星蜜記

ホシ蜜と申します。リンパ浮腫、乳房再建、食べ歩き、ワンコ(柴7歳)のことなどあれこれ思うままに綴っています。

リンパシンチで見えてきた今後の治療

2017-04-19 23:59:38 | リンパ浮腫
リンパシンチの記事の続き。

一昨日の記事で画像化された検査結果をご紹介しましたが、今日はもう少し工夫をしてみました。
顔と手足を加えるとこんな感じ ↓



手の先の赤いバッテンのところが薬剤(アイソトープ)を注射したところ。
左腕は薬剤が順調に流れ腋窩リンパ節に集まっている。(脇の下のところの黒い点々)
右側の腋窩リンパ節は郭清しているので、前腕の途中で流れが止まっている。



主治医のS先生はこの画像を前にして「調子はどうですか」と私に尋ねた。
私は前回のLVA後の状態が良いということ(上腕が柔らかくなったことや指の浮腫が軽くなったことなど)を話した。
S先生はそうでしょ!という様子で画像の上でも良い結果が出ていることを話してくれた。
さらに前回(一昨年)のリンパシンチの画像と比較して見せてくれた。
一昨年は前腕で薬剤がモヤモヤと溜まっていたのが、今回は前腕の途中まで流れてる!
S先生も喜んでくれてる感じで「本数じゃないんですよ。ちゃんとつながってるかなんですよ」と笑っておっしゃる。
1月のLVAでは使えるリンパ管がなくて1本しか吻合できなかったから。

しかも今回の改善により、またLVAを試してみる価値があると。

以前の記事にも書いたことがあるが、私の右腕のリンパ管は悉くつぶれてしまっているのでもうLVAはできないと言われていた。
だから、今年の秋に予定している手術では鼠径部のリンパ節かお腹の大網を移植する予定だった。

大網は胃と腸のところに垂れ下がっている器官なので、移植するのにはお腹を切らなくてはいけなくてLVAよりも体に負担がかかる手術になってしまう。

でも、今回の改善により今までより奥の方のリンパ管を探すことができるかもしれないので、またLVAができるとのこと。画像上でも肘のあたり良さそうなリンパ管が見えているそうだ。
やった~!
秋にはまたLVAに挑戦するぞ~!
先生はリンパ節移植とLVAを組み合わせることも考えましょうとおっしゃってくれた。

次回は、夏。今度はICGという検査でリンパ管を探してもらうことになった。



一昨年のT大病院での乳房再建の際に脇の下に移植したお腹のリンパ節は、やっぱり乳房と一緒に壊死したようで画像には写ってなかった。残念だけどしょうがない。
色々なことが始動する春。再建の修正手術についても次が見えてくるかもしれない。


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コメント (2)
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