マット・デイモン主演のボーン・シリーズは面白く3部作全てを観た。それでも久しぶりに観た2作目の
本作品も余りにもスピーディな展開に付いていくのがやっとの状態。おそらく観た人の中でもある程度映
画の内容を把握した人は少ないのではと思ってしまう。舞台はインド・ゴアからイタリア・ナポリ、オラ
ンダ・アムステルダム、ドイツ・ベルリン、ロシア・モスクワと次々に移り、事件はさらに拡大し物語は
より複雑に展開します。
追うCIAに、逃げるボーン。しかもボーンは記憶喪失で記憶の糸を手繰り寄せようとしながら、悪夢に
常に苛まれているというジレンマ。それでも極限まで鍛えられた工作員としての肉体は妥協とは程遠く、
相手が敵でも、警察でも、CIAでも全く容赦がありません。2000年代に入ってからのアクションは以前
の物とは全然展開の早さが違う。一瞬でも見逃せば何があったのか理解できないでしょう。
鍛え抜かれて全く笑みが浮かばないマット・デイモンは、本シリーズにピッタリの俳優で邦画の俳優のよ
うに、ある時突然CMでニッコリ微笑んだりしません。凄まじいアクションと脇をがっちり固める競演陣。
アングルが変わり登場人物の心理が一気に変わる瞬間に思わず手を握り、息を止めてしまうシーンの連続
にハラハラドキドキ、これが映画だと改めて思わされた見事な作品です。
本作品も余りにもスピーディな展開に付いていくのがやっとの状態。おそらく観た人の中でもある程度映
画の内容を把握した人は少ないのではと思ってしまう。舞台はインド・ゴアからイタリア・ナポリ、オラ
ンダ・アムステルダム、ドイツ・ベルリン、ロシア・モスクワと次々に移り、事件はさらに拡大し物語は
より複雑に展開します。
追うCIAに、逃げるボーン。しかもボーンは記憶喪失で記憶の糸を手繰り寄せようとしながら、悪夢に
常に苛まれているというジレンマ。それでも極限まで鍛えられた工作員としての肉体は妥協とは程遠く、
相手が敵でも、警察でも、CIAでも全く容赦がありません。2000年代に入ってからのアクションは以前
の物とは全然展開の早さが違う。一瞬でも見逃せば何があったのか理解できないでしょう。
鍛え抜かれて全く笑みが浮かばないマット・デイモンは、本シリーズにピッタリの俳優で邦画の俳優のよ
うに、ある時突然CMでニッコリ微笑んだりしません。凄まじいアクションと脇をがっちり固める競演陣。
アングルが変わり登場人物の心理が一気に変わる瞬間に思わず手を握り、息を止めてしまうシーンの連続
にハラハラドキドキ、これが映画だと改めて思わされた見事な作品です。