Romarin フランスの草の根となって

住み始めた時は腹がたち、住み慣れると離れがたいフランスにすみ、45年の年月がたちました。日々のことなど綴ります。

学生のためのコンサート

2016年11月24日 | 音楽
聴衆参加のコンサートに続いて、毎年一度行っている、学生のためのコンサートが昨日ありました。
学生をタダで招待するコンサートです。今年で26年目。
今回はチャイコフスキーの「オネーギンからのポロネーズ」と「交響曲第5番」でした。

新しい試みで抽選で一人を選び、オーケストラの指揮をしてもらうことになりました。

難しいようでしたが、指揮者がやり方を教え、何とかクリア。
そのあとに全員を立たせて指揮を教え、みんなで指揮を体験してもらいました。

若い人たちが喜んで指揮をして、心から楽しんでいるのを見て、
「捨てたものでないな、世の中これからもどんどん良くなるなるな」と感じましたよ。


https://www.facebook.com/the.christian.thompson/videos/10158021745255727/


ビデオがうまく見れるかしら?

聴衆参加のコンサート

2016年11月20日 | 音楽
聴衆参加のコンサート


昨日は一年に一回行っている聴衆参加のコンサートだった。
あらかじめ登録が必要だが、だれでも参加ができる。
座席に座ってちょっと窮屈だが、プロのおけと一緒に演奏出来る機会である。

子供から大人まで参加して大いに盛り上がった。
皆のうれしそうな顔を見てこちらも感動した。

6月21日はヨーロッパの「音楽の祭典」の日

2013年06月29日 | 音楽
6月21日は音楽の祭典の日。

今年は我がオーケストラも音楽ホールの隣にある大ショッピングセンターの中で演奏した。

曲はポピュラーな ビゼー「アルルの女」からの抜粋。オッフエンバッハ「カンカン」
ビゼー「カルメン」からの抜粋。

買い物に来た大勢の人が鈴なりになって聴いてくれた。

手拍子も出て盛り上がりに盛り上がったコンサートとなった。

また来年もやる予定。弾く方もとても楽しかった。

デパートでのミニコンサート

2012年11月11日 | 音楽
オーケストラのお昼のコンサートの宣伝のためにすぐ隣にあるショッピングセンターのデパートの中で弦楽四重奏の演奏会を行った。

1時半からの予定であったのだが、少し前に来て音だしをしようとか思っていたら人が集まり始め、興味津々見守られてしまい、少し早めに始めることに・・・

聴いている人はとても熱心だったが、聴いてない人は演奏で話しているのが聞こえないのか、どんどん話し声が大きくなる。
これには参ったが、皆さんとても喜んでくれて、翌日の昼の演奏会も多くの人がきてくれた。

このような試みはやる価値があり!

新シーズン開始!

2012年08月28日 | 音楽
ヴァカンス明けは毎年恒例のコート・サン・タンドレ(Côte saint André)のフェスティヴァルのコンサート。
ベルリオーズ生誕のこの町は小さいながら、このフェスティヴァルを大々的な規模で行っている。

今年はわれわれのオーケストラは二回参加する。

第一回はブルノ・マントヴァニ指揮でベルリーズのコルセール序曲/マントヴァニ作曲のヴァイオリンコンチェルト/レスピーギ作曲ローマの泉/ドビュッシー作曲「海」

第二回はレオナルド・スラットキンでラヴェル作曲ダフニスとクロエのほか様々な曲を演奏する。

リヨンでの本格的なシーズン開始は9月後半となる。

ショスタコーヴィチ第9番交響曲とベートーヴェン第9番交響曲のコンサート

2012年06月30日 | 音楽
今週はわがオーケストラの音楽監督であるレオナルド・スラットキン指揮で
ショスタコーヴィチ作曲第9番交響曲とベートーヴェン作曲第9番交響曲の
演奏会である。

