高本公夫の競馬本との出会いが競馬に対する考えを大きく変えた。
競馬に八百長はないと若い時は信じていた。
おかしいと思っても競馬は公正におこなわれていると信じていた。
どうしたら競馬が上手くなるだろう、万馬券はどうしたら取れるだろう、いくら考えても判らない。
競馬本でも読めばヒントがあるかもしれないと考え書店に行った。
そこで出会ったのが高本公夫の本だった。 初版らしく衝撃的なことが山ほど書かれていた。
最初の本では、すべての裏話が書かれているかのように力が入っていた。
調教師の談合の実態から、八百長競馬の手口等、正に競馬会の裏の実態を克明 に記載した暴露本だった。
今から30年程前の話である。
うそだろ、信じられない、読めば読むほど驚いた。 競馬を見る目が変わってしまった。
読めば読むほど信じられた。
競馬は八百長、競馬会は閉鎖的な談合社会だと思い始めた。
競馬は八百長と決め付けて競馬を見ると辻褄が合ってきた。
人気馬が消える、穴馬が突然走る、不自然な流れの中で万馬券が出る。
穴馬の激走はなかなか見抜けない。
人気馬の負けパターンは段々見えてきた。
負ける時はスタートして後方につける、直線まで仕掛けを遅らせて最後に追い出して届かずの負け方、4,5着まで健闘すれば疑われない。
勝つときは4,5番手の内側に付けて、コースロスもなく楽をしている、直線で早々と抜け出し楽勝する。
不思議とコースも開き、邪魔されることもない。
勝つときは、いつも最後方から直線で一気の追い込み馬が、2,3番手につけて楽勝するなんてレースは何度もある。
大穴馬券は人気馬が消えることが一番簡単な八百長レースになる。
人気うすの馬に勝たせることよりも、人気馬が消える八百長が一番成功率の高い八百長競馬になる。
人気うすの馬に禁止薬物を使って勝たせるなんて昔の手法、今では通じない。
騎手の田原が調教師になって絡んだ八百長事件は、新しい手法で巧妙なものだった。
ハイテク技術を使ったけどばれたよ。 田原は調教師をクビになった。 過
去に八百長に絡んでクビになった調教師はたくさんいるよ。
最近は聞かなくなったね ある意味では公正に見えるのかもしれない。
捕まるような手法は減ったということだよ。
大穴馬券を演出するなら人気馬がとぼける、これなら調教師の指示で騎手が実行できる。
これは騎手が上手く消えれば問題にならない。
まずは出遅れからだよ 人気馬のレース内容を見れば八百長かまともな競馬かがよく判る。
騎手の動きでもよく判る。
消えるときは勝てる位置に付けようとしないよ 。
レースがすべて八百長とも言えないよ、まともなレースもある。
まともなレースは固いレースが多い。
着順の上位馬が人気サイドの馬ばかりなんて結果はよくあること。
馬の実力通りに走れば固い馬券になるのが当たり前、穴馬券が出ること事態が不自然なことだ。
強い馬が勝って当たり前だよ 競馬は八百長と言わないまでも、穴馬券にはシナリオがある。
競馬は演出されていると考えれば面白い。
調教師の人脈を調べたことがあるよ、上位20厩舎の人脈だよ。
派閥があるんだよ、騎手は調教師の兵隊だよ、絶対逆らえない。
相撲社会と同じだね、閉鎖社会は縦の階級が絶対なんだ。
調教師にも派閥があった。
師弟関係、騎手から調教師になった経歴などをみると派閥の上下関係が見えてきた。 俺
はこう考えた、派閥で思い通りのレースを仕掛けてくれば八百長?は簡単だとね。
レース毎に登録してきた厩舎の派閥チェックをしてみたよ。
一つのレースで同派閥の厩舎がずらりと揃って登録してるレースがある。
登録馬の7割は同派閥で後の3割は遠征馬だったり、他派閥からパラパラと単独で登録されてた。
3割は数合わせのお付き合い登録ともとれたよ。
当然、レースの主導権を握っている派閥から勝ち馬が出る。
ただしね、人気馬とは限らないよ、穴馬券が出せる競馬になってるからね。
禁止薬物に頼らなくても、階級制度のしっかりした談合社会では自由にできるよ。
穴馬券が出てこそファンは競馬に魅了される、固い馬券ばかりではファンは離れて しまう、一攫千金の夢がなくなる。
ファンは欲に釣られて惹きつけられる。 競馬には演出は必要なんだ。
ほんの一部の人がその情報で儲けているんだよ。
穴馬をいくら隠しても隠し切れないのが馬の能力だよ。
一度能力を発揮したレースを検証すれば馬の力がわかる。
俺は穴馬検索シートで馬の能力をチェックしてるんだ。
穴馬数値の高い馬が能力の高い馬だよ。
穴馬券を演出する種馬だよ。
穴馬券を演出するには、もともと勝てる能力がある馬でないとできないよ。
