Hiroyasu-kingの体験記  裏読み思考で社会を暴く、真理不尽の違法許さず! 遊び心で一刀両断 是非に及ばず

ヒロヤスキングの穴馬指南奮戦記から、社会の真相に迫る裏読み体験談 
官僚国家の罠 国民は家畜じゃないよ!主権在民だよ!

配当金を下げた奴は誰だ!    

2008年02月08日 23時37分50秒 | 大穴馬券.お宝馬券.百万馬券.大当たり

アジュディイミツオーが勝ったダービーの配当を、8万円も下げた奴は誰だ!


俺は人事のように捉えていた。  
  

                   

俺は不思議だった。地方競馬でもダービーともなればかなり売れているはずだ。 

 

俺がオッズを取ったのは馬券を買う前のこと、買った後ではない。 

 

もしかしたら、俺が配当を下げたのかも、そんな疑いをもった。 

 

大穴馬券を的中させる度に売上が気になった。 

 

馬券戦略は既に3連単一本になっていた。3連単の高配当と効率の良さに魅せられ

ていた。 

 

3連単の当たり馬券はいったい幾ら当たっていたのか気になった。 

 

通常の3連単の売上は大井で3千万円~売れて4千万円だった。 

 

売上金が3千万のレースでは、配当が10万馬券とすれば当たり券の金額は総額で 

2万2千円程度になる。
 

一人で5千円当てる人が増えたら当たり券は2万7千円売れたことになる。
 

配当金は一気に2割程減になり、10万馬券は8万馬券になってしまう。 

 

大雑把な計算だけどね。 

 

アジュディイミツオーのレースでは、配当が23万円のオッズだったものが15万馬券

 になった。 

 

配当が8万も下がったことになる。 誰が原因か判ったよ、配当金には上限がある。

 

欲をかいて買いすぎても駄目なんだ。売上から逆算して当たり馬券を計算しないと

 ね。 

 

結局買い過ぎれば自分で配当を下げることになる、俺は配当金に影響を与えるよう 

になってから学んだよ。 

 

買う金額は程々にしないとね、配当金の一人締めなんてできないよ。 

 

効率が悪くなるよ、多くても配当金の2~3割程度で我慢しないとね。 

 

後で判ったことだけどね、配当が下がった理由が判ったよ。 

 

そう言えば、数年前、たしか船橋競馬で1200万円位の高額配当のレースが一度あ

 ったね。 

 

テレビでも大騒ぎになって話題になっていたよ。 

 

あるテレビでは出演者の皆が凄いねーて驚いていた。 

 

そしたらコメンターの一人がこう言ったんだ。 

インテリでギャンブルをしたことがない人だと思うけど、天の邪鬼な意見を言ったよ。

 

 

「その人は不幸な人ですね、100円ではなく千円当てれば1億2千万円になったの 

に、100円しか当てられなかったと言うことは、ある意味では不幸な人ですよ」 

と言ったんだ。   俺は思わず笑ってしまったよ。   恥ずかしい話だよ。 

テレビの画面でよくそんな馬鹿なことが言えたもんだとね。 

 

知識のない分野を無知のまま喋りすぎたね。 

 

単純に素直に、 凄いですねー!   で済ませばいいのにね。 

 

被ねって洒落たつもりが馬鹿なことを言ってしまった。  いい物笑いの種だよ。 

 

配当金が1200万円の馬券を当てた人は一人しかいなかったんだ。 

 

その人は払戻金を一人締めしたんだよ。 

 

100円で当てても1千円で当てても貰えるかねは1200万にしかならないんだ。 

 

100円で当てたから配当金が1200万円になった。

 

1千円で当てれば配当金は120万円になってしまうんだよ。 

 

競馬を知らないコメンテーターの馬鹿な意見だった。 

 

地方競馬では売上金が少ないので100万馬券が出れば、当たった馬券の総額は 

せいぜい2~3千円程度だよ。 

 

皆が100円で当てたとしても30人以内の人しか取れないことになる。

 

一人で千円当てた人がいれば残りは20人以内になる。 

 

100万馬券を1万円当てようと考えれば、配当を苛め過ぎるだけで利益効率が悪く

 なるんだ。 

 

外れるレースもあるからね、外れたときのマイナスが大きくなるよ。 

 

馬券を買う投資金額は売り上げを見ないとね。

 

  

       千葉競輪  236万円の配当を下げた奴は誰だ!
 

