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テレビっ子のひとり突っ込み

『痴情の接吻』感想・概要紹介

2024-10-12 23:56:47 | 日本のドラマ


2021年 日本

◆おススメ度
★★★☆☆
(まー、純粋な面白さでいったらさほどでもないけど、でもちょいおススメ。)

◆キャスト
柏木和華(主人公。本の虫。市立図書館で司書の仕事をしている。):中村ゆりか
上条忍(和華の高校の同級生。両親の仕事の都合でドイツの高校に転校していた。):橋本良亮(A.B.C-Z)
鈴木岳(和華の高校の同級生。大学教授の助手をしている。古典が専門。):井上祐貴
里島敦(和華の元カレ):大平修蔵
戸石教授(岳の教授):マツモトクラブ
柏木正和(和華の父親):池田鉄洋
柏木華子(和華の母親):高島礼子
吉川沙耶(和華の同僚):真凛
松浦志保(和華の同僚):佐野あやめ



◆感想・概要

『イケメン共よ メシを喰え』で井上祐貴が気になって出演作を探して辿り着いた作品。
(なので、2021年作品ですが、3、4ヶ月前っていう割と最近見た作品です。)

主演はA.B.C-Zの橋本良亮で井上祐貴は2番手君で登場します。

ちなみに、タイトルと冒頭のストーリー、どっかで聞いたことあるなと思ってたら何年か前にネット上で途中まで購入して読んでた
マンガが原作の作品でした。


◇◇概要紹介

ヒロインで主人公の柏木和華は誰もが認める美人なのに、とにかく本が好きで恋愛感情に疎く、読書してると周りが目に入らない
っていう、残念女子。(私的には何が残念かよく分からないけども・・・)本好きが高じて図書館司書を仕事にしている。
何よりも読書の時間を大切にしたいがために、読書時間を邪魔されるくらいなら彼氏も必要ないし、一生独身でもよいとさえ思って
いる。

そんな彼女には、高校の時に少しだけ仲良くなった同級生男子に不意を突かれてキスされ、「しまった」という顔をされたまま何も
知らされずに転校されてしまうというちょっとしたトラウマ(苦い思い出?いや、忘れられない強烈な思い出なのかな?)があったり
します。



そんな図書館で働く彼女の前に、ある日、谷崎潤一郎の『痴人の愛』を探している男性が現れます。

谷崎潤一郎の『痴人の愛』は、和華にとってまさにそのトラウマな初キスを思い出させる1冊。

まー、ここまで来たらお約束。

『痴人の愛』が見つからないと、わざわざ和華に声をかけてきた男性が正に、高校生の時の留学先(親の転勤先)のドイツから帰国
したばかりのその同級生、上条忍でした。

彼は彼女の職場がここであることを知っていて、かつ、わざわざ彼女との思い出の一冊を彼女に探させて再開の場を作るって言う
相当やり手な感じの(ちょいストーカー感も醸しつつ)手法で彼女に会いに来ます。

で、和10年ぶりの日本だからよく分からないし不安だと、強引に不動産屋に行く約束を取り付ける上条。

しぶしぶ和華が不動産屋に案内すると、顔見知りの営業マンに「お部屋はお決まりになりましたか?」と声をかけられてしまう。

実は、ちょうど両親が第二の人生のためにフィリピンに移住すると言い出し、一人暮らしを余儀なくされた和華は、物件を探して
いる最中なのでした。

けれど、本好きの和華にとって、本棚を気兼ねなくおけるスペースがあって、かつ家賃も本代を圧迫しない程度かつ職場近め、って
いう条件をクリアする物件がなかなか見つからない。

そんな和華にすかさずつけ込み、ルームシェアに最適な物件を契約して和華に提示する上条。

高校生の時の不意打ちキスで未だ上条に怒りを覚える和華だったが、物件がなかなか決まらず、親にフィリピンに連れて行かれそう
になるのを阻止する、さらには、心置きなく今後も読書が楽しめる条件を提示され、上条の提案を受けてしまう。


そうやって、3度の食事よりも読書が好きな本の虫である女性が、彼女の幸せな読書時間を尊重してくれる溺愛男子とくらし始め、
だんだんと
至福の読書時間を削ってでも彼とスキンシップしたいと思うほど彼に絆されていく・・・みたいなお話です。

◇◇

ちなみに・・・
当初の目的だった井上祐貴は、二人の高校の同級生で、和華に密かに想いを寄せるあまりに高校時代、和華と同じ図書委員となり、
結局大学でも文学を専攻してそのまま研究職についている(かつ、未だに和華に片思いをこじらせている)鈴木岳役として登場し
ます。

和華とは、図書館のイベントで再会。彼がもし主人公だったならば、ここは実は心の片隅で忘れられなかった彼女と、偶然の再会
により、ラブイベント発動しちゃうとこですが・・・そこは一足遅く、すでに和華ちゃんは上条と交際を始めちゃってるっていう。

なので、彼が登場する頃にはすっかり井上祐貴こと鈴木岳がすっかり邪魔な存在と感じちゃってました・・・。




で、主演の橋本良亮ですが、

A.B.C-Zって、正直今まで興味がなく、あまり知らない・・・。

デビューから数年は体操やってたっていう筋肉自慢の塚ちゃん(塚田 僚一)だけが頑張っている印象で、数年前から急に河合郁人が
頭角を現し始めたかと思いきや、急にグループを脱退しちゃった、ってくらいの印象で、他のメンバーはほぼノーマークでした。

今回、ほんと初めてくらいの勢いで橋本良亮を改めて認識。
今まで、もうちょい顔がぽっちゃりしてるイメージだったけど、なんかすごい細面になってて、今回の線の細いインテリメガネ
イケメン役、なかなか悪くなかった。

ただ、全体的に「痴人の愛」をテーマにしてるのか、なんだろ、狂人的な愛とエロをテーマに描きたかったドラマなのかも知れない
んだけど、主演を橋本良亮(=ジャニーズアイドル)にしちゃったっていうので、エロシーンがちょっと拙い感じで微妙。



ドラマ全体にも感じるぎこちなさというか、気まずさ?みたいな雰囲気が漂ってるんだけど、なんだろ?それがいいんだろうか?

和華の両親役で池田鉄洋と高島礼子が出演してますが、池田鉄洋が出てくると、その雰囲気が一変してラブコメに様変わりしたり、
高島礼子が出てくると、急に地に足が付いたような安心感が漂ったり、やっぱまだまだ橋本良亮がドラマに慣れてないなーって
強く感じちゃいますが、今後に期待します。(そう思ってたら体調不良で休業してたりして心配してましたが、また復帰したみた
いでよかったです。はっしー、けっこう好きになりました。)


逆に、好きで見てた井上祐貴がさほどイケメンに見えない。(若干、主演がA.B.C-Zのメンバーっていう先入観からか、ちょい河合
郁人に見た目を寄せられているような気さえしてしまう。)

けど、それが主演を食ってこない立場を弁えた演技をする彼の計算かも知れない・・・。

ちなみに、全然気づいてませんでしたが、「マルス-ゼロの革命-」の革命にもひげが生えたロックを愛する(?)高校の同級生役で
出ています。
なんか、その風貌と、作品によって雰囲気変えてくるところが私の好きだったカメレオン俳優桐谷健太にちょっと似てるかも。
そして、早くもNHKの朝ドラ「虎に翼」に岡田将生の息子役で出演ていう・・・。出世早すぎない!?