負けて、負けて、2桁着順を繰り返し、人気を落としてから突然走る。 こんなパターンが穴馬券の演出になるよ。
八百長か? 演出か? 談合か? 単独か? パターンは様々だよ 。
数々のドラマがあってこそ競馬ファンは魅了される。
競馬社会の繁栄のためには、大穴馬券とドラマチックな演出は必要悪なんだ。
俺の考えは固まった。 高本公夫の本が俺の脳みそを揺す振った。 競馬を見る目が大きく変わった。
競馬を予想するときは、まともに走るか、八百長か、二つの角度から予想をする。
キーポイントは人気馬の取捨だった。
レース結果のデーターを集計した。 1,2番人気が勝つ確率は約30%だった。
人気うすの馬が1,2着する確率も30%だった。
それなら高配当の人気うすが絡んだ穴馬券を狙ったほうが良い。
高配当なら儲かるチャンスが膨らむからね。
こうして俺の徹底した穴馬狙いの馬券戦略が確立した。
穴馬から買うことは決めても穴馬探しは難しい、思考錯誤の繰り返しだ。
穴馬券はよく当たるようになっても収支は赤字、トータルで黒字にはなかなかならな い、的中率が悪いからだ。
穴馬を自信をもって買えない、恐くて心が揺れる。
様々な問題が解決されない。
もっと自信を持って穴馬を狙える根拠はないものか考えた。
穴馬探しの方法を模索した。 最初に考えたのが、厩舎は倒産しない、談合社会だからだ。
調教師の生活は破綻することはない。
お金に困ってるということは聞かない。
そこで活躍している上位20の厩舎を選び、獲得賞金と3着までの入着回数を折れ 線グラフで追いかけた。
株の折れ線グラフと一緒だよ、低迷から上昇のポイントで注目した厩舎の出走馬をチェックした。
厩舎の派閥をチェックした、勝たしてもらえる厩舎のチェックだ。
主導権を握った派閥厩舎のグループから穴馬を探してみる。
厩舎によってそれぞれ特徴がある。
人気馬で勝ってくる王道厩舎、穴馬で勝ってくる穴厩舎、厩舎の特徴に合わせて穴 馬探しをした。
厩舎のバイオリズムは効果的だった。 的中率は上がった。
それでも穴馬を買う自信は生まれてこない。
狙った厩舎のどの穴馬が走るか自身を持って選択できないんだ。 自信を持って穴馬が買えない。
常に半信半疑の心理状態で馬券を買った。
それでも馬複で万馬券を壱万円当てて弐百万位になったことは何度もあった。
そんな馬券戦略が20年は続いた。 的中率が悪い。
何か良い方法はないか、常に考えていた。 思いついたことは直ぐに検証した。
過去のレース結果に照らし合わせた。 そ
して見つけた方法がヒロヤスキングの母体となる穴馬検索方法だった。
パソコンに入力して作り上げた穴馬検索シートだよ。
この穴馬検索シートの計算システムは穴馬が高数値を打ち出し浮上するようになった。
パソコンで時間を短縮して出走馬の全頭を穴馬検索が出来るようになった。
穴馬検索シートの誕生によって穴馬券の的中回数は飛躍的にアップした。
3連単で800万、400万の大型穴馬馬券は惜しくも取り逃がしたけど、穴馬検索シートは捉えていた。
穴馬は穴馬数値が高かった。
穴馬数値の高い馬が絡んだ、250万、150万台、100万台、50万台の馬券は 次々とゲットすることができた。
内容はヒロヤスキングのブログ予想に記載してある通りだよ。 現在も進行中だよ。
俺は10万以上の配当馬券しかカウントしないよ。
10万以上の配当馬券の的中配当額しか加算しないよ。
H20年2月11日現在の配当金の総額は490日間で6736万円、的中させたレー スは198回だよ。
10万以下の配当の的中馬券は198×数倍にもなるよ。
うそか本当か、ヒロヤスキングのブログの記録を検証すればよく解かるよ。
穴馬指南の予想記録をリアルタイムで記載しているよ。
コピペミスで、6000万円隠しちゃったりしたら(笑)タイヘン!!
年内1億、届きそうな勢いですね・・・。
1億はいくと思うよ ブログを始めた頃は1千万達成で止めようかと思ったけどここまできたよ
10月の2周年記念までに達成したらペースがアップしてることになる
年内なら達成できそうだよ
1億達成は良いけど 少し気持ち悪くなってきたよ
このままカウントするのはまずいかなとね
こちらまでメールをくださいよろしくお願いいたします❗
覚えようとはしない昔人間だよ
一方的に意見を言ってる俺には、議論は面倒なんだ
高本先生の話は貴重だけどね 知りすぎて迷いが出ることもあるからね
自身の経験と想像力でこのままいくよ
井の中の蛙だよ 新鮮さを失いたくないからね
あくまでも自分の感性で進むよ