晴耕雨読

長いサラリーマン生活を終え、悠々自適の生活を楽しんでいる60代
と言ってスタートしたがもう古希を迎えた

視力の衰えが激しくなった(ラジオの製作)

2011-05-25 | 趣味の仲間
先日作ったラジオをスピーカーでも聞けるように改造を始めた。
といってもパワーアンプのICを1個追加するだけだ。
追加部品は数点だけなのだが町まで買いに行くのは面倒臭い、わがジャンクボックスから拾い集める。
昔のテレビらしきプリント基板があったのでそこから抵抗、コンデンサーを取り出すことにした。

まだその頃の電子機器は米粒のような部品は使っていなかったので何とか使うことができる。
それでも視力の衰えが激しく、カラーコードが読めなくなってしまった。
おもちゃ修理に欠かせない拡大鏡が必需品となっている、安物を通販で買ったが結構役に立つ。
字が書いてあることすら気が付かなくなった視力、日常生活に支障が少ないからまだいいのだが。

かき集めた部品をユニバーサル基板にきれいに並べてはんだ付け、昔会社の実験室での作業を思い出す。
時間をかけて完成し、出来は決してきれいとは言い難いものであったが一応動作は確認できた。
まだ音が出ただけの段階なので、これからは少し整理をしてラジオらしく改良していく。
この作業を子供たちにどれだけの範囲でやってもらうのか決めるのは難しい。

おとなの我々でもラジオを自作すると出来上がった時はうれしくなる。
子供たちはもっとだろうと考えるのは正しいだろうか?
100円ショップで買える時代だ、そんなことには興味が全くないと言われるかもしれない。
彼らに理科の面白さをいかに伝えるか、私たちの目的はそこにあるのだが。