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『夢幻の桃花~三生三世枕上書~』感想・概要紹介②

2022-09-18 23:57:20 | 中国ドラマ


2018年 中国

◆おススメ度
★★★★☆

◆キャスト
白鳳九:ディリラバ
東華帝君:ガオ・ウェイグァン
姬蘅(きこう):リウ・ユエフェイ
燕魔君・燕池悟:リウ・ルイリン
折顔:バロン・チェン
蘇陌葉:ディラン・クォ
葉青緹:シュー・シャオイン
重霖(ちょうりん)東華帝君の侍従:ファン・ジーシン
連宋:リー・ドンホン
司命星君:ローレンス・ワン
白真:ホアン・ジュンジエ
玄魔君・聶初寅(じょうしょいん):ダイ・シャンユー
成玉:ユエン・ユーシュエン
知鶴(ちかく):ワン・イーフェイ
赤魔君・煦暘(くよう):ジン・ザーハオ

◆感想・概要紹介

(前回からの続きです。)

◇◇

東華帝君の婚約者としてやってきた姬蘅(きこう)に、敗北感を感じで身も心もボロボロになって池に落っこちちゃったところ
を、たまたま池で釣りをしていた司命星君に釣り上げられた狐の白鳳九。



彼女を心配した天界の友人、司命星君と成玉、そして桃林の上神折顔(せつがん)たちは魔界へいき、聶初寅(じょうしょいん)
から白鳳九の毛皮を取り戻します。


(ついでに少々過度に(ちょいやりすぎって意味です)懲らしめちゃったり。多分この屈辱も相まって聶初寅は東華帝君が封印
した魔尊、緲落(びょうらく)の下に着き、けっこう面倒なことになります。)

自身の毛皮を取り戻し、無事人間の姿(神仙なんだけども)に戻った白鳳九は、精神的ダメージを抱えたまま東華帝君の婚儀は
見届けずに一旦桃林に戻り休養することに。(婚儀を見届けてればもっと違ったんだろうけどねー、まぁ、ドラマが生まれなく
なっちゃうので仕方ない。)


そんな白鳳九をよそに、東華帝君の婚儀が始まってしまいます。

中国の時代劇に出てくる多くの婚儀と同様、輿に乗ってやってくる花嫁。その花嫁を東華帝君が出迎えようとしたところ、
婚儀を邪魔しようと姬蘅(きこう)に想いを寄せる燕池悟(えんちご)が乱入し、花嫁を攫おうとします。



しかし、実は東華帝君に想いを寄せる知鶴(ちかく)が花嫁に成りすまし、しれっと東華帝君に嫁ごうとしており、それがバレ
たり姬蘅(きこう)が失踪してしまったりと婚儀はてんやわんや。




実は姬蘅は最初から自分の侍衛である閩酥(びんそ)と駆け落ちするために東華帝君と裏取引をしていて、婚儀のどさくさに
紛れて逃亡を図っていたのでした。

燕池悟の登場により奇しくもその逃亡劇は失敗し、兄の煦暘(くよう)に追い詰められ、側近である閩酥(びんそ)は自分の命と
引き換えに姬蘅を許してくれと自害してしまいます。その直前に閩酥(びんそ)から自分が女であることを告げられる姬蘅。
(閩酥の走馬灯的回想の中で、閩酥が実は煦暘(くよう)に恋をしていたってことが分かります。)ショックと絶望を抱え、姬蘅
は閩酥の遺体を抱えて崖から飛び降りてしまいます。


そんなこんなで東華帝君の婚儀騒動は幕を閉じますが、その裏で知鶴(ちかく)は西荒で雨を降らす任という名の罰を与えられ、
勅命なく戻れないことを余儀なくされます。(この辺、悪女の罪がけっこううやむやにされがちな中国ドラマで、この桃花
シリーズはちゃんと悪女が罰を受けるのでちょっとだけ胸がスッとします。ただ、天界の人だけかもですが。)


