杭打ちデータ偽装はこれからも増えるだろうね 技術的判断が働かない担当者がいれば、杭を予定通りに設置するだけになるからね
設計段階で予定した通りにしか施工しないって事が、恒常的になっている可能性もあるよ
建物を支えるための杭だからね 最低限の予備知識は必要だからね 建物の荷重を認識して、杭の支持力を意識する必要はあるよ
杭は打つ場所によって重要性が違うからね 手抜きしても問題ない場所と、致命的な問題になる場所があるよ
建物は柱で支えているからね 力の掛かってる主要柱を支える基礎や杭はもっとも重要な場所だよ
この場所で支持層まで達していない杭があったら大問題だよ その他の地中梁や床を支える杭なら大きな問題ではないよ
よほど悪い地盤なら、1Fの床が下がるなどの問題は出るけどね 建物が傾くほどの問題にはならないね
地盤の悪いところで建っていたマンションの床下の地盤が、60cm程度沈下して建物が宙に浮いている現場を見たことがあるよ
建物は杭に支えられて建っていたよ 地盤が下がって1Fが浮いてしまっても倒れない設計強度になっているんだよ
杭の支持力はそれ程強い強度が計算されているって事だね 短期的には3倍の支持力を要求するからね
重要な柱の部分でも、3本の内の1本程度のデータ偽装では問題がないって事だね 場所が地中梁や床の支持杭なら、それ程深刻な問題ではないよ
ある程度の地盤強度があれば沈下はしないからね 床下の地盤が下がってしまうほど悪い地盤では駄目だけどね 柱の支持杭ほど重要ではないよ
北海道で出た杭のデータ偽装は問題がないって感じがするね それこそデータを紛失したって事もあるかもしれないからね
打った杭と、全体の地盤層を比較すれば、杭が届いているか浮いたままかは想定できるよ 場所が主要柱の下でなければ問題は無いね
力の掛かってる主要柱の支持杭は安全値を高くみて、杭の強度を要求するのは分かるけどね その他の杭は同等の強度は必要ないと思うけどね
荷重に合わせて杭の太さを変えるなんて事は許されないからね 杭の太さは一様に同じ太さって事になるからコストもアップするよ
柱の太さは階ごとに同じ太さでなければならないって基本的考え方と同じだよ 木造では荷重に応じて柱の太さを変えるからね
だから、大黒柱ってものが存在するよ 心柱の効果ってものが明らかになっていないからね 五重の棟の心柱効果は確認されたけどね
柱の太さを変えて、太い柱に力を集約させて建物のバランスを保つって効果は未だに認めていないだろう
やじろべいは何故倒れない この理屈を建物に生かせば、揺れに対してバランスを取る建物構造が見いだせるかもしれないからね
スカイツリーの基本構造は取り入れたから進歩したって事だけどね バランス構造は低層建物の構造でも確立されるべきなんだよ
今の設計士が計算する建物では単純構造で、過去の技術や知恵を生かした構造体の作りとは言えないと思うね
単純な方程式から抜け出して新たな構造力学を確立して欲しいよ もっとスリムで強度のある建築物が作れると思うよ
それは、形が生み出す力を生かすって事だろ 世界一軽くて強い金属を作った、可能にした形状パワーだよ 建物を軽くするって事も技術だよ
建物が軽くなれば基礎工事の負担も軽くなるよ 素材強度に応じた形状で、強い構造体を追求するって事も技術だろ
現実は建物がどんどん重たくなってるからね 多すぎると思うほど杭を打たされるからね 設計基準が安全値を求めすぎて過剰設計にもなっているって感じだよ
だから油断も出るんだよね この程度では建物は傾かないと考えるんだろうけどね 支持杭のバランスを欠くと部分的に沈下するって事になるよ
建物に金が掛かりすぎる程の建物強度の設計基準が高くなって、現実的な経済性からかけ離れてきているって事も問題なんだよ
