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9月21日に最大光度を迎える金星を昼間に望遠鏡で見ませんか?

2018年09月09日 | ニュース

日が沈んだあとの空で最初に光って見えてくる一番星。

今の時期の一番星は西の空に見える宵の明星=金星です。

金星は地球のすぐ内側を回っている惑星で、

夜の早い時間か夜明け前によく見られます。

この金星は太陽との位置関係で丸く見えたり細く見えたりと、

満ち欠けをします。

今はだんだんと細く明るく見えてくる時期で、

9月21日に最大光度を迎えます。

最大光度のころの金星の明るさはマイナス4.6等。

望遠鏡で観察すると、まるで三日月のように欠けて見えます。

夜の観望の時間には残念ながら西空低く傾いているので、

望遠鏡で観察するなら昼の観望の時間がおすすめです。


画像は国立天文台ホームページより

 

昼間の肉眼金星観察にチャレンジしてみませんか?

9月13日頃、月が金星の近くにあり、金星観察の目印になります。

星の文化館では、昼の観望として、太陽や惑星、一等星などをご案内しています。


画像はステラナビゲータより

この後、金星は10月25日には太陽の方向に(内合)、

そして夜明け前の空(明けの明星)へと移っていきます。

(泉)