細沼園のお茶飲み話

お茶の時間のひとときに、思いつくまま書きました。

下町ロケット  池井戸潤

2011-09-24 19:33:31 | 読書メモ 

《内容》

 

主人公・佃航平は宇宙工学研究の道をあきらめ、東京都大田区にある実家の佃製作所を継いでいたが、突然の取引停止、さらに特許侵害の疑いで訴えられるなど、大企業に翻弄され、会社は倒産の危機に瀕していた。  一方、政府から大型ロケットの製造開発を委託されていた帝国重工では、百億円を投じて新型水素エンジンを開発。しかし、世界最先端の技術だと自負していたバルブシステムは、すでに佃製作所により特許が出願されていた。宇宙開発グループ部長の財前道生は佃製作所の経営が窮地に陥っていることを知り、特許を20億円で譲ってほしいと申し出る。資金繰りが苦しい佃製作所だったが、企業としての根幹にかかわるとこの申し出を断り、逆にエンジンそのものを供給させてくれないかと申し出る。  帝国重工では下町の中小企業の強気な姿勢に困惑し憤りを隠せないでいたが、結局、佃製作所の企業調査を行いその結果で供給を受けるかどうか判断するということになった。一方、佃製作所内部も特に若手社員を中心に、特許を譲渡してその分を還元してほしいという声が上がっていた。  そうした中、企業調査がスタート。厳しい目を向け、見下した態度をとる帝国重工社員に対し、佃製作所の若手社員は日本のものづくりを担ってきた町工場の意地を見せる。

            (紹介文より)

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かがみのもり   大崎梢

2011-09-24 07:25:40 | 読書メモ あ行

《内容》

お騒がせコンビの中学生男子が持ち込んだのは、金色に輝くお宮の写真。トラブルが始まったのは、それがきっかけだった…。片野厚介は新任の中学教授。教え子の笹井と勝又が、立ち入りが禁止されている神社の裏山で、美しい奥宮をみつけたと言ってきた。その在処をめぐって接触してくる、怪しい組織と、謎の美少女中学生。降りかかるピンチの連続に、三人は、幻のお宝を守れるのか         (紹介文より)

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