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テレビっ子のひとり突っ込み

『私のキライな翻訳官』 あらすじ・感想(ネタバレ注意!)

2020-10-21 00:18:04 | 中国ドラマ
◆おススメ度
★★★☆☆

◆あらすじ
(物語に沿ってあらすじ記載してくと長くなってしまうので、今回は概要を)

ざっくりしたあらすじとしては、フランス語通訳を目指すヒロインのチャオ・フェイとその上司であるドSの天才通訳士チョン・ジアヤンが最初は反目しあうも、いつしかそれが恋仲となり、色々な困難を乗り越えていくっていう話です。

フランス語通訳の仕事を夢見るチャオ・フェイは、チューリッヒ大学に交換留学中、中国人フランス語通訳のチョン・ジアヤンに誤訳を指摘される。そしてそのことがきっかけで留学のための奨学金が打ち切られてしまう。

6年後、チャオ・フェイはフランス語を勉強しながらワインバーでアルバイトをする生活を送る。ある日、バイト先のワインバーにチョン・ジアヤンが客としてやって来る。ワインを何本も注文して酔ったチョン・ジアヤンの白シャツに、店の同僚が赤ワインをこぼしてしまう。お詫びのワインを持たせ、見送るように言われたチャオ・フェイは、店の外でチョン・ジアヤンと口論になり、通りがかったパトカーで連行されてしまう。

憧れだった通訳院の面接の日、チャオ・フェイは面接官としてチョン・ジアヤンに再会する。そして、面接中のやりとりで留学時に誤訳を指摘した男がジアヤンだったことに気づく。
1分の遅刻、反抗的な(面接官への無礼な)態度、過去の誤訳から面接は0点だとジアヤンに言い渡されるチャオ・フェイ。

筆記では1位の成績だったのに、面接での点数が理由で不合格になったチャオ・フェイを惜しむ通訳院の部長たち。そこでジアヤンは、チャオ・フェイを準実習生として実習させることを提案する。
そうして、ジアヤンは実質チャオ・フェイの専属指導教官となり、冷酷かつ厳しい指導の下、チャオ・フェイはジアヤンに反発しながらも確実にフランス語通訳候補としての能力を磨いていく。
実習生の間ではジアヤンを悪魔と呼ぶチャオ・フェイだったが、ジアヤンの過酷な指導に応えながら、少しずつ二人の間の距離は縮まり、次第に信頼関係が芽生え、それがいつしか恋心に変わり結ばれる・・・・っていう話です。

ただ、そこに数々の困難と問題が・・・。

まず、第一の障害、ジアヤンが想いを寄せていた幼馴染のシャオホワ。

ジアヤンは、幼い頃より近所に住む幼馴染で通訳院の臨時講師として働くシャオホワに想いを寄せていた。しかし、シャオホワはジアヤンには目もくれず、ジアヤンの義兄であるジアミンを一途に想っていた。
そんなジアヤンの苦しい恋を知り、チャオ・フェイはジアヤンをを励ましながら恋の応援をする。

ジアミンに別れを告げられ、自暴自棄となり、金策に困った父親の会社のために父親の強い勧めで、シャオホワを気に入っている起業家ジョウ・ナンとの結婚を決意するシャオホワ。
チャオ・フェイの後押しもあって、ジアヤンがそんなシャオホワに何度か告白するが、弟のようにしか思っていないと全く相手にされない。
そうしてとうとう結婚式当日、心が折れそうになりながらもチャオ・フェイに励まされ、最後の説得に行くがシャオホワが待っていたのは兄のジアミンだった。
自分を励まし、叱咤してくれる、そんなチャオ・フェイに少しずつ惹かれていくジアヤン。

自分の意にそぐわない結婚をしてしまったシャオホワは、夫のジョウ・ナンと夫婦仲は最悪に。自分の思い通りにならないシャオホワが気に入らないジョウ・ナンにDVを受けるシャオホワ。自分を好きだったはずのジアヤンがチャオ・フェイと仲良くなっているのを知り、やはり自分にはジアヤンしかいなかったと少しずつジアヤンへの思いを募らせていく。


第二の障害、ジアヤンの義兄ジアミン

ジアヤンの義兄であるジアミンは、シャオホワと交際を続けるも、5年前に自分の前から姿を消したチャオ・フェイを忘れられずにいた。

母子家庭に育ったチャオ・フェイは、5年前に母親が海綿状血管腫を発症したことで精神的不安定になり、当時、カウンセラーを務めるジアミンのところに相談にいくも、ジアミンはカウンセラーにあるまじき行為として、チャオ・フェイに想いを寄せるようになり、チャオ・フェイの気持ちとは裏腹に毎日のようにチャオ・フェイのところに花やプレゼントが届くように。母親のことでただでさえいっぱいいっぱいだったチャオ・フェイは、ジアミンのことをどうしても好きになれず、その好意が重荷となっていく。しかし、いくら言っても取り合ってくれないジアミンにだんだんと恐怖を覚えていく。

しかし、お金でジアミンと別れさせようとするジアミンの母親の接触をきっかけに、ジアミンの前から姿を消すチャオ・フェイ。

それから5年後、親友のジアイーがきっかけで二人は再会。またもやチャオ・フェイに執着を始めるジアミン。チャオ・フェイは何度もジアミンからの好意を拒絶するも、5年前の出会いがきっかけで専攻を変え海綿状血管腫の専門医となっていたジアミンを完全には拒めない状況となってしまう。


第三の障害 ジアヤンの母親

ジアヤンの母親は、商社を経営し、公務員であるジアヤンの父親と子供たちを支えてきた。なので、ジアヤンの家が裕福なのは、母親の経営手腕のおかげとうこと。
息子が通訳院の実習生と交際していると知り激怒する。
でも、ジアヤンはむしろ、母親にチャオ・フェイを認めてもらおうと必死。
彼女が誠実な努力家で、自分との交際が決してお金目当てなんかじゃないことを知ってもらおうと、ジアヤンはチャオ・フェイを連れて実家に行く。
そこで、ジアヤン母はチャオ・フェイが5年前にお金を渡してジアミンと別れさせた女だったと知ってしまう。(実際は、お金を返したのにジアヤン母の弟が使い込んでしまってジアヤン母に嘘の報告をしていた。)
母親はチャオ・フェイがジアミンを騙してお金をもらって逃げたと信じていて、今回もまた兄弟関係も知ったうえでジアヤンのお金目当てで近づいてきたと信じ込む。
そんな折、ジアヤンが就職してからずっと貯金していた銀行のカードを彼女に渡したことを知って激怒。彼女と別れなければ今まで私のおかげでいい思いができていたものを全部返してもらう、的なことを言ってジアヤンを住んでいたマンションから追い出し、今まで買ったオーダーメイドの高級スーツやシャツなどもすべて取り上げてしまう。今までお金の苦労を知らないジアヤンが、そのうち音を上げて彼女と別れて帰ってくるだろうとの算段です。
チャオ・フェイの母親の病気も嘘に決まっているとまで言う母。
チャオ・フェイを頑なに受け入れようとしない母親に対し、何度も何度も説得を試みるジアヤンだったが、母親の意思は変わらず。なんとか誤解だけでも解こうと、5年前のお金の受け渡しのことを明らかにし、チャオ・フェイはお金を受け取っておらず、お金を使い込んだのは叔父だったと、みんなの前で証明するも、ジアヤンの母親はみんなの前で自身の弟を糾弾するような行為に激怒する。そして、シャオホワのささやきもあって、そんな風にジアヤンが変わってしまったのもチャオ・フェイのせいだとさらにチャオ・フェイを憎む。


第四の障害 病気

チャオ・フェイの母親は、海綿状血管腫という脳の病気を患っており、チャオ・フェイはフランス語の勉強をしながらも母親のために上海で働いて仕送りをする生活を送っていた。
チャオ・フェイは無事に高等通訳院の採用試験にも合格し、ジアヤンと恋仲になり、ラブラブな生活を送るも、そんな中で、母親の病気が再発してしまう。
急ぎ、母親をジアミンが勤める病院に転院させるも、高額な手術の費用が捻出できなくて途方に暮れる。ジアヤンは、彼女のために自分の貯金のすべてをチャオ・フェイに渡すも、それを知って激怒したジアヤンの母親に身ぐるみはがされ、チャオ・フェイも母親を侮辱された怒りでジアヤンのカードをジアヤンの母親に返してしまう。
それでもジアヤンは、通訳院の1年目の規則で副業ができないチャオ・フェイに代わり、友人の紹介で得た翻訳の仕事を昼夜問わず続ける。
なんとか母親の手術が成功するも、その病気は遺伝的要素も深く関係しているということで、今度はチャオ・フェイが母親と同じ病気になってしまう。
手術の成功率50%の病気について、母親の病気を知った際の不安で絶望的な思いを、愛するジアヤンには味わって欲しくないと考えるチャオ・フェイは、ジアヤンとの別れを決意する。
そして、ジアミンの説得の結果、スイスで手術を受ける決心をしたチャオ・フェイは、ジアミンに協力してもらい、ジアヤンには病気のことを告げずにスイスに旅立つ。