いくら地震国だからと言ってもね 経済的に受け入れられる限度も考えないと「丈夫なら良いんだ!」だけでエスカレートさせれば工事費が掛かりすぎるからね
車でいえば60キロ制限でも事故は防げるのに、40キロ制限にした為に慢性的なスピード違反者を生み出しているのと似ている現象だよ
乗用車を作ろうとしたら、戦車みたいな車体強度を要求されたって感じだからね 自重で道路も直さないと走れなくなるって現象が起きているようなもんだよ
建物だって目的に沿った利用方法と生産コストを受け入れて構造基準を考えるべきだからね 戦車ばかりでは実用性から遠ざかるからね
設計士は壊れたら設計責任が生じるって事がハッキリと決められたからね 守りに入って安全値を高く設定してくるよ 国も同じだからね
したがって大手企業は自社設計で建物のスリム化を追求するんだよ 構造計算が成り立つギリギリの数値を自社設計で追及してコストダウンを図るんだよ
大手ほどギリギリ設計でマンションを建築しているって事も言えるからね それでも安全値を高く設定されているから建物強度は確保されているよ
中小企業では設計会社に任せるってことにもなるからね 安全値は更に高くみられてスリム化はできないって事になるからね 競争力で大手に敵わないってことにもなるね
中小企業が建てる建築物の方が設計強度は強固になっているって言えると思うね 設計専門会社は建物のスリム設計を嫌うからね 役所的には優等生だよ
いずれにしても困るのは現場だよ 安全値を高くされると工事費が跳ね上がるばかりで、施主の負担が高くなるからね 経済的採算性を壊せば仕事は減ってしまうよ
ここまでは必要ないと思ってもね 基準を定められれば検査に合格しなければならないからね 目に見えないところで自己判断が働くって事だね
高層マンションの構造計算が厳しくなるって事は当然に必要なことだけどね 建物が倒壊した場合の被害が甚大だからね
でも、一般的な建物の3階建て位の建物では、厳しくし過ぎると庶民生活の経済活動にもブレーキをかける事にもなるからね
何事にも加減というものが必要だよ 「過ぎたるものは及ばざるが如し」って事で手抜きを助長することにもなるよ 現実に沿った適正基準が妥当なんだよ
杭打ち業者もゼネコンも建物の構造計算の数値から想定すれば、この程度の強度が落ちても問題がないって油断するからね 設計強度が高すぎるって事だね
一般住宅も設計基準の煽りを受けて、要求される強度はアップしているけどね 基礎の強度のアップだからこれは有効だよ でも、地盤強度の見かたは厳しすぎるね
十分な地耐力が期待できる地盤でも認めずに、地盤改良や杭打ちを要求するって事が多いからね わざわざ安定した地盤を破壊することになるよ
地盤調査会社が地盤改良や杭打ち業者でもある(関連業者)って事が主流だからね 地盤改良への利益誘導は起きやすいよ
設計感覚と現場の仕事人との感覚の違いだよ 施主から予算を提示されて施工方法を考える現場では、施主の予算がベースだからね 過剰な工事は勧められないよ
安定地盤を破壊して擁壁を造り、盛り土にする意味が分からないことがあるよ 地盤状態や上物荷重から見れば無意味に思う事も多いね
弘前城の石垣の補修工事をするようだけど、現在の擁壁の設計基準では合格しないだろうね お城の石垣は現在の基準では合格しない筈だよ
おそらく、昔では大型機械が無いからね 技術でカバーするしかないからね 石垣の重さに耐えうる地耐力を確保する工夫をしているだろうけどね
この技術は現在の構造計算では地耐力として認めないだろうね 技術が尽くされているから石垣は何百年と耐えてきたって事だけどね 計算では証明できない筈だよ
現在の構造計算で地耐力を確保するって事になれば、それこそ20m程度の深さの岩盤層に剣山のごとく支持杭を打つって事でなければ地耐力は確保できない筈だよ
