前回の日記で東日本大震災で被災したマンションの修繕が始まったことを書きましたが、前回の修繕は共有部の工事です。
外装及び通路、等の修繕が終わり、ようやく専有部の工事に入りました。


壁に入ったクラックに凝固材を注入する為、家具を移動し壁紙の剥離。
そして現在は凝固剤の注入中です。
ヒビが入ったままだと躯体の強度が落ちるのでその隙間を凝固材を圧力で押し込んで埋めていきます。

本当は床もきてると思うのですが、床までやったらマンションの住人の合意が取れそうに無いので集合住宅はほとんど手が入らないと思います。家具などの移動と床剥がしたりするのはマンションでは区画が狭く対応ができない。
■ちなみに私の会社は今床の修繕中。
1スパン(柱の間隔)ごとに机、棚、ロッカー、PCコピー機を日々移動させ注入しています。

白い線は、ヒビの位置のマーキングです。
このようにヒビが入ってるという意味。
凝固材の注入の後、新たに壁紙を貼ります。
気分転換に新しいデザインの壁紙にしようと思ったけど、一部変えると占有部全部変えなきゃならないので断念。
結局、前と違和感の無いデザインになった。
1年以上経ってもまだまだ震災の修繕は続いています。
■私の住んでいる地域は(H23年)
3.11本震 震度6強
4.07余震 震度6強
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