無線日和

交信も更新も!ぼちぼちのJH4BWJのブログ

超簡単!HF移動用アンテナ

2023-06-23 06:18:43 | アンテナ

EスポシーズンはHF移動運用にも最適なシーズンですが、

やりたいけどなかなかという声をQSO中よく耳にします。

実は敷居はそんなに高くないので脚が短くても大丈夫(失言!)

歳をとってもつまづきません(大失言)

 

キモはアンテナですが高価なモービルホイップは要りません~。

マグネット基台とマグネットアース、安価なグラスの釣竿、

あとは銅やアルミのアンテナ線(当局はホームにあったACコード)です。

 

以上をセッティングした画像がこちら~。

アンテナ動作は1/4λのホイップとなり車体がアース~。

18MHzで4m弱、21MHzで3.5m弱でばっちりマッチングがとれました。

 

SWRはボトムで1.2程度ですが、なんと!素晴らしく広帯域です。

バンド幅が広い21MHzでも、20.5~21.8MHzまで1メガ以上にわたり

SWR1.5以下という優れものです~!

 

モービルホイップは短縮コイルのため狭帯域で、

チューナーなしではバンド内を十分カバーできませんが、

これなら楽勝、最大のメリットはチューナーがいらないっ!

 

エレメントと基台は、接続しやすいバナナプラグにしましたが、

もちろんM型コネクタでもかまいません。

 

多バンド化は、ギボシを使えば簡単にできます。

例えば基本バンドを28MHzにすれば、24、21、18MHzなどの、

エレメントを継ぎ足していけばいくらでも可能です。

 

当局は調整が面倒なので、バナナプラグの先20cmにギボシをつけて、

その先のエレメントをバンドごとにとり変えることにしました。

つまり、18用と21用で2本のエレメントを用意しました。

 

次に釣竿は5mもののグラスファイバー製、

先端はしなるので1本除けてピラーに仮に固定します。

上は百均の自転車用ゴムバンド、下はドア金具に物干し用はさみで固定~。

これで踏み立てくんも不要、車体を利用して簡単にどこでも立てられます。

 

例えばVダイポール(こちら)は目立つので立てられない、スペースが狭いなど、

いろんなケースで重宝して使えるのではないかと思います~。

欠点は、ドアが閉まらない~(笑)

 

あと電源ですが、当局はリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを普段使用してますが、

もし防災用ポータプル電源があればそれでOKです。

今回は、この電源のシガレットを使ってテスト運用してみました。

あいにくコンディションはイマイチでしたが、

出力30WでCQを出して、18MHzで2局、21MHzで3局QSOできました。

 

なお、このAC電源を使用する場合はバンドによって、

インバーターノイズが気になることもありDC電源をおすすめします。

 

移動運用は決して敷居は高くない、ということでご紹介しました。

山や海、河川など周囲が開けたところは飛びますぞ~!

(当局にとっては、ホームと違ってノイズがないのが一番のお気に入り。)

 

ちなみに、モービルホイップは帯域が狭く使いづらいので、

それなら短縮コイルではなくエレメントを1/4λにしてみたら、

という発想のもと遊んでみた結果報告です~(笑)

 


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