あごう ひろゆきの「集志貫徹」 ブログ

生まれ育った「大田市」をこよなく愛し、責任世代の一人として、先頭に立ちがんばっています。皆様との意見交換の場です。

「集志貫徹」

やっぱりおおだ!

現在は存在しない何かを

2014年04月10日 10時07分44秒 | 想・有・独・言

入学式のシーズン真っ只中です。

桜吹雪が舞い散る中で、各学校が新入生を向かい入れて入学式が挙行されました。

昨日は大田高校、大田一中の入学式に出席いたしました。

大田高校は娘が入学いたしました。

普通科107名、理数科33名、合計で140名の新入生が新しい門出を迎えました。

定員140名にに対して充足率は普通科89.2%、理数科82.5%、全体で87.5%です。

昨年、平成25年度の充足率は普通科96.7%、理数科92.5%、全体で95.6%

一昨年、平成24年度のそれは普通科92.5%、理数科75.0%、全体で88.1%でした。

クラス数を維持する為にも、充足率が気になります。

特に理数科存続に向けては何とかしなければなりません。

 

入学式が終わり、各クラスのホームルームの中で理数科の担任の先生がこう言われました。

「看護師になろうとか、将来の進路を決めてこのクラスに入学した人もいるかもしれない。

しかし、一度白紙に戻して将来を考えて欲しい。

10年前はスマートフォンも無く、もちろん、フェイスブックもツイッターも無かった。

将来につく職業は今現在ではまだ存在しない職業かも知れない」と。

妙になるほど、とうなづいてしまいました。

 

大田市のまちづくりも今考えもつかない大きな発想力が必要な時かもしれません。

現在の枠組みを形式的に少しづつ変えるのではなく、大胆な変化が求められているのかもしれません。

5年先には、大田~多岐間の山陰道が開通していることでしょう。

10年先には大田市の人口が3万人を切るかもしれません。

今、将来に向けて考えなければ。現在は存在しない何かを。

 

 


顔を上げろ、前を向け

2014年04月08日 21時31分02秒 | 想・有・独・言

選挙戦も終わり、何事も無かったかの様にまちはいつもの時間が静かに流れています。

この度の大田市議会議員選挙に於きまして、多くの皆様の力強いご支援と温かいご厚情を賜りましたが、

残念なことに二期目の当選は果たせませんでした。

これもひとえに私の不徳の致すところであり、多くの支援して下さった皆様にお詫び申し上げます。

 

支援者の皆様のお礼に伺っています。

行く先々で温かい励ましのお言葉を頂戴しております。

何が敗戦の要因なのかと尋ねられますが、結果が全てですので、全てが反省の要因だと思っています。

自分でも不思議なぐらいショックはありません。

細かく敗戦を分析すると沢山の事が出てくるかもしれませんが、今は考えようとは思いません。

今は、顔を上げること、前を向くことで支援して頂いた方に答えるべきだと思っています。

そういう声が心のどこからか聞こえてきます。

 

「こころ豊かなまち、誇れるまち」を創造するにあたって、政治の果たす役割は非常に大きいのは事実。

しかし、それだけが全てでないのも事実。

少し離れて大局を見れば、気付かなかった事も解るかもしれません。

私のやらなければならないことは山のようにあるのです。

「やっぱり おおだ!」を目指して自分の出来る精一杯のことに取り組んで参ります。

引き続き、ご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

 

これを書いている最中に、安来の親友から電話がありました。

顔が見たい、泊まりに来いと。

ありがたいものです。


行財政改革特別委員会の解散

2014年03月22日 20時18分20秒 | 想・有・独・言

議員任期が4月10日に満了することに伴い、3月議会閉会で特別委員会は解散することになります。

常任委員会・特別委員会共に慣例に従って2年ごとに改選がされることになっています。

私は4年間通じて常任は「産業建設委員会」、特別は「行財政改革特別委員会」に所属いたしました。

行財政改革特別委員会では、前半が松村委員長のもと、後半は三浦委員長のもとで

活発な議論を通じた委員会活動だと感じています。

特に後半2年間は、委員会開催ごとに、入札制度・まちづくり等の具体的なテーマを決め

集中的に議論し執行部に意見具申を行いました。

決算審査特別委員会の更なる発展を見据えた事務事業評価(議会版仕分け事業)も実施いたしました。

その中で、「まちづくり予算を市税の1%予算に」という提言はまさに実りあるものだと実感しています。

 