どうしてもチャオ・フェイが自分の元を去ることに納得がいかず諦めきれないジアヤンは、チャオ・フェイが旅立とうとしているのを知り空港まで追いかけようとする。そしてなぜかその場に居合わせたシャオホワが、ジアヤンの車に乗り込みついてきてしまう。苛立ちと焦りの中、車をとばすジアヤンは途中ハンドル操作を誤り事故を起こしてしまう。
その事故で、シャオホワは背中に大きな傷を負い、一時的に耳が聞こえなくなってしまう。
チャオ・フェイを失い自暴自棄となったジアヤンは、傷を負わせたシャオホワへの責任感でシャオホワと婚約することになる。
チャオ・フェイとジアヤンが交際中は、離婚したらジアヤンと一緒になる気はあるかとシャオホワを焚きつけていた母親だったが、シャオホワに障害が残ると知ると態度が一変する。
自分がジアヤンのためを思うなら別れてくれとチャオ・フェイに言ったことがきっかけでチャオ・フェイは本当にジアヤンから離れてしまったのではないかということ。そのせいでジアヤンが深く傷ついてしまったことに負い目を感じていた。
そんなとき、ジアヤンの携帯が鳴り、耳が聞こえないはずのシャオホワが、チャオ・フェイからの着信履歴を削除しているのを目撃してしまう。

そんなこんなで二人の前には色々やっかいな問題が立ちはだかる訳ですが、どうにかこうにか問題を乗り越えて結ばれそうになる二人です。

◆キャスト
・チャオ・フェイ:ヤン・ミー
・チョン・ジアヤン:ホアン・シュアン
・ガオ・ジアミン:ガオ・ウェイグァン
・ウー・ジアイー:シエラ・リー
・シャオホワ:チョウ・チーチー
・ワン・シュードン:チャン・ユンロン

ヒロインは、いわずと知れたヤン・ミー。「永遠の桃花」、「扶揺」、「君は僕の談判官」と来て、4作目として視聴しました。

相手役は、「女医明妃伝」に出てたホアン・シュアン。「女医明妃伝」では全然気にならなかったんだけど、ホアン・シュアンってそんなにイケメンかな?っていう疑問が・・・。なんか、ドラマの中でイケメン通訳官ともてはやされ過ぎてちょっと違和感を感じてしまった。まー、好みの問題ですかねー。なんとなく、風間俊介に似てる気がする。「空海」っていう染谷将太が出てた映画にも出てるらしので今度見てみようと思いました。
そして、ドラマの中でも髪型が崩れるのを気にするシーンが出てきますが、オフになると髪がもっさりしているのがちょっと気になりました。

そして、ジアヤンの兄役にはまたもヤン・ミー作品でおなじみのガオ・ウェイグァン。「永遠の桃花」で東華帝君、「扶揺」で戦北野をやってた人です。(そういえば今回ライ・イー出てないね。)
この俳優さんも、イケメンなのは認めるけど、好きなタイプのイケメンではないです。ちょっと平井堅テイストというか・・・。

ヒロインの親友ウー・ジアイー役には、「逆転のシンデレラ」でディリラバの親友役だったシエラ・リー。けっこう好きな女優さんです。

シャオホワがうっかり結婚しちゃったジョウ・ナン、どっかで見たことあるんだけどなーって思ってたけど、「霜花の姫」で水神役やってた人だった!超スッキリ!

ジアヤンの同僚、リー・レイは、またも「永遠の桃花」の叔父さんだった人で、「君は僕の談判官」のルオ・ビンだよね。

◆感想
簡単に言うと、「君は僕の談判官」と話の構成はほぼ同じ。
職業が違って、立ち向かう困難がちょっと違うくらい?(こっちの方が先の作品だから、正確には「君は僕の談判官」の話の構成が同じだね。)

お金持ちで何不自由なく暮らしていたヒロインの相手役の主人公が、最初は反目しあっていたヒロインをいつしか好きになり、でもヒロインとの交際を親に反対され、色々あって貧乏になりお金に苦労する毎日を送るようになる。本人の努力と周りの友人たちの助けもあり、なんとか彼女とのささやかでも幸せな毎日を過ごすも、物語終盤であるきっかけをもとに二人の心はすれ違ってしまう。ヒロインは、もともと主人公のライバルで自分のことを好きだったが今は良き友人となった男性の助けを借りて、諦めの境地にも似た穏やかな生活を送るようになり、主人公はずっと自分に想いを寄せていた女性と愛情のない結婚をしそうになったりするが、結局はまだお互い想いあっていたことを知り、親の気持ちもなぜか緩和状態となりハッピーエンドに向かう、っていうストーリーです。

てか、フランス語の通訳なのに、なぜ留学先がフランスではなくスイスなのか・・・。最初、チューリッヒって聞いてえ?チューリッヒってフランスだっけ?ってちょっと混乱した。スイスですね。確かにスイスの公用語にフランス語もあるんだけど、ドイツ語もイタリア語も公用語っていう…。しかも、ちょっと調べたら、スイスで使われてる言語の割合的にドイツ語が62%くらいでフランス語は23%に満たないくらいらしい。
なんだろ?フランスは撮影許可が下りなかったのか?「王子様の条件」ではガッツリパリでロケしてたっぽいのに。その時代はよかったのかな?台湾はいいけど、中国はダメなのか?中国とフランスって国の仲が悪いの?まじでここが謎すぎる。スイスが特別医療技術が発達してるとか?そういうことある?

そして物語序盤で、ジアヤンが白シャツに赤ワインをこぼされて、自分でそこに白ワインをかけるシーン。赤ワインは白ワインをかけることでシミが落ちるのかなとは思ったけど、(実際は落ちやすくなる、って言ってたので洗濯した時に、って話かもですが。)もうちょい「ほんとだ!すごいっ!!」って感じのとこを見せて欲しかった。なんか訳が分からない部分で消化不良・・・。(掃除用品の通販番組に感化されすぎなのかしら?)

それから面接の時、面接の総時間は150分で15人だから1人あたり10分だ、って言われて、でも1人不合格になったから14人で各11分、と返して「数学が得意なようだ。進路を変更しては?」って言われてるんだけど、どういう意味?どう考えても不合格になった1人の10分を14人に分配したからって1人11分にはならないんだけど・・・。

ちなみに、原題はまさかの「親愛的翻訳官」。邦題と意味が真逆・・・。でも、確かに「私の大好きな・・」より「キライな・・」にした方が、日本人的には興味が湧きそう。タイトルですでに「あー、最初印象悪かった相手をちょっとずつ好きになる話なんだなー」って分かるよね。ちょっと前の松潤が出てそうなドラマみたいな?

ラストは、一応ハッピーエンドではあるんだけど、手放しで喜べるハッピーエンドじゃない、っていうのがなんなんだって感じです。ちょっとだけ暗い終わりがイマイチ。
まーでも、ジアヤンの母親がチャオ・フェイを受け入れなさ過ぎてめっちゃイライラしはしますが、ジアヤンとチャオ・フェイの子弟コンビは打てば響くって感じでちょっと爽快なところもあるので、まぁまぁ面白かったです。あとは、もうちょい早くジアイーとシュードンがラブラブになってくれてればよかったなーと思いました。

あと、誰も本人にはっきり注意してくれないのですが、ジアミンのストーカーっぷりが怖すぎます。急にチャオ・フェイの部屋の向かい側に引っ越してきたりとか。
郊外に家を買ったとか言って遠回しに一緒に住もうと誘ったり、車を買ったからと朝家まで迎えに来ちゃうハオ・ジャーなんてかわいいものに見えちゃいます。
ほんと、誰かちゃんとガツンと言って欲しかった。


あー、今度こそざっくりしたあらすじにしようと思ってたのに、結局長くなったなー・・・。
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『ダイヤモンドの恋人』あらすじ・感想 4(ネタバレ注意)

2020-10-19 03:13:18 | ┗ ダイヤモンドの恋人
2015年 中国

「第6話~10話あらすじ」


酔ってタクシーと間違え、停まっていたシャオ・リャンの車の後部座席に乗り込み、寝入ってしまうドゥオ。
それに気づかず、ガオ・ウェンを見送った後、車に乗り込み、そのまま車を発車させるシャオ・リャン。
自宅に着いて初めてドゥオに気づき、驚き怒るシャオ・リャンだが、泥酔して何を言っても無駄なドゥオを仕方なく部屋に連れていく。

