Route 136

国道136号線―セラピストの日記

目の前にあること、当り前のこと、身近なこと、小さなこと、無意識なこと…

2013年01月26日 | 心・体
大きな動きは簡単だけど、小さな動きは難しい。

表面を意識することは簡単だけど、深部を意識することは難しい。

(↑ストレッチやヨガ、ダンス等 体を動かすことにおいて)

お金をかければ気合いが入るけど、タダでできることは気合いが入らない&続かない(笑)

(↑いろいろ 笑)

人のことはよくわかるけど、自分のことはよくわからない。

目の前にあること、当り前のこと、身近なこと、小さなこと、無意識になってしまっていること…
ここにはいろいろなことを解決するヒントや可能性を広げる何かが隠れているかもしれません。


重力もその一つですね。
ロルフィングの創始者 ロルフ博士は

    「重力が人にエネルギーを与えている」

といいます。


「足と重力の関係」について勉強していて
 (重力下での)普段の足の使い方や歩き方がとても重要だということがわかりました。

「意識的に正しく歩く」ということは実に難しい―

 5本の足の指を地面につけて歩く(3点歩行◎ 2点歩行×)

  
 (C)Ashiura Balance Laboratory


 かかとから人差し指に抜けるように歩く(あおり歩き◎ ねじれ歩き×)


あおり歩き     ねじれ歩き  
 (C)Ashiura Balance Laboratory


   

足裏の設置順序を見ると、これ当り前でしょ?みんな普通にやっているでしょ?
と思われるかもしれませんが、実際は5本の指が地面についていなくて指先が最初から最後まで写らない方(2点歩行)や親指は写るけど小指が写らない方(内反小趾)、増えています。写らないということは体重がのっていない、こうなると筋力が落ちるだけでなく、足指が退化してきます。足指が退化する目安に爪が小さくなってくる、巻き爪等があります。
小指の爪が小さい方、非常に多いですね~。

ということで、
   3点歩行 あおり歩き
意識的に行ってみて下さい。

これを意識したら最初は真っすぐ歩けない方もいらっしゃいました。

意識すると意外と難しいものなんですよ

足の変形が強い方はかなり難しいかもしれないのでこんなグッズもあります。
でも宣伝したくてこの記事を書いたわけではありません



   歩くことはとても身近で当り前で無意識な動作。

でもこの歩き方を変えるだけで体にいろいろな変化が起こります。

マッサージにかからなくても、スポーツトレーナーにかからなくても etc.

タダなことほど難しい。

でも続けられたら何かが変わる?!

ということを… 
    お伝えしたかったのでした


明日は半年以上かけて勉強してきた「足」の試験です。
勉強しないと…でもこんな時に限ってブログが書きたくなる~

これからご飯もつくらないといけないのに~

ということで、そろそろ