杭を打って強固な鉄筋コンクリートのベースを作ってから石積が始まるだろうね 弘前城が作られた時はこのような工事は物理的にできないからね
江戸城の石垣のベースは木材で地耐力を生み出していたね 腐らないようにヤニの強い松材で下地を作っていたのをテレビで見たよ
松材や松丸太は縄文時代から使われているからね 昔の人は知恵を振り絞って経験値でもの作りを進歩させてきたんだよ
石積の下地処理が松材なんて、現在では一発で否定されるよ 縄文人は軟弱地盤では丸太を筏に組んで埋めて柱を立てることで建物を建てた知恵があるからね
確か、筏工法とか言っていたと思うけどね 松丸太は水に浮くからね ヤニが強くて水の中では腐らないからね 積み重ねの知恵が生んだ技術だよ
弘前城の石垣も過去の施工方法を再現して復旧させれば凄いけどね 日本では許されないだろうね 過去の技術を否定するだろう
歴史的に壊れずに耐えてきた建造物でも、現在の構造計算の基準では合格しないものは沢山あるんだよ 構造計算の方程式が未だに未熟って事もあるからね
強固な地盤が深くて、昔の道具では支持地盤まで杭を打てない場合は、今で言う摩擦杭の理論で松材の杭を打ち込んで地耐力をアップしたって工夫がされたんだよ
軟弱地盤でもそれなりの効果はあるから建物の沈下を防ぐことができたんだね 松杭は自重で沈下はしないからね 水に対しては浮力が働くよ
地盤の悪いところは地中の水分が多いって事だからね 建物の沈下を防ぐって事と、杭を打ち込むことで地盤を圧密させるんだよ
4~5m位の深さまでなら地盤が強化されるよ 不同沈下は防げるよ それでも全体が傾くって事はあるだろうけどね
ある程度の効果は期待できるって事だね 最近では千葉市が液状化地域でインフラ設備の補強方法として松杭を打つ方法を取り入れたよ
液状化で排水設備が飴のごとく歪められて破壊されるのを防ぐために、松杭を打って防ごうって事だよ 効果はあるはずだよ 昔の人の知恵だね
設計士では計算できないだろうね この分野を計算式で証明して「大丈夫だから許可した」なんてことはできる筈がないからね やらないより効果があるって事だよ
設計士の考える強度だけしか技術として認められないなら、昔の技術は否定されるよ プラスの効果を積み重ねたのが技術だからね 耐久年数についても不明瞭にしているよ
大型機械も無い、コンクリートも無い時代に生まれた技術が無意味なものとして消されるよ 耐久年数を限れば有効な技術もあるはずだからね
計算しやすい鉄とコンクリートの強度だけが基準となっているようでは、過去の技術を数字で評価するのは難しいだろうからね
分からないものには蓋をして封じ込めてしまうって感じで、過去の工夫と技術は消されるだろうね 国の怠慢だよね
全て計算式が正しいと思うのは間違いだからね 形のあるものは素材強度を倍加させる形状が生み出す力ってものがあるからね この力が計算式には十分に生かされていないよ
実験データが不足しているって事もあるんだろうけどね 大手は必死に研究して新工法として認められるように研究するけどね
証明できないものは否定されるからね 現実的な技術として伝えられてきた経験値では、否定されて使えない技術になるって事だよ
弘前城の曳家の技術は凄い技術だろ 理屈は簡単なんだけどね 技術は詳細な神経と構造体の理論が分かっていないと正確にできないからね
あの曳家の技術を構造計算で証明している訳ではないだろ 建物を引くレールの土台を設計士が計算している訳ではないだろう
職人の経験が地盤の状態を判断してやっている事だろう 設計士の出る幕なんてないだろうね 構造計算では証明できない技術だよ