翌朝、シャオ・リャンのベッドで目覚めたドゥオ。動揺してイーミンに助けを求め、迎えに来てもらう。
一晩連絡のつかないドゥオを心配し眠れなかったイーミンは、気付いたらシャオ・リャンのベッドいたというドゥオの言葉に動揺し、「今後はすぐに探しに行けるようGPSを付ける」と言って無理矢理携帯に設定を入れる。

イーミンの「お持ち帰りされた」という言葉を真に受けて社長室に行くドゥオ。しかし、事実ではないどころか、「君ほどだらしない女は初めてだ。思い出したくもない、失せろ。」とまで言われてしまい、また落ち込んでしまう。
その話を聞いたイーミンは上機嫌で「また努力すればいいさ」と、適当な助言をする。シャオ・リャンが韓国出張に行くことを聞き、その間、一緒に上海の周壮に旅行に行くことを提案する。

この店で失くしたバッグが見つからなければ盗まれたと通報すると言われ、スーユエンにあげたバッグをなんとか取り返そうとするスーユエンの彼シャンナン。初めて彼から貰ったプレゼントを渡したくないスーユエンと口論になり、うっかりそれが盗んだものだとスーユエンにバレてしまう。
翌日、バッグを取り返しに来た持ち主にバッグを返すも、バッグが壊れていることが分かり、弁償しろと迫られる。店長も一緒になって謝るも、結局はシャンナンに弁償を命じ、彼の様子を見に来たスーユエンがお金を払う。

シャオ・リャンは、韓国出張にガオ・ウェンの同行を求めるも、しばらく彼女としての演技は休みたいと承諾をもらえない。
仕方なく、シャオ・リャンはドゥオをガオ・ウェンの付き人として同行させることに。
それを知った副社長は、ドゥオを呼び出し、シャオ・リャンの監視と動向の報告を命じる。

母親が家を出た原因が、父の浮気だと信じているシャオ・リャンは、父親を許すことができないでいた。
そんな韓国出張を控えたシャオ・リャンの元を父親が訪ねてくる。リャンが韓国にいる母親を訪ねることで、スキャンダルを心配した父は、シャオ・リャンとの誤解を解き、母親に会いに行くのをやめさせようとするが、結局口論となり父は部屋を出ていく。

韓国に着いたシャオ・リャン一行。会食の席での給仕係の失態で、ガオ・ウェンは衣装にジュースをこぼされてしまう。機嫌を損ねてホテルに帰るというガオ・ウェンに、自分と服を取り換えることを提案するドゥオ。ガオ・ウェンは、初めて自分を気遣ってくれる友達ができたと感激する。
シャオ・リャンと韓国に来れたことに浮かれていたドゥオだったが、シャオ・リャンとガオ・ウェンの偽装恋愛を知らないドゥオは、会食の席に戻ったガオ・ウェンとシャオ・リャンの仲のいい様子を見てまた落ち込み、イーミンに電話してしまう。

ドゥオに電話をもらったイーミンは、ドゥオの言葉を拡大解釈し、韓国に飛び立つ。


会食後、廊下で佇むドゥオを見つけるシャオ・リャン。自分とガオ・ウェンの仲を気にする気にして落ち込んでるように見えるドゥオに、自分のコートを着せてやるが、すぐに誰かからの電話の呼び出しでどこかへ出かけてしまう。

シャオ・リャンが出かけた先は、母親が経営する韓国料理店だった。遠目に母親の姿を確認するも、声をかけられないシャオ・リャン。
シャオ・リャンに借りたコートに財布が入っていることに気づき、追いかけたドゥオは、そんなシャオ・リャンの姿を目撃するも、ちょうど韓国に着いたイーミンからの電話にでているうちに、シャオ・リャンの姿を見失ってしまう。
シャオ・リャンの行方の手がかりがないかと店に入ったドゥオは、そこにいたのがシャオ・リャンの母親だということを知る。

ドゥオを探しにホテルに来たイーミンは、フロントでバッタリ会ったガオ・ウェンと飲みに出かけ、酔いつぶれた彼女を部屋まで送る。
ちょうどその頃ドゥオもまた、酔いつぶれたシャオ・リャンを部屋まで送り、部屋から出てきたところでガオ・ウェンの部屋から出てきたイーミンと再会。

翌日、いい店を知ってるからそこで食事をしようと、ドゥオはシャオ・リャンを連れ出す。シャオ・リャンは、そこが母親の店のことだと知り、さらにシャオ・リャンと母親の関係を知っているドゥオに対し、怒って車から無理やり降ろし、店の前に置き去りにしてしまう。
傷ついたドゥオは、イーミンに助けを求め、迎えに来てもらう。

車内にドゥオのバッグがあることに気づき、店に引き返すシャオ・リャン。しかし、店の外にドゥオはおらず、ドゥオを探して店の中へと入ったシャオ・リャンは、母親との再会を果たす。
ドゥオを呼び出し、母親と向き合えたことの感謝を伝えるシャオ・リャンに、ドゥオは自分も本当は過去と向き合えていないと、整形の過去をカミングアウトしようとするが、少しテンションの上がったシャオ・リャンの「ソウルを案内してやる」という言葉で遮られてしまう。そして、二人はしばし楽しい時を過ごす。

シャオ・リャンの呼び出しで、ドゥオに置いてけぼりをくらったイーミンがホテルのロビーでふて寝していると、シャオ・リャンに食事の約束をすっぽかされたガオ・ウェンに見つかり、またもや二人で食事をすることに。
偶然の再開が重なったこともあり、少しずつイーミンに興味を持ち始めるガオ・ウェンだが、その再開が必然であることを知るイーミンは、ガオ・ウェンと距離を置こうとする。しかし、そのこともガオ・ウェンにとっては新鮮に映り、イーミンとの時間を楽しむ。

ソウル観光を終え、ホテルに戻ったシャオ・リャンは、ドゥオとの別れ際、自分に似てると言ってはしゃいでいた露店で売られていた韓国の有名人を模したフィギュアをプレゼントする。(チョン・ジフン人形って言ってたけど、RAINの本名ですね。)

翌日、韓国から戻り、空港でシャオ・リャンとガオ・ウェンを待ち受ける記者たちに、仲の良い恋人同士の演技で対応する二人。それを見て、またも心が沈む
ドゥオ。その様子をみたイーミンは、ドゥオを慰め、肩を抱いてその場から連れ去るが、自分が知らない男に肩を抱かれるドゥオを見て、複雑な気持ちになるシャオ・リャン。

また、会社に戻ると、シャオ・リャン不在の間に副社長のヅーリャンの策略によって、来季の新商品計画が承認されており、役員会議の場で自分が社長だと憤るシャオ・リャンだが、傍目には社長の横暴と映ってしまう。

韓国から戻ったドゥオを副社長室に呼び出し、韓国での社長についての報告を迫るヅーリャンだが、ドゥオは報告できないと言って拒む。


ジュエリーを盗んだ濡れ衣を着せられ、それを唯一信じてジュエリーを見つけ出してくれたドゥオに対する見方が変わり、デザインの勉強がしたいと言うドゥオに、スーユエンは勉強のためのテキストを貸してくれる。

社長のことを探ろうとする副社長のヅーリャンに怪しさを感じ、社長を守るために新商品ジュエリーの企画に携わろうと、本格的にジュエリーデザインの勉強を始めようとするドゥオ。シャオ・リャンのためにデザインを学ぼうと頑張るドゥオに苛立つイーミンだが、結局はドゥオのために学校探しを手伝い、学校に通う送り迎えもする。

会社に資料を忘れ、取りに戻ったドゥオを見かけたシャオ・リャンはまだ残っていたのかと声をかけるが、ドゥオが自分を助けるために新商品のためにデザインを学んでいると分かると、「私と特別な関係だと誤解されては困る。デザインには関わるな。」と酷い言葉を残し去っていく。しかし、それはドゥオを社内の争いに巻き込みたくないシャオ・リャンなりの心遣いだった。

副社長のヅーリャンは、社長の動向の報告を拒むドゥオと社長の関係を怪しみ、スーユエンにドゥオの過去を探るよう命じる。
自宅に帰ったスーユエンは、ドゥオの過去を調べようとするが、そこにシャンナンの借金の取り立ての男たちが土足で踏み込み、家を荒らして帰る。
恐ろしい思いをしたスーユエンは、帰ってきたシャンナンに、もう耐えられないと別れを切り出すも、もう一度チャンスをくれと懇願されてしまう。

翌日、会社でなりふり構わず借金の申し込みの電話をするスーユエン。そこに来たドゥオにもお金を貸してくれとお願いし、口止めをしつつドゥオにお金を借りる。有り金をほぼ持っていかれたドゥオは、残った200元を見つめ、「食費を減らそう」とつぶやく。
その後、スーユエンが借金をしていたと噂する女子社員たちの話を聞いてしまったスーユエンは、ドゥオが自分の借金のことを言いふらしたと決めつけ、激怒。