婚儀騒動が一段落し、東華帝君のもとから閩酥も知鶴も去り、後はこれを知った白鳳九がまた侍女として天界に戻ってくれば
一件落着で平和が訪れる・・・かと思いきや、毒素にやられている姬蘅に自身の気を送り続けていた東華帝君は、さらにその後
緲落(びょうらく)の封印を強めるために力を使ったりしたために、力尽きて倒れてしまいます。



そして、再度その力を得るため、人間界へ修練に行くことに。

この時東華帝君が全くの不在では、それを知った緲落(びょうらく)が暴れだす可能性があるとして、東華帝君の影の半分を
比翼鳥族に転生させるだとかどうとか難しい話をしたりしますが、よく理解できずにさらっと流しちゃいます。多分、この
ドラマを見てる視聴者の大半が。)


さらに、東華帝君が人間界へ修練に行くことを知った白鳳九はみんなの制止を聞かずに人間界の様子を見に行くことに。
(そしてこの時、東華帝君の影の話も聞き自分の影も東華帝君の影のところに飛ばして欲しいと謝狐ユウにお願いする白鳳九。)

ちなみに、東華帝君が人間界へ修練としていくのは一種の転生的なものであり、神仙としての記憶は失い、人間として生まれ
て、修練として課せられた試練の命運を負って辛い生涯を終えることでそれが神仙としての修為(魂の力的な?)となるっていう
設定です。


人間の運命を司る司命星君に、くれぐれも人間界で仙力を使ってはいけないっていうことと、白鳳九のちょっとした行動が
東華帝君の運命を変えてしまうので、絶対に関わってはいけないことを強く言い含められますが、東華帝君の闘う戦場に降り
立った白鳳九は、ついつい絶体絶命の命の危険にさらされた東華帝君(が人間になった宋玄仁)を見ていられず、自分も兵士
となって助けてしまいます。



本来、ここで重傷を負うはずだった宋玄仁は、周夢溪という名の女人に助けられ、彼女に好意を抱いた宋玄仁に皇宮に召される
も、他の男を想う周夢溪からの愛を得られず苦しい愛を経験し、それが東華帝君に課せられた情劫だったが、白鳳九の助けに
より、重傷を負うこともなく周夢溪という女人に出会う運命も変わってしまう。

代わりに、宋玄仁は戦場で助けられた兵士、小九(白鳳九)を探し出そうとするのだが・・・。

◇◇

(ちょっと疲れたのでここまで。次回に続く。そしてまだ10話ちょい・・・)


ちょっとだけキャスト紹介。

魔族の姫、姬蘅(きこう)の兄で赤魔君(せきまくん)の煦暘(くよう)役の方、既視感があるなって思ったら、「2度目のロマンス
でチャン・ハンと一緒に会社起こした創設メンバーで友人役、「十年三月三十日~その愛、時をこえて~」でショーン・ドウの
大学時代からの親友で金持ちの息子役やってた方。



それから、精衛?迷谷?どっちかわからないけど青丘に仕えてる下男の子、



「ラブ・デザイナー」でディリラバの甥っ子のディーの役やってた子じゃない?




それから、人間界で戦場でも活躍し小九(白鳳九)を探し出すよう命じられた将軍の葉青緹役の俳優さん。めっちゃ最近どっかで
見たような気がするけど誰だっけーって思ってたら、



ミステリー IN 上海」でソンの役(スー・ウェンリーの用心棒的なタクシー運転手)やってた方でした。ガオ・ウェイグァンと
同じ事務所なのかなー。



あとはー、東華帝君の秘書的な文官、重霖(ちょうりん)役のファン・ジーシン、「99%のカノジョ」でチャオ・イーチンの親友
で医者の役をやってた方です。けっこうイケメン。中国のチ・チャンウクって感じ。まだまだサブキャラ役ではありますが、
今後ちょっとだけ(ほんとにほんのちょっとだったりします)期待の俳優さんです。


まだまだ続きます。。。




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