今回は、夫婦の寿命と老後の過ごし方についてのお話です。
私の親は、一人で住んでいます。義父は義兄夫婦と同居しています。私の祖父母は双方ともに3世代同居でした。
私達夫婦が70代後半になる20年弱先では、昔とも今とも時代が違うので、単純に当時の生活環境と比べる事は出来ません。でも、今まで見てきた親達の生活ぶりを見ていると、私の親の最後まで1人で自由に生活する事が今のところ1番自由で楽しそうです。
先日、神さんとお互いにどちらが先に死んでしまうか分からないけど、残った方はその後の生活をどうするかを話し合いました。先ず、2人とも生きている時に一緒に老人ホームに入る選択は、費用の問題で却下です。そうすると、人生最後のほうは老々介護になりますが、その場合は敢えて延命のための病気治療は行わず自然に任せる事としました。そして、男女の平均寿命と実際の年齢差から私が先に逝く事になろうかと勝手に思っています。
私は、神さんが1人になった時には老人ホームで入って生活できるように、なるだけ準備を怠らないようにと思っていましたが、神さんはもしも自分が残ったら「幼い頃の友人たちが住む九州に引っ越して、仲良し友人の家で一緒に住みたい」と考えていると言いました。仲良し友人が数人いてみんなで住めたら楽しいと思うと。もしそれが可能ならば、私も大賛成です。少し羨ましいくらいです。
私が残ったらどうするかは、今のところ老人ホームに入所して毎日麻雀でもしながら生活するのもいいかなとも思っていましたが、神さんの話を聞くと私も友人たちとの生活にも憧れます。ですが、汚いわがまま爺さん達が集まって一緒に生活などしても、あまり楽しそうには思えないところが問題です。もしも楽しい生活が出来るとすれば、以前映画で見た北野武監督の「龍三と7人の子分たち」(評価は色々のようですが)みたいな感じでの生活だったら面白そうですが、まあそれは子供たちにも迷惑かけてしまいそうで無理というものですね。やはり女性の方がうまく生きて行けそうです。
海外旅行のその後ですが、シンガポールは事前に健康チェックアンケートをデータで送付するだけで良さそうでした。マレーシアとタイは入国条件は何も無いようです。でも、神さんが行きたくないと言っているので実際どうなるのか不明です。子供たちが行って楽しんでくるように応援してくれていますが、神さんも猛烈に頑固なのでもしかしたら、航空券破棄になってしまうかもしれません。それも運命か?どうなる事でしょう・・・。