シャンナンに呼び出され、必死でかき集めたお金を持って貸主の男たちが集まる部屋に行くスーユエン。そこは、チンピラたちが集まって宴をしている場所だった。
貸主のボスに、隣に座って酒を飲むよう強要され、拒むとシャンナンが殴られる。仕方なくスーユエンは慣れない酒を飲み、シャンナンの前でボスに体を触られる。スーユエンが拒むとシャンナンがまた殴られ、仕方なく従うスーユエン。

一方、ドゥオは、怒ったスーユエンが落としていった資料を拾い集めていた。するとそこに自分の過去を探る痕跡を見つけ、不安になってしまう。イーミンを呼び出し相談した結果、スーユエンに会って話がしたいと電話をするが、借金取りのパーティの場に呼び出されてしまう。

ドゥオが来て、上機嫌になった貸主のボスはドゥオにも酒を強要するが、危険な雰囲気を察知したドゥオは、ボスに酒を浴びせかけ、スーユエンを連れてその場から逃げ出す。

しかし、ドゥオが自分を裏切ったと信じるスーユエンは、ドゥオのせいでまた彼が殴られたと、怒ってドゥオの手を振り払い、シャンナンだけが置き去りにされた部屋に戻ってしまう。

翌日、女子社員がスーユエンの噂をするところに通りがかるドゥオ。噂の出どころは、スーユエンが借金を申し込んだ会社の一つが女子社員の友人が経営する会社だったためであった。噂を広めた女子社員を責めるドゥオの姿を目撃するスーユエン。

結局彼女は、ヅーリャンにドゥオの過去に特に怪しい点はないとの報告をする。しかし、ヅーリャンはそれが嘘だと見抜いてしまう。
そして何を思ってか、新商品のデザインをスーユエンに任せるというヅーリャン。

ガオ・ウェンの誕生日に家に招かれるドゥオ。そこで、同じくガオ・ウェンに招かれたイーミンと鉢合わせする。ガオ・ウェンに知り合いかと尋ねられるも、必死で他人のふりをしてごまかす二人。



3人だけのガオ・ウェンの誕生日パーティが終わり、ガオ・ウェンの自宅を出たところで、物陰に潜んでいた怪しい男を取り押さえるドゥオとイーミン。
しかし、それはガオ・ウェンの元カレのハン・ビンだった。
知り合いの記者だから大丈夫だと誤魔化し2人を帰らせ、ハン・ビンを家に上げてしまうガオ・ウェン。そこで、ハン・ビンはガオ・ウェンと別れたのはガオ・ウェンの将来のためにハン・ビンの存在が邪魔だと考えたマネージャに金を積まれたからで、本心ではなかったと告白する。
ハン・ビンとの破局の真相をマネージャに問い詰め、無理矢理別れさせられたというハン・ビンの話本当だったと知るガオ・ウェンは、それからも家に訪ねてくるハン・ビンにほだされ、ハン・ビンとヨリを戻してしまう。

スーユエンと和解したのか、自分についての資料を返してもらったドゥオは、イーミンとお祝いをしようと駐車場で待つが、そこにシャンナンの借金取りのチンピラたちが現れ、先日の報復とばかりにドゥオが襲われる。
電話の様子に異変を感じてすぐにかけつけるイーミンだが、ドゥオは僅かの時間差でたまたま先にドゥオを見つけたシャオ・リャンに救出される。
シャオ・リャンのベッドで見ざめたドゥオは、何があったのかシャオ・リャンに問い詰められるも、スーユエンの金銭トラブルを話してしまう訳にもいかず、口をつぐんでしまう。そんな様子に、また危ない目にあったらどうするんだと心配して怒るシャオ・リャンと、シャオ・リャンが心配してくれることに嬉しくなってしまうドゥオ。

シャオ・リャンは、ドゥオに必ずここにいろと言って、ドゥオの救出で忘れていた韓国企業との会食に出かける。
残されたドゥオは一通りシャオ・リャンの部屋を堪能しつつ、帰りの遅いシャオ・リャンに電話をする。しかし、シャオ・リャンの電話にガオ・ウェンが出たことで、シャオ・リャンの恋人はガオ・ウェンだという現実を再認識し、期待して待っているなんて馬鹿だったと、シャオ・リャンの部屋を出てしまう。

家に帰ったドゥオは、けがをしてるイーミンを見て、イーミンがチンピラとケンカしたことを知る。ドゥオに手当をされながら、思わず「昔のままがよかった」と言ってしまうイーミンだが、ガオ・ウェンとシャオ・リャンの関係にショックを受けているドゥオには全く響かず。

ドゥオのご飯をテイクアウトし、ワインを買って自宅に戻ったシャオ・リャンは、ドゥオがいないことを知り、寂しくなってしまう。
翌日出社したシャオ・リャンは、ドゥオを社長室に呼び出し、昨日なぜ帰ったのか、急いで帰ったのに、約束は必ず守れと詰め寄る。そんな様子にドゥオは、シャオ・リャンが自分が家で待っていることを楽しみにしていたのかと嬉しくなり、お詫びにごちそうすると夕食に誘う。その言葉に、怒った態度を見せながら忙しいと言いつつ、今夜なら空いてると答えるシャオ・リャン。


ドゥオは、シャオ・リャンとのデートの服装をイーミンに見立ててもらうが、デートがうまくいってほしくないイーミンは、わざとおかしなコーディネイトとメイクでドゥオを送り出す。

ドゥオは、ハン・ビンとのデートのため、ホテルをドゥオの名義で予約してほしいとガオ・ウェンに呼び出される。ガオ・ウェンがホテルデートする相手がシャオ・リャンだと思っているドゥオは、ショックを受けるが、予約は今日からと言われ、イーミンにガオ・ウェンの見張り役を託し、シャオ・リャンとのデートに出かける。

何も知らずに時間に遅れたドゥオに怒るシャオ・リャン。食事中に電話でイーミンとのやり取りをしているドゥオに不機嫌になり、
「私といるときは他の者に連絡するな」
と、スマホを取り上げてしまう。そして、SNSはするなとクギを刺す。

帰り道、ドゥオを車で送るシャオ・リャンに、ドゥオは「彼女を愛しているか」と質問する。
核心をついた質問に、思わず車を道路脇に寄せ停車するシャオ・リャン。
友達を裏切ってシャオ・リャンとデートしたことが心苦しいというドゥオに、だったら何も質問せずに俺とガオ・ウェンを祝福しろと応えるシャオ・リャン。(全く意味のわからない返答です。)
そこで、
「私は彼女と友達になる前からあなたを好きだった。あなたを愛してます。でも、恋人になりたいわけじゃない。あなたがガオ・ウェンと幸せなら・・・二人を祝福します。」
と答えるドゥオ。ドゥオの健気に自分を想う言葉に、シャオ・リャンは思わずキスをしてしまう。

一方、ガオ・ウェンのためにドゥオが予約したホテルの部屋の前で張っていたイーミンは、そこに現れたガオ・ウェンとハン・ビンとともに、成り行きで食事に行くことに。イーミンとガオ・ウェンの仲を疑ってやたらケンカ腰のハン・ビン。ハン・ビンになぜか不信感を抱くイーミンは、ガオ・ウェンが心配になってしまう。

会社での会議の場で、シャオ・リャンは、3ヶ月前の宣言通り、業績を21パーセント伸ばし、会長からの全面的な支持も表明される。
そして、それを機に、会社の祝賀会が開催されることになる。

シャオ・リャンにキスをされ、両想いになったと喜ぶドゥオは、そのことをイーミンに報告。翌日、社長室に差し入れを届けようとするが、シャオ・リャンに「昨日のことは忘れろ」と冷たく突き放されてしまう。
ドゥオに心をかき乱されるシャオ・リャンは、ドゥオをデザイン部のアシスタントから外すよう、秘書のチー・ユーに指示する。

祝賀会の場で仲良さげな様子のシャオ・リャンとガオ・ウェンを見て、またも落ち込むドゥオ。さらに公式の場で、これまで自分を支えてくれたとガオ・ウェンに謝意を表明する姿にショックを受ける。寂しそうに一人でいるドゥオを無理矢理ダンスに誘うヅーリャンの姿を見て動揺し、ガオ・ウェンの足を踏んでしまうシャオ・リャン。その様子を見て、ヅーリャンはドゥオがシャオ・リャンの唯一の弱点だと確信する。


(6~10話 感想)

ちょっと、常に怒鳴りながらセリフを言うイーミンの演技にすごく疲れます。
そして、朝帰りのドゥオが前日の記憶がないと反省しているのにかこつけてGPSまで設定してしまう策略ぶりと、韓国まで追いかけてきて当然のようにドゥオの部屋に泊まろうとしているのもすごく嫌。

