円通院は瑞巌寺に隣接した臨済宗妙心寺派の寺院で伊達政宗公摘孫伊達光宗公の菩提寺である。本堂からさらに奥まった所にある光宗公の霊廟三慧殿は、技術の粋をつくした伊達家屈指の建築物で国の重要文化財に指定されている。その厨子には支倉常長が西欧から持ち帰ったバラが描かれており、円通院はこのバラを題材にした庭のある「バラ寺」として知られている。
七福神庭園
円通院には、約350年前につくられた、心字の池と観音菩薩がおわす補陀落山を中心にした庭園があり、この庭は小堀遠州(江戸時代の日本を代表する作庭家)作と言われている。
本堂で数珠作り体験が出来るそうです。
拝観料 大人 300円 でした。
瑞巌寺
特別名勝松島とあいまって名高い東北随一の禅寺。起源は古く、天長5年(828)、円仁(慈覚大師)がこの地に天台宗の一寺を建立、青龍山延福寺と称したのが、そのはじめといわれている。その後、伊達政宗公が心血を注いで、荒廃した伽羅を再建し、伊達家の菩提寺としたものである。伊達文化の真髄を結集した本堂、御成門、中門、庫裏、回廊は、現在ことごとく国宝、あるいは国重要文化財に指定されているほか、白壁をめぐらした壮大な堂宇のたたずまいは、奥州一の禅刹にふさわしい威厳に満ちている。 (観光パンフレットより)
石斛
松島に咲く可憐な花それが石斛です。石斛はやや竹に似た葉の形から、松島周辺では古来「イワタケ」の愛称で親しまれています。花の開花時期は5月下旬から6月初旬であり、ピンクの花を咲かせます。
しかし石斛は現在絶滅の危機にさらされており、町では、瑞巌寺の了承を得て境内の老杉の枝に着生している石斛の原株を種を保存する目的で採取。バイオテクノロジーの栽培施設も設けました。大量生産を目指し取り組み続け、現在は鉢植えの石斛をお土産として求めることができます。
とあります。
瑞巌寺 「松島青龍山瑞巌円福禅寺」 は臨済宗妙心寺派の禅寺である。
国宝 ・国重要文化財
回廊、雲版、庫裡、欄間の彫刻、瑞巌寺宝物館
もう少し、時間をかけて見たいです。
五大堂 国重要文化財
松島を象徴する代表的な建物として知られています。坂上田村麻呂が東征の折に、この地の風景美に魅せられてお堂を建て、その後慈覚大師が瑞巌寺(当時は延福寺)開基のときに、このお堂に五大明王像を安置してから五大堂といわれてきた。今の五大堂は1604年改築されたものであるが、優雅な外形と内部の豪華さには目を見張るものがある。 (松島のパンフレットより)
内部って見れるんでしょうか?
すかし橋を渡って五大堂に行くんですが、昔の人は風流だったんだなと。
五大堂
海風に当たって痛んだりしないんだろうか?
石 仏
― 晩秋
吉野 弘
うしろで、
優雅な、低い話し声がする。
ふりかえると
人はいなくて
温顔の石仏が三体
ふっと
口をつぐんでしまわれた。
秋が余りに静かなので
石仏であることを
お忘れになって
お話などなさったらしい。
其処だけ不思議なほど明るく
枯草が、こまかく揺れている。
瑞鳳殿と同様、華麗なもので、1931年(昭和6年)に国宝に指定されましたが、1945(昭和20)年の戦災により焼失しました。戦後、瑞鳳殿に続いて1985(昭和60)年に再建されました。2007(平成19)年には改修が行なわれ、彫刻獅子頭の復元が行なわれました。
(パンフレットより)