  

昔の話になるけどね、今から35年ほど前になるかな? 

 

俺が21歳位の時だけど、千葉競輪で236万円位の大穴車券が出たことがある。 

 

俺はまだ大学生だったけど仲間に誘われて千葉競輪にいったんだ。 

 

競輪場に着いたときが丁度7Rが始まる前だった。 

 

競輪場は超満員で大混雑をしていた。  車券を買う間もなくスタートを迎えたよ。 

 

人気選手は3番選手だった。 

 

当時は、5枠にトップ引きをする選手がいて、最後の一周まで先頭を走り、レースの 

 ペースをつくるんだ。 

 

普通は最後まで走ってもバテテ9着しか取れない。 

 

トップ引きの役目を果たすとレースをあきらめる、鐘が鳴ると1コーナーで止めてしま

 う。  トップ引きは手当てが出るんだ、賞金に在りつかなくても良いんだよ。 

 

だから、5-5のゾロ目車券は売れないんだ。   普通の人は買わない。 

 

そんな背景の中でレースはスタートした。 
 

トップ引きのペースでレースは進む、5枠のトップ引きの後ろには一番人気の3番選 

手が2番手に付けた。   レースは淡々と流れ、最後の一周で鐘がなったよ。 

 

カンカンカン、ペースが速くなった。    トップ引きはコースを譲り最後方になっ

た。 

 

人気の3番が先頭でスピードを上げた。

 

一コーナーを廻りかけたときに、事件が起こった。 

 

3番選手の後ろの選手が先頭の3番の後輪に前輪を引っ掛けたんだ。 

 

一瞬にして3番選手が転倒した。次々と将棋倒しが起こった。 

 

一列が一体となり、一瞬にして同時にパタリと倒れた。塀が倒れるかのようにように

 

見えた。  車列が乱れることもなく転倒した、じつに綺麗に鮮やかだった。 

 

その瞬間、ウォー、会場からは大きな怒号とも悲鳴とも言える声がこだました。 

 

全車落車と思いきや、最後方の選手が助かった。 

 

後方で勝負を諦めて、レースを眺めていた5枠の選手が、上手くよけて転倒を逃れ

 たんだ。     

 

将棋倒しを逃れた5枠の選手は慌てて走り出した。   一着になるチャンスだよ。 

 

それを見た5枠のトップ引きの選手は慌ててコースのほうに戻ってきた。 

 

トップ引きの選手はレースを止めて一コーナーの出口から退場する寸前だった。 

 

トップ引きはゴールを目指して必死に走り出した。 

 

2着賞金に在り付けるからね。  後は落車で全滅かと思えば先頭で倒れた3番選手

が、必死に起き上がって痛々しくもゴールに向かって走りだした。 

 

ゴールを通過した選手は5枠の選手2人と3番の選手だった。 

 

トップ引きが2着で車券に絡んだ。     5-5車券になった。 

 

会場からはどよめきが聞こえてきた。 

 

凄い車券だよ、10万車券だー、いや成立しねえよ、トップ引きを買う奴なんかいねえ

よ、100円戻しだよ、いろいろな憶測が飛び交っていた。

 

なかなか払戻金が掲示板に掲載されない。   どよめきの中でアナウンスが始まっ

た。 

 

払戻金をお知らせいたします、決定、枠番連勝単式、5-5、236、、、、万円。 

 

アナウンスだけで払戻金が発表された。 

 

電光掲示板には桁が足りなくて236万は掲示できなかったのだ。 

 

俺は236万車券のレースを目の当たりにした。   信じられない光景だった。 

 

あまりにも見事で綺麗な落車だった。   しかも最高配当金額のレースだった。 

 

誰しもが唸った。      あまりにも強烈な印象のレースだった。 

 

100%在りえないと思われた結果であった。 

 

