HIROの周辺

日々の暮らしの出来事をスナップ形式で切り取っていこうと思います。FC東京の事、登山の事も含めて。

W杯

2014年06月22日 | Weblog
6月22日(日曜)

昨日アメリカから来た2人を今日、羽田空港でピックアップして石見空港へ。

なんでも食べようとしてくれるアジア系の20代と、アメリカの内陸に住んでて肉とポテト以外の日本食、とりわけ刺身なんてもってのほかな50代が一緒だと、焼肉屋か居酒屋に限られてます(笑)。


今回、ワールドカップでボスニア・ヘルツェゴビナが初出場でしたが、残念ながら予選で敗退してしまいました。

昔、息子と同じ幼稚園に来てた女の子の家族と仲良くさせていただいてたのですが、彼(サッシャ)らは旧ユーゴで育って結婚して2人の娘を産んだものの、出産した場所が違った為に、長女と次女の国籍は別だと言われ、このままでは家族の安全が守れないので、家族でドイツに移り住んだんだと聞いた事がありました。

サラエボオリンピックの後のユーゴスラビアの内線の悲惨さを、サッシャから教えてもらっても、僕自信は実はきちんとその現実を理解していませんでした。

日本に帰ってから、出張でK井さんとセルビアモンテネグロに行かせて頂く機会がありましたが、その時に見た光景は今も忘れられないですし、その後、日本ではサラエボ出身のJリーグの監督が日本代表の監督になって、その人の自叙伝を読んだり、僕自信はあとになってその悲惨さをきちんと知りました。

結局、内戦なんていうものは民族対立、すなわち宗教対立です。それを乗り越えて出場した国も出てくるワールドカップというのは単なるサッカーの祭典ではない、なんというか歴史や色々な背景が絡み合ってる極めて奥の深いもののように思います。

そう考えると、最近では近隣の国と色々あるとは言いながら、日本はやっぱり平和な国なんだろうな、と思います。
コメント