各話エンディングにさしかかり、ヒロインと主人公がいい感じのちょっと大人な雰囲気になってきたり、二人がそれぞれ次話に
向けて不安を感じたりするなんていうかちょっと怪しい雰囲気の心情を表すような場面で終わるちょうどいいところで、主題歌が
さりげなく流れてくるんだけど、この主題歌がちょっと・・・。

なんていうか、ちょっとドラマのしっとりした雰囲気が台無しというか。

まず、この主題歌って言うのが、「あ、絶対A.B.C-Zの曲なんだろうな」っていう、ちょと辛口な言い方をするとおじさんアイドル
な声のユニゾン、って感じの曲でして。

なんだろう。

第2話かなんかに、今はちょっと休業中のスピードワゴンの小沢一敬が通りすがりの人としてちょい役で出てて、なんか不自然だな
と思っていたら、主題歌の作詞の人でした。そして、作曲は奥田民生。

なんかねー、どことなくイージュー★ライダー感のある、単体で聴くと割といい曲なんですが・・・ドラマと合わない。

あまりに気になって検証した結果、はっしーの透明感のある歌声はすごくいいんですが、戸塚祥太のちょっと意識して奥田民生に
寄せようとしてる感もある、なんかねー、ちょっと、ダミ声?なのかな?少し潰れたようなそれでいてちょっと高い声、っていう、
ほんとに、

オジサンアイドル声

が壊滅的にこのドラマにマッチしない・・・。
(ちなみに、あまりに気になって聴きすぎてけっこう好きになっちゃいました。この曲。)

A.B.C-Z / 夏と君のうた (YouTube Edit)

なんかA.B.C-Zは、SexyZoneとKis-My-Ft2とともに、デビュー前はメンバーがぐちゃぐちゃしてて、メンバーが入れ替わったり再編成
されたりして段階的にデビューしてって、最後残った人たちでA.B.C-Z組まされてデビューしたって印象で、一番パッとしない・・・
みたいな。(ほんっと、ごめんなさいあくまでも私の感想です。)

なので、ちょっと今回ちゃんとwikiで調べてみました。

が!

まず、はっしーの人物紹介がツッコミどころ満載

「A.B.C-Zの最年少メンバーであり、センターを務める。歌が好きで、メインボーカルも担当している。」

・・・。

センターでメインボーカル。
けど、メインボーカルな紹介の部分に「歌が好きで」!?

いやいやいや。ここはメンバー一の歌唱力とか、美声を誇る、とか色々あるでしょ。
なにこの、「俺、歌が好きだからメインボーカルで行くわ」みたいな本人自薦でメインボーカルいったようなみたいな紹介・・・。
(え?そうなの???)


SexyZoneもKis-My-Ft2も、特に推しではないのでほとんど曲、知らないけどさすがにデビュー曲は知ってたので、もしかしたらA.B.C-Z
も知ってる曲かなーと調べて聴いてみると・・・(ちなみに、デビューはDVDシングルなので、動画です。)



なんか白いスーツのエビ5人が部屋から出ると一転、無数のジュニアたちが現れるんだけど・・・そこですぐに、「あれっ?ジェシー
じゃね?」ってなって、あれよあれよという間に、SixTONESメンバー田中樹と松村北斗を発見・・・






(ちょっと画像粗いですが・・・)


で、他にも今やNumber_iでズマズマ言ってる神宮寺と岸君、それに最近はもうバラエティーに引っ張りだこなトラジャの松田元太とか
色んな子たちが出てて、なにこのお宝映像!!ってテンション上がって何度も再生しては検証してるうちに、初見の感想忘れた・・。

今やもう聞きすぎて、元から知ってた曲だったのかどうかが分かりません・・・(汗)。
コメント (4)
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『イケメン共よ メシを喰え』(ドラマ)感想・概要紹介

2024-05-29 23:54:58 | 日本のドラマ


2022年 日本

◆おススメ度
★★★☆☆
孤独のグルメと忘却のサチコ、たべるダケなどが好きな人にはかなりおススメ


◆キャスト
池田好美(イケメン好きのアラサー編集者):筧美和子
細見賢人(イケメン新人編集部員):井上祐貴
堀みずき(好美の同期):秋山ゆずき
小路新(クセ強めな編集長):竹中直人
片桐夏彦(乙女ゲーの推しキャラ):西銘駿
樋口(フリーカメラマン):仁科貴
ハルキ(2話ゲストのイケメンミュージシャン):鈴木曉(あさひ)
幸太郎(5話ゲストの和菓子屋三代目イケメン):内藤秀一郎


◆感想・概要

ドラマ感想書くのをだいぶサボっていたら、イップスみたいな状態になってどんどん書けなくなって来ちゃいました。
なので、とりあえず書きやすく、ライトなやつから紹介していきます。


今年1本目はこの作品。以前マンガの紹介で書いたのですが、その実写化ドラマです。

正直、作者の画力がちょっとアレで、なかなか登場人物のイケメン度が伝わらなさげな作品でしたが、実写化はいい!
これはもう、「ライアー×ライアー」に次ぐ、ほんとに実写化した方がいいっていう作品です。
特に、私の好きな若手編集員の細見君役の井上祐貴がすごくいいです。



ドラマの作りとしては、孤独のグルメとか、忘却のサチコ、たべるダケ、みたいな食べる系ドラマと一緒で、食べっ
ぷりの良さを映像化して、人の食欲を刺激したり、年を取って自分が食べれなくなった人々の食べたい欲を疑似体験
させるっていう作りのドラマです。

ただ、他と違うのは主人公の雑誌編集者、池田好美が無類のイケメン&妄想好きであることと、元々小食であった彼女が
編集部に新しく入った新人でイケメンの細見君の豪快な食べっぷりに食欲と性欲を刺激され、食を楽しむことに夢中に
なって行くっていうところです。

主人公を演じているのは、いつの間にか30歳になってた筧美和子。(ドラマ当時は役と一緒の28歳だったみたい。)

筧美和子って、ちょっと大根女優だと思ってたけど、こういう不自然なセリフを言う漫画原作の妄想ヲタ女子役が
むしろ向いてるのかも。変顔系演技もなかなか合ってる気がする。


★★概要紹介

大のイケメン好きで妄想好きな主人公池田好美は、出版社勤務の28歳独身彼氏ナシ。
彼女の朝は、乙女ゲームの登場人物、夏彦のやさしいおはようの声から始まる(妄想)のが日課。

自身が手掛ける「イケメン書店員」を紹介する企画が、ようやく担当している文芸誌の次号に掲載がきまったことに
ウキウキしながら出社した好美は、突然その担当の文芸誌が廃刊になること、そして、グルメ雑誌に担当が決まったこと
を告げられてしまう。

色々な意味でショックを受け、落胆する好美。

というのも、彼女は、食に全く興味のない、超小食人間だったのです。


お昼ご飯も、1ピースのチーズケーキ3分の一ほどでお腹がいっぱいになってしまう好美。

小食であることで損をしたことしかないと嘆く彼女に、趣味と嗜好がマッチした音楽系雑誌に異動できた実績のある仲良し
の同期、堀みずきは、異動を願い出ることをアドバイス。

意を決して異動の希望を表明しようとした好美だったが、編集長小路との会話途中に、イケメンの新入社員細見賢人が挨拶
にやってくる。



彼のイケメンっぷりを目の当たりにし、かつ編集長に彼のことを頼まれた好美は、急遽異動願い表明を撤回(まだ口に出し
ていないので自分の中で)。

好美は同僚かつ先輩の特権として、細見にゴハンをごちそうするという名目で彼のおススメする中華屋に。



イケメン新人細見を前に、甘い妄想を膨らませる好美。


(ガツガツとゴハンを食べる描写でも、中国ドラマと違って食べ方をキレイに撮る日本のドラマ、安心感あります。)


(ここの、「え、これ見ていいやつ?見ていいやつよね?」って心の声のシーン、好きです。)

彼女は、部活帰りの男子高生のように食欲旺盛で目の前の食事を平らげていく細見を間近で堪能していた好美は、その姿
を前にして、突然体の奥からムラムラと湧き上がる食欲を感じ、自身もラーメンをオーダー。





そして、初めての食欲に喜びを感じつつ、初めて1人前を完食。

このことがきっかけで、グルメ雑誌でイケメン特集その名も「ごはん男子」なる企画を進めることに。


なお、好美と一緒に中華屋に入った細見は細見で、食に興味なさそうに自分がオーダーし、食べる姿を見ていたかと思えば
急にラーメンをオーダーし、ものすごい食べっぷりで完食、そして自信にあふれた姿で突如仕事に戻る好美の姿にきゅんと
来て、好美に惚れてしまう。