ドラマ見てると、中国人も韓国人も見分けつかないなとか思ってたのに、このドラマでは他の男性俳優に比べてRAINの顔つきはちょっと違和感を感じてしまう。やっぱ韓国人なんだなーとか思ってたら、まさかの韓国人ハーフ設定!ちょっとびっくりしました。

中国ドラマを見始めたときに、なんかセリフの聞こえ方に違和感あるなとは思ってはいたけど、ドラマより映画っぽいのかなとかさほど気にしていませんでした。でも、誰かが書いてたネットの記事を見てびっくり。中国ドラマは、セリフがアフレコだと。(最近のドラマはなんとなくそうでないのもあるような気がしますが。)ちょっとびっくりしたけど、中国って国土が広すぎて、きっと方言とかたくさんありすぎて一々アクセントとか発音を矯正するよりも、吹き替えた方が早かったんでしょう。なので、韓国人俳優がゲスト出演するっていうのがよくある。日本のドラマでは、日本人役は日本語を話せることが大前提(元KARAの知英(ジヨン)とか)だけど、中国ドラマでは中国語を話せなくても大丈夫だからってことらしい。「愛の有効期限」に出てたノ・ミヌがインタビューで自分は韓国語でセリフを言ってたっていうのを見たときは衝撃でした。
なので、RAINもきっとそうなんだろうと思ってたら、けっこう口の動きが吹替についていってたりする部分が多い。調べたら、RAINってば、日常会話程度の中国語をマスターしてるんだとか。へー、びっくり。ちょっと見直しました。

そして、母親と向き合えたと感謝を伝えるシャオ・リャンに、自分の過去も思い切って告白しかけるドゥオですが、シャオ・リャンの言葉によって遮られ、結局告白できないまま。すごーくモヤモヤします。

そして、10話に来て、ようやく主演の二人がくっつくのか!?ってところでの車内でのキス。
でも、このキスシーン、よくみるとRAINはティファニー・タンの唇をよけてあごにキスしてるような・・・。そしてすぐに二人の口元が映らない角度に。
ちょっと違和感・・・。4話でのキスシーンでは、唇は真一文字だったけど、フツウにキスしてたような?

とりあえず、ようやく自分の気持ちに気づき始めているシャオ・リャンに今後の展開を期待。
いつもシャオ・リャンに嫉妬して、そのたびにドゥオにおかしな行動をさせるイーミンですが、ハン・ビンの出現により、ガオ・ウェンのことが心配になってきた様子。これは、イーミンとガオ・ウェンとの未来があるってことのフラグか?と、こっちの展開も期待しちゃう10話でした。


どーでもいいけどこのドラマ、ここがこういう理由でキライ、ってのを言いたくて感想書き始めて、長いから3回くらいにあらすじまとめたかったのに、裏で今書いてる「シンデレラはオンライン中」にひっぱられて思ってたより詳細に書いちゃってます。長すぎて、忘れてる部分があるのでちょいちょい見返してるんだけど、この先を思うとちょっと苦痛・・・。ちゃんと最後までやりとげられるのか心配です。
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『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』 感想(ネタバレ注意!)

2020-10-17 03:23:52 | 日本のドラマ
                    
◆おススメ度
★★★★★

◆感想とちょっとだけあらすじ(ネタバレ注意!!)

久々に国内ドラマです。
TVerに1話と2話あったので、30分ドラマだしヒマつぶしにと思ってみちゃいました。

で・・・。
タイトルは知ってたけど、まさかBLだったとは!!!
いや、BL好きとか腐女子とかではないんだけど、この、「えっ!俺!?」っていうのちょっと好きかも。

2話までしかみてないけど、ちょっとだけあらすじ。

主人公は商社かなんかに勤める明日で30歳になるっていう会社員。
非モテで暗く、彼女いない歴=年齢って感じの青年。(そういいつつ、可愛い系イケメンなんだけど、前髪の感じとかねぐせとかで必死でモテない系男子を演出してます。)
30歳を明日に控えた日、会社のウザイ系の先輩に今まで彼女がいなかったことについてイジられ、「お前、やばいぞ。30歳まで童貞だと魔法使いになっちゃうらしいぞ。」とまで言われてしまう。

そして当然ながら童貞のまま迎えた30歳。
通勤途中になぜか体が触れた人々の心の声が聞こえてしまう。
えっ!俺まじで魔法使いになっちゃったの!?って感じです。

そして、30歳の誕生日から1週間を経て、だんだんと適応能力がついていく主人公。
買い物するときはお金の受け渡しで手が触れないよう電子マネーを導入。早起きして朝のラッシュを回避。
それでほぼ人との接触を避けることができてしまう、と思いきや、会社に着くとエレベーターという難関。

混雑したエレベーターを避け、次のエレベーターを待っていると、仕事ができる同期のさわやかイケメン男子、黒沢が声をかけてくる。
そして一緒に次のエレベーターに乗るも、後から乗ってきた社員たちで押され、黒沢にぶつかってしまう主人公。
そんな中、イケメン同期黒沢の声が聞こえてしまう。
(ツイてるなー。まさか朝から会えるなんて。あんまり見ると、怪しまれるな。)
お、コイツ会社に好きなヤツいんの?と、モテオブモテを極めたイケメン男子の片想いっぽい心をのぞいてちょっと楽しくなっちゃう主人公。ところが、その相手とは・・・
「えっ!俺!?」

ってことで、こっからモテ男子に好かれてしまった非モテ君のどきどきライフが始まっていくっていう・・・。

そして、同期で仕事ができることを武器に(あと会社から家が近くて料理上手)お人好しでいつも先輩に仕事を押し付けられ気味の主人公と、ちょっとずつ距離を縮めてくる黒沢君。
女子どころか、自分に親切にしてくれるイケメンにも免疫のない主人公は、自分に好意を寄せる黒沢の心の声を聞きながら、うっかりドキドキしてしまいがちな感じが、早くも今後のBL感を煽ってきます。

ちょっとね、個人的に、このフツウに女子が好きだった男子が、この人俺のこと好きなの!?って男に対して思わず出ちゃう「えっ!俺!?」っていうシチュエーションが好きみたいです。(だって「キモっ」って思っちゃわれるよりはよくない?)

おっさんずラブの時の、上司が揺れたバスで落としたスマホ拾ったら、待ち受けが自分の画像で「えっ!俺!?」だったか、会社で部内の集合写真を上司のカメラで撮って出来上がり確認しようとしたら、履歴画像にめちゃめちゃ自分の写真があって、「えっ!俺!?」だったか、(多分、どっちかは林遣都が出てない単発ドラマバージョン)とにかくそこがめっちゃ笑っちゃうとこです。


主人公の安達役は赤楚衛二。
今まで3作品くらい彼のドラマみたなーって思ってwiki見たら、なんと、赤楚衛二と中尾暢樹を混同しちゃってたことが判明。赤楚衛二は「わたし旦那をシェアしてた」に出てた俳優さんでした。「イノセンス 冤罪弁護士」にも出てたらしいけどあまり記憶にない・・・。
で、イケメン同期の黒沢役は町田啓太。さわやかイケメン役なんて初じゃない?って思ったけど、「スミカスミレ」もけっこうなさわやか誠実イケメンだったか。「女子的生活」では、ガサツな非モテ男子だったのに。でもけっこう好きです、町田啓太。

続きが気になって、マンガ読んでみたけど、ドラマに比べてかなりサラサラーっと描かれている印象。
マンガ原作なのに、ドラマの方が詳細で面白いってあんまりないかも?2話のラストの方では、原作と違って黒沢の主人公を気遣って心にブレーキかける発言にちょっと切なくて泣きそうに・・・。

今ならまだ1話目もあわせてTVerで見れるので、ほんと、おススメです。
来週からは、TVerじゃなく、ちゃんと高画質で見ようと思います。
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『王子様の条件』 あらすじ・感想(ネタバレ注意!)

