

今月4日に
東京ステーションギャラリー
『エッシャーが命懸けで守ったメスキータ展』に行って来ました
サミュエル・イェスルン・デ・メスキータ(1868~1944)は、19世紀末から20世紀初頭のオランダで活躍した画家、版画家、デザイナーで、この時代のオランダにおける最も重要なグラフィックアーティストの1人と言われます。 彼は美術学校で多くの学生を指導しましたが、その内の1人であるM.C.エッシャーは大きな影響を受け、生涯メスキータを敬愛して止みませんでした。 メスキータの最大の特色は、木版画のシャープで簡潔な表現にあります。モダン・デザインの興隆を背景に、日本の浮世絵版画などからの影響を取り入れた彼の木版画は、計算し尽くされた構図と、効果的に用いられた明暗のコントラストによって、見るものに強い印象を残します。また、多くの時間を費やして無意識的に描いたドローイングは、シュルレアリスムの自動書記にも通じる自由な発想に満ちており、メスキータの別の一面を示しています。 1944年1月31日、すでに70歳を越えていたメスキータを悲劇が襲います。ユダヤ人であったメスキータは家族もろともゲシュタポに逮捕され、ほどなくしてアウシュヴィッツで亡くなりました。アトリエに残された膨大な作品の一部は、エッシャーや友人たちが決死の思いで救い出し、戦争中も命懸けで守り抜きます。メスキータの名が今日まで残ったのは、エッシャーをはじめとする人々が、戦後に展覧会を開催するなど、その顕彰に努めたからでもあったのです。 (パンフレットより)
開館時間 10時~18時(金曜日は20時)
休館日 月曜日
入館料 1100円 高校・大学生900円 中学生以下無料
8月18日までです

見終わったあと
義姉とKITTEの地下で遅めのランチ


美味しかった~
さてこのあとはサントリー美術館に向かいます



サントリー美術館
『浮世の 憂さの 晴らし方 遊びの流儀』展を見る前に
(↑こちら 会期は8月18日まで)
東京ミッドタウン デザインハブ第80回企画展
日本のグラフィックデザイン2019を見てきました

会期 2019年6月20日~8月7日
会期中無休無料
会場 東京ミッドタウン デザインハブ