そんなこんなで、そっから1話ごとに、新しく、ゴハンを食べるイケメンを発見し、その姿に触発され自身もムラムラして
食欲を刺激され、それを仕事にする、っていう好美の生活と、その姿にやきもきしながら好美への想いをちょっとずつ
募らせていく細見の生活が始まります。





基本は、実在するお店の美味しそうなゴハンとゲストイケメンを堪能する感じなんですが、ほんのちょっとずつ、細見の
恋が成就しかけていくってところが私が推奨するポイントです。


各話のイケメンゲストと言っても、BSテレ東の深夜ドラマってことで、ほぼ知らない俳優さんたち。

まー、ヒロインが無類のイケメン好きで最後にはやっぱり近くの最強イケメン細見君、ってことになるはずなので、細見
役の井上祐貴を上回るイケメンゲストは基本出さなかったんでしょう。多分。(ただただ私の好みの問題かもだけども。)


でも、2話目に登場する、ハンバーガーをほお張るイケメンミュージシャン、ハルキ役の鈴木曉(あさひ)はちょっと良かった。



あと、5話に登場する和菓子屋の3代目で、好美と一緒にシュラスコを食べる幸太郎役、今、きょも(SixTONESの京本大我)
がやってるドラマ「お迎え渋谷くん」に出てる神田君役の内藤秀一郎でした。



それが唯一、知った顔って感じかなー。

人力車を牽く車夫役の佐野岳も、顔はなんとなく知ってるけど、どこでどの役やってたか思い出せない感じ。

基本、8割方仮面ライダー俳優かテニプリの舞台に出てる俳優さんたちっぽいです。


イケメンが食べる姿にスイッチが入ると、

「なんだか、とっても、ムラムラするぅ!」



っていう好美が心の中で叫ぶセリフ、これをただただ言わせたいだけじゃないかっていう制作側の意図も感じますが、

細見の好美に対する好意にいち早く気づき、それを生暖かく見守りつつも、素で細見と好美の恋路への発展を邪魔する
結果を招いてしまう、編集長役の竹中直人と細見の掛け合い的なところも見所です。



最終話は、原作と同様に好美と細見が焼肉を食べに行く回で終わります。

けど、原作と違ってちょっとだけ細見が勝負に出ちゃいます。

自分が焼肉食べてる姿を見てトリップしちゃってる好美に気づいた細見は、

「先輩の妄想、僕なら叶えられますよ」

といって、好美の妄想、イケメンにあーんされるっていうのをリアルでやっちゃいます!!



これは一気に進展させたなーって思いきや、焼肉店を出て、ちょっと川沿いのベンチかなんかで食休み中に、好美の手を
握りたいけどなかなか行けない細見。
(「あーん」するより手を握る方がハードル高いもの?)

やっとここで、私の好きな原作の展開、手の処女を細見に奪われる展開かと思いきや、次の取材に呼ばれて、好美の方
から無意識に手を繋いでくる展開。

そして二人、夕日に向かってかけていく・・・(END)、みたいな?

ちょーっと続編ありそうな感じで終わってるんですけど、やっぱこれでオワリなのかなー。

そういう何事も腹八分目がいいんだよって感じ?

ちなみに、この作品みて、井上祐貴が好きになって、立て続けに「痴情の接吻」と「にがくてあまい」をみちゃいました。



原作のテイストをちらっとご紹介。


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SixTONESをナメ過ぎてた話とついでに『お兄ちゃんガチャ』

2023-02-28 23:46:58 | 日本のドラマ


去年、嵐もV6もFC辞めたしそろそろSixTONESに手を出してみようかと考えてた10月のとある日、
友人から連絡が来た。

「一緒にキンプリのファンクラブに入らない?コンサートとか行こうよ。」

って。3秒悩んだけど、とりあえず現状を伝える。

「私、どっちかっていうとSixTONES推しなんだけども・・・。」

一応、そう返しつつも一緒にコンサート行ける友達いた方がいいかなーとか、ぶっちゃけキンプリ
でもいっかなーとか色々迷ってどっちつかずな状態になっているうちに、キンプリの分裂報道・・・。



友人からは速攻で

「めっちゃショックー!!ファンクラブ先週入会したのにー!!!」

って。
ちなみに、キンプリでいうと推しは岸優太。そして辞めちゃった岩橋君がけっこう好きだった。
平野紫耀と神宮寺勇太も。

うっかりファンクラブなんて入っちゃってたらダメージおっきかたなー、とか思いつついつの間にか
年が明け、正月気分もそろそろ抜けてきたころ、また友人からの連絡。

「misoに言われてからSixTONESが好きになっちゃって、FC入ったから一緒にドームいこー。」

って。

変わり身早っ!

とは思ったけど、調べてみたら翌日がドームコンサートの申込み締切日。
すぐに私もFC入会してコンサートに申し込む。

東京ドーム、3日間あるし、友人と二人で申し込んでるし、どっちか当選するだろうと思って待つこと
3週間。
抽選結果をどきどきしながら開いてみると・・・

なんと、まさかの落選!!

なんか、めちゃめちゃショックなんですけどーーー!!!

そして友人に最後の望みを託すも、結局落選。

・・・・。

SixTONES人気ナメてたわ。。。


ちなみに、SixTONESはもう、ちょっと箱推しに近いけども一応ジェシー推し。

そのきっかけが、以前深夜にやってた「お兄ちゃんガチャ」ってドラマです。



前置きが長くなっちゃいましたが、軽く「お兄ちゃんガチャ」のご紹介。


2015年 日本

◆おススメ度
★★★★☆
(ジャニーズ好きにはたまらない)

◆キャスト
トイ/御手洗 明彦:岸優太
雫石 ミコ:鈴木梨央
雫石 マコ(ミコの姉):小山内花凜
雫石 リク(ミコの弟):羽村仁成
雫石 カコ(ミコの妹):三宅希空
雫石 リコ(ミコの母):野村麻純
雫石 ケーゴ(ミコの母):喜矢武豊
蛇崩 ナツコ:木内舞留
御手洗 四葉:原涼子

ガチャで出てきたお兄ちゃんたち
・ニコ: 松倉海斗
・セーギ:深澤辰哉
・キララ:阿部顕嵐
・メロ:秋月成美
・ロード:森田美勇人
・ジェントル:京本大我
・ネガ:松田元太
・ケンさん:岩本照
・コーナン:玉元風海人
・最終話の (SS):ジェシー

お兄ちゃんズ(ナツコの取り巻き的な)
少年A - 仲田拡輝
少年B - 吉澤閑也
少年C - 梶山朝日
少年D - 原嘉孝
少年E - 目黒蓮


◆概要紹介

全体的に、野島伸司ワールド炸裂な不思議世界系なお話です。
(ちょっとティム・バートンの世界観に憧れて作っちゃったような、同じ野島作品の「世紀末の詩」をもうちょい
ターゲット層を若くさせたような感じのお話といいますか。)


主人公でヒロインの雫石ミコは、マンガ家の母親と冒険家(だっけ?)でほとんど家にいない父親、オシャレやコスメ
的なものにしか興味のない姉、そしていたずら好きの弟と妹を持つ少女。



母親が忙しく、姉は家事を一切やらないため、子供ながらミコが家の家事全般を担っている。
毎日スーパーのチラシをチェックし、家計簿とにらめっこ。散らばったおもちゃや床の落書きなどを片付ける側から
また汚されていく。



そんな生活に嫌気が差したミコは、現実逃避でバレエ教室に入学。そこで知り合った四葉に教えてもらった謎の
ゲームセンターの3Fという名の地下1階にあるガチャポンフロアへ。