建築技術では設計士の構造計算が全てを決めてしまっているからね 技術者から見れば無駄と思えるぜい肉も多いって事だね これが油断となって手抜きにも繋がるって事だね
経験豊富な現場の技術者が少なくなると、急所の部分でも手抜きが起きてしまうって事だね 後で致命傷になるよ 適応範囲を超えてしまうからね
杭打ち工事のデータ偽装は沢山あるって事はあり得るよ 構造的に荷重がかかっている重要な部分かどうかが問題だね
杭の偽装があっても、建物は倒壊しませんて言い訳をするだろうね 支持力が足りないのは偽装杭の部分だけだからね
その根拠となる意味は、杭の設計段階では「想定される荷重の3倍まで耐えられる計算値で打っているから大丈夫です」って事だろうよ
急所を外していなければ、1.2本の杭の欠陥ではビクともしませんて事にもなるんだよ 主要柱の下の杭が急所だよ
ゾーンで8本も支持層に届いていない杭では、沈下して当然だからね 東日本大震災を経験して2~3cmの沈下なら、地盤はそこそこ頑張っているよ
補強で治せる方法もありそうだけどね それでは信頼が回復できないって事だろうからね 全棟建て替えは思い切った提案だけどね
入居者(オーナー)の同意を取るって事は至難の業だからね 好条件を提示して時間的余裕を確保したって感じだね 解決方法は流動的だよ
このマンション単体の問題ではなさそうだからね 敷地内全体の建物が一団地認定で建てられていれば全員の所有者の四分の三以上の同意が必要だからね
傾いていない建物の所有者の同意を得るのは大変だろうね 当該マンション単体では五分の四以上の同意が必要だからね ほぼ建て替えは絶望的だよ
一団地認定の取り消しや変更だって難しい問題だからね 老朽化した団地のマンションの建て替えが絶望的なのと同様の問題が起きるよ
杭の施工に誤魔化しがあれば、手段として全棟建て替えしかないって事になるけどね 現実的には不可能に近い提案だからね
傾いたマンションの所有者からは買い戻して、補強、補修で対応するしかない解決になると思うけどね 全棟建て替え提案は(できぬ)獲れぬ狸の皮算用って事だろうね
団地の建て替えは法改正をして、規制緩和しないと建て替えが事実上不可能なんだよ 大きな社会問題になっているんだよね
傾いたマンションの所有者は、住み続けるのが嫌なら、買戻しさせて移転するのが賢明な判断だと思うね
不愉快な交渉を続けて、解決に至るまでに10年もかかったとなれば時間の無駄だからね 新たな気持ちで新天地を求めた方が家族は幸せだよ
大手企業と長年闘争するって事は人生を無駄にするよ 粘っても上手く巻き込まれて思った程の利益にはありつけないだろうからね
「鉄は熱いうちに打て」って事だよ 世間の注目がある内に、好条件を引き出して早期決着が懸命な選択だと思うね
確信的な手抜き工事をして、国民を騙すような工事をしても「大手だから責任を取ってもらえてよかったね!」では糞みそ一緒だね
大手が皆でやれば許されるって問題ではないからね 責任取れない弱小の中小企業で無くて良かったでは本末転倒だよ
中小企業はこんなことがあれば即倒産だからね 最初からやらないよ 建物が傾けば誤魔化しようがないからね 責任逃れはできないよ
大手企業だからこそ起きた手抜き工事とも言えるからね 中小企業でも倒産すれば社員は職を失うからね 社員の生活が掛かっているよ 真剣みも強ければ愛社精神もあるよ
大手企業の構造的問題を、中小企業も同様として連帯責任にするのはおかしいだろう 「中小企業で無くて良かった」は差別的に誹謗中傷している言葉だよ
中小企業の現場管理者は実質的効果を失うような事はしないよ 杭の支持力確保は確認するよ 高い金を払って杭を打つ意味を理解しているからね
建物が傾くような杭打ち工事に金は払わないよ 後々に、万が一の施工責任が生じれば会社の存亡に係わる問題になるからね 自爆行為は選択しないよ
