細沼園のお茶飲み話

お茶の時間のひとときに、思いつくまま書きました。

これ☆いいかも!

2009-02-28 18:46:03 | Weblog
1袋から作れるオリジナルティーバッグのすすめというカタログが届いた。ティーバッグもさることながら、このカタログに載っていた「お茶用ドリップパック」はまさにこれからの時代にマッチした商材だ。お客様が普段使っているお茶をドリップパックに手軽に作ることができるんです。これはきっと喜ばれるんじゃないの。これはいいよ、きっと売れるよ
パッケージもラクラク印刷できるし面白そうだね

パパママムスメの10日間

2009-02-25 21:22:46 | 読書メモ あ行
パパママムスメの10日間 著者 五十嵐 貴久

《内容》
列車事故でパパと小梅の心が入れ替わり、無事もとに戻ってから2年が過ぎた。小梅は大学に合格し入学式を迎えたその日、落雷に遭い再び悪夢が!しかも今回はパパ→ママ、ママ→小梅、小梅→パパに!!そんな中、パパの会社の新化粧品に汚染野菜が含まれていることが分かって…。一体、3人はどうなる!?入れ替わったからこそ気づく家族の大切さとは。どんな家族も共感まちがいなし、とびっきりのエンターテインメント小説。
            (紹介文より)


『パパとムスメの7日間』待望の第2弾。
どこの家にも・・・こんなことがおきたらいいのにね。家族愛が深まるかも。


―――理不尽なことが多いのはむしろ当たり前だ。社会というのはそういうものだ。
でも、だけど、だからこそ、正しいことは正しいと、間違っていることは間違っていると声を大にして主張しなければならない時が必ず来る。そして今がその時なのだ。

ハブテトルハブテトラン

2009-02-24 19:20:06 | 読書メモ な行
ハブテトルハブテトラン     著者 中島 京子

《内容》
登校拒否になった小3の大輔は、母の故郷・広島県の松永に転校。穏やかな瀬戸内海の町と人に出会い、元気を取り戻した大輔の胸にある思いがわきあがってくる! 広島県の松永を舞台に、はずむような備後弁でつづる物語。
(紹介文より)



おじいちゃん、おばあちゃんの家が遠くにあるって羨ましく思ってしまう。
そんな物語。
ハセガワさんが実はいい人なんだってところがなんともいえずいいです。



―――世の中のすべてが、十二色のクレヨンを使って塗りわけられるような簡単さだったら、わかりやすいことはわかりやすいよ。それがいいかどうかは別として。


―――ただ、ぼくの知ってたおとなしくて神経質ですぐに泣いてしまうサノタマミには、もう永遠に会えないんだな、と思った。人は変わるときには、ほんとうに変わる。だからもう、あの子には、絶対に会えないんだ。そのことを、どう考えたらいいのかわからなくてぼくはなにもする気にならなかったんだ。


―――「人の人生は長いけえ、いろんな時期があるもんじゃ」

準備

2009-02-23 16:46:46 | Weblog
今日は雨で客足も鈍い。
けれど、来月の売り出しの準備をこういう日にしておかないと
と、気分を盛り上げています。



嬉しいニュースだ。
『おくりびと』が第81回アカデミー賞で外国語映画賞を獲得した。

おめでとうございます。


二分の一成人式

2009-02-23 12:38:51 | Weblog
子供が、『二分の一成人式』の時(小学校)に埋めた手紙、宝物、その他を、昨日掘り起こしたので、見せてくれましたが・・・・
ドライヤーで乾かしたのですが、字は判別が難しそうです。
何が書いてあったんでしょう?
想像するだけでも楽しい

婚礼、葬礼、その他

2009-02-21 16:37:12 | 読書メモ た行
婚礼、葬礼、その他     著者 津村記久子

《内容》
友人の結婚式に出席中、上司の親の葬儀に呼び出されたOLヨシノのてんやわんやな一日。若者たちの群像小説「冷たい十字路」併録。
           (紹介文より)


これが芥川賞候補作と・・思えないほど、面白い本(ごめんなさい)です。
てんやわんやが気になって、読んでしまいました。

―――自分が死ぬ時、今の自分の年齢の人たちはどんな様子なのだろうか。世の中を良くしてくれているだろうか。けれど、いい世の中だったら生きることに未練が残りそうだとも思う。ならば、どうしようもない、生きていても仕方ないという世界であればすっぱり死ねるのかというとそうでもないような気もする。死ぬことと生きることとがあまりにもかけ離れていることに気付く。(略)ヨシノは思う。


―――「わたしはね、やっぱりあんまりでかい葬式とかはいいから、誰も関係ない人を呼び出さずに済むようにしたいですね。あと、孫ができたらかわいがって、何もちらつかせずに誰かにお見舞いにきてもらえる人生を目指します」


黒百合

2009-02-19 20:35:23 | 読書メモ た行
黒百合    著者 多島 斗志之

《内容》
「六甲山に小さな別荘があるんだ。下の街とは気温が八度も違うから涼しく過ごせるよ。きみと同い年のひとり息子がいるので、きっといい遊び相手になる。一彦という名前だ」父の古い友人である浅木さんに招かれた私は、別荘に到着した翌日、一彦とともに向かったヒョウタン池で「この池の精」と名乗る少女に出会う。夏休みの宿題、ハイキング、次第に育まれる淡い恋、そして死―一九五二年夏、六甲の避暑地でかけがえのない時間を過ごす少年たちを瑞々しい筆致で描き、文芸とミステリの融合を果たした傑作長編。
        (紹介文より)


―――私自身があの夏の思い出をたどる材料としては、これで充分だ。舌足らずな数行に目をやるだけで、あのときの情景がありありと蘇ってくる。


―――過去はいつのまにか遠ざかってまぼろしになってしまうけど、写真に撮っといたら、ときどき思い出を引き寄せることができるでしょ

女の庭  

2009-02-19 19:37:13 | 読書メモ か行
女の庭     著者 鹿島田 真希

《内容》
私は、普通の主婦なのだ。普通が怖いのだ。子供を持たず、マンションに住む主婦。居心地の悪さを感じながらも井戸端会議に参加する日々。隣に外国人が引っ越してきて……。三島賞作家が描く、ありふれた者に訪れる奇蹟。
            (紹介文より)


―――今、自分のしていることが正しいことだとはっきりわかる。泣いていいのだと。尊い哀しみには寿命がある。私はその寿命をまっとうし、涙を流しているだけなのだ。