2020-10-12 01:08:00 | 台湾ドラマ
                              
2011年|台湾

◆おススメ度
★★☆☆☆

◆キャスト
ヴァネス・ウー
・リン・ホン
ナー・ウェイシュン

◆あらすじ

幼い頃、貧しい暮らしに耐えられなくなった母親に捨てられ、孤児院で育ったヒロインのリン・チュマンは、金持ちと結婚するのが夢の拝金主義の台湾トップモデル。

撮影のためにパリに滞在中、恋人のワン会長がチュマンの元を訪れ、婚約をする。ある日、チュマンはベッドで眠る中年の醜いワン会長に嫌気が差し、夜中に抜け出しバーに行く。そこでバイオリンを弾く青年に出会い、雰囲気に流されキスをする。

後日、バイオリンの青年がお金持ちのウィリアム・ノーマンだと知ったチュマンは、彼に近づくが、実はその青年はウィリアム・ノーマンの影武者として雇われたパリの音楽院に通う貧しい台湾留学生のツァイ・ジアハオだった。そうとも知らず、ウィリアムとの距離を縮めるチュマンは、ある日、ウィリアムの誘拐現場に遭遇してしまう。怪しい車に連れ去られたウィリアムを助けようと追いかけたチュマンだったが、事件解決をきっかけにウィリアムの正体を知るとともに、婚約中だったワン会長にも浮気がバレ、またその様子が台湾でも報道されたことにより、一夜にして金持ちの婚約者とトップモデルの地位を失ってしまう。

一方本物の愛を手に入れたと思っていたジアハオは、自分がお金持ちではないことを知った途端に離れていったチュマンに失望する。またワン会長にパリ音楽院に通報されたことにより音楽院を退学処分となる。

それぞれ、失意の元台湾に戻った二人は、ジアハオの姉が自宅に隣接する市場一角を改装して貸し出したことがきっかけで再会する。二人は市場の人たちの情に触れ、少しずつ距離を縮めていく。そんなある日、チュマンの元に、次のターゲット(恋人候補)の情報が舞い込み、ジアハオは、不本意ながらもその計画に協力する羽目になってしまう。ジアハオの協力が功を奏し、チュマンはイェン・カイミンに近づくことに成功する。
チュマンはカイミンに朝南市場の立ち退きに協力してほしいと依頼され、スパイとして立ち回る。その一方で、窮地に立たされた朝南市場を救うために市場の改装によるイメージアップと野菜をテーマにしたファッションショーを陰で提案し協力。取材メディアの力もあって、朝南市場は立ち退きをまぬかれることになる。

一方で、そんなチュマンの行為を知りつつもイェン・カイミンは少しずつチュマンに心惹かれ、「君を逃したくない」と告白する。

朝南市場でのチュマンの送別会の日、ジアハオはチュマンに想いを伝えるが、「貧乏人より富豪が好きだ」と相手にしてもらえないまま、チュマンはカイミンが用意した高級マンションへ引っ越しをしてしまう。

イェン・カイミンと交際を始めたチュマンだが、カイミンの仕事が忙しく、プレゼントはたくさん届くが、なかなか会えない生活だった。チュマンの誕生日に久しぶりにカイミンと食事をするも、仕事の呼び出しで一人置き去りにされてしまうチュマン。そんな様子を目撃したジアハオは、チュマンを海へと連れ出す。そうして二人は海へと潜り、1年に1度だけという珍しいサンゴの産卵に遭遇する。チュマンを諦めきれないジアハオは、もう一度チュマンに告白しキスをするが、セレブ生活を捨てられないチュマンは、撮られることを気にして怒って帰ってしまう。

チュマンの誕生日にジアハオと会ってキスしていたことを報告されたカイミンは、チュマンの心が自分にないことを知ってジアハオに嫉妬する。ジアハオの腕を一生使えなくすることも可能なのだと脅されたチュマンは、ジアハオとは何も関係ないことを証明するために、ジアハオと二人で話をし、プレゼントだと言って腕時計をつけてあげるが、カイミンがそばに来た後で、その時計をジアハオが盗んだと言い出す。
何も知らないジアハオは、訳も分からずチュマンに陥れられたことにショックを受けるが、それをきっかけに次第にチュマンを憎むようになる。

カイミンとの交際を続けるも、ジアハオが気になるチュマン。ジアハオが尊敬する世界的バイオリニスト、ユージンが台湾に来ると聞いてカイミンの制止も聞かず、嘘をついてホテルにいるユージンにジアハオを売り込みに行こうとする。しかし、ジアハオに嫉妬し、チュマンの心を掴めないと知ったカイミンは、美女好きのユージンに、裏で、夜の相手としてチュマンを紹介するとしてチュマンを罠にハメる。
何も知らずにユージンに会いに行くチュマンだが、そういう目でしかチュマンを見てくれないユージン。そこに、ジアハオの幼馴染でユージンの付き人をするイーシェンもまた、ユージンにジアハオを合わせようと連れて来たために、鉢合わせてしまう。

チュマンがイェン・カイミンのために体を使ってユージンの機嫌を取ろうとホテルに来たと誤解するジアハオ。
また、そこにはカイミンがあらかじめ呼んでいた記者たちもおり、チュマンはユージンとカイミンを天秤にかけた女として報道され、当然カイミンとも破局してしまう。

一方、ジアハオはある人物に才能を見込まれ、何もかもを忘れパリに行く決心をする。
自分の気持ちにようやく気付いたチュマンは、出発しようとするジアハオに自分の気持ちを伝えに行くが、チュマンを誤解したままのジアハオはチュマンを冷たく突き放す。

2年後、ジアハオは、バイオリニストジャスティンとして有名になり、帰国する。ジアハオの幼馴染で何年も彼に想いを寄せていたイーシェンは、ジアハオのマネージャとなり、公私ともにジアハオのパートナーとなっていた。

三流モデルとしてどん底生活をしていたチュマンは、ジアハオの帰国を知り、どうにかしてジアハオの誤解を解こうと接触を試みるが、うまくいかない。
親友のピーターの協力で、モデルのサシャの付き人としてシャスティンのPV撮影に参加するチュマン。そこでもジアハオと会話する機会を伺うが、なかなかうまくいかない。そんな中、サシャのスタントをする予定だったスタッフが来れなくなり、代役を申し出るチュマンだったが、初めてのスタントをうまくできるハズもなく、痛々しいチュマンを見ていられなくなったジアハオは撮影を終了させてしまう。

ジアハオの親友でジャスティンのPV撮影監督のキャメロンは、愛し合う切ない二人をテーマにした撮影素材を見ながら、演者であるサシャとジャスティンを見てどうしても納得がいかないでいた。そうしてTVの生放送で初披露されたジャスティンのプPVには、なんと、切ない表情でお互いを気にしあうジアハオとチュマンの愛の様子が映し出されていた。
それに怒ったジャスティンは、イーシェンのことを気遣い、その場でイーシェンにプロポーズする。

テレビで放送されたPVを見ていたチュマンは、ジアハオに会いに行く。そこで、再度ジアハオに気持ちを伝えるも、きっぱりと別れを告げられてしまう。
生きる気力を失ったチュマンは、ある橋の上で川に飛び込もうとするが、そばで同じように橋の欄干に登ろうとする一人の老人を助けようとする。

チュマンが助けようとしていた老人は、KEGグループの会長で世界的富豪のゲン・タッキーだった。
会長に気に入られたチュマンは、妻を亡くし、寂しく生きていた会長のそばで世話をする、特別秘書となり、憧れだったセレブ生活を取り戻す。
そうした流れでチュマンはゲン会長と正式に交際することになる。
会長と一緒に生活し、畑仕事や読書、絵を描くといった今までなかった経験をし、だんだんとその楽しみを覚えていくチュマンだったが、同時に、自由に遊びに出かけられないことに窮屈さも感じていた。

ある日、会長が長期出張で外出中に、飲みに出かけたチュマンは、そこで一人で飲みに来たジアハオにばったり会ってしまう。
結婚を目前に控えているはずのジアハオが、公開プロポーズの翌日にイーシェンが出て行って帰ってこないことで落ち込んでいる様子に戸惑うチュマン。

するとそこで、堂々と他の女と浮気するサシャの婚約者とそれを諫めるサシャの義母で自分の実の母親の姿を目撃してしまう。母親は、サシャの婚約者と言い争いになり、突き飛ばされ倒れたまま意識を失ってしまう。その場に居合わせたチュマンとジアハオは、母親を病院に搬送し、サシャに連絡する。

母親が倒れた原因が急性肝不全で、48時間以内に肝臓移植しないと助からないことを聞いてしまうチュマンとジアハオ。
親族には血のつながりがないと絶望するサシャ。チュマンは、サシャに内緒で自分がドナーになることを決意する。

ドナーになることは、生体肝移植中に命を落とす危険も、移植が無事成功しても後遺症が残る可能性もあるということに不安を感じるチュマン。そんなチュマンをそばで励まし、移植手術後も献身的に看病するジアハオ。そうして、二人はまだ自分がそれぞれお互いを想っていることを再認識する。

そんな中、ゲン会長が出張から戻り、チュマンにプロポーズする。事前に、チュマンの幸せのために応援してほしいと頼まれていたジアハオは、二人の結婚を祝うふりをしてしまう。そんなジアハオの言葉に傷ついたチュマンは、ゲン会長のプロポーズを受け、二人は結婚することに。

会長職引退に向け忙しいゲン会長に代わり、結婚式の準備のサポートを任されたジアハオは、チュマンのそばでチュマンへの想いを募らせていく。一方のチュマンも、ゲン会長に亡くなった妻の名前に改名するよう言われ、セレブ生活を手に入れる代わりに自分を失くしてしまうことに葛藤を抱きながらも、結婚式の準備は着々と進んでいく

