晴耕雨読

長いサラリーマン生活を終え、悠々自適の生活を楽しんでいる60代
と言ってスタートしたがもう古希を迎えた

おもちゃドクター全員集合の日

2011-05-02 | ボランティア
毎月最初の日曜日は月に1度のおもちゃドクター全員が集まる日である。
なんと37名の大所帯になり、この日は約30名が集まった。
しかし連休の途中のせいか客足は伸びずわずか6名(おもちゃ数は8件)と低調だった。
それでも不用となってもらったおもちゃを修理するなどそれなりに楽しむことはできた。

午後から有志が残り技術交換会を開いている。
自分が扱ったおもちゃの修理についての経験談を発表する場だ。
皆修理して完成させることに執念を持っていることが強烈に感じられる。
相当難しいことでもあきらめずに成し遂げる気持ちをいつまでも持っている姿勢には感服させられる。

ぬいぐるみのおもちゃの足の骨折修理、イヤホーンの断線修理、等々勉強になることが沢山ある。
修理技術だけでなく、そこで使う便利な治工具の紹介もとても参考になる。
これらの貴重な経験をデータベース化して仲間のスキルアップに活用しようと動き出したグループもある。
新しく女性のメンバーも参加して、ぬいぐるみの縫製もやれる強力メンバーも揃ったことになる。

活動場所は7月から開院する病院も含めてちょうど20か所となった。
これだけ数は充実し、ドクターの質も向上するのだからもっともっと多くの人に我々を活用してもらいたい。
客が少ないのは少子高齢化だけのせいではないだろう、もっと宣伝を考えていかなければと思っている。
おもちゃが治った時の子どもの笑顔は何物にも代えがたい、それ以上に我々自身が幸せな気分になれる。