週刊☆彡星野村

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2014-10-16 00:43:52

2014年10月16日 | 天文台日記

先日10月8日は皆既月食がありました。

星の文化館では「皆既月食観望会」と題して、通常の天文台の望遠鏡のほかに中庭と「星降る広場」にも望遠鏡や双眼鏡を出してお客様をお迎えいたしました。

天文クラブ「ティコ」の内野さん、塩塚さん、山下さんらもボランティアで駆けつけてくださいました。 準備は万端です。

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午後6時23分、山の端から既に少し欠けた月が昇ってきました。

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約10分おきの連続撮影です。 昇りながら月は次第に欠けていき、19時25分には全て欠けた皆既食になりました。 赤銅(しゃくどう)色の神秘的な月の姿です。

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こちらは望遠鏡にカメラを接続しての撮影(時間ごと個別に撮影した月を合成)

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皆既食は1時間ほど続き、20時25分から少しずつ満ちはじめ、21時35分には満月の状態に戻りました。

途中少し雲が出て心配されましたが、結局最後まで晴れ、天候も良かったこともあり、星の文化館には100名以上のお客様に来ていただきました。

皆既中には月明りで見えなかった夜空が満天の星空にかわり、「おお~」という大きな歓声が彼方此方であがっていました。

次回の皆既月食は2015年4月4日ですが、皆既食の時間は4分程の短い時間となります。

その次は2018年ですので、今回は最高の条件だったと思います。

皆様のおかげでとても良い観望会だったと思います。  ありがとうございました!