行財政改革の本来の意味は「市民本位の行政」だと強く感じております。

主役である住民の皆様が満足出来るサービスをどう提供するかということです。

市民の権利を市長や議員に渡してしまったのではなく預けてあるだけです。

また、行政を企画や執行する権限を行政機関に委託しているだけに過ぎません。

市民は税金を納め、税負担者としての立場と権利を有しています。

行政は住民の負担に対して 最大限の効果、受益を住民に提供しなければなりません。

税金を使う側の論理から税金を納める側の論理へ、

サービスを提供する側の論理に立った行政からサービスを受ける側の論理に立った行政へ転換しなければならないと考えます。

その為に行財政改革は市民が満足するまで行わなければなりません。

 

後半2年間は、まさにこの考えに立った闊達な議論に基づいた意見具申と提言であったと思います。

三浦委員長お疲れ様でした。有意義な議論が活かせますように。


 


3月議会閉会 26年度予算可決

2014年03月21日 20時48分52秒 | 想・有・独・言

昨日20日をもって3月議会が閉会致しました。

3月議会は「予算審査」が非常に重要な要素となります。

審議の結果、「一般会計」並びに10の「特別会計」、並びに水道・病院の「企業会計」が

賛成多数もしくは全会一致にて可決されました。

 

ここで「一般会計」について概略を説明致します。

総額は243億6500万円。市長さんは24時間365日予算とおっしゃっていました。

前年度比13億5000万円、5.2%の減額編成になります。

この背景は、歳出では消防庁舎の建て替え(消防防災拠点施設整備事業 ▲5億2126万円)、

水産物卸売市場の建設(水産物卸売市場再編事業 ▲2億6185万円)

新不燃物処分場の整備(新不燃物処分場整備事業 ▲17億9870万円)などの

大型プロジェクトが一段落したことにより、投資的経費である普通建設事業費が伸率▲44.4%(▲26億2408万円)と

ほぼ半減した要素にあります。

 

今年度の新規事業としては、

携帯電話等エリア整備事業(5087万円)富山町芦谷地区、祖式町矢滝地区の携帯電話不感地区解消に向けて基地局の設置。

橋梁長寿命化事業(7300万円)計画に基づき、橋長15m以上の橋梁を年次的に改修・改善する。

小学校耐震補強・改修事業(2億1976万円)川合・池田・仁摩の各小学校体育館の耐震補強・改修工事。

新大田市立病院建設事業(1億4128万円)新病院建設に関連して発生する排水対策工事。

大田運動公園整備事業(4766万円)多目的広場にトイレを備えた管理棟の建設。

などです。

予算規模としてはやや落ち着いた予算編成だと感じます。

 

一方歳入の方は、地方交付税・市債・国県支出金などの依存財源が76.5%を占め、

市税等の自主財源の伸びが期待できない状況にあります。

基金は11億2516万円を取り崩し、残高が6億7781万円減少する見込みです。

市債は33億円増の365億9220万円となり、3ヵ年平均の実質公債費比率は0.3ポイント改善する見込みでは

ありますが27年度以降はプラスに転じることになりそうです。

あらゆる面で自主財源の確保に努めて欲しいと切望いたします。

 

平成26年度はこの貴重な予算を有意義にまた効果的に投入し、成果の見える事業展開を

お願いしたいと思います。

 

 


大田一中卒業式を前にして

2014年03月14日 18時18分29秒 | 想・有・独・言

よいよ明日は大田市立第一中学校の卒業式です。

私はPTA会長として来賓を代表し、祝辞を述べる予定になっています。

(卒業生の一保護者でもありますが)

卒業生が入学した3年前は、ちょうど東日本大震災が起こって一ヶ月後。

日本中が情勢的にも、精神的にも不安定な時期の入学でした。

その後、「絆」という精神的な支柱となる言葉が注目され、

彼らはその言葉と共に中学校生活を送ってきたと思います。

やはり「絆」というキーワードで彼らにエールを送ろうと 祝辞の文章を考えております。

彼らが希望を見いだせるような、力強いエールにしたいと思っています。

(非常に難しいし、責任ある祝辞ですよね。頭痛いですわ。)

まもなく、完成です。

       

昨年の入学式の様子                          昨年の体育祭の様子