Romarin フランスの草の根となって

住み始めた時は腹がたち、住み慣れると離れがたいフランスにすみ、45年の年月がたちました。日々のことなど綴ります。

秋休みなのに・・・

2009年10月30日 | 生活
フランスは今週から秋休み。日本で言うお盆休みである。(Vacances de Toutsaint)
ヴァカンスと言うと、皆出かけ、町はがらがらになるのに、最近は様子が変わってきた。

昨日、今日と街中に用事があって行ったが、中心部はものすごい人。
車も渋滞。パーキングは満車。 これって、フランスなのだろうか? と
首をひねりたくなる。

昨日は午後にダンスのレッスンがあり、その後に、娘たちとショッピングを
することにしていたので、車は家の近くにおいて、バスで中心地まで出る。
パーキング代を懸念して・・・

上の娘が、義弟の結婚式に行くので、服を買うために一緒に行った。

あまりに人が多かったが、娘のお目当てのブティックはシックな感じで、
人も少なくゆっくりと見ることが出来た。
店員も感じが良く、アドバイスも的を得て、娘は レース模様のレギンスと、
蝶のようなスパンコールの入った袖のトップ、毛皮のようなケープ、黒の
セーターを買う。

親ばかながら、娘に良く似合っていい買い物をした、と思う。

今週のコンサート

2009年10月25日 | 音楽
今週は、ショスタコーヴィッチのチェロ協奏曲第一番を
ジャン・ギエン・ケラスのチェロで、ブルックナーの交響曲第二番
というプログラム。
指揮はイヴァン・ヴォルコフ。

ケラスは若手のチェリスト。非常に知的な興味深いチェリストである。
指揮のヴォルコフも若手ながら、自分の音楽を持ち、しっかりとした
テクニックを持った指揮者だ。

ブルックナーはスクロヴァチェフスキー、ハンス・フォンク、
ハンス・ゼンダー、クルト・ザンテルリンクという年齢のいった指揮者と
何度も演奏し、それぞれに素晴らしい思い出を持っている。

しかし若手の指揮者でブルックナーを弾く事はこれが初めてではないだろうか。

ヴォルコフは若手ながら,しっかりとした自分の音楽を持っており、
テクニックもしっかりとしている。
ブルックナーを気持ちよく演奏できた週であった。

うちの菜園

2009年10月12日 | 生活
今年は庭の菜園を少し広くした。
コンポストも入れ、充分準備した菜園に、種から育てたトマトを8本ほど植える。
なす、きゅうりは苗を買って植えた。

夏の間日本に帰っていたため、菜園の水遣りなど充分に出来なかったが、
娘が時々見に来てくれ、たわわになったトマトを取ってくれた。

日本でチンゲン菜と春菊の種を買ってきたので撒いて育てている。
大分大きくなり、食べるのが楽しみ!

日曜日のハイキング

2009年10月09日 | 生活
9月はさわやかなよい天気になることが多い。
今年は10月に入ってもいい天気が続いている。
10月の日曜日、うちから車で15分くらいで行ける
山の近くに車を止めて、ハイキングをした。

昼ごはんを食べてからゆっくりと出かけたが、まだ日は長いので、
6時過ぎまで楽しめる。

あまり上り下りの厳しくない道を選び、風景を楽しみながら
2時間ちょっとのコースを歩いた。

体の細胞の隅々が活性化してくる感じが快い。

もうじき気温もぐっと下がり、灰色の空の多い季節となる前に
エネルギーを補充。

昼のコンサート

2009年10月02日 | 音楽
この数年間、昼の時間に「Consert Expresso」と題して、
ふた月に一回の割合で、金曜日のお昼時間に一時間ほどの
コンサートを行っている。

これが当初はうまく行くかどうかが危惧されていたが、
結局の所大当たりで、いまや2300人のホールが満席になる
盛況である。

毎シーズン、テーマを決めて曲を選んでいるが、今シーズンは

「国」

今日は今シーズン第一回の「エクスプレッソコンサート」で
「イギリス」

メンデルスゾーンが始めてスコットランドに行った1829年に
船に乗ってフィンガロの洞窟を見て、非常に感銘を受けて作曲した、
「フィンガロの洞窟」の序曲

ヴォーガン・ウイリアムスのチューバ協奏曲

イギリスでやっと世界的な作曲家として出てきた
ベンジャマン・ブリテン作曲のオペラ「ピーター・グライムズ」の
中からの抜粋で作られた「四つの海の間奏曲」


オーケストラの話し上手なホルン奏者が巧妙なジョークを交えながら
解説をする。

今日は満席ではなかった。

オーケストラのイギリス人が「イギリスは人気がないな~」と
ぼやいていたのがおかしかった。