ツーリング2日目の朝です。
晴れてはいますが、雲が多く遠くの山は山頂が見え隠れしています。
朝食までの時間に昨日とは別の散策路をあるきます。
上着を着込みましたが、朝の冷たい空気にふれる手がかじかみます。
木々の間から色づいた葉が見えます。
ブナ林の中を渓流が流れていました。水の音が心地よいです。
色づいた葉の中に白樺の枝や幹に透けて見えます。
散策路を一周すると、朝食の時間が近づいてきたので急ぎ足で草木園まで戻ります。
草木園から見える山肌の木々も、朝の日射に鮮やかさを増してきました。
朝ごはんを食べて部屋に戻ると快晴です。日差しとともに気温も上がってきました。
チェックアウト前にもう一度外に出てみます。
ススキに日差しがあたってキラキラと輝いています。
斜光があたるカラマツも浮かび上がるように見えます。
草木園の中をあるいてみると、ススキとカラマツの間にはトリカブトがポツポツ咲いていました。
もうすこし歩きます。
散策路とインフォメーションセンターをつなぐ吊り橋と紅葉です。
吊り橋の先はキャンプサイトにつながっています。
そのキャンプサイトに出てみるとオオモミジが色づいていました。
赤と黄色の葉っぱです。
キャンプ場の池にも色づいた木々が映り込んでいました。
写真を撮り歩いていたらあっと言う間にチェックアウトの時間が迫ってきました。
慌てて荷造りして出発します。
最初の目的地は、宿から数分のたまだれの滝です。
駐車場から川を渡って少しだけ歩くと滝が見えてきました。
写真を撮っていたら団体さんが来たので退散します。
滝のすぐ近くには鹿沢温泉の目印となる「百番道しるべ観音」がありました。
東御から鹿沢温泉までの道しるべとして一丁ごとに建てられた観音像です。
道路沿いの観音像を数えながら走ると、景色の良いパーキングがありました。
春に咲くレンゲツツジの群落を見るためのパーキングです。
ところどころツツジの葉も色づいていました。
色づく木々を眺めながら気持ちよくワインディングを走ると湯の丸高原の地蔵峠に到着です。
ここには八十一番目の観音像がありました。
このあたりを少し散策しようかとビジターセンターを訪ねると、池ノ平湿原を進められたのですが、時間的にちょっと厳しいのと考えて見たらライディングパンツで歩くのはツライので少し早めですが帰路につくことにしました。
最後に立ち寄った道の駅で、雷電とカボチャを眺めながらお昼ご飯を食べて帰りました。
おしまい。