設計段階で予定した通りにしか施工しないって事が、恒常的になっている可能性もあるよ
建物を支えるための杭だからね 最低限の予備知識は必要だからね 建物の荷重を認識して、杭の支持力を意識する必要はあるよ
杭は打つ場所によって重要性が違うからね 手抜きしても問題ない場所と、致命的な問題になる場所があるよ
建物は柱で支えているからね 力の掛かってる主要柱を支える基礎や杭はもっとも重要な場所だよ
この場所で支持層まで達していない杭があったら大問題だよ その他の地中梁や床を支える杭なら大きな問題ではないよ
よほど悪い地盤なら、1Fの床が下がるなどの問題は出るけどね 建物が傾くほどの問題にはならないね
地盤の悪いところで建っていたマンションの床下の地盤が、60cm程度沈下して建物が宙に浮いている現場を見たことがあるよ
建物は杭に支えられて建っていたよ 地盤が下がって1Fが浮いてしまっても倒れない設計強度になっているんだよ
杭の支持力はそれ程強い強度が計算されているって事だね 短期的には3倍の支持力を要求するからね
重要な柱の部分でも、3本の内の1本程度のデータ偽装では問題がないって事だね 場所が地中梁や床の支持杭なら、それ程深刻な問題ではないよ
ある程度の地盤強度があれば沈下はしないからね 床下の地盤が下がってしまうほど悪い地盤では駄目だけどね 柱の支持杭ほど重要ではないよ
北海道で出た杭のデータ偽装は問題がないって感じがするね それこそデータを紛失したって事もあるかもしれないからね
打った杭と、全体の地盤層を比較すれば、杭が届いているか浮いたままかは想定できるよ 場所が主要柱の下でなければ問題は無いね
力の掛かってる主要柱の支持杭は安全値を高くみて、杭の強度を要求するのは分かるけどね その他の杭は同等の強度は必要ないと思うけどね
荷重に合わせて杭の太さを変えるなんて事は許されないからね 杭の太さは一様に同じ太さって事になるからコストもアップするよ
柱の太さは階ごとに同じ太さでなければならないって基本的考え方と同じだよ 木造では荷重に応じて柱の太さを変えるからね
だから、大黒柱ってものが存在するよ 心柱の効果ってものが明らかになっていないからね 五重の棟の心柱効果は確認されたけどね
柱の太さを変えて、太い柱に力を集約させて建物のバランスを保つって効果は未だに認めていないだろう
やじろべいは何故倒れない この理屈を建物に生かせば、揺れに対してバランスを取る建物構造が見いだせるかもしれないからね
スカイツリーの基本構造は取り入れたから進歩したって事だけどね バランス構造は低層建物の構造でも確立されるべきなんだよ
今の設計士が計算する建物では単純構造で、過去の技術や知恵を生かした構造体の作りとは言えないと思うね
単純な方程式から抜け出して新たな構造力学を確立して欲しいよ もっとスリムで強度のある建築物が作れると思うよ
それは、形が生み出す力を生かすって事だろ 世界一軽くて強い金属を作った、可能にした形状パワーだよ 建物を軽くするって事も技術だよ
建物が軽くなれば基礎工事の負担も軽くなるよ 素材強度に応じた形状で、強い構造体を追求するって事も技術だろ
現実は建物がどんどん重たくなってるからね 多すぎると思うほど杭を打たされるからね 設計基準が安全値を求めすぎて過剰設計にもなっているって感じだよ
だから油断も出るんだよね この程度では建物は傾かないと考えるんだろうけどね 支持杭のバランスを欠くと部分的に沈下するって事になるよ
建物に金が掛かりすぎる程の建物強度の設計基準が高くなって、現実的な経済性からかけ離れてきているって事も問題なんだよ
いくら地震国だからと言ってもね 経済的に受け入れられる限度も考えないと「丈夫なら良いんだ!」だけでエスカレートさせれば工事費が掛かりすぎるからね