そこで憧れの、お兄ちゃんが欲しいと、お兄ちゃんガチャ、なる沼にハマっていくっていう・・・。


ちなみにハズレガチャはワッキーと田中。
彼らが出たら即消去。

迷ってたミコですが、なんだかんだお兄ちゃんガチャ引いて見ちゃった様子。



夜、お風呂に中身を入れて、一晩置くと・・・



翌朝には・・・



なんと、ミコが最初に引いたのは岸優太演じるトイ!!!
このトイ君がねー、岸優太のピークだったんじゃないかってくらいかっこよくて。
てか、この頃最近のジャニーズって不作じゃないだろうかって思ってたところ、このドラマ見てやっぱりそんなこと
ない、って考えが改まった作品です。

で、いきなりA級、いや、S級かも知れないトイを引いたミコちゃん。
テンション上がって、胸躍らせて聞いちゃいます。

「私のお兄ちゃんになってくれる?」

で、返ってきたのは

「やだね。」

と。のっけからドS発言のトイ君。

こうして、ツンデレお兄ちゃんトイ君とミコちゃんのちょっと甘くてちょっと切ない雰囲気をまとった不思議ストーリー
が始まります。

形式としては、1話ごとに当時ジャニーズJr.ゲストがいて、ほろ苦い感じのストーリーが展開していくっていう。

全体的に世にも奇妙な物語、みたいな話の進み方。終盤は、秘密にされていた失ったミコの幼少期の記憶的なものが明らか
になったりっていうちょっと感動のシーンもあったりするんだけども・・・。

最終話で、シークレットキャストだったミコのお父さん、喜矢武豊が登場します。



で、お父さんがミコへのお土産的なプレゼントとして取り出したのが・・・なんとお兄ちゃんガチャ。



トイと別れてしょんぼりしてたミコでしたが、ゲンキンなもので、お父さんに貰ったガチャをお風呂に入れて翌朝早速
見に行ってみると・・・・


キターーーーーー!!!!



超絶美少年君。
8年前のジェシーです!!めっちゃ可愛い。

最後、ほんのちょーっとのシーンでしたが、めっちゃ惚れました。


エンディングで歌って踊ってるシーンも好きでした。
(多分、同じ時間帯のこの2年後くらいのドラマで中丸雄一主演の「マッサージ探偵ジョー」のエンディングも好きです。)



このドラマ、年明け位にTVerで配信されてたらしいんですけど、もう終わっちゃったみたいです。
今は、Huluで見れますが、それも3/27だかまでの期間限定みたい。

気になった方はぜひ。


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『湯けむりスナイパー』

2022-04-17 23:59:53 | 日本のドラマ
     

2009年 テレビ東京

◆おすすめ度
★★☆☆☆


◆キャスト
源さん:遠藤憲一
冴子(椿屋女将):伊藤裕子
山岸トモヨ(元ストリッパー):池谷のぶえ
カトリーヌ山岸(トモヨ変身後):小室りりか
スナック花子のママ:松田美由紀
捨吉(椿屋番頭):でんでん


◆概要紹介・感想

2009年にテレビ東京でやってたドラマです。遠藤憲一の出世作(多分。「白い春」の方かもしれないけど・・・。)

初回放送時は見てなかったけど、どっかの職場で当時の同僚にこの原作マンガを勧められて(こんなオヤジマンガ読まねーよ)って
思いつつ付き合いで読んでみたら意外と面白くて、その後ドラマの再放送を何話か見てたもの。

どっかで配信してないかなーって探してたんだけど、今週火曜日からようやくBSのファミリー劇場で放送されるようになったので
観てます。


ストーリーのベースは、東京でずっと殺し屋をやってた男(遠藤憲一)が完全にその稼業から足を洗って一切の素性を隠し、源さん
という名で東京から離れた山里にある温泉旅館で働き始めるというお話。

      

そこで、人間の業や無常といったものを目の当たりにして日々を暮らす。

1話1話が短くて、ストーリーが複雑じゃないので頭使わずに楽しめるところがよいところです。テレ東の深夜ドラマはみんなそんな
感じかも知れないけど。

なんか、教訓じみたものがない笑うせえるすまんみたいな?

山奥の温泉旅館椿屋は、どこにあるっていうのは伏せられていてはっきりした地名は出てこないんだけど、東京からそこまで遠くも
ない海なし県、車で1時間だったか2時間で海に行ける、っていう立地から群馬の奥にある温泉旅館かなっていう見当がつく感じ。

ひなびた温泉旅館で日夜繰り広げられる、今は廃れたものも多い(?)古くからの日本の温泉旅館の風習というか文化というか俗っ
ぽい習慣というか、なんかそういうのも興味深いし、ただただ源さんがそういった温泉旅館を取り囲む人々の生活や生態に触れて
驚き、何かを悟っていくようないかないような、深いようで薄いような人生経験を積んでいくサマが面白い。


なんとなく、このドラマ以前は遠藤憲一って田中哲司 、神保悟志と3人セットもしくはキャラ被りみたいなイメージがあったけど
このドラマ以降は頭一つ抜けた感じの遠藤憲一の出世作って感じがしてます。初主演作じゃないかなー。

それ以外では、「白い春」(大橋のぞみが一番かわいい時期に出演してたドラマ)っていうドラマが2番手で最高かなと思ったら、
ちょうど同じ時期に放送されてたっぽい。

ちなみに「白い春」の方は、阿部寛が主演で阿部寛が元ヤクザ、遠藤憲一は阿部寛の実の娘(大橋のぞみ)を引き取って自分の娘
として育てている完全なる堅気のパン屋の役でした。

この辺から遠藤憲一がフィーチャーされてきて、バラエティ出演も増えていった気がするよねー。

      

私はけっこう好きなドラマですが、そんなに内容のないドラマなので、そこまでおススメでもないです(笑)。
コメント (2)
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『liar』第8話

2022-04-07 23:57:43 | 日本のドラマ
   

2022年 日本

◆おススメ度
※8話の途中から観たので判定不能です。

◆キャスト
市川一哉:佐藤大樹
成田美紗緒:見上愛
田所裕子:川島海荷
出野司:古川雄輝
上条譲:太田基裕
市川雅哉:升毅


◆感想

深夜にテレビつけたらたまたま8話が放送されてて、なんか名前とかシチュエーションで以前読んでたマンガ「liar」がドラマ化
されたってことが分かった。

6、7年前に、おそるおそる職場の人の勧めでwebマンガをみるようになったんだけど、一番初めに課金したのがこのマンガだった
気がします。

「liar」 原作:もぁらす 作画:袴田十莉

このマンガ、ちょっと内容的に破滅に向かってる風な雰囲気があったので、途中で辛くなってちょっと放置しちゃってました。
私が、マンガで知ってた概要は以下。

成田美紗緒は、東洋コーポレーションの新入社員。
美紗緒は、先輩でメガネで優しい雰囲気なイケメン上条がお気に入り。仕事は真面目にこなしつつも、上条に対面する場面では
分かりやすくデレデレ。

でも確か上条は既婚で、美紗緒もそれが分かってて絶対ないと思う相手だからこそ安心して憧れて安心して気のある素振りを
見せられてる、って様子。(新入社員女子にとっては、不倫なんてドラマだけの話であって現実にはないって思ってるもんです
よねー。)

一方、同じ課に所属するもう一人のイケメン市川には常に塩対応。
美紗緒は、ナンパで遊んでる風の何でも無難にこなすけども何にでも真剣さがない感じの市川に苦手意識を持っている。

けれども、市川が当選した宝くじ(競馬だっけ?)の配当金をお世話になった職場関係者を呼んでみんなに奢ったり、仕事の場面
で人に分からないところで気遣いを見せたりする場面を見てちょっとずつ印象が変わっていく。

そして市川の方でも、自分には塩対応で上条にだけ好対応する美紗緒が気に食わずちょっかいをかけているうちにだんだんと
美紗緒のことが気になり始める。

市川には、自身が勤める東洋コーポレーションの取引先百菱物産で重役を勤める父親がいて、事情を知る同僚たちからは、
いくら頑張って認められようが、どうせコネ入社と揶揄され、ややヤサグレの入った生活を送っていた。