練習は信じられないほどの短さと的確さで行われ、コンサートは素晴らしいの一言に尽きる
出来であった。

大変な集中力を強いられるが、有無を言わせぬ音楽のもって行き方で
オーケストラの団員を引っ張っていく技術に脱帽。

夜のコンサートのために一日体力を蓄えておかねばならない。
この数日リヨンは猛暑である。
体調がどうももうひとつだがやらねばならぬ。

すっきりとした音楽会のあとのワインはまた格別。

名ピアニスト発見!ガリック・オルソン

2012年06月08日 | 音楽
知る人は知っているかもしれない・・・が、
私のオーケストラの多くの楽員はガリック・オルソンのピアノに魅せられた。

先週のコンサートでプログラムの最後に、ブラームスのピアノ協奏曲第一番を
ひいた。大きな人。手もびっくるするほどの大きさ。
出てくる音は繊細そのもの。音楽のもって行きかたも素晴らしい!

極め付きはアンコールのショパンのワルツ。二晩で違うワルツを弾く。
よく聞く演奏とは全く違うテンポの取りかたであるがその必然性が
納得できる。

3回演奏会があったが最後の日はドビュッシーの「月の光」。
あまりの音の美しさと繊細さに、思わず涙が出てしまう。

もっと彼の音楽を聴いてみたい。

今週のコンサート

2012年04月27日 | 音楽
今週はわがオーケストラの音楽監督である、レオナルド・スラットキンの指揮で
A・Part:Fratre
E・Bloch :Schelomo チェリスト ソル・ガベッタ
P・I Tchaikovski :第6交響曲

チェリストのソル・ガベッタはとてもチャーミングな女性。
腕の付け根が細くて、びっくり。もちろん筋肉はしっかりとしているが。
感性豊かなチェロを弾く。

昨日が第一回目のコンサートであった。
オーケストラが信じられないほどの豊かな音で鳴り捲る。
弾くほうがそれぞれ自己の最高を出して弾くから当然であろう。
そのような気持ちにもっていくスラットキンはさすがだ。

今日は一日休日。昨日のエネルギー消費量を考えると
休みで助かった。

明日(土)とあさって(日)、同じプログラムで二回コンサートがある。
体の調子を整えないと。

震災復興チャリティーコンサート

2011年05月05日 | 音楽
先週の木曜日に前々から予定していたわが町でのコンサートを無事終えた。
芸大時代の友達と組んでいたフロレスタンカルテットのビオラ担当の友人と
主人との3人で弦楽3重奏のコンサート。

ヨハン・セバスチアン・バッハのチェンバロ曲[ゴールドベルク変奏曲」を主人が
弦楽3重奏の為に編曲したものを演奏した。
非常に難しい曲だが、その美しさ、カノンの巧みさなどに魅せられ、
実に楽しく心行くまで弾けたのはこれまでにない経験。

日本の大震災復興のためのチャリティーコンサートと言うことで
小さなチャペルでのコンサートだったが、いっぱいになるほどに来てくださり、
心から喜んでもらえた演奏会が出来て本当にうれしかった。

先週の演奏会

2011年03月27日 | 音楽
3月25日(金)と26日(土)はクリスチアン・ヤルビ(Kristjan Jarvi)指揮で

Part : 第3シンフォニー
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番 op.26
ラフマニノフ:Danses Symphoniques op. 45

ピアノ:Lang Lang



どれも緊張を要する曲で、肉体的精神的に疲れたが、
指揮のヤルビが実に的確な指揮、そして自由に音楽を楽しんで振っているので、
大変な反面快適な演奏が出来た。

ピアノのラン・ランも難曲のプロコフィエフを苦もなく弾き、オーケストラを見ながら、
自分の音楽の没頭。それをヤルビがやわらかく受け止めながらリズミックに
フォロー。

難しいながら、気分爽快な週となった。

演奏会が終わって家に帰り、食事をしながら旦那に[機嫌が良いね]といわれた。