車でいえば60キロ制限でも事故は防げるのに、40キロ制限にした為に慢性的なスピード違反者を生み出しているのと似ている現象だよ
乗用車を作ろうとしたら、戦車みたいな車体強度を要求されたって感じだからね 自重で道路も直さないと走れなくなるって現象が起きているようなもんだよ
建物だって目的に沿った利用方法と生産コストを受け入れて構造基準を考えるべきだからね 戦車ばかりでは実用性から遠ざかるからね
設計士は壊れたら設計責任が生じるって事がハッキリと決められたからね 守りに入って安全値を高く設定してくるよ 国も同じだからね
したがって大手企業は自社設計で建物のスリム化を追求するんだよ 構造計算が成り立つギリギリの数値を自社設計で追及してコストダウンを図るんだよ
大手ほどギリギリ設計でマンションを建築しているって事も言えるからね それでも安全値を高く設定されているから建物強度は確保されているよ
中小企業では設計会社に任せるってことにもなるからね 安全値は更に高くみられてスリム化はできないって事になるからね 競争力で大手に敵わないってことにもなるね
中小企業が建てる建築物の方が設計強度は強固になっているって言えると思うね 設計専門会社は建物のスリム設計を嫌うからね 役所的には優等生だよ
いずれにしても困るのは現場だよ 安全値を高くされると工事費が跳ね上がるばかりで、施主の負担が高くなるからね 経済的採算性を壊せば仕事は減ってしまうよ
ここまでは必要ないと思ってもね 基準を定められれば検査に合格しなければならないからね 目に見えないところで自己判断が働くって事だね
高層マンションの構造計算が厳しくなるって事は当然に必要なことだけどね 建物が倒壊した場合の被害が甚大だからね
でも、一般的な建物の3階建て位の建物では、厳しくし過ぎると庶民生活の経済活動にもブレーキをかける事にもなるからね
何事にも加減というものが必要だよ 「過ぎたるものは及ばざるが如し」って事で手抜きを助長することにもなるよ 現実に沿った適正基準が妥当なんだよ
杭打ち業者もゼネコンも建物の構造計算の数値から想定すれば、この程度の強度が落ちても問題がないって油断するからね 設計強度が高すぎるって事だね
一般住宅も設計基準の煽りを受けて、要求される強度はアップしているけどね 基礎の強度のアップだからこれは有効だよ でも、地盤強度の見かたは厳しすぎるね
十分な地耐力が期待できる地盤でも認めずに、地盤改良や杭打ちを要求するって事が多いからね わざわざ安定した地盤を破壊することになるよ
地盤調査会社が地盤改良や杭打ち業者でもある(関連業者)って事が主流だからね 地盤改良への利益誘導は起きやすいよ
設計感覚と現場の仕事人との感覚の違いだよ 施主から予算を提示されて施工方法を考える現場では、施主の予算がベースだからね 過剰な工事は勧められないよ
安定地盤を破壊して擁壁を造り、盛り土にする意味が分からないことがあるよ 地盤状態や上物荷重から見れば無意味に思う事も多いね
弘前城の石垣の補修工事をするようだけど、現在の擁壁の設計基準では合格しないだろうね お城の石垣は現在の基準では合格しない筈だよ
おそらく、昔では大型機械が無いからね 技術でカバーするしかないからね 石垣の重さに耐えうる地耐力を確保する工夫をしているだろうけどね
この技術は現在の構造計算では地耐力として認めないだろうね 技術が尽くされているから石垣は何百年と耐えてきたって事だけどね 計算では証明できない筈だよ
現在の構造計算で地耐力を確保するって事になれば、それこそ20m程度の深さの岩盤層に剣山のごとく支持杭を打つって事でなければ地耐力は確保できない筈だよ
杭を打って強固な鉄筋コンクリートのベースを作ってから石積が始まるだろうね 弘前城が作られた時はこのような工事は物理的にできないからね