そうして迎えた結婚式当日、式に参列しようとしていたジアハオは、イーシェンに連れ出され、2年前のユージンとの事件が誤解だったことを伝えられる。チュマンはあの日、何も持っていなかった貧しい自分を選んだために誤解を受け、何もかもを失ってしまったこと、それなのに自分はチュマンを信じられずチュマンを置き去りにしたことを知り、深く後悔する。

急ぎ式場に向かうジアハオは、耐えきれずに式場から逃げてきたチュマンと思い出の公園で再会する。
そこで、ジアハオはチュマンへの愛する想いを伝え、二人で生きていくことを誓いあう。

チュマンのアパートで暮らし始めた二人だったが、チュマンが式を放棄したことで激怒したゲン会長は、ジアハオが仕事ができなくなるよう手をまわしてしまう。それでも、自分が働けば問題ないし、二人でいられればそれで幸せだと思うチュマンと、自分のせいでチュマンに苦労を強いていることにストレスを感じてしまうジアハオとの間でだんだんと溝ができてしまう。

そんなとき、チュマンは栄養不足と過労がたたり、倒れてしまう。
チュマンが倒れたことを聞きつけ、病院に駆けつけたゲン会長は、こんなことでチュマンを幸せにできるのかとジアハオを一喝する。
そして、ジアハオと別れることを条件に何もかも水に流すと言って、チュマンに再度結婚を申し出るが、しかし、チュマンは辛いことがあったとしても「自分が愛する人と一緒に苦労していきたい」と会長の申し出をきっぱりと断る。

チュマンのその言葉を聞き、ジアハオはその場でチュマンにプロポーズをし、チュアンは快諾。

その様子を見たゲン会長と会長秘書のモスは拍手をして喜ぶ。実は、2年前のジアハオへのパリ留学への支援からチュマンのゲン会長との出会いから二人への試練まで、亡くなったゲン会長の妻の遺言によるものだった。

ゲン会長の亡き妻シャオフェイは、亡くなる直前ゲン会長とパリに旅行にでかけ、そこでチュマンとジアハオに出会っていた。初々しい恋人同士に見えたチュマンとジアハオに幸せになってほしいと夢を託し、二人の行く末を見守るようゲン会長にお願いしていたとのこと。二人は、その試練に無事合格したとのことだった。



◆感想

「王女未央」に拓跋余(南安王)役で出てたヴァネス・ウーがちょっと気になって見てみた作品。

とりえず、「王女未央」で私の中で悪いイメージのついてたヴァネス・ウーの好感度は上がりました。
ヴァネス・ウー、全然知らなかったけど、F4の人だったんだね。F4自体は、名前と結成された経緯は知ってたけど、実際そのアイドル4人が誰なのかっていうのは全く知らなかったので・・・。ヴァネス・ウーについては、画像検索するとかなりの玉石混交といいますか、めっちゃカッコよく見える時もあれば、うーん、って感じのも。ドラマでもそうで、まぁ、よく言えば、お金もく甲斐性もない貧相な青年をうまく表現できているのかな?そこはキムタクと違って、リアリティを求めてるんだってことにしときます。メガネフェチなので、メガネかけてるとちょっとカッコよく見えます。あと、顔の骨格のせいかちょっとロンブーの淳に似ている気がする・・・。

ヴァネス・ウーの公称身長が180cmってなってるんだけど、このドラマ見ると全然そんな身長あるように見えなくて、なんでだろうと調べたら、チュマン役の女優リン・ホンさんという方の身長がなんと179cmで、そのせいだってことが分かりました。

とりあえず、ラストのオチは「はぁ?」って感じでしたが、(ゲン会長が実はチュマンのお父さん方のおじいちゃんとかいうオチも予想してドキドキしてたのに)まー、最後まで見てみればまぁまぁ面白かったかな。ただ、ちょっと長すぎるなと・・・。ジアハオの親友のキャメロンの個人的なエピソードなんてほぼ皆無に近いんだから、イーシェンの後半の失踪エピソード、必要だったの?って感じ。イーシェンの相手役の人をスポンサーか誰かが大人の事情でねじ込んで無理に作ったエピソードなんじゃないか疑っちゃうくらい・・。

邦題は「王子様の条件」ってタイトルでキレイな感じでまとめてるけど、ドラマ1話の中に何度か出てくるCMのタイミングっぽい扉カット?的なやつに「拝金女王」ってロゴが出てくるので、ああ、原題はコレなんだなと。ちょっとそそられないタイトルだよねー。「王子様の条件」にして正解かも。裏を返せば同じ意味なんだけどね。

台湾ドラマって、そんなに数見てないからもしかしたら一部だけなのかもしれないけど、(ほんとは日本の少女漫画原作のドラマも多いし)ドラマの主題がちょっと教訓じみていて最後まで見るのが疲れます。(途中、色んなドラマに浮気して、全部見るのにけっこう時間がかかった・・・。)
中国ドラマが、愛のために二人でいろんな困難を乗り越えなんとかハッピーエンド、みたいなのが多いのに対し、主人公がいろんな経験を積んで、最後改心する、みたいなストーリーが多くない?なので、ほんとに話の展開が面白いか、よっぽど演者が好きじゃないと最後まで見れない・・・。でも、台湾ではそういうのがウケるのかな?それこそ「拝金女王」っていうタイトル付けちゃうあたりとか。

最近、ちょっと中国ドラマの中国語と台湾ドラマの中国語を聞き分けられるようになってきた。確かに中国ドラマは吹替なだけあって、耳障りがいい。台湾ドラマの中国語はちょっとザラついた感じ?でも台湾の方が、日常の言葉に英語とか日本語をフツウに取り入れて話しているのね。

あ、あと、韓国、中国、台湾ドラマって、本気か?って思うほどベッドシーンがないというか、結婚するまで貞節を守る、そうでなくても当て馬的な登場人物に体を汚されない、ましてや雑魚キャラなんて・・・って感じだったのに、このドラマのヒロインは(まあ、そういうところが拝金女王と言われてスキャンダルで干される原因なのかもだけど)今までの定説を覆すほどのビッチぶりでちょっとだけ驚きました。

それから、CM明けカットみたいなので、ジアハオとチュマンがパリっぽいところで幸せそうにダンスをするシーンがちょいちょい流れていて、きっと最後ハッピーエンドでこういうシーンが出てくるんだろうなーって思ってたら、スタッフロールの裏でそのシーンがさらっと流れて終わってしまったのが残念だった。そのシーンが可愛くて好きだったのに・・・。

このドラマに関しては、だいたいそんな感じです。
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『シンデレラはオンライン中』 第9話 あらすじネタバレ感想

2020-10-03 01:43:45 | ┗ シンデレラはオンライン中!
第9話 「傷ついた乙女心」

病院で意識を取り戻したシャオ・ナイは、「倩女に入って微微(びび)に連絡してくれ」とハオ・メイにお願いする。
この期に及んでまだゲームのことかよ!と、怒りそうになる愚公だったが、すぐに決勝戦が昨日だったことを思い出し、「義姉さん、一晩中待っていたんじゃ。」と心配する。

シャオ・ナイに栄養の付くものを食べさせようと食事を買いに行く(ついでに自分たちも食事をする)3人。再び病院に戻るところで、愚公はハオ・メイとヨンホウに、一生シャオ・ナイに尽くすことを宣言する。
今回の事故の衝突の瞬間、シャオ・ナイが反射的に自分を庇ったと。シャオ・ナイは、頭脳も人格も最高の男だということが分かったと。シャオ・ナイは、シャオ・ナイにとって、自分の命がシャオ・ナイの命と同等だってことを行動で示したと、2人に泣いて訴える愚公。(日頃、3人の行動を冷ややかな目で見ているシャオ・ナイですが、本当は友人を何より信頼して大切にしていることが分かる事件でした。)

女子寮で倩女幽魂に奮闘するアルシー。ピンチになって微微(ウェイウェイ)に助けを求めるも、心ここにあらずな微微(ウェイウェイ)は、あっけなく負けてしまう。負けるなんて、熱でもあるのかと嘆くアルシーに、ゲーム内で友達ができたかと聞く微微(ウェイウェイ)。
「もし、その友達が突然何も言わず消えちゃったら、毎日ゲームを一緒に楽しんできたのに、連絡が取れなくなったらどうする?どこの誰かもわからず離れ離れに、街ですれ違っても気づかない。」
と。
「毎日誰かが始めて誰かがやめていくものでしょ。所詮はゲームの中の友達だもの、仕方ないわ。」
とけっこうドライに返すアルシー。(まぁね。アルシーはまだ初心者でプレイ時間も短いだろうしね・・)

