出雲大社から一時間弱で石見銀山に到着しました.
途中の道の駅でGetしたパンフレットには,駐車場は世界遺産センターの近くとなっていたので銀山トンネルをぬけて駐車場に向かいました.
ところが,駐車所まえ交通整理をしていたおじさんに聞いたところ,バイクは石見銀山公園にとめてね,ということでした.
Uターンして石見銀山トンネルの手前を左折して,ちょっと走ると石見銀山公園があります.
公園駐車場にソロソロと入っていくと,やっぱり,係のおじさんがあそこに止めてねっていうので,そこに駐車.
やっぱりバイクは観光地ではとっても便利な乗り物です.
まぁ,ときどきとんでもないところに止めろと言われることもありますが.
これが,途中の道の駅でもらったパンフレットです.
おすすめコースが書かれています.
パンフレットをみると石見銀山は大きく分けて銀山跡地が中心の銀山地区と,古い町並みの残る町並み地区に分けられます.
石見銀山公園は両者の中間にあり,どっちに行くか悩みどころです.
悩んでいてもしょうがないので,まずは銀山公園の入り口の直ぐ近くにある五百羅漢へ.
GW中だからでしょうか,秘仏も公開されていました.
こちらが,五百羅漢の入り口側です.川沿いの急な斜面の大きな岩のなかにあります.
五百羅漢のなかは撮影不可なので,パンフレットで想像してください.
出口です.出口側から見るとこんな感じです.
お腹もすいてきましたが,ここでもやっぱりおそば屋さんは混んでいます.行列ができてます.並ぶのは嫌なので,歩くことにします.
銀山地区と町並み地区でどちらに行くか悩んでいましたが,やっぱり,岩見銀山なんだからな銀山地区は外せません.
ということで,決意を固めて銀山地区をとおる遊歩道に向かいます.
パンフレットによると銀山地区で見逃せないのは,清水谷精錬所跡,龍源寺間歩となってます.
最初に向かったのは清水谷の精錬所跡地です.
パンフレットでは距離感がまったくつかめませんが,25分ぐらい歩くようです.
とぼとぼ歩き始めて10分くらいで,下川原吹屋跡というのがありました.
なんだかよく分かりませんが,写真をとります.櫓はなんなのだろう.
タイル張りの説明書きがありました.すいません,読んでません.
もう少しあるくと,ありました.清水谷精錬所跡です.
下から見上げたところです.
この先に案内図があります.
案内板のあたりから見上げるとこうなってます.
どうやら,上に登れそうなので,案内板のよこの遊歩道を上ります.
精錬所を登る道の中間付近からです.なにやら横穴のようなものが見えます
横穴のようなところを覗くとこうなっています.
頂上らしきところまでつきました.
こんな道を登りました.(ここまでは)楽勝です.
ところが先をみると階段があります.
パンフレットでは徒歩25分とありますが,実は,精錬所跡地からさらに上に上るコースがありました.
この先に選鉱場跡というのがあるようです.
当然のぼります.階段が整備されているので,楽勝だろうとおもっていましたが甘く見てました.
最初は木の階段でしたが,その後は,トレッキングコースのような荒れ果てた(?)道になってます.
まむしも出るみたいです.
汗だくです.ぜーぜーいいながら,選鉱場跡というところにつきました.
見渡すとこんな感じです.何が選鉱場だったのかよく分かりませんが,何かがあったということは分かります.
直ぐ隣に清水寺跡というのがありました.う~む,跡地です.
気がつくと清水谷精錬所跡についてから30分以上たっていました.慌てて来た道を下ります
精錬所の次は,龍源寺間歩へと向かいます.この時点ですでに3時過ぎていました.ひたすら歩きます.
途中で,のどが渇いたので,休憩所によりました.
ご当地ものの銀山サイダーというのを見つけたのでのんでみました.
ご当地モノですが,反対側をみると製造元は埼玉でした.
一休みして,また歩きます.
途中にあった新切間歩というところです.水抜き抗だったようです.
説明図です.
そうこうしているうちに,龍源寺間歩につきました.
世界遺産のパンフレットです.
シルバーラッシュです.きっとスコップやさんが儲かったのでしょう.
案内図です.通り抜けることが出来ます
中に入るとこんな風になってます.狭いです.油断すると頭をぶつけます.というかぶつけました.
間歩のなかには,このような狭い坑道が至る所にあります.手堀ですごいです.
龍源寺間歩の出口付近にあった坑道です.最後に掘られたモノらしいです.
間歩をでました.出口の横にあった説明図です.
町並み地区に向かう途中で振り返ると,銀山地区の町並みがみえます.
銀山地区の見所は巡りました.
3時半を回っていましたが,ここまできたのだから,町並み地区へも行くことにしました.
ひたすら歩いて戻ります.
町並み地区というだけあって,古い町並みを守ろうという心意気が伝わってきます.
町並み地区の風景です.
お宿もいい雰囲気です.たぬきが出迎えです.
銀行も古い町並みに溶け込むようになってました.
さらに歩いて,まずは石見銀山資料館にはいります.
う~ん,資料館でした.何か目的がないとね.
つぎは,商家だった熊谷家住宅を見学します.
ここはガイドさんがいて,わかりやすい展示になっていました
外から見ると白い家です.なんだか普通の家に見えます.
客間です.広いです.
地下蔵がありました.今で言う耐火金庫みたいな役割だったそうです.
世界遺産の証です.
二階に上ると,ヒサ子さんの嫁入り道具とあります.誰だかは分かりませんが,桐のタンスの上にはミシンもありますね.
これも二階です.天井がちょっと低いですが,ここも広いです.
熊谷家住宅のパンフレットです.
さて,町並み地区も一通り見学しましたので,銀山公園に,またまた歩いて戻ります.
駐車場に戻ったのは5時過ぎ.今日の宿泊は,ここから50kmくらい離れた浜田というところにあるホテルです.
ホテルだし,夕食はないので,チェックイン時間は余り気にしなくても良さそうです.
淡々と走って,18:20にホテルにつきました.
ホテルの人は川崎ナンバーだったのでちょっと驚いていましたが,直接来たわけではなくて,既に三泊してますので..
フロントでチェックインして,しばらく休んでから夕食にでかけます.
結局,お昼食べなかったのでお腹ぺこぺこです.
もう歩き疲れていたので,ホテルにほど近い居酒屋で済ますことにしました.
入ったのは,居酒屋「かばちや」というお店です.
このあたりはビジネスホテルが多いみたいで,食事を探してうろうろしている人が結構いました.
一人でサクッとお店に入れたのはラッキーだったかもしれません.
3人しか座れないカウンター席の端っこに一つだけ席があいていました.
とりあえず,生ビールと鯛刺しとタコの唐揚げを頼みました.
居酒屋という看板があったのですが,よくよくメニューを見るとどうやら七輪で焼くのがメインの様でした.
で,焼き鳥だとおもって鳥もも頼んだのですが,七輪が用意されてしまいました.
ビール飲みながら,ちょっとずつ焼いていたのですが,気がつくと焦げてました..というより炭になってしまいました.
でも,おいしかったです.
鶏だけでは申し訳ないので,焼き肉モードに入って,牛はらみを注文しました.
でも,これだけでおなかいっぱいでした.
いい感じで酔いも回ってきたので,お店をでてホテルに帰って,シャワー浴びたら寝てしまいました.
明日は,松江方面にもどります.気になっていた足立美術館と松江温泉です.宍道湖で夕日を眺めます.
(5/4 足立美術館・松江温泉編につづく)