ひしだまの変更履歴

ひしだまHPの更新履歴。
主にTRPGリプレイの元ネタ集、プログラミング技術メモと自作ソフト、好きなゲームや音楽です。

DXリプレイ・クロニクル

2010-05-18 23:39:47 | TRPG

ダブルクロス・リプレイ・クロニクル『彷徨のグングニル

新シリーズという訳ではなく、DX1・DX2・DX3でそれぞれ矢野さんが初めて書いたリプレイを収録。なのでDX3の分は書き下ろし。DX1・DX2も多少文章を変更しているらしい。

DX1からは『ドゥームズデイの魔獣』。
左京が初めて出てきた話。アルターラインに載ってたのは読んだことがある(はずだけどすっかり忘れ去ってた^^;)。
一番大元はゲーマーズ・フィールドで連載されていたらしい。
今回、ディングレイの魔核みたいにDX3にバージョンアップさせてるのかと思ったら、そんな事は無かった。その代わりDX1の解説が入っていて、ちょっと面白い。
しかしなるほど矢野さんが初めて書いたリプレイというだけあって、今見てみるとなんかよく分からない内に話が進んじゃってる感じがするな~。

DX2からは『Contrast Side』。
なぜか最近偶然見たので分かったが、確かに文章表現がちょっと変更されてたりするね。
(DX1の方もp.78で和美と左京の台詞が混線してたりするし)

今回の本のタイトルの『グングニル』は左京のコードネームであり、DX1もDX3のも左京が出てくるので、DX2も左京が出てくる話が良かったんじゃないかな~という気がしなくもないが、DX2って喫茶店だから(爆)、趣が違いぎるわな(笑)
って、単行本に既に収録済みなのも除外された理由かも。

DX3の『Rabid Dog Crying』は書き下ろし。
DX3では左京がUGNからFHに鞍替えしていたらしいのだが、その理由が明かされる話。ってか、色々とひでー・容赦ねえ!
敵の毛色も変わってるし、悪役プレイをPCがやってた今までのリプレイでも、ここまでのはちょっと記憶に無いな。
この一編だけでも充分価値がある。十也と対決するようなことになったら、悲惨な事になりそうだ…。

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HBaseのトランザクション

2010-05-17 23:59:59 | PG(NoSQL)

なんと、HBaseではトランザクションを使える!
contrib(寄贈されたソース)だから、多少設定(準備)は要るけど。

排他の仕方がRDBのロック方式(悲観的並行性制御と呼ぶらしい)ではなくOCC(楽観的並行性制御)というものだそうなので、そこのコーディング方法はちょっと違うみたい。

しかし、なんだ、これでデータ一貫性に関してはHBaseでは悩むことは無さそうだなー。
(実際の信頼性や性能面がどうなのかは分からんけど)

Windowsで動かしているとDB自体はCassandraの方が軽そう(起動は遥かに速いしCygwinも要らない)ので、開発・製造で使うならCassandraの方がいいかなーと思い始めてたんだけど。
つまり、単体試験用に各開発者のPC(Windows)でDBを動かすことを考えるなら、Cassandraの方が軽くていい。
あるいはDBサーバーを立てて皆で共有する場合、Cassandraならキースペースをユーザー毎に分けてカラムファミリーは同一にしておけば、お互いに影響することなくデータを更新できる。(設定ファイルでキースペース名を指定するような事は、RDBでデータソースを切り替えるようなものだから、特に違和感は無い)

でもCassandraではまだHadoopも使えないしデータの整合性の取り方も(不勉強なので)まだ分からないし、まさに一長一短状態だなー(苦笑)
そもそもHBaseのcheckAndPut()に当たるものも無いのでは、整合性なんか取れっこないような気がするのだが…?

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Cassandra0.6.1のHadoopのバグ

2010-05-13 23:03:48 | PG(NoSQL)

Apache CassandraJavaからのデータアクセスは一通り試したので、次の目標であるHadoopへ。

Cassandraは0.6からHadoopに対応したとのことで、ソースのアーカイブのcontrib/word_countにWordCountのサンプルが入っている。(やはりHadoopのサンプルと言えばWordCountなのか(笑))
WordCountSetupはデータを準備するプログラムらしいが、実行するとUnavailableExceptionが発生するので、とりあえず断念。CLIから手動でデータを適当に登録して、WordCountを実行してみた。
こちらはまぁ動いたのだが、なぜか一部のデータが二重にカウントされる…!

どうやらデータを一通り読み込んだ後、末尾のデータを除いてもう一度読み込みを行っているようだ。
ColumnFamilyRecordReaderの中のget_range_slices()が返すデータがソートされていない事に起因している気がする。

ちょっと調べてみると、さすがに既にバグとして挙がっているようだ(苦笑)
Cassandra0.6.2で対応されるのかな?
しばらく待ちだな…。

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Cassandraに手を出してみる

2010-05-09 23:39:14 | PG(NoSQL)

最近HBaseをいじっていたけれど、列指向分散DBには他にも色々あるらしい。
・HBase(BigTableのJavaによる実装)
・Cassandra(BigTableとDynamoの合体。Javaによる実装)
・Hypertable(BigTableのC++による実装)
・Voldemort(DynamoのJavaによる実装)(名前を言ってはいけないあのお方と何の関係が?^^;)
・CouchDB
・MongoDB
etc
…誰かがそのうち違いを正しくきれいにまとめてくれるでしょう(他力本願)

いわゆるNoSQLと呼ばれるDBの群雄割拠時代に入ってきたところなので、どれを勉強しておけばいいのか、いまいち見当が付かない…。
ApacheプロジェクトにすらHBaseとCassandraの2種類あるけど、どうなるのやら。

とりあえず、Apache Cassandraをちょっと試してみようと思う。
まだWindowsへのインストールと起動確認しかしていないが、ここまでだったら(笑)HBaseよりも圧倒的にお手軽。Cygwinとか要らないし。
ただ、テーブル構造でいきなり悩む。key/valueストアという点ではHBaseと変わらないだろうと思ったら、そこからして微妙に大違い(苦笑)

Voldemortも名前からして興味あるが(笑)、検索すると違うものが上位に出てきて不便だぞ(爆)
そういう意味じゃCassandraも同じだけど(苦笑)、まぁ「Apache Cassandra」で区別できるから。

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DBリプレイ『狭間を駆けるヴァンガード』

2010-05-09 20:05:13 | TRPG

ダークブレイズリプレイ『狭間を駆けるヴァンガード』(2010-04-27)

タンクライフRPGのリプレイの第2弾。
今回のはサプリメント『ブラッディコープス』を題材にしているとかで、ルールブックより17年後だそうだ。
新しいシェルターが見つかったりといった状況変化があったという理由で、ルールに微調整が入っている模様(笑)

タンクライフRPGのくせに最初は戦車を持っていない(でもドライアドは居る)という変則的な状況からスタート。
そして、黄金樹連合の最初の作戦を成功に導くまでのお話。
…と言うとちょっとカッコいいが、(知名度が下がろうがどうしようが)他の敵から全部逃亡・戦線放棄してボスだけ目指すって、合理的すぎ(笑)

ふう、1月下旬~4月分のリプレイをようやく読了。けっきょく連休中に終わらんかった…他にもやりたい事はあったんだが。2月の新刊4冊ってのは標準的だけど、3月の8冊、4月の10冊って、なにごと?!(笑) この調子で増えていったら、網羅できないじゃないか。困るなぁ(笑)

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