細沼園のお茶飲み話

お茶の時間のひとときに、思いつくまま書きました。

更衣(きさらぎ)ノ鷹 下  佐伯泰英

2010-02-28 21:58:29 | 読書メモ 
《内容》
備前包平の研ぎを頼みに本所の鵜飼百助を訪ねた佐々木磐音は、本所深川界隈で新年の挨拶を済ませ、神保小路への帰路についていた。両国橋で只ならぬ妖気とともに立ち現れた丸目歌女と遭遇した磐音は、先の戦いで磐音に敗れた丸目高継の死と磐音への復讐を告げられる。そんな折り、西の丸家基の剣術指南役を解かれた磐音は、近日中に家基一行が鷹狩りに向かうことを知らされ……。西の丸家基をめぐり、磐音が田沼意次の陰謀に立ち向かう。著者初の上下巻。
              (紹介文より)

K

神様のすること  平 安寿子

2010-02-27 23:45:22 | 読書メモ た行
《内容》
物語を書くことにしか情熱が持てない安寿子が、40歳間近で願ったことを、神様は100パーセント聞いてくれた。願いが叶うまでの、長い長い物語。
             (紹介文より)


☆☆☆☆☆
―――思い出は何かをなくしたあとで立ち上がるのだ。種から芽生える花のように。


―――多分、人間は重荷を背負うべきなのだ。でないと自分自身が重荷に変身してしまう。


―――冠婚葬祭に失敗はつきものだ、人は緊張を強いられると、ほころびを見せるようにできている。そして、恥ずかしい出来事ほど、一生ものの笑い話になる。
 滞りなくやりおおせてしまうと、思い出なんか残らない。愛すべきは、失敗なのだ。


―――年寄りの老いと死を看取るメリットは、他にもある。
歳をとるって、こういうことなんだ。死ぬって、こういうことなんだ。と、勉強できる。これは、大きい。

愛は苦手 山本幸久

2010-02-27 21:42:10 | 読書メモ や・ら・わ行
《内容》
「アラフォー」って自分で言うのは許せるけど、他人にそう呼ばれると、なぜかイヤ。20代はみんな私に優しくて、30代も大丈夫と思ってて。でもなんだか、気がついたら前に進めないよ……。高校生になった娘を持て余す彩子、ついに一人で家を買った可憐、ダメで強引で温かかったあの人の死を聞いた静子、よくわからない「愛」ってものを考えてみる茂絵。揺れる彼女たち八人の心を穏やかなユーモアに包んで描く連作集。
              (紹介文より)

☆☆☆☆★
―――ねえ、教えて。あの頃といまの私、どっちが幸せそうに見える?


―――なにも言わずに心が通じるなんてことはこの世にないんだ。何事も口にだしてはっきり言わなくちゃ駄目なんだよ。通じねえんだ。

樹氷ロマンⅡ

2010-02-26 18:49:57 | 美味しいもの

Kさんの山形のお土産《樹氷ロマンⅡ(パートツー)》

良質のそばの実とソフトに焼き上げたお煎餅をチョコレートに練り合わせたお菓子です。美味しいです。

当店で販売している《鹿児島茶  100g入り 1050円》とぴったり合います。とくに二煎目が合いますね。

   写真が下手でごめんなさい。でも美味しいですよ。


張り込み姫  垣根涼介

2010-02-23 23:00:59 | 読書メモ か行
《内容》
リストラ請負人・村上真介参上! テレビドラマ化の人気シリーズ!企業のリストラを代行する会社に勤める真介の仕事は、クビ切り面接官。「人間にとって、仕事とは何か――」。たとえどんなに恨まれ、なじられ、泣かれても、真介はこの仕事にやりがいを感じている。今回のターゲットは、英会話学校、旅行会社、自動車業界、そして出版社だが……。働くあなたに元気をくれる傑作人間ドラマ。
          (紹介文より)

☆☆☆☆★
―――たぶん、後悔のない人生なんて、ありません。でも、その時々の信念や気持ちを信じて行動していけば、後悔はあっても、それでも後を振り返ったとき、納得はできる。・・・・私は、そう思っています。

赤坂へ

2010-02-23 17:05:05 | Weblog
今日の会合は赤坂。

同業者の集まりなので、いい話がでてくるといいけど。

その後の食事会が楽しみでもあるんだけど、行ってきます。
飲みすぎに注意します。

更衣(きさらぎ)ノ鷹 上  佐伯泰英

2010-02-22 18:14:32 | 読書メモ 
《内容》 
備前包平の研ぎを頼みに本所の鵜飼百助を訪ねた佐々木磐音は、本所深川界隈で新年の挨拶を済ませ、神保小路への帰路についていた。両国橋で只ならぬ妖気とともに立ち現れた丸目歌女と遭遇した磐音は、先の戦いで磐音に敗れた丸目高継の死と磐音への復讐を告げられる。そんな折り、西の丸家基の剣術指南役を解かれた磐音は、近日中に家基一行が鷹狩りに向かうことを知らされ……。西の丸家基をめぐり、磐音が田沼意次の陰謀に立ち向かう。
            (紹介文より)

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