Romarin フランスの草の根となって

住み始めた時は腹がたち、住み慣れると離れがたいフランスにすみ、45年の年月がたちました。日々のことなど綴ります。

ヴァカンス明けのコンサート

2010年08月28日 | 生活
ヴァカンス明けが8月19日。
まずはリヨンから80キロのコート・サンタンドレのフェスティヴァル・ベルリオーズ。

そして、ラ・シェーズ・デューでのコンサートが明日。

水曜日の夜から練習が開始され、金曜日の午後にゲネプロ。

プログラムは

ワーグナー: マイスタージンガー序曲
       パルシファル「聖金曜日の歓喜」
ブルックナー:第4交響曲

指揮はスペイン人のジョゼフ・ポンス

水曜日の夜にブルックナーを通し、1楽章の途中まで練習。
木曜日の午前中に1,2楽章の練習、午後マイスタージンガーとパルシファル。
金曜の午前中にブルックナーの3,4楽章の練習。
午後にゲネプロ。
ほとんどコンサートと同じ気迫で弾きました。

ポンス氏の練習は実にきちっとしたもので、フレージング、音のダイナミックを
自分の納得がいくまで練習。

曲を説明するのに、映画の「指輪物語」や、「スターウォーズ」を
持ち出したのには、がっくりきましたが、そのような曲に似ることがなく、
立派なブルックナーの演奏ができそうです。


明日のラ・シェーズ・デュウの最高気温は14度らしい。
セーター、アノラックを持っていかないといけないですね。

日本帰省によせて

2010年08月16日 | 生活
毎年夏のヴァカンスに日本へ行っている。
行くと、人々の様子が知らず知らずのうちに気になってしまう。

経済危機が始まったころ、リストラされた人が多く出た。
その年の夏・・・・電車の中で疲れきった50代の年のころの人が目立った。
 
4,5年前・・・・若者達が電車の中で座り込んだりして覇気がない印象を受ける。

今年・・・その若者達に生気がよみがえってきた気がする。
    昨年までは女性は元気、若い男性は女性におされ気味 に見えたが、
    今年は溌剌とした男性に多く出会う。町を歩いていてもたくましい男子諸君を
    数多く見かける。


このことは何によるのかわからないが、テレビ、新聞で暗いニュースばかり報じている中で
私を明るい気持ちにさせてくれた。