ある日、取引先である百菱物産で、担当者の田所裕子が仕事関係者との失恋に号泣しているところに出くわしてしまう。
仕事関係者との恋愛、そして仕事中に号泣なんて失態を犯した田所は、最早百菱での地位が崩れ去ったも同然。彼女に同情、
そして女性に対し、これまで本気で恋愛したことのない市川は、自分の美紗緒へ芽生えた気持ちにも気づかず、軽い気持ちで
田所と交際宣言をしてしまう。

けれど、市が引いてしまった女、田所は実はとんだメンヘラ予備軍だった・・・。

そんな感じで、うっかり田所と交際を始めてしまった市。けれど、恋人とは名ばかりの田所とは違って、自身の気持ちは常に
美紗緒に向いている状態。

冗談とも本気ともつかない告白めいたメールを美紗緒に送ったことがきっかけで、市と美紗緒の中は急激に進展していく。
しかし、女の子に本気になったことのない市は、なかなか自分の気持ちを美紗緒に伝えることができず、ついつい俺様な態度
を取ってしまう。

けれど市にだんだんと本気になってしまった美紗緒は、そんな市に腹が立ちつつもついつい従ってしまう。二人はすぐに男女の
関係を持ってしまうが、市には実は田所という彼女がいることを知った美紗緒は、自分がセフレ状態であることを知ってしまう。
そんな状態が良くないと思いつつも、市との関係を切れない美紗緒。

一方、市も田所問題に正面から向き合って解決できないまま、そして、美紗緒に安心させてあげられるような言葉をかけてあげる
こともできないままにずるずると中途半端な関係を続けていた。

そんな市の態度を不審に思った田所が美紗緒の存在を知ってしまい、どうにかして市を自分の元に取り戻そうと画策し、市も
自分自身も追い詰めていく。

そうして、身動き取れないまますれ違っていく二人。

そしてある日とうとう耐えきれなくなった美紗緒は、東洋コーポレーションを辞め、市との関係も解消。

4年後、すっかりデキル女に成長した美紗緒は、出野からの誘いもあって、古巣である東洋コーポレーションに戻ってくる。
そして、また市と再会。

事情を知らない上司、出野の元、再び同じ職場で仕事をすることになった市と美紗緒。二人は、否が応にもまだお互い未練が
あることを思い知らされ、またもやはっきりとした言葉もないまま関係をスタートさせる二人。

同じ轍は踏まない様にと思いながらも、(イマイチ女ごころを分かっていない)市は、また以前のような気持ちとは裏腹な
ドS系俺様な言葉での美紗緒とのやり取りが楽しく、浮かれつつも慎重に美紗緒との交際を進めていくが、美紗緒はまたも身体
だけの関係を始めてしまったと不安を募らせていき・・・

(こんなマンガ誰も読んでないだろーって思いつつ、ちょっと一部脚色や記憶違いとかあるかもです・・・。)


ってな感じで、Webマンガで一話一話読んでると、ここまでたどり着くのがまー長いこと。(それでもここまで2、3年だった気が
するので、「花より男子」完結までかかった年月とかそれこそ「王家の紋章」、「ガラスの仮面」とかに比べたら一瞬かも知れ
ないけども。)

なのに、昨日か一昨日見たドラマでは、8話なのにすでに最終回。
改めて日本のドラマの展開の早さと短さを実感しました。(これ以外で直近で観た日本ドラマが「真犯人フラグ」で、けっこう
長いなと感じてたので。)

そして、マンガを最後まで読み終わってなかったのに、最終回でちゃんとハッピーエンドで終わっているのを観れてなんだか
満足しました。

うん。



最近ホント、日本のドラマを年に2、3本見るかみないかくらいになちゃってて、演者が(特に深夜帯ドラマは)全然分からない。

主演の市川一哉役の佐藤大樹は、FANTASTICS from EXILE TRIBEのメンバーですって。

・・・。

LDHもAKB的展開で売ってるのか、たくさんグループができてて分からない。ぱっと見てどのグループか分かるのが、ぎり
GENERATIONSくらいまで・・・って思ったら、佐藤大樹さんて方、本家EXILEにも所属されてる方らしい・・・。

ちょっとねー、興味がなさすぎて分からない・・。

(ジャニーズなら、SixTONESまでならだいたい分かります。(Snow manは人多すぎてごめんなさい状態デスガ・・・。))

さらに、なんか若手俳優って感じだった古川雄輝が、主人公たちの上司役やってて時がたつのは早いなーって思いました。

そんな感じで久々、日本の深夜帯ドラマに新鮮さを感じた今日この頃でした。

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『99.9刑事専門弁護士 完全新作SP 新たな出会い篇』

2022-02-01 23:51:25 | 日本のドラマ
   
◆おススメ度
★★★★☆


◆キャスト
深山大翔(みやま ひろと):松本潤
佐田篤弘(さだ あつひろ):香川照之
斑目春彦(まだらめ はるひこ):岸部一徳
明石達也(あかし たつや):片桐仁
片岡加奈子(かたおかかなこ):岸井ゆきの
河野穂乃果(こうの ほのか):杉咲花
南雲恭平(なぐも きょうへい):西島秀俊
岡部康行(政治家。依頼人):戸次重幸
植木美奈子(岡部の秘書):平岩紙
岩城雄介(検察官):津田寛治
大島浩二:児嶋一哉
本田紗子:ファーストサマーウイカ
円谷耕三:山西惇


◆感想

今更ですが、年末に放送された「99.9刑事専門弁護士 完全新作SP」の感想。
映画も観たいと思ってたのに時期を逃して、もう終わりかけだしコロナだし、みたいな感じで映画館ではもう観れなそうかなー。。。

「SP 警視庁警備部警護課第四係」の劇場版公開の際も、「SP 革命前日 Pre Episode VI」っていう映画を楽しむための序章みたいなストーリーがTV放映されて
ましたが、それと似たような感じ。

番宣と杉咲花と西島秀俊がどんな感じでストーリーに絡んできたのかってとこを詳しく見せてる感じ?(映画の内容がどっから始まってるのか知らないので間違ってる
かもですが。)
         

簡単なストーリー(の一部紹介)

今回メインの依頼人は政治家の岡部康行(戸次重幸)。収賄事件の被告人として深山に弁護を依頼する。
ヒマカ工業社長の円谷耕三が、岡部に賄賂を渡したとして嘘の供述をしていると、岡部は主張するが、岡部の秘書である植木美奈子もなぜか賄賂受け渡し現場を目撃
したと供述。

ここで厄介なのが、円谷耕三が先に贈賄罪で立件され有罪判決が出ていること。その時の弁護人が南雲恭平(西島秀俊)。そこで、深山、佐田たちは南雲に会いに行くが、
腹の内を見せない南雲に不気味な印象を持ち、収穫ゼロで帰ってくる。

深山たちは関係者の証言と円谷が岡部の事務所を訪ねた際の監視カメラの映像から、いつものように再現Vを作成し、なんとか突破口を見つけ出すが・・・。

         

なんか、久々にちゃんと日本のドラマを1本見終えた感じ。(「真犯人フラグ」見てるけど、終わってないので。)弁護士モノ、刑事モノ、医療系的な専門職系ドラマと
いいますか、もしくはシーズンを続けさせようとするドラマといいますか、それ系のドラマにはっきりしたラブストーリーがないのが日本のドラマの特徴だなーと
なんかしみじみ感じました。老若男女、幅広い年代をターゲットにしてる日本のドラマは、ラブ要素入れちゃうとそういうの嫌いな層からの支持が得られないんだ
ろうか?
(あー、でも中国ドラマの「ダイイングアンサー~法医秦明~」もぎりっぎりな微妙なとこだったなー。「ガリレオ」的な?)

