週刊☆彡星野村

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冬の星が見頃になっています。

2018年01月07日 | 天文台日記

冬の星座や星団が見頃になっています。

東からオリオン座が夜毎に高く昇ってきています。

オリオン座は明るい一等星を2個も持つ、見つけやすい星座で、

規則正しく並んだ三ツ星を取り囲むように光る4つの星が目印です。

オリオン座の真ん中にある三ツ星から上へと目を向けると、明るい星、おうし座のアルデバラン、

さらに上には、星が集まってぼうっと光っている「すばる」が見えます。

星の文化館の観測室でも、すばるを見ると「わぁ~っ」と歓声が上がります。

1月の中頃、17日には新月となり、この前後は月明かりのない暗い夜空で

星を楽しめます。

また、1月31日20時48分から23時8分にかけて皆既月食が起こります。

赤銅色(しゃくどういろ)と呼ばれる赤くかげった月の色の変化を観察できます。

 

真冬の夜は暗い時間帯が長いうえに、空気も澄んでいて、明るい星の光がたくさん。

寒さ対策をしっかりとして星空探訪をにいらしてください。(泉)