細沼園のお茶飲み話

お茶の時間のひとときに、思いつくまま書きました。

兇刃    佐伯泰英

2010-03-27 21:44:28 | 読書メモ 
《内容》
長屋暮らしの金杉惣三郎の許に突如、豊後相良藩から使者が到着した。藩主斎木高玖の側室・清香に御法度である“きりしたんばてれん”の疑いがかかり、藩自体が窮地に陥っているという。旧主を救うべく立ち上がる惣三郎に、次々と襲いかかる兇刃の影。さらに、惣三郎極意の寒月霞斬りを超える“一期一殺剣”とは?
          (紹介文より)


K
   

代官狩り   佐伯泰英

2010-03-27 16:04:26 | 読書メモ 
《内容》
江戸は深川蛤町の悪所・極楽島で、勘定奉行所配下の男が惨殺された。夏目影二郎は、勘定奉行職にある父の命で事件を探るうち、天領内の不正疑惑をつかむ。さらに、信濃路へ向かった八州廻りの消息を求めて、中山道をひた奔る影二郎。その彼に、襲いかかるのは、七坊主と呼ばれる僧衣姿の殺人集団だった。活字が大きくなった新装版。シリーズ第二弾。
               (紹介文より)


K

るり姉    椰月美智子

2010-03-27 10:19:33 | 読書メモ や・ら・わ行
《内容》
三姉妹が慕う、母親の妹のるり姉は天真爛漫で感激屋。周りの人々を楽しい気分にさせてくれる天才だ。だが、そんなるり姉が入院した。季節を遡り、三姉妹や母親、るり姉の夫の視点から、元気だったるり姉との愛おしい日々が語られる。連作家族小説。
             (紹介文より)


☆☆☆☆☆
―――みんながそろったのは、あのときだけだったかもしれない。けれど、そろっていたことイコール幸せとは違う。

―――後戻りできない時間の残酷さを感じた。

―――毎日、一緒にいればいるほど好きになる。昨日より今日のほうが、もっと好きだと思える。一日一日、今日が最高だと思う。でも次の日になると、今度はその日が一番になる。不思議なものだ。

居眠り磐音江戸双紙 万両の雪  佐伯泰英

2010-03-27 07:17:56 | 読書メモ 
《内容》
師走の喧騒が江戸に漂う頃、筑前若松を発った坂崎磐音とおこんは帰府の途次にあった。一方、南町奉行所年番方与力の笹塚孫一は、厄介な事態に直面していた。六年前、笹塚が捕縛した男が島抜けし、江戸に向かったというのだが…。春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を討つ、著者渾身の書き下ろし痛快長編時代小説第二十三弾。
            (紹介文より)

K

さよならドビュッシー  中山七里 

2010-03-26 23:45:54 | 読書メモ な行
《内容》
ピアニストを目指す遥、16歳。両親や祖父、帰国子女の従姉妹などに囲まれた幸福な彼女の人生は、ある日突然終わりを迎える。祖父と従姉妹とともに火事に巻き込まれ、ただ一人生き残ったものの、全身大火傷の大怪我を負ってしまったのだ。それでも彼女は逆境に負けずピアニストになることを固く誓い、コンクール優勝を目指して猛レッスンに励む。ところが周囲で不吉な出来事が次々と起こり、やがて殺人事件まで発生する―。『このミステリーがすごい!』大賞第8回(2010年)大賞受賞作。
            (紹介文より)

☆☆☆☆★
―――その二本の足で立って前を見ろ。悲しい時には泣いてもええ。悔しい時には歯噛みしても構わん。しかし自分の不幸や周りの環境を失敗の言い訳にしたらあかん。


――― 一音一音は物理的な音波なのに重なり絡まり弾けることで絵にも詩にもなる。現実を凌駕する情景を見せることも一千万語に勝る叙情を語ることもできる。


―――人は誰でも強くありたいと願う。それでも予期せぬ不幸や生来の弱さから挫けることがある。そんな時、暗闇から光ある場所に導いてくれるのはすぐ隣から差し伸べてくれる血の通った掌だ。自分と同じく脆弱さも持ち合わせながらも、意志の力で克服しようと悪足掻きする人間の暑い掌だ。

居眠り磐音江戸双紙 荒海ノ津  佐伯泰英

2010-03-26 17:45:42 | 読書メモ 
《内容》
玄界灘の荒波が初冬の気配を漂わす頃、豊後関前を発った坂崎磐音とおこんは筑前博多に辿り着く。福岡藩の御用達商人箱崎屋次郎平の招きに応えての訪いであった。到着早々、磐音は旅の武芸者に絡まれた若侍と武家娘を助けるのだが…。春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を討つ、著者渾身の書き下ろし痛快長編時代小説第二十二弾。
              (紹介文より)

K

ブルーシート

2010-03-21 22:20:42 | Weblog
あの風でベランダにブルーシートが飛んできて、植木が滅茶苦茶。

午前3時。片付けたんだ。


子供はその前、午前2時ころ大きなビニールを片付けていたんだって。??

ほんとに寝てたのかなぁ。一晩中、一睡もしていない気がするんですけど・・・・・。

とにかく、今夜は爆睡だね。


だけど、いったいブルーシートはどこから飛んできたんだろう?

居眠り磐音江戸双紙  鯖雲ノ城   佐伯泰英

2010-03-21 12:09:02 | 読書メモ 
《内容》
海路三十余日、速吸瀬戸を過ぎり、豊後関前を目指す御用船正徳丸。舳先に立った坂崎磐音とおこんは断崖に聳える白鶴城を望んでいた。湊では父正睦、母照埜らが出迎えてくれたが、秋茜飛び交う国許では、よからぬ事が出来し…。春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を討つ、著者渾身の書き下ろし痛快長編時代小説第二十一弾。
         (紹介文より)

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