今回、冒頭で佐田先生が班目法律事務所の所長に就任していて、なんとなーく、岸部一徳が自分が出ていたシリーズ系ドラマで終活してるような感じがしてちょっと
寂しくなりました。

シーズン1では榮倉奈々、シーズン2では木村文乃がやってた深山のバディ的なヒロインを今回は杉咲花が演じてます。

で、杉咲花演じる河野穂乃果(こうの ほのか)が、下着の窃盗犯として捕まった依頼人大島浩二(児嶋一哉)の接見してるとそこに深山が登場。
(「小島さん」「大島だよっ!」っていう普段と逆パターンのお約束をやりつつ)私の依頼人です、っていう穂乃果を無視して大島から話を聞く深山。接見が終わり、
深山に怒っている穂乃果に、いつものお約束で交通費を持たせて北海道まで現場検証に行く。そこで振り回されて文句をいう穂乃果とそれを完全スルーの深山、って
いう、あー、いつものヒロインと同じ構図だなー、って思っていたら・・・・。

北海道での実証実験と実験現場の工事担当の建設会社で見つけた写真から真実を導き出すも、二人にピンチが訪れ、そこを深山の機転でなんとか潜り抜け解決したのち、
河野穂乃果が祖父の意向で経験を積むために斑目法律事務所にやってくるが、あー、ここで深山に再会して「なんでアンタが!!」みたいな感じになるのかと思いきや、
ロボット弁護士なるマンガが大好きな河野穂乃果は、深山の真実を追い求める姿勢やクセなどをマンガの主人公に重ね合わせ、弟子となることを直談判するっていう・・・。

ここ、完全に意表を突いた展開で驚きました。基本、サムイダジャレの部分とかあんまり刺さってなかったけど、ちょっと今回の二人の掛け合いコメディーの部分は
面白かったです。

例えば、深山が穂乃果の弟子入りを受け入れるに当たって、"絶対に守って欲しい8ヶ条"なるものを提示。

でその中でも7「7:佐田所長が師匠を困らせた時は即座におじいさまに電話する。」っていうやつとか。絶妙なタイミングで行使しようとしたりして、佐田が慌てる
シーンとか。(穂乃果の祖父は大手自動車メーカーの会長で、佐田の大口顧客(多分)なので、佐田が頭が上がらない人物。)



若干、全方位の人々にウケようとして色々やりすぎてる感もありますが、純粋に疲れることなく楽しめました。映画観に行けなかったら、配信になってから観たい。
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『彼女はキレイだった』日本版 感想

2021-10-16 23:31:42 | 日本のドラマ
           
2021年 日本

◆おススメ度
★★☆☆☆


◆キャスト
長谷部宗介:中島健人
佐藤愛:小芝風花
樋口拓也/楠瀬凛:赤楚衛二
桐山梨沙:佐久間由衣
岡島唯子:片瀬那奈
里中純一:髙橋優斗
須田絵里花:宇垣美里
宮城文太:本多力


◆感想(ネタバレ注意)

彼女はキレイだった(韓国版)」の日本リメイクドラマです。ちなみに、私は中国でリメイクされた「逆転のシンデレラ~彼女はキレイだった~」を一番先にみて
しまっていて、それが一番好きです。

そのうえで、日本版の今回のドラマの感想。

うーん、ドラマ序盤の方は違和感ありありだったけど、後半、編集部で働く佐藤愛が幼馴染の愛だったってことが宗介にバレてからは割と原作意識せずフツウに
日本のドラマとして楽しめたかも。

なんていうか、前半は小芝風花がオリジナル版意識しすぎた演技で空回りしてる感があった気がする。小芝風花って、演技派女優なんだと思ってたんだけどなー。
「マッサージ探偵ジョー」とか「トクサツガガガ」とか、「美食探偵 明智五郎」なんかでは割とキャラが確立してカメレオン俳優的な感じになってきたのかなと、
けっこう好きで見てたけど今回のドラマでは、「魔女の宅急便」の頃から結局あんまり演技が変わってなかったなって感じてしまった。とりあえず言われたことは
なんでも全力で頑張る優等生演技、みたいなのが透けて見えるというか、あんまり自分としての演技プランがなかったのかなーと。

逆に、中島健人は若干「オリジナル?そんなの超えてやりますよ。」みたいな声が聞こえてきそうな、オリジナル意識しながらも一生懸命自分の色を出そうと
頑張ってる感を感じた。

      

それに比べると、赤楚衛二の演技がめっちゃ自然体でよかった。オリジナルのシウォンの振り切った演技も良かったけど、中国版のチャン・ビンビンの何でも
分かっちゃってるおちゃらけ見守り男子もめちゃめちゃかっこよくて、日本版でこの役誰ができんだよ、って思ってたらまさかの「ちぇりまほ」君の赤楚衛二!?
そっからの今回の樋口拓也役。オリジナルを意識せずに一番日本のドラマとしてしっくりくるキャラとして馴染んでてすごくよかったと思います。
彼は、「わたし旦那をシェアしてた」の陰のあるちょっと暗い役から「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」の子犬君みたいな役、そして今回のこの役
しか見てないんだけど、見るたびに全く違うキャラを演じ分けててなかなか力のある役者さんだと思いました。

ヒロインもそうなんだけど、樋口の役もオリジナル版みたいなテンションで生活してる人、なかなか日本にいないしね。

あとは、今までイケてなかったヒロインが、メイクとファッションを徹底的に勉強してある日を境に急に美人に変貌するとこ。正直・・・あんまり差がなかった
というか。。ちょっと小芝風花は垢ぬけた美人キャラではないというか・・・。ここは、「ラブリラン」の中村アンの変貌の方がしっくりくる気がした。
やっぱ、容姿とか韓国版を意識しすぎだったんじゃないだろうか。

あとは、小芝風花があんまりカジュアルが似合う顔じゃないっていうのもあるかも・・・。そばかすと髪型がオリジナルに縛られ過ぎて、そこが小芝風花に
マッチしないし、日本ていうとこに持ってきたときにちょっと浮いちゃってた気がします。

         

でも、勢いのある逆ポロポーズの壁ドンはよかった。

         

それから、宗介の用意してたプロポーズが意外に地味で笑えた。思い出のタマネギのとんがりに指輪ひっかけて出しとくとか。でも嫌いじゃない。

         

ちなみに、今までテレビでみたプロポーズ、またはそのシチュエーションを考える番組で一番印象に残っててコレいいなって思ったのは、かなり前にやってた
V6のキスマイBUSAIKUみたいな番組でミヤケンが提案してた、いきなりボウリングのマイボウルをプレゼントして、「指入れてみて」って言ってボウリングの
球に指を入れて出してみたら薬指に指輪がハマってるってやつ。めっちゃ笑えるけど同時にキャーってなりました。そして、メンバーみんなからの総ツッコミ。
「それ、フツウの人だと右利きだから右手の薬指にハマっちゃうから。」っていうのから、「女子って意外とボウリングの球に指入れる時、間違えて親指と
人差し指と、"中指"入れてる人多いから気を付けないと」って。

あー!それ私だわと。ボウリング始めたての頃、三番目の穴に入れる指が薬指だと知らなくて、中指を入れてた私。ボウリングやった後、必ずと言っていいほど
中指の爪が割れてた。そしてボウルもまっすぐ転がらない。あんまり気にしてなかったけど、あるとき中指じゃなくて薬指を入れるってことを初めて知って、
ストライクがバンバンでるようになった。そして爪も割れなくなったっていう・・・・。

まぁ、このミヤケンプロデュースのプロポーズが好きだと人に話しても、今まで誰の共感も得たことはありませんが・・・。


話が脱線しましたが、さすがにそこは日本に合わせて来たなって思ったところ。

・宗介が車通勤じゃないとこ。韓国とか中国ドラマだとちょっと地位のある人はすぐ車通勤になるけど、東京の都心じゃ車通勤してる人なんてほぼいないし。
(それだけ、中国韓国の貧富の差が激しいのかなーってちょっと思っちゃいますが。)