江戸城の石垣のベースは木材で地耐力を生み出していたね 腐らないようにヤニの強い松材で下地を作っていたのをテレビで見たよ
松材や松丸太は縄文時代から使われているからね 昔の人は知恵を振り絞って経験値でもの作りを進歩させてきたんだよ
石積の下地処理が松材なんて、現在では一発で否定されるよ 縄文人は軟弱地盤では丸太を筏に組んで埋めて柱を立てることで建物を建てた知恵があるからね
確か、筏工法とか言っていたと思うけどね 松丸太は水に浮くからね ヤニが強くて水の中では腐らないからね 積み重ねの知恵が生んだ技術だよ
弘前城の石垣も過去の施工方法を再現して復旧させれば凄いけどね 日本では許されないだろうね 過去の技術を否定するだろう
歴史的に壊れずに耐えてきた建造物でも、現在の構造計算の基準では合格しないものは沢山あるんだよ 構造計算の方程式が未だに未熟って事もあるからね
強固な地盤が深くて、昔の道具では支持地盤まで杭を打てない場合は、今で言う摩擦杭の理論で松材の杭を打ち込んで地耐力をアップしたって工夫がされたんだよ
軟弱地盤でもそれなりの効果はあるから建物の沈下を防ぐことができたんだね 松杭は自重で沈下はしないからね 水に対しては浮力が働くよ
地盤の悪いところは地中の水分が多いって事だからね 建物の沈下を防ぐって事と、杭を打ち込むことで地盤を圧密させるんだよ
4~5m位の深さまでなら地盤が強化されるよ 不同沈下は防げるよ それでも全体が傾くって事はあるだろうけどね
ある程度の効果は期待できるって事だね 最近では千葉市が液状化地域でインフラ設備の補強方法として松杭を打つ方法を取り入れたよ
液状化で排水設備が飴のごとく歪められて破壊されるのを防ぐために、松杭を打って防ごうって事だよ 効果はあるはずだよ 昔の人の知恵だね
設計士では計算できないだろうね この分野を計算式で証明して「大丈夫だから許可した」なんてことはできる筈がないからね やらないより効果があるって事だよ
設計士の考える強度だけしか技術として認められないなら、昔の技術は否定されるよ プラスの効果を積み重ねたのが技術だからね 耐久年数についても不明瞭にしているよ
大型機械も無い、コンクリートも無い時代に生まれた技術が無意味なものとして消されるよ 耐久年数を限れば有効な技術もあるはずだからね
計算しやすい鉄とコンクリートの強度だけが基準となっているようでは、過去の技術を数字で評価するのは難しいだろうからね
分からないものには蓋をして封じ込めてしまうって感じで、過去の工夫と技術は消されるだろうね 国の怠慢だよね
全て計算式が正しいと思うのは間違いだからね 形のあるものは素材強度を倍加させる形状が生み出す力ってものがあるからね この力が計算式には十分に生かされていないよ
実験データが不足しているって事もあるんだろうけどね 大手は必死に研究して新工法として認められるように研究するけどね
証明できないものは否定されるからね 現実的な技術として伝えられてきた経験値では、否定されて使えない技術になるって事だよ
弘前城の曳家の技術は凄い技術だろ 理屈は簡単なんだけどね 技術は詳細な神経と構造体の理論が分かっていないと正確にできないからね
あの曳家の技術を構造計算で証明している訳ではないだろ 建物を引くレールの土台を設計士が計算している訳ではないだろう
職人の経験が地盤の状態を判断してやっている事だろう 設計士の出る幕なんてないだろうね 構造計算では証明できない技術だよ
建築技術では設計士の構造計算が全てを決めてしまっているからね 技術者から見れば無駄と思えるぜい肉も多いって事だね これが油断となって手抜きにも繋がるって事だね