翌日のテレビ、新聞では大騒ぎになっていた。 

 

当てた人のインタビューが載っていた。      もちろん匿名だった。 

 

身元を隠してのコメントだった。          236万を的中させた人は7人。 

 

一人で500円的中させた人がいた。       的中金額は1180万円になる。 

 

当時は建売住宅が600万円で買える時代、建売住宅が2軒も買える金額だった。 

 

500円も買う人間の気が知れない、誰しもがそう思った。 

 

コメントで当たり券を500円買った人の真相が語られていた。 

 

当時は車券売り場の窓口が4-5、5-5、5-6、6-6の窓口と並んで分かれてい

た。  窓口と言っても手が入るほどの小さな穴で、お金と券の受け渡しをする。 

 

小さな窓口に金を持って手をいれ、車券を受け取っていた。 

 

人気の窓口は込み合いあっちこっちから手が出る、押し合う、なかなか窓口に辿り 

つかない。 

 

当時の競輪ファンは多く、人が溢れて物凄い混雑だった。 

 

500円当てた人は、4-5か5-6の車券を買おうとして手を出したが、人に押され 

て流されて、間違えて5-5の窓口に手が入ってしまったらしい。

 

間違えて買ってしまったのだ。    なんとラッキーな人だろ。 

 

間違えて買ってしまった車券を見たときは、きっと悔やんだだろ。 

 

間違えて買ってしまった車券、それが大きな幸運をもたらした。 

 

とても信じられない話だった。    狙って取れる車券ではなかったのだ。 

 

他の236万車券を当てた人は6人、100円券で取っていた。 

 

夢の大穴車券で5-5の車券を買い続けた人もいたようだ。 

 

もし、500円券を買った人が間違えなかったら、当たり券は600円しか売れてない 

 

ことになる。     1100円が600円ということは単純に配当金は倍額になる。 

 

236万馬券は空前の432万馬券だった!  

 

配当を下げた奴は、幸運な間違えによって大金を掴むというドラマを演じた。 

 

強烈な印象の中での記憶だけど、記憶の間違いが多少あるかもしれない。 

 

金額も正確なものではない。 

 

しかし、千葉競輪で起きた最大の出来事であったことは事実だ。 

 

そしてそこに俺がいたことも。   大金を掴む現実に遭遇したことも。 

 

結局、俺は競輪を覚えきれなかった。  選手の連携がよく解からないから諦めた。 

 

人間の意志で、どうにでもなる競輪は八百長臭くて馴染めなかった。 

 

地元の選手が地元では年に一回程度しか走らないのでは、選手が覚えきれない。 

 

競馬の方が公正に思えた。 

 

競馬は八百長ではないかと疑うまでには20年はかかったよ。 

 

その後、競輪はやらなかったけど仕事の関係や、友達関係で競輪選手と知り合い 

多くの一流選手とも交流ができた。   選手から生の声で色々な話を聞いた。 

 

競輪は真面目すぎる、選手が可愛そうなほど公正にレースがおこなわれていると感 

じるようになった。     でも難しくて車券を買う気にはなれない。 

 

知り合いが年に一度位は地元で走る。 

 

応援方々競輪場に出向き、車券を買っても当たらない。 

 

競輪選手の知り合いができて20年にはなるけど、一度も車券で良い思いをしたこと 

はない。     お金を捨てるばかりだった。      競輪は難しいよ。 

 

だからファンが育たない。     システムが悪いから廃れるばかりだ。

 

昔は凄かった、236万馬券が11票当たっていたと言うことは2596万円の払戻金 

になる。逆算すると売り上げは一レースで3500万円は売れていたことになる。 

 

凄いね!  今の大井競馬の3連単の売り上げだよ。  貨幣価値が違うからね。 

 

当時の大学卒の初任給は4~5万円程度だよ。単純に4倍の価値はあったと言うこ 

とだよ。     凄いね!         幸運を掴む瞬間なんて誰もわからない。 

 

宝くじに当たったようなものかもしれない。 

 

競馬の3連単馬券には幸運を掴むチャンスがある。 

 

どこで掴むかわからないけど、100円で1000万の夢がある

 

   

 



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