・それからヒロインの親友桐山梨沙がホテルじゃなく、レストランのマネージャーだってとこ。まー、主演でもない役のためにホテル押さえてロケするのとか
大変だろうなっていうのもあるけど、ちょっと日本じゃそこらのちょっとしたお金持ちが格式高そうなホテルのコネ入社の支配人(?)て設定が無理な気がする。

・後は、ヒロインと副編集長が出張先で無銭飲食しかけて対価労働させられるっていう場面がカットというか。日本じゃ、「財布忘れました。ごめんなさい。
後から振込させてください。」って謝ってる身なりがちゃんとしてるような人を悪い人だと決めつけてそのまま逃げられるんじゃないかって思って労働させる
ってないような気がする・・・。それが田舎であればあるほど、東京から来たのに財布忘れたなら帰るのにも困るでしょって、逆に困ってるだろうってお金貸して
くれちゃったりしそうだもんね。

・後は、編集部に編集長の甥っ子がいると知って玉の輿に乗ろうとする女子役に宇垣美里が出ていてびっくり。(サンジャポで女子アナ辞めて女優とかやりたい、
とか言ってた時は、ネタかなんかだと思ってたけどマジだったとは。)そして、オリジナルも中国版も会社の会長だったか社長だったかと同じ苗字の人が3人いて、
その候補に目をつけるって設定だったのに、"佐藤"をヒロインに使っちゃってるけど?って思ってたらまさかの苗字被り設定なし・・・。そこはちょっとえ?
って感じでした。

・一番ショックだったのは、最後の最後に宗介がMOSTに戻って編集長として仕事してる場面がなくなってたってとこ!名刺だけでオワリ。ここ、結婚式の
招待状を配ってみんなにびっくりされる、私の一番大好きな場面なんですけど!!!!!これがまるっとカットされててたまらなく悲しかった!

それから、子役の宗介と愛。愛ちゃんはどの国版でも可愛いし美少女なんだけど、日本版の宗介の子供の頃の役の子が・・・。この子、ほんとに子供では
あるんだよね?なんか、デフォルメしすぎというか、この男の子がでかすぎて別れのシーンで走って戻ってきてチューしていくシーンとか、見ていてちょっと
恐ろしかった。体格差がありすぎて、なんかちょっとした事案みたいにみえるというか。。。(この場面を実際に見られてたら通報されちゃうんじゃないかなと。)

        

あとはー、うーんそうだなー。せっかく国籍も性別も不明で世界的に売れてる覆面作家って設定なのに名前が「楠瀬凛」。え、ここはだったらリンとかでよく
ない?それなら英語圏の人か或いは中国人か、でも日本人だったらいいなーってなるじゃない?「楠瀬凛」て、めちゃくちゃ日本人じゃん。この設定の意味が
まじで良く分からなかった。


と、いうことで、全体的にはまぁまぁでした。そもそも私が好きなの、オリジナルではなく中国版だし。
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珍しく出勤の日そして『昼のセント酒』

2021-07-17 00:30:23 | 日本のドラマ
今日は珍しくマシン作業のヘルプをお願いされて、出勤。

寝坊しないかすごい心配だったけど、なんとか朝、いつもより2時間早起きしてテレワークでは不要な色々な支度を
して家を出る。

で、お昼少し前に、予定していた作業が完了。
昨今、コロナのために、不要な出勤と、ピーク時の電車はなるべく避けるっていう方向性のために、用事がなくなったら
さっさと家に帰ってまたテレワーク。

今日は、昼休みマタギだったので、ちょっと東京駅寄り道して、お昼ご飯とか、なんか珍しいものあるかなーって
物色して少しだけ息抜きしつつ帰宅。

ホントは、「昼のセント酒」ってドラマみたいに背徳感感じながらも思いっきりサボっちゃうのが憧れではありますが、
根が小心者で無理でした・・・。

去年、大阪に何度か出張帰りに立ち寄ると、毎回売り切れている「オードリー」っていうお店のグレイシアってお菓子、
すごく気になってたんだけど、買えずにいたものが、さすがにお昼ちょい前だったせいか残ってたので、1年越しの悲願で
購入。これでようやく人気の謎に迫れる。

結局、お昼ご飯とそれだけ買って帰りました。(ほんとはキャラクターストリートだの、大丸の千疋屋フルーツパーラー
だの行きたいところはいっぱいありましたが、そんなに寄り道する勇気はなかった。)

でもまー、なかなかいい気分転換になりました。


ついでに『昼のセント酒』ってドラマの紹介。

戸次重幸が冴えない広告会社の営業役で、外回りの際にいい感じの老舗銭湯を見つけては、仕事をサボって風呂に入る
っていうドラマ。(仕事はサボってるけど、体はサボってないとこがまたなんとも・・・。)

お湯につかる際に発する「あー、申し訳ないっ!」っていう言葉がなぜか爽快に聞こえる不思議な癒されドラマです。



◆おススメ度
★★★★☆

◆キャスト
戸次重幸
八木亜希子
廣田あいか
柄本時生
その他1話ごとに色々な人がゲスト出演

「孤独のグルメ」の久住昌之が原案で、スタッフも同じ人たちが携わてるらしいです。
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『MIU404』

2021-07-12 23:45:33 | 日本のドラマ
                    

2020年 日本

◆おススメ度
★★★★★

◆キャスト
・伊吹藍(いぶき あい):綾野剛
・志摩一未(しま かずみ):星野源
・九重世人(ここのえ よひと):岡田健史
・陣馬耕平(じんば こうへい):橋本じゅん
・桔梗ゆづる(ききょう ゆづる):麻生久美子
・久住(くずみ):菅田将暉
・生瀬勝久
・黒川智花
・小日向文世


◆感想

米津玄師が主題歌を担当するっていうので見始めたんだけど、リアルタイムの放送時には1話の途中でちょっと挫折。
結局、曲がリリースされて全話完結した後に一気に視聴することになったんですが、一話の途中までの印象と、"感電"のMVのイメージの差に、
「こんなのほほんとした雰囲気のドラマ、"感電"に合うの?」
って思ってたら、めっちゃやられた。

このドラマの秀逸さ、私なんかが語りつくせるものじゃないんだけど、その一つに、出だしのホンワカしたコメディ風な雰囲気が、終盤、もう生きるか
死ぬかっていうシリアスな展開になっていくっていうギャップってのがあるかと。(もしかしたら「あぶない刑事」もそんな雰囲気だったかもだけども・・)

ドラマの終わりくらいに演出される、頑張った結果、ぎりぎり命がつながったっていう安堵感、もしくは頑張ったのにぎりぎり非情な結果となってしまった
っていう後悔というのでもない、無力感を志摩と伊吹とそして視聴者が味わう瞬間にちょうどいいタイミングで流れてくるエンディングの"感電"が、ほんと
にドラマに合っていて、絶対毎回泣いちゃう。(「アンナチュラル」でも「ノーサイドゲーム」の時もそうだったけど、命かけて体力使う分、このドラマの
方が余計に水分持ってかれる気がする。)

最近の一話完結型の刑事ドラマって、だいたいゲスト出演者がちょっと旬は過ぎたけど、一時期主演やってたくらいの人、もしくは名前がちゃんと浸透してる
バイプレイヤーって感じの方々で、この人がただの通行人のような役なはずないから、犯人なんだろうっていう構図ができてて、なんとなく出演者でその回の
犯人が序盤で分かっちゃうんだけど、このドラマについてはそういうがっかり感がなく、気持ちよく見れた。各話毎マンネリ化したパターンがなかったというか。
        

まぁ、菅田将暉の登場は分かりやすくそのパターン(登場した瞬間、ラスボス臭出ちゃう系)ではあるんだけど、ストーリー的に視聴者が犯人捜しを楽しむ系
ではないパターンだったので、次はいつストーリーに絡んでくるんだ?って楽しみもあってよかったかなと。

あとは、特に何でもない役で"りょう"をゲスト出演させてたり、小日向さんはそうなの?え、違った?いや、でもやっぱり・・・?みたいなどっち?っていう
ドキドキ感があったし。かといえば、松下洸平、渡辺大知あたりはセオリー通りな出演だったりと。