経験豊富な現場の技術者が少なくなると、急所の部分でも手抜きが起きてしまうって事だね 後で致命傷になるよ 適応範囲を超えてしまうからね
杭打ち工事のデータ偽装は沢山あるって事はあり得るよ 構造的に荷重がかかっている重要な部分かどうかが問題だね
杭の偽装があっても、建物は倒壊しませんて言い訳をするだろうね 支持力が足りないのは偽装杭の部分だけだからね
その根拠となる意味は、杭の設計段階では「想定される荷重の3倍まで耐えられる計算値で打っているから大丈夫です」って事だろうよ
急所を外していなければ、1.2本の杭の欠陥ではビクともしませんて事にもなるんだよ 主要柱の下の杭が急所だよ
ゾーンで8本も支持層に届いていない杭では、沈下して当然だからね 東日本大震災を経験して2~3cmの沈下なら、地盤はそこそこ頑張っているよ
補強で治せる方法もありそうだけどね それでは信頼が回復できないって事だろうからね 全棟建て替えは思い切った提案だけどね
入居者(オーナー)の同意を取るって事は至難の業だからね 好条件を提示して時間的余裕を確保したって感じだね 解決方法は流動的だよ
このマンション単体の問題ではなさそうだからね 敷地内全体の建物が一団地認定で建てられていれば全員の所有者の四分の三以上の同意が必要だからね
傾いていない建物の所有者の同意を得るのは大変だろうね 当該マンション単体では五分の四以上の同意が必要だからね ほぼ建て替えは絶望的だよ
一団地認定の取り消しや変更だって難しい問題だからね 老朽化した団地のマンションの建て替えが絶望的なのと同様の問題が起きるよ
杭の施工に誤魔化しがあれば、手段として全棟建て替えしかないって事になるけどね 現実的には不可能に近い提案だからね
傾いたマンションの所有者からは買い戻して、補強、補修で対応するしかない解決になると思うけどね 全棟建て替え提案は(できぬ)獲れぬ狸の皮算用って事だろうね
団地の建て替えは法改正をして、規制緩和しないと建て替えが事実上不可能なんだよ 大きな社会問題になっているんだよね
傾いたマンションの所有者は、住み続けるのが嫌なら、買戻しさせて移転するのが賢明な判断だと思うね
不愉快な交渉を続けて、解決に至るまでに10年もかかったとなれば時間の無駄だからね 新たな気持ちで新天地を求めた方が家族は幸せだよ
大手企業と長年闘争するって事は人生を無駄にするよ 粘っても上手く巻き込まれて思った程の利益にはありつけないだろうからね
「鉄は熱いうちに打て」って事だよ 世間の注目がある内に、好条件を引き出して早期決着が懸命な選択だと思うね
確信的な手抜き工事をして、国民を騙すような工事をしても「大手だから責任を取ってもらえてよかったね!」では糞みそ一緒だね
大手が皆でやれば許されるって問題ではないからね 責任取れない弱小の中小企業で無くて良かったでは本末転倒だよ
中小企業はこんなことがあれば即倒産だからね 最初からやらないよ 建物が傾けば誤魔化しようがないからね 責任逃れはできないよ
大手企業だからこそ起きた手抜き工事とも言えるからね 中小企業でも倒産すれば社員は職を失うからね 社員の生活が掛かっているよ 真剣みも強ければ愛社精神もあるよ
大手企業の構造的問題を、中小企業も同様として連帯責任にするのはおかしいだろう 「中小企業で無くて良かった」は差別的に誹謗中傷している言葉だよ
中小企業の現場管理者は実質的効果を失うような事はしないよ 杭の支持力確保は確認するよ 高い金を払って杭を打つ意味を理解しているからね
建物が傾くような杭打ち工事に金は払わないよ 後々に、万が一の施工責任が生じれば会社の存亡に係わる問題になるからね 自爆行為は選択しないよ
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