アルシーの言葉に、さらに悲しくなってしまう微微(ウェイウェイ)。
一笑奈何(いっしょうないか)が何も言わずにゲームを辞めてしまい、二度と会えないんじゃないかと怖くなり、ログインして確かめる勇気もなくひたすら奈何(ないか)との思い出の動画を繰り返し視聴し続ける微微(ウェイウェイ)。そして、自分が奈何(ないか)に恋してしまっていたことに気づく。

一方、微微(ウェイウェイ)がゲームにログインしてくれないため、微微(びび)の友人である妮妮(にに)に話を聞くシャオ・ナイ。
決勝戦の日、「8時3分まで待ってたけどあなたが来ないからログアウトしたわ。それ以来、ずっとログインしてないみたい。」との情報を得る。
あの日、なぜ来なかったのか妮妮(にに)に聞かれるが、「先に微微(びび)に説明したい」というシャオ・ナイ。(なんか、こういう誠実な感じがきゅんどこですね。ウェイウェイには届かないけど・・・。)

シャオ・ナイが微微(びび)と連絡が取れないことを心配するハオ・メイたち。「このまま自然消滅か?」とか「三男なら相手がネットにアクセスさえしてれば捜し出せるさ」「じゃー、このままネットにアクセスしなかったらリアルで捜し出せるのか」など好き勝手なことを言う。(よく考えたらリアルですでに知ってるのでまー、なんとかなるっちゃーなるんですよね。)

結局、ヨンホウに言われるまでもなく、すでに微微(ウェイウェイ)のPCをハッキングしちゃってたシャオ・ナイ。ハオ・メイに、微微(ウェイウェイ)がゲームにログインしたらすぐにアラームが鳴るよう仕込んでくれとお願いする。
微微(ウェイウェイ)が繰り返し繰り返し、ひたすら動画だけ見てる様子を同じ画面を共有してみることで、微微(ウェイウェイ)がどれだけ奈何(ないか)を想っているかを実感する。

キャンパス内で、落ち込んでいる様子の微微(ウェイウェイ)を見かけ、その理由を探ろうと同じ映画研究を履修するアルシーに近づくツァオ・グァンだったが、またしてもアルシーを壊れた椅子に誘導してしまい、ケガをさせてしまう。医務室につきそい、
そうとも知らず、いつもと違ってやけに優しいツァオ・グァンに気をよくしたアルシーは、二人分のお弁当を買ってきたツァオ・グァンを茶化して言う。一つは微微(ウェイウェイ)のでしょう?物で友達を売る気はない、友達の仁義は貫くわ、と半分ふざけていうアルシーに、ツァオ・グァンは自分の策略を隠そうともせず、微微(ウェイウェイ)が好きなことを告げ、「協力してくれなくても彼女のことは諦めない」という。
その言葉に、なぜかショックを受け、寂しい気持ちになってしまうアルシー。

そして、そうやって落ち込んでいるアルシー(歓天喜地)を微微(ウェイウェイ)と思い込んでいるツァオ・グァンは、優しい言葉をかけ、ゲーム内でホタルを見に連れて行ってあげたり、花火を見せてあげたりする。
そして、いい感じの雰囲気になっちゃう二人。そしてとうとうツァオ・グァンは、歓天喜地に自分の伴侶になって欲しいと告白する。

奈何(ないか)への恋心にはっきり気づいてしまった微微(ウェイウェイ)。ログインして、奈何(ないか)へ想いを伝えればいいだけだとは思いつつ、なかなかログインする勇気がでない。とりあえず、英検の勉強を優先することを口実に奈何(ないか)とのことは一旦英検が終わるまで置いておくことに。

そんな英検を翌日に控えた微微(ウェイウェイ)に、「倩女幽魂」を運営する風騰から1本の電話がかかってくる。微微(ウェイウェイ)が投稿した「女山賊の奪略愛」の動画をヒントに「倩女幽魂」に新機能を加え、その宣伝のために動画を使用したいため権利を買い取りたいと。友人と共同制作したものだから、許可を貰うためと返事を待ってもらった微微(ウェイウェイ)は、それを口実にようやくゲームにログインする。

するとすぐに奈何(ないか)と愚公からメッセージが。
愚公との会話で、奈何(ないか)が事故に遭い、丸一日意識を失っていたことを知った微微(ウェイウェイ)は、すぐに奈何(ないか)に会いに行く。
ここ数日、ずっと自分がログインすることを待っていたのではないかと察する微微(ウェイウェイ)だが、ログインして奈何(ないか)がいなかったらと思うとなかなかログインできなかったことを言い出せない微微(ウェイウェイ)。ついつい英検の勉強のことを言い訳にしてしまう。

そして、風騰から、動画の権利の買取りの連絡があったことを伝える微微(ウェイウェイ)。
それに対し、奈何(ないか)は
「厄介だな」
と一言。どういう意味だ?と思っていると、
「だから、会って話そう。」
と言われてしまう。電話番号を伝えるシャオ・ナイと、急いでメモる微微(ウェイウェイ)。
驚きと期待でテンションが上がる微微(ウェイウェイ)。

慶大で会おうと言われ、英検の終わる11時半以降ならいいよという微微(ウェイウェイ)だが、、「じゃあ、12時に」と返すシャオ・ナイに、つい待ちきれず「11時35分で」と伝えてしまう微微(ウェイウェイ)。

そして、(あれほどオシャレに興味ないって言ってた)微微(ウェイウェイ)が、(試験の前日に)服を買いに行こうと言い出し、ルームメイト3人を連れてショッピングへ。試着室から出て来た、赤いワンピースを着た微微(ウェイウェイ)に思わず見とれてしまう3人でした。




(9話感想)


シャオ・ナイが意識を取り戻した後、ご飯を食べに出かける3人でしたが、また病院に戻る途中で愚公が発した言葉から、ようやく猿子酒(えんししゅ)の名前がヨンホウだったことが判明。(フルネームは分かりません。)

シャオ・ナイが妮妮(にに)に、微微(びび)のことを聞く場面ですが、「8時3分まで待ってた」って、中途半端だし、全然待ってるうちに入らなくない?
これ、8時30分の誤訳じゃないだろうか?
8話の感想に書いたけど、「中国語では250は漢字で「二百五」らしい。(ちなみに205は「二百零五」。)」ってことだし。時間も同じ感じなのでは???

微微(ウェイウェイ)が落ち込んでいる理由が知りたくてアルシーに近づくツァオ・グァンですが、そこは簡単には教えてくれないアルシーちゃんです。でも、ここ、微微(ウェイウェイ)が好きだから諦めない、なんて開き直らずに、もうちょっとアルシーにゴマすって持ち上げとけば、絶対ちょっとくらい教えてくれたと思うんだけどねー。そして、ここで微微(ウェイウェイ)が落ち込んでいる理由をツァオ・グァンが知れば、今の捻じれた誤解、というか勘違いも解けただろうに・・・って感じで、なんとも惜しい場面です。きっと、アルシーが教えてくれなくても、ゲームで繋がってるからそっちで聞けばいいやっていう慢心があったのでしょう。
でも、オンラインゲームが趣味だって知ってたんなら、歓天喜地のレベルが低いことや、総プレイ時間が自分とさほど変わらないこととかから変だなって思って欲しいよね。

そしてそして!とうとうリアルで会う約束をしてしまった微微(ウェイウェイ)とシャオ・ナイ。
なかなかゲームにログインする勇気が持てなかった微微(ウェイウェイ)も、きっとリアルで会う機会をうかがっていたシャオ・ナイも、風騰からの電話に救われちゃいます!!
「厄介だな」、なんて、何かっこつけてんだよー、ってセリフですが、まー、確かに「倩女幽魂2」の開発を取りに行こうって思っているシャオ・ナイたちが、ここで変に名前が出ちゃうのはよくないよねー。でも、だからって別に会う必要なくない?(あー、でも風騰のサーバー上にチャットのログは残っちゃうからそれっぽい話をゲーム上でやっちゃうのはよくないか。)とりあえずシャオ・ナイにとってもいい口実だったはず。

そしてそして、待ち合わせを12時にっていう提案に、待ちきれず11時35分だなんて刻んじゃう恋する微微(ウェイウェイ)。見てるこっちもドキドキと恥ずかしさを共有しちゃいます。

そして最後、試着室から胸の谷間が見えちゃう赤いワンピースを来て微微(ウェイウェイ)が登場するとこで終わっちゃうんですが、どうしても微微(ウェイウェイ)にこの赤いワンピースが似合うように思えない。むしろ、白いワンピース着ればいいのに、って思っちゃうんだよなー。
このドラマ、私的にはほぼ100点なドラマなんですが、微微(ウェイウェイ)が妖艶な美女に見えないってとこだけ違和感の残る作品です。危険度指数ランキングの掲示板で1位になっちゃうとことかね。

次回はいよいよ・・・・


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