志摩が、自分の相棒候補になった綾野剛演じる伊吹藍について色々なところを聞き込み回った際に、「何かいいところ一つくらい」って無理に引き出した
答えはみんな一緒で「足だけは速かった」と。

そんな設定のせいか、このドラマの中で、綾野剛ってばダッシュのシーンがやたら多い。めっちゃ大変そう、って思ってたけど、綾野剛の経歴見てたら、
高校まで陸上部で、けっこう大会とかで優勝したりなんだり、足に自信のある方だったのね。映画『奈緒子』まで出ててびっくり。
じゃー、この足はや設定は、綾野剛のためにできたようなものなんですね。

綾野剛をちゃんと認識したのは、「セカンドバージン」の鈴木京香の息子役で。その他のドラマとかでもちょい役で出てるのを見かけることはあった気が
するけど、ほぼ、このセカンドバージンでの役のようなちょい狂気を感じるクズ男、って感じの役だった気がする。
で、その後なんかちょっとブレイクしてきてたのは知ってたけど、次にちゃんとみたドラマが「空飛ぶ広報室」でのさわやかイケメン役だったので、元の印象と
全然違って超びっくりしたことを覚えている。(「カーネーション」と「最高の離婚」はその後に見ました。)

         

星野源は、「タイガー&ドラゴン」、「未来講師めぐる」と来て、次に見たのが「ゲゲゲの女房」(確か、松下奈緒の弟役?)だったので、その時出世したなー、
って思ったんだけど、その出世がほんとただの第一歩で、さらにブレイクしていったのがびっくりでした。「箱入り息子の恋」で主演したのもそうとう出世
したと思ったのに、まさかガッキーと結婚するまでとは・・・。

岡田健史については、「中学聖日記」、町田啓太が好きで見たせいか、マンガと比べて実写が生々しすぎたのか、ちょっとキモくて2話の途中で挫折した
のでなんとなくその後気になってましたが、いい感じの俳優さんに成長してました。
どっちかっていうと、(例えば福士蒼汰とかと比べると)陰キャなさわやかイケメン若手俳優さんなので(なんか矛盾した表現ですが、チャラい感じが全くない
といいますか・・・)そこが今回の役どころにすごくマッチしてました。
で、いい感じにこのドラマのなかでも成長していくし、役者としても1話から最終話まで比較すると、すごく成長してる感があったかなと感じました。
岡田健史演じる九重世人の父親も、この手の刑事ドラマにありがちな型にハマらず、いい父親だったし。
        

麻生久美子は「CASSHERN」(キャシャーン)で見たのが初認識。「RED SHADOW 赤影」も見てたけど、認識できてなかった。
「CASSHERN」では、清楚な美人さんだったのに、「時効警察」ではコメディな感じもハマってて、その振り幅が見事で好きになっちゃいました。
主演女優さんじゃなくっても、こういう感じでずっと活躍していってほしいなって思います。
(なんとなく、竹内結子さんは年齢が上がるにつれ、主演女優から若手女優の母親役にシフトしていくのが耐えられなかったのかなー、なんて思ったりも
したので。ブレイク期間が長すぎたのかなー。)
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『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』 感想(ネタバレ注意!)

2020-10-17 03:23:52 | 日本のドラマ
                    
◆おススメ度
★★★★★

◆感想とちょっとだけあらすじ(ネタバレ注意!!)

久々に国内ドラマです。
TVerに1話と2話あったので、30分ドラマだしヒマつぶしにと思ってみちゃいました。

で・・・。
タイトルは知ってたけど、まさかBLだったとは!!!
いや、BL好きとか腐女子とかではないんだけど、この、「えっ!俺!?」っていうのちょっと好きかも。

2話までしかみてないけど、ちょっとだけあらすじ。

主人公は商社かなんかに勤める明日で30歳になるっていう会社員。
非モテで暗く、彼女いない歴=年齢って感じの青年。(そういいつつ、可愛い系イケメンなんだけど、前髪の感じとかねぐせとかで必死でモテない系男子を演出してます。)
30歳を明日に控えた日、会社のウザイ系の先輩に今まで彼女がいなかったことについてイジられ、「お前、やばいぞ。30歳まで童貞だと魔法使いになっちゃうらしいぞ。」とまで言われてしまう。

そして当然ながら童貞のまま迎えた30歳。
通勤途中になぜか体が触れた人々の心の声が聞こえてしまう。
えっ!俺まじで魔法使いになっちゃったの!?って感じです。

そして、30歳の誕生日から1週間を経て、だんだんと適応能力がついていく主人公。
買い物するときはお金の受け渡しで手が触れないよう電子マネーを導入。早起きして朝のラッシュを回避。
それでほぼ人との接触を避けることができてしまう、と思いきや、会社に着くとエレベーターという難関。

混雑したエレベーターを避け、次のエレベーターを待っていると、仕事ができる同期のさわやかイケメン男子、黒沢が声をかけてくる。
そして一緒に次のエレベーターに乗るも、後から乗ってきた社員たちで押され、黒沢にぶつかってしまう主人公。
そんな中、イケメン同期黒沢の声が聞こえてしまう。
(ツイてるなー。まさか朝から会えるなんて。あんまり見ると、怪しまれるな。)
お、コイツ会社に好きなヤツいんの?と、モテオブモテを極めたイケメン男子の片想いっぽい心をのぞいてちょっと楽しくなっちゃう主人公。ところが、その相手とは・・・
「えっ!俺!?」

ってことで、こっからモテ男子に好かれてしまった非モテ君のどきどきライフが始まっていくっていう・・・。

そして、同期で仕事ができることを武器に(あと会社から家が近くて料理上手)お人好しでいつも先輩に仕事を押し付けられ気味の主人公と、ちょっとずつ距離を縮めてくる黒沢君。
女子どころか、自分に親切にしてくれるイケメンにも免疫のない主人公は、自分に好意を寄せる黒沢の心の声を聞きながら、うっかりドキドキしてしまいがちな感じが、早くも今後のBL感を煽ってきます。

ちょっとね、個人的に、このフツウに女子が好きだった男子が、この人俺のこと好きなの!?って男に対して思わず出ちゃう「えっ!俺!?」っていうシチュエーションが好きみたいです。(だって「キモっ」って思っちゃわれるよりはよくない?)

おっさんずラブの時の、上司が揺れたバスで落としたスマホ拾ったら、待ち受けが自分の画像で「えっ!俺!?」だったか、会社で部内の集合写真を上司のカメラで撮って出来上がり確認しようとしたら、履歴画像にめちゃめちゃ自分の写真があって、「えっ!俺!?」だったか、(多分、どっちかは林遣都が出てない単発ドラマバージョン)とにかくそこがめっちゃ笑っちゃうとこです。


主人公の安達役は赤楚衛二。
今まで3作品くらい彼のドラマみたなーって思ってwiki見たら、なんと、赤楚衛二と中尾暢樹を混同しちゃってたことが判明。赤楚衛二は「わたし旦那をシェアしてた」に出てた俳優さんでした。「イノセンス 冤罪弁護士」にも出てたらしいけどあまり記憶にない・・・。
で、イケメン同期の黒沢役は町田啓太。さわやかイケメン役なんて初じゃない?って思ったけど、「スミカスミレ」もけっこうなさわやか誠実イケメンだったか。「女子的生活」では、ガサツな非モテ男子だったのに。でもけっこう好きです、町田啓太。

続きが気になって、マンガ読んでみたけど、ドラマに比べてかなりサラサラーっと描かれている印象。
マンガ原作なのに、ドラマの方が詳細で面白いってあんまりないかも?2話のラストの方では、原作と違って黒沢の主人公を気遣って心にブレーキかける発言にちょっと切なくて泣きそうに・・・。

今ならまだ1話目もあわせてTVerで見れるので、ほんと、おススメです。
来週からは、TVerじゃなく、ちゃんと高画質で見ようと思います。
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